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サルバド-ルの朝
2009-03-29 Sun 15:04


サルバド-ルの朝


【ストーリー】
1970年代初頭、フランコ独裁政権末期のスペイン。MILという「世界を変えよう」と活動していた若者のグル-プがあった。
彼らは反体制活動で労働者闘争活動の資金を提供する為、銀行強盗を繰り返していた。そんなある日、悲劇は起こる。
彼らが捕らえられる混乱の中、不慮の発砲から一人の警官が死亡。その引き金を引いたサルバド-ルは警官殺しの罪で逮捕されてしまう。その後、正統な裁判をされぬままな死刑を宣告される・・・。

理不尽な運命の瞬間を待つ主人公と、彼のために戦い続ける人々の姿が感動を呼ぶ。
不当な裁判で死刑を宣告された青年の実話に基づくドラマ。


【レビュ-】
「ラスト30分、涙が止まらない」 というキャッチ・コピ-に誘われこの作品を鑑賞しました。

ヨ-ロッパに於けるヒトラ-やムッソリ-ニと並ぶ、スペインの独裁者フランコの独裁政権時の物語という事で大変、興味を持って鑑賞したのですが、この実話は1970年代のスペインで実際にあったという話だから驚きました。

70年代と言えば、自分が生まれた年代という、まだ30数年しか経っていないつい最近の話、ましてやスペインでの出来事だなんて自分は詳しく知らなかったのでとてもビックリしました。

その当時のスペインでは、こんなにも酷い階級社会で人々の自由は奪われ、底辺に位置する労働者達は苦しい生活を送っていたなんて。そんな歴史の勉強にもなりました。
そんな時代に日本と同じように、憤りを感じ志を持った学生達の反対運動が行われていた中での悲劇です。

しかし、この作品で描かれていたサルバド-ルらが行っていた反体制活動は、学生時代にノリで悪い事をやって騒いで楽しんでいるという感じで映ってしまい、どうも感情移入がしずらかったという難点がありました。
当のスペインでは、この作品に感動し、上記で述べた悲劇を繰り返してはならないと言う意味でも、この作品が社会に与えた影響は大きい様ですが、この歴史や悲劇をよく知らない自分にとっては、ちょっとイマイチの感じがしてしまいました。


作品の後半、なんとかサルバド-ルを救おうとする周りの人々の行動は確かに良く描かれていました。
特にサルバド-ルの家族の闘い。そして看守の一人との交流はジ-ンとくるものがありました。
この看守の心が次第に変化し、サルバド-ルの人間性に心を開いていく過程は観ていてグッとくるものがありました。

また、死刑が確定した後の家族の愛情がとても良かったです。
死刑のその瞬間がやってくる直前の家族はとても愛情深く、そして強く立派に見えました。多分、ここら辺が泣きのポイントだと思います。が、やはり感情移入出来なかったので、理不尽だとは思いましたが自業自得の面が大きく残ってしまうので自分は涙する事が出来ませんでした。

最後、処刑のシ-ンがありますが、これは非人道的に描かれていました。これは酷いです。鉄環絞首刑と呼ばれる、拷問にも使われていたという酷いものでした。
この時代、本当つい最近までこんな処刑の執行を行っていたのはゾッとします。

その後、このサルバド-ルの死刑を巡って労働者達が立ち上がり、独裁政権が終焉に向かっていったという、彼の死は世論を動かし、大きな意味となった事は救いですが、そこまでドラマティックに描かれていなかったのは少し残念でした。

スペインの闇の歴史と、こうした人々が葬られてきた圧政を知る事が出来たのは良かったです。
それを観る価値はあるかな という作品でした。



ユウ太的評価 6点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。

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