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ブタがいた教室
2009-07-03 Fri 19:28



ブタがいた教室


【スト-リ-】
「ブタを飼おう! 大きくなったらみんなで食べよう!」
新米教師の星先生は、ある大胆な授業を計画していた。それは、ブタを飼って大きくなったら、みんなで食べよう。生徒たちに生きているものを食べるという意味を考えさせるという目的で、1年間「食べる約束」で子ブタを飼い始めた。そして迎える卒業式。クラスを二つに分けた涙の激論の中、26人の生徒たちと星先生が最後に出した「答え」とは・・・

1990年に大阪の小学校で実際に行われ賛否両論を巻き起こした授業を映画化。子供たちによる果てしない議論が始まる!


【レビュ-】
最近の邦画の中で、劇場公開の時よりすごく気になっていた作品でした。DVDにてやっと鑑賞出来ました。


実際に行われた授業を映画化したものということで、いやはや凄い授業をやったんだなぁという関心が自分の中で大きく、非常に興味を持って鑑賞しました。
小学6年生のクラスで卒業するまでの1年間、ブタを育ててみんなで食べよう!と先生が持ってきたそれは、なんと生きたブタ。しかもまだ小さくてとっても愛嬌のある可愛い子ブタちゃんでした。

時は4月。まだ可愛い!と言うだけで後にやってくる辛い出来事も理解出来ずに、クラスのみんなはそのブタを飼うんですね。ここではやはり、まだまだ子供。最初から「食べる」為に飼うんだという事は頭のどっかから消えてしまって、可愛さばかりが先行してしまい皆はその子ブタに「Pちゃん」と名前を付けてしまうんですね。

この時点でもう、情が移ってしまうでしょう。子供は純真で可愛いと思いました。大人の自分から言わせてもらえばこの時点でOUTですね。

ブタがいた教室 イメ-ジ2


それからは皆がPちゃんを可愛がり、一生懸命世話をしていくのですが食べるという事は完全に消えてしまっている。先生の狙いは果たして思惑通りに行っているのか、自分は観ていてハラハラしてきました。
臭いが強烈な糞尿の掃除も、夏の台風による嵐の夜も、懸命に世話をする子供たち。観ていて健気でこの先の展開に不安を抱きました。

先生の台詞「僕は生徒に残酷な事をさせているのだろうか?」。とても考えさせられますが、人間は残酷な生き物です。
他の生命を食して行かなければ生きていけない。それが鶏、豚、牛などの肉類。そして魚などの魚介類。もちろん菜食主義や最近はマクロビォテイックというのもありますが、大多数の人が命あるものを食していると思います。

また、古来よりそれぞれの国で培ってきた食文化は時に他の民族からは非難を受ける事もありますよね。例えば日本ですと鯨など。
牛、豚は食べても鯨は賢く雄大な動物だから可哀想だ。というものです。

でもこれは同じ生命を食している事には変わりません。何が良くて何が悪いのか。そのような事も考えさせられる内容が出て参ります。


ブタがいた教室 イメ-ジ1



そして時は流れて2月。もう少しで卒業という時期に、最初「食べる」と言う条件で飼ってきたPちゃんをどうするか?という議論がこの映画の見所でしょう。
実際、この子役達にはこの議題について白紙の脚本が渡され、そこには結末も書かれていなかったという事です。
自分たちの考え、言葉で台詞を言わせたという迫真のディスカッションが見られました。

「食べると言う事はPちゃんを殺す事なんだよ。」、「一緒に卒業出来ないんだから食べる事が責任。」
このディスカッションに突入する前に先生が述べた言葉は、この論議に正解も不正解もない。皆が心ゆくまで話し合いをするんだ。という非常に濃い議論でした。

この授業は食べる事とはどういう事?生命を食するとは? と真剣に考えさせられる素晴らしい授業だったと自分も思います。今の世の中、この日本では食べるものに溢れ豊かな食生活を送っている人が沢山、いる事でしょう。贅沢に食物を口にしている人、食べられないからと沢山の食料を残して捨ててしまう人。このような人が多いと思います。
また、日本の生ゴミ、食材の残飯ゴミの量も半端じゃない数字ですね。

最近の人の中には食せる喜び、感謝を忘れてしまっている人も多いと思います。肉や魚は加工済みのものしか見なくて、子供の中には魚は切り身だと真剣に思っている子も居るという驚きの答えもあったとか。
元は生きている生命。その尊い生命を戴いているという事。この作品で改めて教えてもらったと感じました。ある生徒さんの意見で「Pちゃんを食べたら、Pちゃんが私の体の一部になる。」鋭く良い意見が聞けたなぁと思いました。


で、その議論の終着はここでは書きませんが、最後は自分的にちょっと納得はいかなかったです。
決着がついていない気がするんです。自分は。
生徒も先生も皆が皆、真剣に考え生命に向き合ったと思います。ディスカッションもとても良かった。自分は議論の場面はウルウルしてしまいました。涙。

しかし、最後の答えを出したならば・・・・・。 この映画ではこの授業は完成していないと自分は思います。

食育とは残酷で厳しいものなのでしょうか?実際の基になった原作の授業もどうやら酷い結末のようですね。

食べ物を考える作品だけに、自分の感想は「消化不良」で終わってしまいました。

ブタがいた教室 イメ-ジ3

でも、このPちゃんは可愛かったし真剣な子供たちの意見交換はとても良かったです。
良い作品だと思いますよ!(^^)




ユウ太的評価 7点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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コメント
こんにちは!
テレビ放送を観て衝撃を受けた内容だったので、劇場に足を運び鑑賞した作品です。命を考えるのには、小さな子供から大人まで幅広く鑑賞出来る内容だと思います。自分達で育てたブタを食べる。言葉で言ってしまえば簡単かもしれませんが、情が移り可愛がってきたPちゃんを食べるということは、子供達には葛藤があったと思います。大人でも難しい問題でしょうし、一概に何が正しいかは正直わかりません。しかし、生きていくには食べなければ死ぬだけ。実際に家畜を殺して食べていた頃を考えれば、自然なことなのかもしれませんね。命をいただくのだから、残さず食べるのが最低限のマナーだと思います。そうすればゴミも減りますし、命を粗末にしないで食することができるのですが…。
子供達のディスカッションにはヤラれてしまいました。台本にはない本音の気持ちでぶつかり合う姿に、スクリーンが涙で滲んで観えなくなってしまいました。鑑賞しながら一緒に子供達と授業を受けた感覚になれる作品でしたね。
またお邪魔します。
2009-07-05 Sun 14:37 URL | ワールダー #SFo5/nok[ 内容変更] | top↑
★ こんにちわ^^
そうですか、こういう話は聞いた事はあるんですが
映画になっているのは知りませんでした。

食というものを考えるという事は、特に子供の時は
必要な事だと思いますね。
しかし、ペットとして飼った後で食べるというのは
ちょっと無理な気もしますが・・・
考える機会を与えるという意味では良いですけれどね
そう思う人もいたりするのかも??

お忙しそうですね^^私もそうなんですが・・・
体大事になさって下さいね~♪
応援して帰りますpp
2009-07-05 Sun 15:46 URL | たえ #fddzkx5k[ 内容変更] | top↑
★ ワ-ルダ-さん ありがとうございます。
ワ-ルダ-さん(^^)こんばんは!
いつもありがとうございます。

ワ-ルダ-さんは劇場で鑑賞されたとの事で記事にもされておりましたが、この実際の話を扱ったTV放送もごらんになっていたのですね!
自分は残念ながらTVは観る事が出来なかったのですが、劇場公開時にとても興味がありました。

この作品を観て、食と命を考える素晴らしいテ-マだと素直に感じました。
現在、食に対する考えは色々と問題があり、大量のゴミ問題から食の安全まで騒がれる時代になってしまいました。
また、命に対する考えは食と大きく関わりがあり、食べ物と命を粗末にしてしまう残念な出来事が多くなっていると深く考えてしまいますね。

この作品はそれらに鋭い問題提起をしてくれたと思います。その映像は本当に真に迫っており、ドキュメントのようで好印象でした。
特に学級会のようなディスカッション。自分も同じく目をウルウルさせながら釘付けになりました。子供たちの真剣な議論には圧倒させられましたね。

本当に仰るとおり、何が正しくて何がいけないか というのは自分も分かりませんし、色んな考えと答えが存在するテ-マだったと思います。そうした議題に真剣に向き合った子供たちはきっと素晴らしい「何か」を掴んだ事と思いますし、そう思いたいですね!

この作品は大人から子供まで幅広い世代に観てもらいたい、特に小学生くらいの年齢からは真剣に観てもらいたい、良い作品だなと思いました。

はいっ(^^)沢山想いのつまったコメントを本当にありがとうございます。
こちらこそ、またお邪魔させて頂きますね!(^^)
2009-07-06 Mon 20:52 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
★ たえさん ありがとうございます。
たえさん(^^)こんばんは!
いつもありがとうございます。お世話になってます。

はいっ!このような作品が映画として公開され、DVDでもリリ-スされました。自分はレンタルにて鑑賞しました。

食を考える事、そして命について考える事。そうしたシビアなテ-マを真剣に考え話し合う子供たちの姿。観ていて胸が熱くなりました。

普段、少しは感じていてもなかなか話し合う機会のない、難しい議題でしたが、映画として問題提起したのは大変、意義があったと思います。
そうですね、この作品は幅広い世代、より多くの人に観て感じてもらいたいですが特にこの作品に登場する小学生の同年代にお勧めしたいですね。

食と命に対して考えてみる。とても良い作品だと思います。(^^)

それとご心配もありがとうございます。
そうなんですよ~最近、毎日忙しいです。汗っ
でもとても充実しておりますし、自分はこう見えて(見えないっすよね~汗)タフなので元気で過ごしています。

たえさんも同じくお忙しいとの事。たえさんもお身体に気を付けて頑張って下さいね!
ご心配と労いのお言葉。そして応援まで、本当にいつもありがとうございます。
感謝!(^^)
2009-07-06 Mon 21:03 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
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