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ブラインドネス
2009-05-28 Thu 19:45



ブラインドネス


【ストーリー】
始まりは一人の日本人男性だった。突然目の前が真っ白になり完全に失明する謎の伝染病は、彼の発症を皮切りに爆発的な勢いで拡がっていく。有効な治療法のない中、政府がとった政策は感染者の強制隔離だった。次々と収容所に集められていく人々。最初に失明した日本人とその妻、彼を診察した医者や売春婦、黒い眼帯の老人、幼い少年・・・。
そしてその中にただ一人"見えている"女がいた。なぜか発症を免れたが、夫の身を案じて紛れ込んだ医者の妻だった。収容所は軍によって厳しく監視され、食料や薬品の要求もままならず、衛生状態も日増しに悪化していった。感染者の不安はやがて苛立ちへと変わり、所内の秩序は崩壊してゆく。生き残るのは果たして誰なのか―?

全世界、失明。
恐怖の伝染病。地獄と化した街。人類を震撼させるサバイバル・パニック・サスペンス。


【レビュ-】
劇場公開時に観たいと思っていた作品でした。DVDにて鑑賞出来ました。

この作品、先日観た「シティ・オブ・ゴッド」の監督、フェルナンド・メイレレスだったんですね~そうとは知らずに興味を持っていました。

鑑賞して、なるほどその映像の拘りみたいなものが随所に感じられる、今回もまた非常にセンスを感じた映像でした。

ブラインドネスという事で、人々が突然に視力を失い無秩序の社会にいきなり放り込まれるとどんな感じなのか?というリアルな作品でした。
視力が無くなる病気、そしてそれは次々と感染していく・・・というのはあまりリアルを感じなかったのですが、目が見えなくなった人達を隔離し、その無秩序で荒廃していく社会にとても興味を持って行かれ現実的にいきなり皆が視力をうしなったらこんな感じなのかな?と恐ろしくも妙にリアルに感じてしまいました。

この作品は多分、原作者、監督、制作者側からの「どうだろう?」みたいな問いかけのように感じました。
それはこの物語が病気によるただのパニックに重点を置いたものではなく、そういう極限状態の中の人間ドラマを描いていたと感じたからです。

ブラインドネス イメ-ジ1

他の人が次々と病魔に襲われ、全く目の見えない状態の中、ただ一人視力を失わず見える女性が居る。その彼女が目の当たりにする人間の本質。
人間の本能というか、「欲」でした。その本質=本能が生々しく描かれています。
人によっては、特に女性にとっては直視したくないような非常に重たいものでした。酷く胸糞が悪くなるような、と書くと悪い言い方になってしまうと思いますが、そのような表現がピッタリとあてはまるような事。

しかし、実際全ての人が目が見えない状態になり、自分の力で生きていかなければならない極限の世界では人間は愚かな事に、この作品の様な愚行をしでかすのでしょうか。哀しいですがありえそうでちょっと怖いです。

そのような描写を入れて何か訴えてきている様な、この作品みたいな事が起こったら、きっと人間はこのような行動をとるのではないかな?と見せつけられた印象を持ちました。

あり得ないような事も色々とありましたし、もっと頭を使いなさいと突っ込みたくなる様な事柄も登場してきますが、それ以上に深く考えさせられる。そんな作品だと自分は感じました。


興味を持って観たのはそれ以外に、フェルナンド・メイレレス監督の拘りを感じられる映像。「白い病」と称された視界が真っ白になって見えなくなるという病気を表現する白くぼやかす映像や、影を多用した映像。また、ガラスなどに反射させて人物を映し出すカットなど、色々と工夫された映像を興味深く観てしまいました。
陰影や白く眩しい映像は、これまたこの監督の表現方法として魅せてくれるなぁと感じられたものでした。

ブラインドネス イメ-ジ2

それと日本の伊勢谷友介と木村佳乃が登場し、そちらにも興味をそそられましたがちょっと違和感を感じたシ-ンもあり、こちらはまぁこんなものかなとちょっと期待外れになってしまいましたね。
でもまぁ日本人夫婦もこんな感じだなぁと、それなりにこの作品の雰囲気には合っていたので良しとしたいと思います。


非常に重く辛いスト-リ-でしたが最後には救いが見られました。最後の方のシ-ンは結構、印象に残る程、映像も美しく感じ、良かったと思いました。
しかし、目が見えるっていう事は当たり前になっていて普段思う事はなかなか無いですが、本当に有り難い事なんだなぁとこの作品を観て、改めて思いましたね。

目が見えなくなったら人のサポ-トを沢山受けないと厳しいでしょうね。まして突然、見えなくなったら・・・と思うと辛いですね。
当たり前の事に感謝です。




ユウ太的評価 6点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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コメント
こんばんは!
伊勢谷友介と木村佳乃が出演していましたが、どうも違和感が終始ありました。外国で日本人夫婦というのはこういったイメージなのかもしれませんが、もう少しいい演技が観れればと思ってしまいました。
突然目が見えなくなれば、きっとボクもパニックに陥ってしまうと思います。そんな中、作品で描かれているような残虐で醜い部分が出ないという保証はないものです。生きるためには食料が絶対に必要ですし、極限状態になればまともな理性などがなくなり、本能のままになってしまうのかと鑑賞中考えさせられました。醜い部分が浮き彫りになっていましたが、それでもラストの微かな希望には救われたような気がしました。

相互リンクしていただきありがとうございました。これからもお邪魔しますので、宜しくお願いします。
2009-05-29 Fri 19:30 URL | ワールダー #SFo5/nok[ 内容変更] | top↑
★ 観たい!…ですが…
私も劇場で観るのを逃した者です…。
いざDVDレンタルが始まっても、
まだ手を出せないのは
物凄く重たそうだから…。
気持ちに余裕がないと大変かなぁと…。

でも、
>最後には救いが見られました
ちょっとこの言葉で勇気が出ました!
いよいよ観ようと思います!!!!
2009-05-30 Sat 15:17 URL | なるは #-[ 内容変更] | top↑
★ ワ-ルダ-さん ありがとうございます。
ワ-ルダ-さん(^^)こんばんは!
いつもありがとうございます。

はい~ 伊勢谷友介と木村佳乃はちょっと難点がありましたね。自分も違和感を覚えたシ-ンが何個かありました。
また、DVDで鑑賞だからなのか日本語の台詞にも日本語で字幕が入りそれもまた違和感がありました。
でも日本人の夫婦が外国の人の中に居るとあんな感じなのかなぁと。まぁそれは良しとしようという具合で鑑賞してました。汗っ

目が見えなくなるというのは普段、あまり考える事がない事象ですが、いきなりこのような病が大流行し、パンデミック状態になったら恐ろしいですね。
それとそれよりも人的被害というか、無秩序の中にいきなり放り込まれるというのも恐ろしいものです。

この作品「あなたならどうしますか?」みたいな問いかけを感じたので自分がこのような状況になったら・・・という思考で鑑賞してしまいましので評価はとても難しかったです。

それでも映像手法とかにちょっとセンスを感じ、また、ラストの方で救いがあったので最終的にはなかなか見応えがあったなぁという印象に終わる事が出来ました。(^^)
重たい内容でしたが観る者も最後には解放されて良かったと思いますね。(^^)

それと相互リンクも本当にありがとうございます。(^^)
こちらこそまたお邪魔させて頂きますので宜しくお願い致しますね。(^^)

2009-05-30 Sat 18:57 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
★ なるはさん ありがとうございます。
なるはさん(^^)こんばんは!
またまたコメントを頂きましてありがとうございます。

なるほど、まだ鑑賞してらっしゃらないとの事ですが、ご想像の通り内容は重たいです。
女性が観るに不快感を覚えるだろうというシ-ンもあります。汗っ

なるはさんが心身共に余裕がある時に鑑賞するのが良いと自分も思いますよ。
しかし、そうですね~最後に救いはありました。内容は細かくコメントは控えますが、重たいままラストには至りませんです。

なるはさんの中のGOサインが出ましたら、頑張って鑑賞してくださいね!(^^)
また、鑑賞して記事にしたら是非、読みたいと思いますので宜しくお願い致します。

いつも本当にありがとうございます。(^^)
2009-05-30 Sat 19:05 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
★ ユウ太さん、こんにちは☆
昨日は素早い返信を有難うございました☆
少しお仕事の方、落ち着かれましたか?
連続でガンガン攻めたいと思います☆

路上のソリストの事ですが、
>自分もすごく期待してしまったのでイマイチ感があって
>miriさんも、こちらの記事で鑑賞して下さったのは

私はいつもほとんど映画の事を知らず調べずに見るのですが、ユウ太さんや皆さんが「レビューを書いていた事」だけを覚えていて、それを参考にさせてもらっています。自分が見るまでは読みませんので・・・。

>自分の記事を読み返してみると結構、良い作品みたいに書いちゃってますね!汗っ

そうですね・・・点数に比して良い書き方かもしれませんね~!お優しいのでは?

>「プライドと偏見」「つぐない」は未見なのですが、観ようという予定は今のところありません。

前者は昔のイギリスの貴族社会、4人姉妹の結婚騒動?
ラストシーンがサイテーです。
後者は第2次大戦前後の話で、現在にまで続く「つぐない」。
内容はともかく、作り方は前者よりずっとうまくなっていました。

ヒロインが両方ともキーナさんで、その人を好きな人なら見れば良いと思いますけど、必死で借りて見ることはないと思います。

>台風は大丈夫でしたか?明日は晴れると良いですね~(^^)

ちーば県では雨だったのですよね?こちらは打ち水程度でほとんど降らず、午後は陽射し完全復活でした。でも今朝はちょっと涼しくて嬉しかったです☆

*************

長くなってしまった・・・
「ブラインドネス」ですけど、春に見ました。今まで見た全部の映画の中で、一番気持ちが悪く、最低で、私なら0点です。
これを見たら「クローサー」も「パコ」も太刀打ちできませんわ~。

>非常に重く辛いスト-リ-でしたが最後には救いが見られました。最後の方のシ-ンは結構、印象に残る程、映像も美しく感じ、良かったと思いました。

そうでしょうか?私はあのラストには全く希望を感じませんでした。こんなに「愛」のない映画も少ないと思います。目の見える有難さ・・・それだけを訴えるにはこんな映画を作らなくても、他の方法があると思いました。

長々とゴメンなさいね☆ では、また~!
2010-09-09 Thu 10:35 URL | miri #jSBoJ0Ww[ 内容変更] | top↑
★ miriさん 連続ありがとうございます。
miriさん(^^)こんばんは!
昨日に続き、連続で本当にありがとうございます。(^^)

そちらの方では、台風はそんなに酷くなかったのですか?
昨日は という事ですかね。(^^)
こちらは昨日は酷い雨でございました。ち-ば県もでしたが、その頃自分は都内で仕事をしておりましたが、昼にランチを買いに行く時なんかすぐに全身ビチャビチャになってしまいました。

でも昨夜と今朝、とても涼しかったので気分も少しリフレッシュ出来ました!(^^)


「路上のソリスト」でのコメントは了解です。(^^)ゞ
自分の自己評価は、本当に甘め判定です。優しいというか、映画が好きなのでつい、点を上げがちになってしまいます。
でも6点というのは「それなり」という感じの点数でやっています。
サッカ-の採点評価と同じ感じで6点は普通評価でつけております。(サッカ-は6点辺りが普通と評価されるのが多いです。)
7点が「まぁまぁ良かった」、8点が「良かった」、9点が「凄く良かった」、10点は「最高」 みたいな感じでお願い致します。
でも、あくまで自分の評価ですし、やっぱり甘いので何故か半端な0.5を追加したくなっちゃうんです。こんなワタクシをお許し下さい。汗っ


さて、この「ブラインドネス」ですが、自分も鑑賞中は気分が悪くなりました。汗っ
隔離された病院内ではそれこそ胸糞が悪くなる思いでしたし、主人公の行動にもイライラしてしまったり、残念な部分もたくさんあって思わずツッコミ入れたくなるシ-ンが多かったですね。
それに女性には不快感を与える様なシ-ンや描写がありR-12指定が入るのも当然かと思います。

miriさんが最低だ、0点だ というお気持ちはよく分かります。酷い映画ですよね。
到底、人にはお勧め出来ないですし、好き嫌いがハッキリ出る映画だと思います。


自分の場合はこうした映画も嫌いではないです。
自分が感じたのは、「人々がいきなり視力を奪われたらどうなるのか」というのを描いた映画だと思いました。
今まで眼が見えていた人達が「いきなり」見えなくなったら、それが世界中の人間が。ということです。劇中は世界中の人が ではなかったですが。


この映画で描いていた様に、いきなり極限状態に陥った時、5感の一つにして、最も人間が頼っている視覚を皆が一斉に失ったら・・・
そう思うと、この作品で描いていた世界は存分にあり得るんじゃないかと思った訳です。
それはいきなり人間の精神は退化し、弱肉強食のような無秩序な社会に後退してしまうだろうと思わされた映画となりました。
それを視力を失わなかった主人公の目を通して映していたのだと自分は思います。

この映画、原作があってキリスト教の教えだかをヒントに作られているのだとかで、自分は詳しくは知りませんが、そうしたものを意識して作ったのかも知れません。

故に目が見える事や五体満足にいる事、当たり前の事や普通に過ごせる事への感謝も伝えたかったのかなと思います。

目が見えない状況での欲望や業、それらと天秤にかけてでも生きようとする生への執着。
人間の色んなものを炙り出していたと思いますし、そうした中で浮き出てくるのは綺麗な物ばかりではなく、感情の生き物である人間だからこそ醜い汚い、愚かで残酷な面が表れてくるのだと思いました。

最後のシ-ンはそれまでの酷い状態に「恵みの雨」を降らせ救いも描いたのかなと。。。まぁあの場面では別に神の存在は感じませんでしたけどね。

この監督の他の映画と同様に、映像の演出や撮影手法は自分は良いなとは思いました。

以上、如何でしょうか。(^^)


それでも確かにmiriさんが仰る様に、そんな目が見える事や当たり前の事に感謝するというのを、こうした映画で発信しなくても良いとは思います。
もっと違う方向で訴えても良いと思いますよね。でも敢えて醜いものを描いているのだろうと、かなり都合良く解釈してまとめたいと思います。

自分の感じた事はこんな感じで記事を書いてみました。
ご容赦下さい。(^^)

色々と語り合えるのは楽しいですね。(^^)
いえいえ、いつも本当にありがとうございます。(^^)
2010-09-09 Thu 20:06 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
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