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路上のソリスト
2009-12-09 Wed 19:08



路上のソリスト



【スト-リ-】
LA.タイムズのコラムニスト、スティーヴは仕事に追われ、結婚生活も破綻し、自暴自棄になりそうな日々を送っていた。そんなある日、澄んだヴァイオリンの音色を耳にする。そして、スティーヴは、無心に2弦のヴァイオリンを奏でるナサニエルと運命の出会いを果たす。こんなにも美しい音楽を奏でる音楽家が、なぜ路上で暮らしているのか・・・?
そんな彼についての記事を書くために、スティーヴは取材を重ねていく。そして、ナサニエルのその数奇な人生を発見していくことになる・・・。

L.A.タイムズの有名コラムニスト、スティーヴ・ロペスが書いた実話の映画化。ロバート・ダウニーJr.×ジェイミー・フォックス共演作。



【レビュ-】
自分は結構、クラシック音楽なども好きで、特にヴァイオリンを始めとする弦楽器の音は癒しとしても好きなものでして、鑑賞してみました。

物語としては本当にあったコラムを基にしているということもあってか、凄く淡々としている印象がありました。
自分はもっと感動するヒュ-マンドラマだと思い結構、期待していたのですが実はあまり感動はしなかった感じです。

でも

この作品は一人のコラムニストの目を通して、元ジュリア-ド音楽院に在籍していた人物が何故、路上生活者になったのか、彼は何故その様な環境に居ても音楽を奏でているのか。というナサニエル個人を観ていると同時に、彼と同じく路上に溢れている多くの人物とその現状を表しており、もっと大きな事を題材にしている作品なのだと感じました。


元ジュリア-ド音楽院で将来を有望されていたナサニエル。彼はヴェ-トベンを敬愛し、その心は音楽に満ちあふれている人物でした。
恵まれた環境の中で、洗練された技術をそれ以上伸ばそうと、多くのア-ティストを生んだジュリア-ド音楽院で、彼は苦しんできました。
そこから離れて公園で愛するヴェ-トベンの像を前に、自由な音楽を奏でる。 その時の表情は純真無垢で、心から音楽を楽しんでいる印象を受けましたね。 また、2本だけの弦が生み出す音も妙に味があって良いなぁと自分も聴いていました。

この路上のソリスト、ナサニエルを演じたジェイミ-・フォックスも実際、ジュリア-ド音楽院でピアノを学んでいたのだとか。あのヴァイオリンやチェロを演奏する姿も何処か雰囲気があって、なるほどと思いましたよ。


路上のソリスト イメ-ジ2



そんな彼に偶然出逢い、彼の事をコラムのネタにしようと接触するのがLAタイムズのコラムニスト、スティ-ブ・ロペスでした。
彼は最初、これは面白い男を見つけた と思ったのでしょう。しかし、ナサニエルの技術、奏でる音、それと音楽を愛する心に気付き心底、ナサニエルを助けたいと思ったのでしょうね。勿論、ナサニエルが路上からカムバックして成功するサクセス・スト-リ-をコラムで取り上げらにれれば、ロペス自身も賞賛を手にするチャンスだったと思います。

ですが、ナサニエルが本職だったチェロを手にし、演奏を始めた瞬間、それまで溢れていた音がナサニエルのチェロの音一つになり、感動の心が上空にまで突き抜けて昇華する。 あの感覚を見たロペスは一気に心を動かされたのかなと解りました。

またナサニエルをオ-ケストラのリハ-サル現場に連れて行ったシ-ン。
身体中でその音楽を吸収するかの様に感じるナサニエルを見て、またこの時同時に鑑賞している我々にも、ナサニエルの感じている精神の奥底を見せられ、彼が本物だと教えられます。

この二つのシ-ンは大音量で観たいシ-ンですね。うちのウ-ファ-は大したものではないですが、それでもビンビンに伝わってきました。やっぱりクラシック音楽は良いなぁと改めて思いました。


そのロペスを演じたロバ-ト・ダウニ-Jrの表情は多くの心情を表していました。この役はなかなか表現しづらい難しい役だったと思いますが、流石に上手く演じていたと思います。それに短髪の姿も良かったし、色々とコミカルな面も流石にやってくれますね。「コヨ-テの尿」のシ-ンは良かったですね~(^^)



物語にドラマチックな起伏があんまり無い内容で、やはり主演2人の演技は良かったと思いますね。
特に、ジェイミ-は路上のソリスト、そして統合失調症で苦しむ難しい役を本当に素晴らしく演じていたと思います。


路上のソリスト イメ-ジ1



この物語と並行して、現在アメリカだけでなく日本でも問題になっている路上生活者たちも捉えて、テ-マにしていた
ものもありました。
日本も昨年、年末のニュ-スで話題となった路上生活を余儀なくされた人々の問題。それには失業や就職難の問題、病気、高齢、薬物、犯罪など、様々なもんだいもカメラに収めて現代の実情や問題も浮き彫りにしていました。

ただの感動物語ではなく、コラムニストの目はその周りにある皆が視界に入れようとしないものまでを取り上げていたようでした。
多くの人が目にするコラムとは、このように視野を広く持っていなければいけないのでしょうね。

そうした部分に感心してしまったという、何だか妙な感想をもったレビュ-となりました。


でも音楽と深い精神の世界までもを表現していた映像がとても印象に残った作品でした。 あの鳩が飛ぶ、バ-ドビュ-的なシ-ンはちょっと大げさな気もしましたが、他の映画「バ-ディ」を思い出しました。 ちょっとパクリっぽかったけど良かったです。(^^)




ユウ太的評価 6点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。

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コメント
★ こんにちは!
昨晩はチャットでどうもでした!

私もこの映画は、
思っていたよりはグッとこなかったのが残念です…。
オーケストラのリハのシーンとか
私も鳥肌が立つほど好きでしたが、
物語自体が手を広げ過ぎたせいで
主題が分散してしまったように思います…。


でもロバダニ、ジェイミー・フォックスの演技は
良かったですよね~っ!
ロバダニの演技だけでも1800円払えます、私(笑)
尿騒動はおかしかったです!
劇場内が笑いで包まれたことに感動しました。

先日はコメントありがとうございました!
またTBさせてください!
2009-12-13 Sun 16:48 URL | なるは #-[ 内容変更] | top↑
★ なるはさん ありがとうございます。
なるはさん(^^)こんばんは!
いつもありがとうございます。

チャットの方もチョイ参加でしたがありがとうございました。
とても楽しく、皆さんの素顔が少し見れたような気がして、本当に面白かったです。(^^)

そうですね~。この作品は自分も大いに期待してしまいました。その分、少し満足がいかない仕上がりに思えましたが、やはり音楽が流れるシ-ンは心に迫るものがあったと思います。

ただ、仰るように色んなテ-マを入れすぎちゃった感がありますね。おかげで主題が見えにくくぼやけてしまい、それぞれが薄く広がってしまった感じでした。

それを補っていたのがジェイミ-とロバ-ト・ダウニ-Jrの演技でした。 自分は特にジェイミ-でしたが、なるはさんはやっぱりロバダニですね~(^^) そうこなくっちゃです。

でもやはりコミカルな演技は流石、「チャ-リ-」で見せたあの動きと同様に、「魅せる」ものをちゃんと纏っていますよね。 彼の動きの演技は素晴らしいと思います。

いえいえ、自分もなるはさんの記事にコメントをあまり寄せられませんですみません。
色々とフランスの事とか、TBして頂いてる作品とか、読み応えがあってリアクションしたいと思っているのですが・・・。

TBもいつも本当にありがとうございます。(^^)またお邪魔させて下さいね~(^^)
2009-12-14 Mon 19:18 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
★ こんにちは☆
鑑賞しました☆
まぁ、そこそこでしたね。

私は常々、人が人を、救うとか、助けるとかは、出来ないと思っているので、話の流れは当然かと思いました。
路上生活者の事は、申し訳ないけど、日本はまだマシなんだわ、という程度でしょうか?深く考えようにも、考えても私には何もできないし・・・。

>この路上のソリスト、ナサニエルを演じたジェイミ-・フォックスも実際、ジュリア-ド音楽院でピアノを学んでいたのだとか。あのヴァイオリンやチェロを演奏する姿も何処か雰囲気があって、なるほどと思いましたよ。

これは知らなかったので「ほぉ~」という感じですネ。
確かに、雰囲気は、なじんでいたように思いました。

ナサニエル、と呼びつけにしていた事で、やっぱり下に見ていたと、ロペスが自分自身で悟る場面が好きです☆
上から目線、というのは、何も生み出さないのだから。あ、ヒロインも華のない人でしたね~!

まぁまぁでしたね~。主演の二人とも可もなく不可もなし、ですね。内容も褒めようにも、ムリかな?と言って、けなすほどではないけど・・・精神疾患の人を扱うのは、映画ではかなり演出に力がないとね~。

ただ、この作品を見ようと思ったのは、こちらのレビューがある事を知っていたからです☆自分が見るまで読まないでおこうと思い、さっき初めて読ませてもらいました。
この物語に、これだけのレビューを書けるユウ太さんがすごいですネ♪

追伸:今調べたら、監督は「プライドと偏見」「つぐない」の人で、納得ですわ、私3作品とも、ダメですネ。
ただ、ものすごくダメなのではなく、一見良さそうなのに実はダメ~な感じという感じで、この監督さんには「愛」を感じません、残念です。まぁ若いから仕方ないのかな???

長いコメントになってしまいまして、申し訳ございません。(ペコリ)
2010-09-08 Wed 17:18 URL | miri #jSBoJ0Ww[ 内容変更] | top↑
★ miriさん ありがとうございます。
miriさん(^^)こんばんは!
いつもありがとうございます。

前の記事にもこうしてコメントを頂けてとても嬉しく思います。(^^)

この作品、そうですね~ 自分もすごく期待してしまったのでイマイチ感があってまぁまぁの作品という印象でした。
ジェイミ-・フォックスとロバ-ト・ダウニ-・Jr主演二人だからとか、音楽を扱った映画だからとか、そうした観念から入ってしまったので、異常に期待値が高かったです。
しかし、色んなものを詰め込みすぎでテ-マが見づらく、感動や心を動かす要素が薄く広がっちゃったという印象です。

でも、あのナサニエルの音楽を聴いた時の心象世界というか、精神の奥底を表した映像はとても良かったと思います。ぶっちゃけ、今も印象に残っているのはあのシ-ンくらいだったでしょうか。。。
その時の音楽も大変良かったと思います。

miriさん的には可もなく不可もなしという事で、同感ですが、自分の記事を読み返してみると結構、良い作品みたいに書いちゃってますね!汗っ
まぁでも折角、記事にするので色々と汲み上げてみようと半分必死ですが、最近の文章よりもまともに書いてる感じがします。

最近は上手く書けないなぁと感じておりますので・・・汗っ

miriさんも、こちらの記事で鑑賞して下さったのはとても嬉しいです。が、評価が甘め判定なので参考にならなかったかも知れませんね。すみませんです。汗汗汗っ


「プライドと偏見」「つぐない」は未見なのですが、観ようという予定は今のところありません。きっと自分もダメかも知れませんが、どうなのでしょうか?(^^)

いつも色々と本当にありがとうございます。
台風は大丈夫でしたか?明日は晴れると良いですね~(^^)
また明日も頑張りましょう!!(^^)
2010-09-08 Wed 18:59 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
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