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クライマ-ズ・ハイ
2009-03-09 Mon 18:38



クライマ-ズ・ハイ


【スト-リ-】
1985年8月12日。群馬県、北関東新聞の遊軍記者・悠木(堤真一)は、同僚の安西との谷川岳衝立岩への登頂のための準備を進めていた。そのとき、通信社の速報が第一報を伝える。「羽田発・大阪行き日航123便が墜落した模様。乗客乗員524名――」。興奮入り交じる編集局の中で、悠木が全権デスクを命じられた。この未曾有の大事故を巡って、熱狂と苦悩に満ちた濃密な一週間が幕を開ける。そして、高揚と疲労が極限に達した悠木は、あるスクープを前に厳しい判断を迫られることとなる…。

1985年に起きた日航機墜落事故を背景に、スクープ合戦を繰り広げる地元新聞社の記者たちの人間ドラマを描いた、横山秀夫の同名小説を映画化。


【レビュ-】
1985年に起こった日航機墜落事故の物語として、以前から気になっていた作品でした。
先日、DVDにてやっと鑑賞出来ました。

あの当時、この墜落事故のニュ-ス映像はとても凄惨で、自分もとても良く覚えています。航空機事故としては史上最悪の大惨事という見出しがニュ-スや新聞等に連日見られ、次々と舞い込んでくる速報ニュ-スに釘付けとなっていた事が思い出されます。

この一連の報道を描いていると言う事で、地方の一新聞社の濃密なドラマとして、大変見応えのあった作品でした。

取り扱う事故が事故だけに中途半端な事は出来なかったと思うし、裏で繰りひろげられていた報道スク-プ合戦、事故原因の追求や遺族の方の状況など、あの当時大勢の人が駆け回り、正確な情報をいち早く知りたい人々へ発信するニュ-スはこうした感じで創られていたのかととても興味をひかれました。

クライマ-ズ・ハイ イメ-ジ1


自分は一時期、新聞等の記者に憧れていた時がありまして、そうした意味でも「報道」という世界の凄まじさは圧巻でした。
一人一人の仕事が非常に重要でフットワ-クは勿論、勘や運も必要ですし、それを表現する感性も必要だという難しい世界なのだな と改めて触れる事が出来たと思いました。
しかし、各人の努力が全て反映されるかというとそんな甘い世界でもなく、全く厳しい世界でもありましたね。
自分に置き換えて考えたら、やっていける自信を打ち砕かれる程、凄まじい世界だと思いました。

その中でも、あの戦場のような墜落現場で全てを見て、それを表現し伝える事の難しさと厳しさ。観ていてグッとくるものがありました。
記者だって冷酷になれない位、凄惨で惨い現場だったのでしょう。決してストレ-トな描写はありませんでしたが、あの時、あの現場で何があったのかというものが良く解りました。


そんな大変な思いをして締切まで必死に走り回っても記事にならないなんて事もあってドラマは進んでいきます。

クライマ-ズ・ハイ イメ-ジ2


内部であの大事故をめぐる報道の在り方、人間としての尊厳など色々と考えさせられるドラマもありました。
あの事故に関わった多くの人々、ご遺族の方、このドラマで描かれた一週間はとても濃密な、あらゆる事柄が絡み合った巨大なものだったと思います。

ただ、小説を基に製作された映画という事ですが、小説の方で描かれているという同僚の安西の事や、悲惨な現場を目の当たりにし、気が触れて交通事故で命を落とした記者のエピソ-ドなど、もっと深く掘り下げた重要な話があったとの事でした。
特に安西の事と、悠木本人の家庭環境の事などはイマイチ解り兼ねる半端なものだったので、逆にそれは要らなかったんじゃないかなと感じてしまいました。
NHKのドラマでもこの「クライマ-ズ・ハイ」は製作されたとの事ですが、そちらの方が感動するという声もあるようですね。

でも自分はこの作品も凄く良かったとは思います。
新聞記者達の濃いドラマはそれだけでも見応えがありましたし、何よりもあの日航機墜落事故を鮮明に思い出させてくれた事はとても良かったと思います。

クライマ-ズ・ハイ イメ-ジ3


あの時、あれだけの大事故で生存者の方が居たという奇跡の一報は忘れられません。また、最後の瞬間に必死に家族の方に書き残した走り書きの遺書を記事にするシ-ンでは、我慢出来ずに涙してしまいました。
家族の方は尚更の事と思いますが、あの事故は決して忘れてはならないと強く感じました。それを報道という形で世間に教えてくれた記者達の熱い心と、まさに命を追ったあの濃密な時は語り継がれられるべき物語ではないでしょうか。

小説とドラマ版も是非、観てみたいと強く感じた作品です。

ただ、その深く掘り下げたエピソ-ドをキチンと入れて欲しかったなぁというのは残念ですね。


ユウ太的評価 7.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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コメント
★ 傑作でしたね。
こんばんは~
この作品は飛行機事故報道の
使命感に燃えた記者達の熱い夏を
描いた物ですけど、説得力があるのは
原作者の新聞記者時代の体験を描いているからだと思います。
実は「上毛新聞」と言いますが、映画にも有りましたが
確かに事件らしい大事件は、大久保事件と赤軍あさま山荘ぐらいしか有りませんでした。
実際の撮影も地元前橋で行われました。面白かったのがでんでんの上州弁でしたね。
中曽根、福田の地元でもありました。
作者が当時取材で見た事を小説には書けなかったそうです。
スクープ記事にどれだけの意味があるのか、
新聞に携わる者には大変な事なのでしょうね。
っていうか、私も原作を読んでいなかったのを思い出しました。



2009-03-09 Mon 20:55 URL | ワトソン #-[ 内容変更] | top↑
★ ワトソンさん ありがとうございます。
ワトソンさん(^^)こんにちは!
いつもお世話になりましてありがとうございます。

実はこの作品はワトソンさんの記事を読ませて頂いて鑑賞したいと思った作品でした。やっと観る事が出来ましたよ。ありがとうございます。

ワトソンさんは色々な作品の原作などにも詳しいので参考にさせて頂いております。
実際の新聞社での事や地元での撮影など拘りを持ってとことん追求させたものだったんですね。詳しい情報をありがとうございます。

新聞や報道という現場はスク-プをとってナンボの世界なのでしょうが、メディアとして一番伝えなきゃならないものは何なのか?という葛藤もあり、各人の濃いドラマは本当に見応えがありました。
大人の映画という印象を持ちましたよ。

是非、原作を読んでみたいなと思える作品の一つですね。

いつも本当にありがとうございます。(^^)
2009-03-10 Tue 17:29 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
★ こんばんわ^^
この事故、良く覚えています。
飛行機事故の痛ましさが今でも記憶に残っています。
もう飛行機なんて乗りたくないと思った事故でしたね。

報道関係も大変だったのは想像できますね。
連日、ニュースや新聞で報道されていましたもの。
色んな人間模様もあったと思います。
記者とかカメラマンとか大変な仕事ですものね。
時には命も賭ける・・・

でも、ユウ太さん、記者に憧れていらしたのですか?
なんだか分かる気がします。
うんうん、そんな感じしますよ^^アハ!
2009-03-10 Tue 23:33 URL | たえ #fddzkx5k[ 内容変更] | top↑
★ たえさん ありがとうございます。
たえさん(^^)こんにちは!
いつもありがとうございます。

この日航機墜落事故のニュ-スは当時、凄く衝撃的なものでしたね。
飛行機の残骸と墜落の衝撃で焦げて露わになった山肌、そしてバラバラになった機体や数々の荷物の後。相当な事故の大きさをニュ-ス映像で知る事が出来ました。

あの誰もが全員絶望と感じた酷い有様の中、生存者の方が救出されたという一報には感動と溢れる感情が沸き上がったのを今でも鮮明に記憶しています。

そんなあの大事故を背景に繰りひろげられた報道の裏側を濃密なタッチで描いた作品でした。あの当時が本当に蘇りましたよ。
小説やテレビドラマはもっと深く掘り下げたエピソ-ドも描かれているようです。自分はそちらもチェックしたい、否、「チェック、ダブルチェック」ですね。この台詞が登場するのですが自分の仕事にも役立てられる用語が出てきて感銘も受けました。
とても見応えのあるドラマでしたよ。(^^)

本当、記者やカメラマンは大変な仕事だなぁと改めて感じました。

それと自分は本当に記者に憧れていたんですけれど、やっぱり厳しそうですねぇ~汗汗汗っ
でも、そんな感じがしましたか?(^^) そんなに記者っぽくないですよ~。今は全然職種は違いますが、世の人や社会に貢献出来る仕事ではあります。緊急で出動したりもありますね。危険な仕事というのは同じですが、人に左右される職場は自分には向いていないかも知れませんので記者はしんどいかなと思ってしまいました。

そんな厳しい世界を描いた作品ですよ。(^^)自分は面白く鑑賞出来ました。

いつもコメントを本当にありがとうございます。(^^)

2009-03-11 Wed 16:54 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
こんにちは!
ドラマ版のこの作品は、未見ですが、映画は映画館で鑑賞して参りました^^

この事件は、今でもリアルに脳裏に蘇ってくる
大きな事故でした。。
私の父の恩師の子供(息子)がこの飛行機の惨事の犠牲者となりました。丁度父が授業を受けているときに
先生のお腹の中に居たお子さんだったそうで、父もこの事件を知り、驚きを隠せませんでした。。

そんな中、生存された数名の方もいらっしゃって
あの12歳だった女の子は、その後、看護師さんになったという話を聞きました。
この作品では、悲惨な場面をあえて伏せて、その事故に纏わる人物像や、新聞社、新聞記者がどう事件の一部始終を世間に伝えて行ったか・・という内容をクローズアップさせていましたね・・。
ユウさんは、記者に憧れていたんですね。
私の友達もそういえば、新聞記者を目指していた人がいました。しかし思わず病気にその将来を奪われてしまい、
同級生で、記者になった友達の名前が紙面の最後に記載してあると、悔しくて、よく泣いていたそうです。。

体力的にも、大変な仕事ですし、真実を報道するという意味では、色々な思惑に阻まれたり、圧力をかけられたりと、難しい職業でもある様ですが、やりがいや、手ごたえは感じられる職業でしょうね・・。

この作品、私の中でも上位に位置する邦画でした。
それでは、また、お邪魔しますね^^
2009-03-11 Wed 17:10 URL | ぴーち #-[ 内容変更] | top↑
★ ぴ-ちさん ありがとうございます。
ぴ-ちさん(^^)こんばんは!
いつもありがとうございます。

ぴ-ちさんはこの作品を劇場で鑑賞されたのですね。そして、それはぴ-ちさんにとって、忘れられないものがあったのですね。お父様のご心痛もお察し致します。ご家族にとってとても辛い事故だったのでしょうね。

そうした惨事に知人の方や身内の方が巻き込まれてしまった方も実際にいらっしゃる訳でして、この作品は決して映画の中だけの話ではない、皆が忘れてはならないものを描いた貴重な作品でもあるのだと改めて感じました。

そんな中、生存者の方が居てくれたというニュ-スは本当に奇跡で嬉しいものでした。
そうしたものを報道する世界の裏側もまた戦争のような厳しい戦いの世界だったですね。

自分なんかは全然、報道の世界には向いてなくてダメでしたが、ぴ-ちさんの知人の方にはそうした方もいらっしゃったのですか。
色々と関係のある物語という事で、ぴ-ちさんに於かれましては感慨深い作品だったようですね。本当、辛いものもあったと思いますが、貴重なコメントを頂戴いたしまして深く御礼を申し上げます。

この作品、観て良かったなぁと思える希少な作品だと思います。それもあの記憶から忘れる事の出来ない事故を側面から描いた作品だったからではないでしょうか。

そういう意味でもレベルの高い作品ですね。

いつも本当にありがとうございます。(^^)
2009-03-12 Thu 18:52 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
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