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十二人の怒れる男
2008-10-29 Wed 19:43


十二人の怒れる男

【スト-リ-】
17歳の少年が起こした殺人事件に関する陪審員の審議が始まった。誰が見ても少年の有罪は決定的だったが、一人の陪審員が無罪を主張。 そして物語は思わぬ展開に・・・。
社会派シドニ-・ルメットが放つ、法廷サスペンスの傑作。
密室の中、決して名前が明かされることのない12人の男たちがそれぞれの心理状況や家庭環境によって評決が二転三転していく様がスリリングな法廷ものの名作。

【レビュ-】
法廷ものの中で評価の高い作品という事で、鑑賞した作品です。

法廷で繰りひろげられる、弁護士と検察の戦いを描いた作品はとても熱くなり、双方、正義の名の下に展開される論戦は心に響く印象深い作品も多いですが、この作品は無作為に選ばれた12人の陪審員に焦点を当てた、とても見応えのある作品でした。

狭い評議室で展開される、有罪か無罪かの評議。法廷での審理はすでに白黒ハッキリでている裁判の誰もが楽に終われると思った事件。全員有罪かと思われたその時、ただ一人無罪を主張する男がいました。
そこからもう目が離せない論戦。11対1のその構図は目まぐるしく変わっていきます。
見ているこちらも一言一句聞き逃せない。陪審員の評議というのはとても面白く、難しいなと思いました。

我が国日本も2009年より裁判員制度が実施されます。
アメリカの陪審員制度と日本の裁判員制度は少々違うようで、有罪か無罪かの判断は一緒ですが、日本の制度はさらに、その罪に対する刑罰も判断しなければならないようですね。

やはり、一般市民を無作為に人選し、これから我々も司法に深く関わっていくという事で、良く分からないではこの重責を全うできるものでは無いでしょう。
良識のある公正な裁判を行う事に関わっていく。これは自分かも知れないですよね。一生のうちに裁判員になる確立は67人に1人といわれているそうです。
実際、裁判員に選ばれて公正な判断が出来るか?とても不安になってしまいます。

この作品のように他の人物が全員、自分の判断と違った時、果たして自分の主張をきちんと訴える事が出来るか?そんな事を考えさせられた作品でした。
刑事事件における原則「疑わしきは罰せず」というものを心に置いて、評議に参加できるか。自分がもし、その立場になったら・・・と考えると、とてもとても難しいと思ってしまいました。

この作品は「疑わしきは罰せず」をメインテ-マに置いていますね。司法の授業などでもこの作品を観せるといった事も実際にあるようです。

映画作品そのものとしても評議室内で展開されるという限られた場所での物語ですが、凄く引き込まれ、評議の内容全てを見逃せない、ハラハラして見応えのある作品でした。最後も非常に清々しい、深い余韻も残る素晴らしい作品。
脚本が生命線という、まさに名作ですね。とても面白かったです。

これから裁判員制度が実施されていきます。その前に、こうした作品を鑑賞しておく事。とても良い事だと思いますし、考えさせられる事は多く、収穫のある作品だと思います。必見ですね!

ユウ太的評価 9点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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コメント
こんにちは!ユウ太さん^^
いつも、ありがとうございます★

この作品は、本当に素晴らしい作品ですよね。
色々な方のご意見を伺っていると、皆さん口を揃えて
この作品の素晴らしさを語っていますね^^
やはり、ユウ太さんの評価もかなり高いですね!

来年5月から日本もいよいよ「裁判院制度」が始まろうとしていますが、仰るように一般の方から無作為に選ばれた人物が実際に刑まで判断しなければならないそうですが、
何となく不安ですよね。

「疑わしきは罰せず」まさにグレーゾーンは罰せずの精神は大切だと思いますね。どうしてもあらゆる憶測だけで判断しがちで、「こうではないか」が、「こうに決まっている」と
勝手に決め付けた判断も人によっては下してしまう方も当然いらっしゃるでしょうし、情に流されたり、異性(または同性)だから、加担してしまったり。。人間なので、そういう感情も起こりがちですが、それでもなるべく公明正大に、第3者としての冷静な判断で判決を下して行きたいものです。
そういう意味からしても、この作品を少しでも多くの日本人の方に、観て欲しい作品ですね。
この映画に抵抗があるのなら、せめて「三谷」監督の
作品も見て欲しいな~なんて思いました^^

本当に脚本はその映画の生き死にを左右する
大切な要素であるということを証明している秀作でしたね!

それでは、長々と失礼しました^^
また、お邪魔させてくださいね!
2008-11-04 Tue 13:02 URL | ぴーち #-[ 内容変更] | top↑
★ ぴ-ちさん ありがとうございます。
ぴ-ちさん(^^)こんにちは!
いつも本当にありがとうございます。

はいっ(^^)自分、この作品はとても面白く楽しめ、良い作品だなぁと思いました。
とても良くできていましたよね(^^)
評議室という密室での物語ですが、脚本の出来がやはり素晴らしいのだと思います。

いよいよ裁判員制度が実施されますが、この作品を頭の隅に置いて、皆が毅然とした態度で公正な評議をおこなえるように願いたいものです。

他の法廷もの作品での不条理な評決などは本当に御免被りたいものですね。

それと実は「12人の優しい日本人」を只今、レンタル中ですのでまたじっくり鑑賞しましたら、記事にしたいと思います。こちらも皆さんの評価が高い作品のようですので、楽しみにしています。

鑑賞しましたら、ぴ-ちさんの記事も読ませて頂きますね(^^)

いつも本当にありがとうございます。

2008-11-04 Tue 18:29 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
★ 管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008-11-06 Thu 18:52 | #[ 内容変更] | top↑
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