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レッドクリフ PartⅠ
2008-12-01 Mon 16:15



レッドクリフ P

【スト-リ-】
西暦208年、中国三国時代。天下統一という野望に燃える曹操は80万もの兵力を率い、怒濤の如く敵国を攻めていた。
そんな中、劉備軍の若き天才軍師、諸葛孔明と孫権軍の知将、周瑜の2人の男が立ち上がった。そして2人は6万という兵力を振りかざし、曹操軍という巨大な勢力へと立ち向かうため、連合軍を結成する。兵力では劣っているが、2人は奇策と知略をめぐらし、戦いへと挑むのだった。
だが、曹操の野望の裏には、一人の女性に秘められた目的があった・・・。

曹操率いる魏の大軍と、それを迎え撃つ蜀、呉の連合軍が戦った「赤壁の戦い」に突入するまでを描いた全二部作の前編。


【レビュ-】
昔から、横山光輝氏の描いた漫画「三国志」を読みあさり、ゲ-ム化された三国志ものは殆どやり尽くしてきたという、自分にとって とても好きな物語でした。
以前より、ちゃんとした三国志を描いた映画が製作されないかと、願っていた壮大な物語です。
今回、ジョン・ウ-監督により、あの三国志の中でも特に有名な「赤壁の戦い」を描いた作品ということで、本当に久しぶりに劇場にて昨日、やっと鑑賞する事が出来ました。(^^)

劇場鑑賞前から、色々なレビュ-を読んで(物語の内容は知っていますので)相当、期待して鑑賞に至りました。

冒頭より、新野での戦闘からの始まりで、もう最初から心躍る展開となっていました。
新野の民を率いて曹操の手から逃げる劉備軍。 劉備を慕ってついてくる民達を逃がすため、厳しい戦いを強いられている場面に、一気に三国志の世界へとひきこまれて行きました。

有名なエピソ-ドの一つ、趙雲が劉備の奥方と阿斗を救いに行くシ-ンでは、今まで見て、読んできた物語そのままで自分は目をウルウルさせながら見入ってしまいました。趙雲が強く、また忠義に厚い人物というのがよく伝わってきました。

レッドクリフPartⅠ イメ-ジ1

その後、趙雲が戻る所から三国志ファンにとっては忘れられない、長坂橋のエピソ-ドは残念ながらきちんと描かれてなかったです。

この作品、ベ-スは「三国志」ではなく「三国志演義」の方だと思いましたが、三国志ファン以外にも、一つ一つのエピソ-ドをもっと細かく描いてくれれば、三国志を知らない方も、より感情移入が出来たのではないか?という部分が多々あったように思いました。

冒頭の新野での話も、劉備の奥方が井戸に身を投げ、趙雲に阿斗を託すシ-ンも駆け足で描いてしまったように思えます。何故、奥方が井戸に飛び込んだのか、丁寧に描いて欲しかったなぁと思いましたね。

そして、劉備勢が呉に助力を求めにいくわけですが、この作品は周瑜が主人公なのですね。 彼がとても良い人に描かれています。
周瑜を演じたトニ-・レオンもこの「良い周瑜」にはピッタリと合っていました。でも、何故か周瑜と孔明が友人となっていましたが、自分の知っている話ではお互い牽制し合って、特に周瑜は隙あらば孔明を殺すという策略を常に秘めていたのに、この作品では全く違うものとなっています。

映画として、この三国志はジョン・ウ-が描く、また別の「三国志」なのでしょう。それはそれで自分は受け入れる事が出来ました。

しかし、一つどうしても入れて欲しかったのは、やはり孔明が周瑜にけしかけて開戦に至ったエピソ-ドです。
この作品の周瑜は魏と最初から、戦う気マンマンでした。 
しかし、「三国志演義」では最初に孔明が呉を訪れた時、周瑜は孔明の策略と見て、魏に降伏する考えだったのですが、孔明が周瑜に曹操が詠った詩の話をし、「曹操が二蕎(大喬、小喬姉妹)を欲している」と進言した際、これに周瑜が腹を立て孫権に対して、戦うように説いた。という話を盛り込んで欲しかった。
このエピソ-ドが加われば、この作品でも描かれていた周瑜と小喬の愛がもっと大きく伝わってきただろうと、密かに思ってしまいました。
そして、このエピソ-ドはもう一つ、孔明の知略がより一層引き立ち、外交戦略にも長けた人物だったと、その天才ぶりがもっと分かったのではないかと思います。

まぁ、それを抜いても、孫権が机の角を叩き切るシ-ンなどはちゃんと入っていましたね。(^^)

全体的に観ていて、そうした細かいエピソ-ドが無かったのは残念でしたが、各登場人物がイメ-ジにピッタリで、このキャスティングはとても満足しています。
各人物、豪傑と呼ばれた将軍、猛将たちも、主要人物たちが皆、ピッタリとはまっていました。特に魯粛など、脇の官人もイメ-ジ通りでした。これは拍手ものです。(^^)
また、多くの人が評価されている様に、金城武が演じた諸葛亮孔明は素晴らしく良かったと思います。彼がもっと活躍していいと思いますね。
同時に、曹操も今回は思いっきり「悪」なのですが、彼にもまた、もっと見せ場が欲しいと思います。それは後半でしょうかね?

この作品では少し、いらないという描写も多かった気がします。が、それは監督の観客に対する配慮なのだろうと感じました。
三国志を知らない人にも、とても分かりやすく製作されているというのは凄く伝わってきました。勿論、三国志が好きな人にも充分、納得できるように意図されている作品だったと思います。

その一つがこのPartⅠでのクライマックスの合戦シ-ンでした。
奇抜な兵法が登場してきますが、武将達の半端無い強さ。関羽の姿も美しいとさえ感じました。この合戦の場面は、横山光輝氏の描いた漫画の世界そのもので嬉しかったです。

レッドクリフPartⅠ イメ-ジ2


そして、マニアには有名な陣立ての「九官八卦の陣」。これの映像化は本当に快挙だと思います。
実際、「赤壁の戦い」で、この兵法は登場してきませんが(後に魏の天才軍師で孔明の最大のライバル、司馬懿仲達と渭水での戦いで使用したと描かれている。)、八卦の陣が観れたのは感動するほど嬉しかったです。
この陣立ての全景と連動する動きの美しさ、そして知略に富んだ孔明による兵法の凄さを映像で観られるという事は本当にファンとしてはめちゃめちゃ嬉しかったですね。

PartⅠということで、肝心の大合戦「赤壁の戦い」はPartⅡに持ち越される事となりましたが、前編の総評としては、三国志を知っている人にも、知らない人にも良く分かる丁寧な作りと、皆が抱いているイメ-ジは大事に作られているのだなというのが伝わってきましたね。
各登場人物、曹軍の大船団や80万の軍勢、蜀呉の戦いに挑む決意など、後編へと続く布石としてはまずまずのものだったと思います。

レッドクリフPartⅠ イメ-ジ3

後編の公開は来年4月ということで、少し引っ張り気味の感は否めませんが、続編を期待するには充分の作りだったのではないでしょうか?

自分としては勿論、楽しみなのですが、やはりベ-スとなる「三国志」の色々なエピソ-ドや今後の重要な計略は後編に描かれているか?と、期待と不安みたいな想いでいっぱいになりました。

恐らく、タイトルにもある「赤壁の戦い」は後編がメインなので、この「レッドクリフ」という映画は全部観ないと評価出来ないのだろうと思います。

しかし、やっぱり劇場で鑑賞したい作品でしたね。自分は劇場で観れて本当に良かったと思います。
色々と鑑賞する価値はあると思いました。しっかりエンタ-テイメントとしても、間違いなく大作のひとつですね(^^)

三国志を知っている人も、そうでない人にも、楽しめる作品だと思います。自分は、今後もどっぷりと「三国志」の世界に浸りたいと思っております。(^^)


ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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コメント
★ いつも来て下さって有難うです~♪
コメント並びにポチ、有難うでした^^
しっかし、随分詳しく書かれましたねえ~
前評判から評価が高い作品ですよね。

この頃、壮大な感じの映画が減ったので
三国志ファンには良いと思います。
三部作って聞いたんですけど
前篇、後篇なのですか?

機会があれば見たいと思います。
三国志、イメージ的には好きなんですけど
よく知らないんですよ^^;
なので、点数は付けれないですけどね・・・
また参りますね~♪
2008-12-01 Mon 17:51 URL | たえ #fddzkx5k[ 内容変更] | top↑
★ たえさん ありがとうございます。
たえさん(^^)こんばんは!
いつもありがとうございます。

はい。(^^)何だか気合いが入ってしまった記事となりました。汗っ

そうですね~大作と呼ばれる作品が減ったと思いますが、この作品なかなかの大作でした。

それもそのはず、当初一つの作品ということでしたが、スケ-ルが大きい為、尺が5時間を超えるものとなってしまったようで、2部構成として分けたという事みたいですよ。
ですので3部作ではないと思います。自分としては3部作って欲しいと思います。「赤壁の戦い」以降の物語も観てみたいですね~(^^)

三国志は本当、壮大な物語なので漫画さえも読破するのは大変だと思います。機会がありましたら、少しご覧になってみても面白いと思いますよ。(^^)
色々と現代にも残っているエピソ-ドや諺、発明品など、三国志から出てきたものも沢山あるようですね。
そうした物を見つけるのもとても面白く、勉強になると思います。

こちらこそ、いつも本当にありがとうございます。(^^)
2008-12-01 Mon 18:44 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
★ こんばんは^^
訪問&コメントありがとうございました^^

面白かったですねー、この映画v-411
出来ればもう1度観に行きたいくらいです。

孔明目当てで観に行ったのですが、金城武の孔明はぴったりはまっていてかっこよかったです。
趙雲の人気がかなりあるみたいですね^^

戦いもので続きが楽しみなのは、この映画が初めてです^^4月が楽しみですv-411

では、またお邪魔しますね^^
2008-12-01 Mon 22:34 URL | みすず #qx6UTKxA[ 内容変更] | top↑
ユウ太さん、すごい。かなりお好きなんですね。
実は、直前に雑誌の特集を読んだくらいで、あまり三国志のこと知りませんでした。が、あの曹操はないやろ~とは、思いました(笑)。
「ウインド・トーカーズ」って、戦争映画がありますが、どうせならあれみたいに女性が出ない作品にしても良かったのでは・・・ と個人的には思いましたが、だめですよね・・・

とはいえ、合戦シーンなど、面白いシーンもたくさんあったので、次回のメインの合戦シーンもとっても楽しみにしてます。
2008-12-01 Mon 23:33 URL | Whitedog #-[ 内容変更] | top↑
★ 今日見てきました。
初めまして。レッドクリフ見て久しぶりに映画で感動したので、誰かブログ書いていないかと検索してみたら、こちらにたどり着けました。トラックバックをさせて頂きましたので、よろしければお願いします。
2008-12-01 Mon 23:58 URL | 香川 #Km04n7pA[ 内容変更] | top↑
★ みすずさん ありがとうございます。
みすずさん(^^)こんばんは!
ご訪問とコメントをありがとうございます。

みすずさんが「三国志」の事を詳しくて、本当にびっくりしました。
記事を拝見させて頂きましたが、凄く好きなのが伝わってきましたよ。(^^)
中でも天才、諸葛亮孔明がお好きとは、とてもお目が高いですね!
この作品の金城武がとてもピッタリとはまっていて、素晴らしい孔明を見せてくれたと思います。本当、格好良かったですね!

自分はゲ-ムでも趙雲を使うほど、彼が好きですね。(^^) 趙雲は忠義、礼節を重んじ、誠の武士だと劉備、孔明も漫画で言ってましたね。(^^)

早く続きが観たいと自分も思っています。凄く楽しみですね!

本当にありがとうございます。また自分も遊びに行かせて頂きますね!(^^)

2008-12-02 Tue 19:19 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
★ Whitedogさん ありがとうございます。
Whitedogさん(^^)こんばんは!
いつも本当にありがとうございます。

はいっ(^^)自分、三国志はとても好きで、この作品が公開してから皆さんのレビュ-を色々と拝見させて頂いて、観たくて観たくてたまりませんでした。
その間、丁度、横山光輝氏の「三国志」で赤壁の戦い前後の巻を読み続け、ようやく鑑賞に至りました。

曹操は小喬目当てで描かれていますが、実際に呉を平定したら小喬とその姉の大喬をはべらかせて酒を呑みたい。みたいな詩を詠んだという事で、それを孔明が周瑜に言って呉と魏をぶつける策をとったというエピソ-ドだったのですね。
曹操が小喬を狙っていたから南下してきた訳ではないのですが、いかにも「悪」という構図で描かれていたのは確かに、「なんのこっちゃ」ですね。汗汗汗っ

仰るように、ベ-スとなった「三国志演義」を描いた横山光輝の漫画では小喬はおろか、孫尚香も赤壁では登場しません。 尚香は赤壁で蜀と呉が勝利した後、劉備を暗殺しようと呉に呼び寄せるため、孫権が政略結婚を企てた計略だったのです。
この作品では、尚香が一緒に戦っていたのでビビリましたよ。爆っ

女性を出したのは、やはり女性客も狙った配慮なのでしょうかね?
ですが、女優さんたちはとても綺麗で良かったと思いますよ!(^^)

これはこれで、自分はとても楽しめました。また続編がとても楽しみですね。またWhitedogさんのレビュ-を楽しみにお待ちしていますね!

いつもありがとうございます。(^^)

2008-12-02 Tue 19:33 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
★ 香川さん ありがとうございます。
香川さん(^^)初めまして。

ご訪問とコメントをありがとうございます。
ご覧になられて感動したとの事ですね。
そうですね~ 自分も冒頭からやっと三国志の世界を映画で観る事が出来、今まで知っている話が映像で出てきた時は感動してウルウルしてしまいました。

また続編が楽しみですね!
コメントを頂戴しまして、ありがとうございます。
2008-12-02 Tue 19:41 URL | ユウ太 #-[ 内容変更] | top↑
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