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重力ピエロ
2009-11-01 Sun 18:33



重力ピエロ



【ストーリー】
遺伝子研究をする兄・泉水と、自分がピカソの生まれ変わりだと思っている弟・春。そして、優しい父と美しい母。平穏に、そして陽気に過ごすこの家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった時、事件は始まる。謎の連続放火事件と、火事を予見するような謎の落書き(グラフィティアート)の出現。落書きと遺伝子暗号の奇妙なリンク。春を付け回す謎の美女と、突然街に帰ってきた男。すべての謎が解けたとき、24年前から今へと繋がる家族の"謎"が明らかになる・・・。

強い絆で結ばれた家族の決断とは? 常識を超えた大きな愛に心で泣く、家族の愛と謎の感動ミステリー。
発行部数122万部突破の大ベストセラー感動ミステリーがついに映画化!!
「このミステリーがすごい! 2009年版」第1位受賞作家・伊坂幸太郎の最高傑作!!



【レビュ-】
この作品は先ずタイトルに非常に興味を持ちました。 この不思議なタイトルの意味を知りたかったのと、劇場公開時のシネコン雑誌で取り上げられていたのを読み俄然、鑑賞したかった作品です。

劇場での鑑賞は実現しませんでしたがようやく、DVDにて鑑賞。

原作が「アヒルと鴨のコインロッカ-」の伊坂幸太郎作というのも大変に興味がありました。

原作は未読なのですが、原作と同様に始まる冒頭から何やら穏やかでない物語の始まり。
主人公の兄弟、兄の泉水と弟の春。 この兄弟が実に良くて自分は加瀬亮は前から雰囲気のある良い役者だなぁ と思っていたので嬉しかったですね。
それと弟の春を演じた岡田君が本当にいい男で、この二人に自然と引き込まれていました。

が、この時もうすでにこの物語にある謎の伏線になっていたとは自分も後で知る事になりました。

重力ピエロ イメ-ジ1


この物語はミステリ-作品といわれていますが、ミステリ-部分というのはそんなに複雑な推理などは要らない程、「謎」に関しては少しずつ明らかになってくるので謎解きを楽しむ話ではなかったですね。

家族の謎や事件は途中で完全に明らかになってしまいます。途中までは「ほう、ほう。」「なるほど。」
とミステリ-な部分がありますが、それよりも大きなテ-マがこの作品にはありました。

それは「家族の絆」でした。

謎解きの部分にDNAなど難しい分野の話が出てくるのですが、これが深い意味を持っていました。
この先の謎はここではもう、触れませんが暗号のように使われていたものが、この物語に非常に大きな意味を持っていました。


家族の絆。父親と母親、兄と弟のこの4名とタイトルの「重力」、「ピエロ」。 最後まで観ればこの意味が解ります。

ピエロはこの家族だったんだなぁ。ピエロは笑っているけど目の横には涙が一粒。顔で笑って心では泣いて・・・。

彼らの生きてきたそれまでが切なく、でも強く生きてきた。そして強い絆で結ばれる。。。
最後のシ-ンはこの家族の全てを象徴していました。

父、母の両親は強かった。特に小日向さんが良い感じで演じた父親は一見、穏やかで真面目だけが取り柄みたいな印象ですが強かったです。
現実にもし自分があのような事に直面したら、神様に「自分で考えろ」と言われても考え込んで頭がおかしくなりそうです。

父は強かった。うん、良かった。

重力ピエロ イメ-ジ2


色々な伏線があり、少しずつ解ってくる謎、家族の過去。自分は静かに引き込まれました。そして意味が解った「オチテクル」冒頭とラストのシ-ンも、う~ん。思わず唸ってしまいます。

伊坂作品は本当に深いなぁと、今回も思わされましたがシリアスな問題に色々と触れていました。
人によっては共感出来ないというテ-マや描写が入っていますし、彼らの取った行動に賛否両論が勿論、あると思います。

それでも重さを感じさせない作りと余韻は流石、最高傑作と言われた作品だと思います。


子供時代を演じた子役さんたちも加瀬、岡田両氏に姿も雰囲気も本当によく似ていて、素晴らしかったと思います。


重力ピエロ イメ-ジ3


俳優陣がとても良かったですね~(^^) それとやはりタイトルの妙。この「重力ピエロ」と付けられたタイトルには深い深い、意味がありました。自分はこの意味を知りたくて鑑賞したのですが、意味が解って本当に深くて上手いなぁと思いましたよ。


今回も、またまた引き込まれた伊坂作品でした。



ユウ太的評価 7.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。


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コメント
こんばんは!
重力ピエロというタイトルには、本当に深い意味が込められていた作品だったと感じます。
原作の細かい箇所は省かれてはいましたが、いつも失敗に終わってしまう伊坂作品を上手くまとめ上げたと関心させられる出来でした。
何よりも加瀬君と岡田君などの雰囲気がとても良く、絶妙のキャスティングでしたね。
静に作品の持つ雰囲気に見入ってしまい、余韻が気持ち良い作品だったと思います。
またお邪魔します。
2009-11-01 Sun 19:25 URL | ワールダー #SFo5/nok[ 内容変更] | top↑
★ ワ-ルダ-さん ありがとうございます。
ワ-ルダ-さん(^^)こんにちは!
いつもありがとうございます。

この作品は以前から鑑賞したかったので、本当に良かったです。(^^)
ワ-ルダ-さんの記事を参考にさせて頂いたのは言うまでもありません。いつも助かっております。

伊坂作品についてもワ-ルダ-さんはお詳しいので、毎度参考にさせていただいているんですよ!(^^)

で、この作品。本当に深くて上手いなぁと思った作品でした。タイトルに惹かれて鑑賞したいと思ったのですが、そのタイトルの意味も自分なりに掴む事が出来て、余計に上手いと思いました。(^^)

しかし、自分は原作の小説の方は読んでいないので比較は出来ませんが、小説による伊坂孝太郎の世界というのは文章での表現や構成が素晴らしいと聞きますね。
この映画はそんな世界観を上手く出していたとの事。完成度も高いのですね~(^^)

それと俳優陣は皆、本当に良かったと思います。主演の二人も両親も、そして子供時代の子役さん。本当に似ていて違和感が無くビックリしました。

ラストは何とも言えない不思議な余韻を残す、これまた記憶に深く残る作品だと思いますね。

いつも本当にありがとうございます。(^^)じぶんもまたお邪魔いたしますね!
2009-11-02 Mon 17:43 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010-04-23 Fri 18:21 | #[ 内容変更] | top↑
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2010-04-26 Mon 20:39 | #[ 内容変更] | top↑
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90点(人間ドラマとしても見応え十分) ごく普通の家族というわけではない。しかしその絆は、うらやましいほどに強く、真実味があります。 原作よりも映画の方がいい感じでした。 …
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