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チャップリンの独裁者
2008-08-07 Thu 19:15


独裁者
【スト-リ-】
第一次世界大戦末期、トメニア(架空の国)のユダヤ人一兵卒のチャ-リ-は戦傷で記憶を失い入院をする。
それから数年後のトメニアは、独裁者アデノイド・ヒンケルの政策でユダヤ人を目の敵にしていた。そんな折、退院したチャ-リ-は生まれ育ったユダヤ人街で元の床屋の職に戻る。
やがて、ヒンケルのユダヤ人への弾圧が強まり、彼らの生活が脅かされ恋人のハンナにまで及ぶと、チャ-リ-は勇猛果敢かつ抱腹絶倒のレジスタンスを開始する。
その最中、ひょっとした事からチャ-リ-がヒンケルと間違えられて二人が入れ替わってしまう事に・・・

劇中、チャ-リ-が独裁者ヒンケルに替わって行う大演説は必見。チャ-リ-という役でなく、チャ-ルズ・チャップリンが全世界に訴える熱弁は映画史に残る名シ-ン。

【レビュ-】
自分が大好きなチャ-ルズ・チャップリンの大傑作という事ですが、つい最近、やっと鑑賞できた作品となりました。
自分はチャップリンといえば名作「街の灯」がとても好きな作品なのですが、この「独裁者」は大好きな「街の灯」と甲乙付け難い、大傑作と言える作品となりました。
また素晴らしい名作に巡り逢えたと言えるほど、大変良い作品でした。

まず、この作品が作られた時代背景ですが、1940年当時、第二次世界大戦が勃発しドイツの独裁者ヒトラ-が全盛期だった頃の作品なのです。
この作品を撮影し始めたのが第二次大戦勃発から二週間後、撮影を終了した6ヶ月後にはフランス第三共和政がナチスによって陥落するという、非常にタイムリ-な制作となっていた様です。

劇中にもユダヤ人街のゲット-、ユダヤ人弾圧やナチ式敬礼など、世界が緊張していた時代にコメディ映画を通してピンポイントでヒトラ-その人とファシズムを風刺し非難するという、非常に勇気のあるそして魂の制作だったのだと思います。
エピソ-ドとして、チャップリンとヒトラ-はとても類似点が多いという事で、明らかにこの当時、両者は互いを強く意識していたと思います。
それは、ヒトラ-はこの作品を2回鑑賞しているという事、そしてチャップリンはそれを聞いて「なんとしても感想を聞きたいね」と言葉を残している という話からも分かると思います。

しかし、この複雑な緊張している時代、この作品は様々な論議を生み、批判や圧力も受ける事があったという難しい作品だったようですね。

こうした背景からもヒトラ-が世界に知れ渡り、まさに最盛期だったその時に、その首領を茶化した内容の作品をつくり公開に踏み切るという勇気と偉業は誰も真似出来ないと思いますし、映画というメディアで非難し、愛と自由を訴える人物なんてなかなか居ないと思います。

またそれまでのチャップリン作品といえばサイレントだったのですが、この作品で初の完全ト-キ-作品となりました。
チャップリン自身がサイレントに拘り、その表現で数々の名作を制作していた信念がとても有名だったのですが、そのサイレントを捨てて自らがその当時の世界に訴えた名シ-ンがヒンケルに替わりチャ-リ-が行った大演説です。

この演説は一人でも多くの方に聞いて頂きたい。とても素晴らしいです。
まるで「夢のような理想論」と批判する方もいるかと思います。けれどこの演説は昔から繰り返されてきた争いや人種差別を猛烈に批判し、愛と自由を説いています。
今も世界で争いが絶えず、絶望と苦しみの中にいる人が大勢いますが、世界の願いは平和だと思います。それに少しでも近づけるように、皆の心が平穏になるように、この演説は残して訴え続けなければいけないと思いました。
そしてやっぱりチャップリンの愛をとても強く感じました。温かい、愛情溢れるチャ-ルズ・チャップリンという人物はやはり偉大だなと思います。

この大演説のシ-ンは最後の最後に登場するのですが、この作品を最初から鑑賞して楽しんだ後に、聞いて頂きたいです。
自分はずっと笑って楽しんで鑑賞してましたが、この演説を聞いて、また久しぶりに涙しました。大泣きです。汗っ

コメディ作品ですが、キチンとした反戦のメッセ-ジが込められた素晴らしい作品です。
個人的には、「ヒトラ-最後の12日間」も鑑賞するとよりこの当時の事とヒトラ-という人物が分かって面白いかなと思います。

ユウ太的評価 10点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。


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