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殺人に関する短いフィルム
2008-09-09 Tue 19:01


殺人に関する短いフィルム
【スト-リ-】
87年、冬のワルシャワ。
日常のどこにでもある時間の中、あてもなく彷徨い歩く青年ヤツェクは衝動的にタクシ-運転手を殺害する。彼の裁判を担当する弁護士ビョ-トルは殺人のあったその日に弁護士試験に合格していた・・・。

衝動的に殺人を犯してしまった青年の死刑執行に至るまでをリアルに描いた問題作。
十戒をモチ-フにしたポ-ランドの巨匠クシシュトフ・キェシロフスキ監督のTVシリ-ズ「デカロ-グ」の第5エピソ-ドを長編映画として再構成した作品。本作のテ-マとなった戒律は「汝、殺すなかれ」
(参考 Amazon より)

【レビュ-】
なんというか、タイトルの通り「殺人」を淡々と映し出した、非常に深い作品だと思います。
この作品は精神的に非常に負荷がかかりますので万人にはお勧めは出来ません。しかし、そこから伝わってくるものは強烈なものがあります。

ある青年の衝動的殺人から、その後の死刑に処される場面まで、本当に淡々と映像で流れて行きます。
多分、日常の日本でも世界のどこかでも、このようにして人知れず殺人は行われているのでしょう。
殺されてしまう側は、日常の別に変わった事をおこなっているでもなく、普段の生活の中で知らずの内に的にされてしまい、突然に殺されてしまうという、理由もなく理不尽に命を奪われていくのです。

また、殺してしまう側も、世間の誰もが傷ついてる事を知らず、狂気を持っている事など全く気づかれずに生活し、そして別に誰でもよくて衝動的に人を殺めてしまう。ただ淡々と。

最近の日本国内で起きてしまう、理不尽な殺人事件もこの作品のように突然、誰も知らず気づかない狂気で行われていくのだと鑑賞していて寒気がしました。
そして、人を殺す「殺人」というものはこういう感じなのか と映像から迫ってくる強烈なメッセ-ジはもの凄いパワ-がありました。 それと人はやはり、なかなか死なないものだとも実感しました。

この映画の凄いところはこの先にありました。
殺人を犯してしまった青年もまた殺されてしまうのですね。法が執行する「殺人」なのです。その場面もただ淡々と作業するようにおこなわれて行きました。

映像も全体的に暗く写されており少し青みがかった古くさい感じの映像。全体的に暗く、陰湿な感じの映像で全ての映像、描写がリアルでした。

この作品をレビュ-するのはとても難しいですが、強烈なその映像は脳裏に鮮明に焼き付き、離れる事はないでしょう。
「殺人」というものをリアルに、強烈に写した、そして静かな作品。
人の一生って何なのか?人を殺める事の愚かさ、それを弁護する事の葛藤と難しさ、そして死刑とは?正義とは?

自分は果たして、何をこの作品で学んだのか、自信はありませんが深く考えさせられる異質な作品でした。
結局はすべて空虚なのでしょうね・・・ そこに光明を見つけ出し、生きていくのが人生なのかも知れない。そして、それが一番難しい事なのでしょう。

この作品を創った監督の意図を汲み取るのは難しいですが、「何か」を発見出来るかもしれない、深い深い作品だと思います。
一度、鑑賞してみると自分が気がつかなかった「何か」を発見出来るかも知れません。

ユウ太的評価 7点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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