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今年もありがとうございました。
2009-12-30 Wed 14:32
昨日まで、年内中に仕上げなければならない仕事で、まさにフル回転しておりまして、記事の更新も皆様の所に訪問する事も出来ず、大変申し訳ありませんでした。

今年最後の大仕事も無事やっつけることが出来、今日は会社の片付け清掃を行いました。

そして、このブログも今年最後のご挨拶として、こうしてキ-ボ-ドを叩いております。



今年は仕事の方も、世の中は大不況の影響を未だに受けており、仲間の同業者やお客様からの声も仕事が減った、景気が悪い等と、良い話はあまり聞かれない中、自分は非常に充実した仕事環境で忙しくやらせて頂きました。

また、趣味である大好きな映画、それとこのブログをやらせて頂いて、今年は多くの方にご覧頂き、また多くの方と親しくなれました事、そして素敵なイベント「ブログ DE ロ-ドショ-」にも参加させて頂き、こちらも本当に充実した時間を過ごせました事、これを見て下さる方全ての方へありがとうと感謝をいたします。

本当にありがとうございました。


9月からほとんど休み無しで仕事をしておりましたので、今日から年末年始はゆっくりと過ごしたいと考えております。
来年正月明けから温泉地にゆっくりまったり、旅に出かける予定ですのでブログの更新はその後になろうかと思いますがまた来年、変わらず楽しく接して下されば幸いに存じます。


今年一年、本当に本当にありがとうございました。とっても幸福でした~(^^)


以前から遊びに来て下さっています方、今年から親しく接して下さった方、皆様にとりまして2010年も良い年でありますように・・・



皆様に感謝の意を込めて

SunSet Swish 「ありがとう」









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チャイナタウン
2009-12-15 Tue 20:23



チャイナタウン




【スト-リ-】
1937年のロスアンゼルス。私立探偵ジェイク・ギテスはモーレイ夫人からダム建設技師である夫の浮気調査を依頼される。だが、盗み取りした写真がなぜか新聞に掲載され、それを見たもうひとりのモーレイ夫人が現れる。実は彼女こそ本物で、名をイヴリンという。ジェイクはこれがダム建設をめぐる疑惑と関係ありと睨んで調査を開始するが、モーレイは溺死体で発見され、ジェイクもまた謎の男たちに暴行を受ける。
探偵と依頼人という関係を越えはじめたイヴリンとジェイクだったが、なおも謎は深まるばかりだった・・・。


名脚本家ロバート・タウンのオリジナル・シナリオ(アカデミー賞オリジナル脚本賞受賞)を、ロマン・ポランスキーが監督を務めたハードボイルド・ミステリー。
後に、ジェイク役を気に入ったジャック・ニコルソンが自ら監督主演して、事件の10年後の日々を描いた続編『黄昏のチャイナタウン』も製作された。



【レビュ-】
今回も「ブログ DE ロ-ドショ-」に参加させて頂きました。ありがとうございます。(^^)
この素晴らしいイベントで、以前から観たかったけどなかなか手に取る事をしなかった作品、「チャイナタウン」を鑑賞する事が出来ました。

皆さんとこうして同時期に同じ作品を観る。うん、とってもエキサイティングで素晴らしい。



作品のジャンルとしては、自分の記事のカテゴリ-には「サスペンス」と括っていますが、サスペンス、ミステリ-なんだけどちょっと違うような、やっぱり「ハ-ドボイルド」という言葉がとてもよく似合う映画だったと思います。

勿論、主人公が事件に巻き込まれていくというのがあるので犯人捜しや謎解きが軸にあるのですが、この作品はそれよりも各キャラの抱えている影の部分や秘密が明かされていくのが、一番面白かったですね。

私立探偵の主人公。と、もうここがハ-ドボイルドなのでしょうがこの主人公ジェイク・ギテスを演じたのがジャック・ニコルソンでした。
ジャック・ニコルソンといえば「怪演」というイメ-ジが強いのですが、この私立探偵ジェイクは格好良くてハ-ドボイルドしていましたね。いちいち煙草を吸う仕草も格好良かったです。


チャイナタウン イメ-ジ1


それともう一人、途中よりジェイクを雇う依頼人となるイブリン・モ-レイ夫人をフェイ・ダナウェイが演じ、これまたジャック・ニコルソンにヒケを取らない存在感でした。

この二人で印象に残っているのがやっぱり鼻を切り裂かれるシ-ンと、イブリンがジェイクにビンタを喰らうシ-ンです。
どちらも痛いシ-ンなのですが、特に何度も往復ビンタをされるフェイ・ダナウェイに女優根性を見た気がします。
あのビンタは本気の張り手だったと思いますね~。 その時、深い闇の確信を吐き出す。ショッキングな内容でした。



最初は夫の浮気調査という、なんともお粗末な調査の仕事でしたがその背後にある大きな事件に巻き込まれ、誰が殺ったのか、その目的は・・・ といった謎が次々と沸き上がり、犯人像が見えてきそうでまた消えてしまう、どんどん展開が広がっていくといったミステリ-はとても見応えがありましたが、自分はそれよりも事件と並行して行った各人の抱いている影の部分や、心の闇が徐々に明らかになっていくもう一つの核が非常に見応えがあり、面白かったと思いました。

本当、この作品は自分も先が見えず、次々と浮き出てくる疑惑の念にかられ、ようやく見えてきた巨大な悪に嫌悪感と怒り、そしてやるせない気持ちにさせられました。最後もあのような終焉を迎えるとは・・・。

ジェイクも当初は金持ちの夫人から大金を戴こうと目論んでいたと思いますが、次第に違う感情を抱き、見えてきた忌まわしき真実に動かされ彼女を守ろうとしたのでしょうね。その辺りの心情の変化も見応えがありました。


チャイナタウン イメ-ジ4



最後のエンディングもこの作品にはあれが一番合うのでしょうね。タイトルの「チャイナタウン」も、あの最後の台詞の為だけに創られた作品なのかとも思えました。
深い余韻を残す終焉でしたが、自分は見事にこの映画にヤラレたのでしょう。あの人物がこの後どうなったのか・・・。 続編と言われている「黄昏のチャイナタウン」も無性に観てみたくなりました。



それとこの映画を盛り上げ、暗く重い雰囲気をさらに魅力的にしていたのがジェリ-・ゴ-ルドスミスの音楽でした。
この作品の雰囲気にピッタリで何とも言えない見事な演出効果をこなしていましたね。
この音楽でグッと引き込まれ、最後も深い余韻にさせられる素晴らしい音楽だったと思います。個人的にこういうテイストの音楽は大好きです。

それと「ロッキ-」のポ-リ-役でお馴染みのバ-ト・ヤングが出ていて流石、ポイント的な良い役をやっていたのが何気に良かったです。彼の雰囲気も良い感じでした。



チャイナタウン イメ-ジ3



この「チャイナタウン」はポスタ-やパッケ-ジに描かれているイラストの様に、キツイ煙草を吸っているような大人の雰囲気満点の映画でした。
煙草で例えましたが、苦いコ-ヒ-のようでもあります。 煙草の煙や臭いが嫌いな人、苦いコ-ヒ-が嫌いな人が居るように、このような作品も嫌いという方もいらっしゃるかも知れません。 

そんな感じの作品だと思います。 自分はすごく楽しめて思いっきり余韻を残しました。
まさにハ-ドボイルドという言葉そのもの。そのカテゴリ-の傑作と言われる意味を理解しました。良かったです。


そして、今回も皆様と「ブログ DE ロ-ドショ-」を楽しむ事が出来ました。この作品をセレクトして下さいましたロッカリアさんをはじめ、皆様、毎回本当にありがとうございます。(^^)





ユウ太的評価 8.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
 
別窓 | サスペンス | コメント:12 | トラックバック:0 | top↑
路上のソリスト
2009-12-09 Wed 19:08



路上のソリスト



【スト-リ-】
LA.タイムズのコラムニスト、スティーヴは仕事に追われ、結婚生活も破綻し、自暴自棄になりそうな日々を送っていた。そんなある日、澄んだヴァイオリンの音色を耳にする。そして、スティーヴは、無心に2弦のヴァイオリンを奏でるナサニエルと運命の出会いを果たす。こんなにも美しい音楽を奏でる音楽家が、なぜ路上で暮らしているのか・・・?
そんな彼についての記事を書くために、スティーヴは取材を重ねていく。そして、ナサニエルのその数奇な人生を発見していくことになる・・・。

L.A.タイムズの有名コラムニスト、スティーヴ・ロペスが書いた実話の映画化。ロバート・ダウニーJr.×ジェイミー・フォックス共演作。



【レビュ-】
自分は結構、クラシック音楽なども好きで、特にヴァイオリンを始めとする弦楽器の音は癒しとしても好きなものでして、鑑賞してみました。

物語としては本当にあったコラムを基にしているということもあってか、凄く淡々としている印象がありました。
自分はもっと感動するヒュ-マンドラマだと思い結構、期待していたのですが実はあまり感動はしなかった感じです。

でも

この作品は一人のコラムニストの目を通して、元ジュリア-ド音楽院に在籍していた人物が何故、路上生活者になったのか、彼は何故その様な環境に居ても音楽を奏でているのか。というナサニエル個人を観ていると同時に、彼と同じく路上に溢れている多くの人物とその現状を表しており、もっと大きな事を題材にしている作品なのだと感じました。


元ジュリア-ド音楽院で将来を有望されていたナサニエル。彼はヴェ-トベンを敬愛し、その心は音楽に満ちあふれている人物でした。
恵まれた環境の中で、洗練された技術をそれ以上伸ばそうと、多くのア-ティストを生んだジュリア-ド音楽院で、彼は苦しんできました。
そこから離れて公園で愛するヴェ-トベンの像を前に、自由な音楽を奏でる。 その時の表情は純真無垢で、心から音楽を楽しんでいる印象を受けましたね。 また、2本だけの弦が生み出す音も妙に味があって良いなぁと自分も聴いていました。

この路上のソリスト、ナサニエルを演じたジェイミ-・フォックスも実際、ジュリア-ド音楽院でピアノを学んでいたのだとか。あのヴァイオリンやチェロを演奏する姿も何処か雰囲気があって、なるほどと思いましたよ。


路上のソリスト イメ-ジ2



そんな彼に偶然出逢い、彼の事をコラムのネタにしようと接触するのがLAタイムズのコラムニスト、スティ-ブ・ロペスでした。
彼は最初、これは面白い男を見つけた と思ったのでしょう。しかし、ナサニエルの技術、奏でる音、それと音楽を愛する心に気付き心底、ナサニエルを助けたいと思ったのでしょうね。勿論、ナサニエルが路上からカムバックして成功するサクセス・スト-リ-をコラムで取り上げらにれれば、ロペス自身も賞賛を手にするチャンスだったと思います。

ですが、ナサニエルが本職だったチェロを手にし、演奏を始めた瞬間、それまで溢れていた音がナサニエルのチェロの音一つになり、感動の心が上空にまで突き抜けて昇華する。 あの感覚を見たロペスは一気に心を動かされたのかなと解りました。

またナサニエルをオ-ケストラのリハ-サル現場に連れて行ったシ-ン。
身体中でその音楽を吸収するかの様に感じるナサニエルを見て、またこの時同時に鑑賞している我々にも、ナサニエルの感じている精神の奥底を見せられ、彼が本物だと教えられます。

この二つのシ-ンは大音量で観たいシ-ンですね。うちのウ-ファ-は大したものではないですが、それでもビンビンに伝わってきました。やっぱりクラシック音楽は良いなぁと改めて思いました。


そのロペスを演じたロバ-ト・ダウニ-Jrの表情は多くの心情を表していました。この役はなかなか表現しづらい難しい役だったと思いますが、流石に上手く演じていたと思います。それに短髪の姿も良かったし、色々とコミカルな面も流石にやってくれますね。「コヨ-テの尿」のシ-ンは良かったですね~(^^)



物語にドラマチックな起伏があんまり無い内容で、やはり主演2人の演技は良かったと思いますね。
特に、ジェイミ-は路上のソリスト、そして統合失調症で苦しむ難しい役を本当に素晴らしく演じていたと思います。


路上のソリスト イメ-ジ1



この物語と並行して、現在アメリカだけでなく日本でも問題になっている路上生活者たちも捉えて、テ-マにしていた
ものもありました。
日本も昨年、年末のニュ-スで話題となった路上生活を余儀なくされた人々の問題。それには失業や就職難の問題、病気、高齢、薬物、犯罪など、様々なもんだいもカメラに収めて現代の実情や問題も浮き彫りにしていました。

ただの感動物語ではなく、コラムニストの目はその周りにある皆が視界に入れようとしないものまでを取り上げていたようでした。
多くの人が目にするコラムとは、このように視野を広く持っていなければいけないのでしょうね。

そうした部分に感心してしまったという、何だか妙な感想をもったレビュ-となりました。


でも音楽と深い精神の世界までもを表現していた映像がとても印象に残った作品でした。 あの鳩が飛ぶ、バ-ドビュ-的なシ-ンはちょっと大げさな気もしましたが、他の映画「バ-ディ」を思い出しました。 ちょっとパクリっぽかったけど良かったです。(^^)




ユウ太的評価 6点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。

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邦楽 Dear  / 広瀬香美
2009-12-09 Wed 19:08



【解説】
福岡県出身、日本のシンガーソングライター。
5才より作曲、ピアノ、オルガン、音感レッスン等、音楽英才教育を受ける。福岡女学院中学校・高等学校(音楽科)、国立音楽大学音楽学部作曲学科卒業。

幼少期から和声学などクラシック音楽の作曲法を学び、小中学生時には新しいメロディが浮ぶとその場ですぐ紙に五線譜を書いてメモを取っていた。
中学、高校生時代になるとよく通学中に作曲していたというエピソ-ドがあり、『ロマンスの神様』のサビ以外の部分や、『愛があれば大丈夫』のサビはこの頃に創られたという。

その後、国立音楽大学作曲学科に進学。日本の大学へ通う傍ら、ロサンゼルスへポップスの勉強のため渡米、学生時代はほぼ日米を半々で暮らす。ロサンゼルスでは、マイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロス、ホイットニー・ヒューストンなどのボイストレーナーであるセス・リッグス師のオーディションを受け、東洋人で初めての合格者となり約3年間師事する。

帰国後の1992年7月、アルバム『Bingo!』でデビュー、同年12月には、1stシングル『愛があれば大丈夫』をリリースした。
翌年1993年のアルペンCMソングになった3rdシングル『ロマンスの神様』はオリコンチャートで170万枚を越える大ヒットとなりブレイク。それ以降、『幸せをつかみたい』『ゲレンデがとけるほど恋したい』『promise』等、数々のヒット曲を生み出す。

一時期、音楽から離れてしまった時期もあったが現在は精力的に音楽活動を展開しており、ドラマ・映画・ミュージカルの音楽監督、多くのアーティストへの作品提供及びプロデュース等を手がける。
またヴォイストレーナーとしても、自らが校長を務めるヴォーカルスクールで生徒の指導にあたる等、今なお、音楽に深い関わりを持ち続けるア-ティストである。





クリスマス・イヴまであと2週間。という事でそんな時期に聴きたくなる曲を選んでみました。

広瀬香美さんといえば、アルペンのCMソングで数々の冬の名曲を生み出してきた「冬の女王」というイメ-ジを強く抱いている方も多いのではないかと思います。
世代的に自分と同年代、アラフォ-世代の方なんかは、ゲレンデで彼女の曲を沢山聴いたのではないでしょうか?

この「Dear」という曲は1993年リリ-スのアルバム「SUCCESS STORY」に収録されておりました。自分も普通にそのアルバムを勿論、持っております。このアルバムは他にも良い曲が沢山収録されております。
当時、LAでトレ-ニングしてきた凄い女性歌手が現れたなぁと、彼女に対して感じていたのを思い出します。あのハイト-ンヴォイスはカラオケなどでも女性の皆さんは苦労されていましたね。


その後、1996年11月にリメイクされ8枚目のシングルとして発表された「DEAR...again」の方が有名となっておりますが、自分は初期の楽曲の方が好きなんです。
ですので、こちらを貼ってみました。 動画の方も「DEAR...again」の方は沢山あるのですが、初期の「Dear」はずっと無かったんです。 今回、素敵な動画を作成して下さった方がいらっしゃいまして、自分も懐かしくとても嬉しく思いました。
またその動画のクオリティも、なんだかドラマを見ているみたいで、季節にもピッタリですしとても素敵な仕上がりとなっております。是非、堪能して頂けたらと思っています。


自分はやっぱり冬ソングとして、この「Dear」は外せない曲となっています。
この曲を聴くと、その当時の事を想い出しますね。 詩も恋人や愛する人が遠い所に居る方にはグッと来ると思います。 普段、なかなか逢えない相手を想いながら聴くと心を震えさせられますね。

自分はこの曲、ちょっとした想い出があります。聴くとやっぱりウルウルしてしまいますね。



皆様におかれましても、素敵なクリスマスを過ごして頂けたらと、心より願っております。(^^)









別窓 | 癒しの一曲 邦楽編 | コメント:4 | トラックバック:0 | top↑
生きる
2009-12-04 Fri 17:22



生きる



【スト-リ-】
30年間無欠勤を続けていた市役所の市民課長だが、無気力な日々を過ごしてきた公務員の渡辺は、ガンで後半年の命と知らされ、恐れおののき、嘆き悲しんだ末、市役所に懇願する人々の願いにこたえて公園を作ろうと努力していく…。


黒澤明監督が、人間の尊厳を高らかにうたい上げたヒューマン・ドラマの傑作。1953年度のベルリン映画祭で銀熊賞を受賞。





【レビュ-】
最近、忙しくなかなか更新出来ずにすみません。大好きな映画も全然、鑑賞出来ない日々を過ごしていました。
そんな中、久しぶりにやっと鑑賞したのですが、そうした時期に観るにふさわしい作品、「生きる」を鑑賞しました。

モノクロ作品というのは、やっぱり味があってゆったりと腰を据えて観るのには本当に良いなぁと思います。
この作品は黒澤明監督作ということで、以前から鑑賞したかった作品でした。


最初、いきなり胃のレントゲン写真から入り、ナレ-ションが付けられた映像からの始まりでした。
その後、お役所勤めで何の変化もない、ただただ書類にハンコを押し続け時間が経つのを待ちわびながら、無気力に過ごしているこの物語の主人公が登場します。

その後、この主人公に胃ガンが見つかる という物語なのですが、正直に言って冒頭から胃ガン発見まではけっこう退屈してしまいました。 
しかし、そこからがこの映画の急展開のように俄然、登場人物達にかじりついて見入ってしまうのでした。


主人公、役所の市民課課長である渡辺という人物。 最初は本当に無気力な暇をもてあましている男でしたが、自分が胃ガンという事を知り、当時としては「胃ガン」イコ-ル「死刑宣告と」いうショッキングな現実に直面してからの心の変化がとても面白く、また色々な苦悩や葛藤を経て「生きる」という事を精一杯おこなっていく過程が見事に描かれていたと思いました。

それを実現したのが志村喬の演技。 前回観た「七人の侍」では雇われた侍達のリ-ダ-的存在を演じていましたが、これまたガラッと違った役を見事に演じていました。
何の変哲もない日常から、余命半年と知ってからの変わり様は凄かったです。特に「目」の演技。言葉や台詞は吐かなくても「目」だけで心情を強く訴えているあの演技は度肝を抜かれました。 渡辺という男はずっと映画の世界の中では存在感が薄かったのに、鑑賞している我々への印象は強烈な存在感を放っています。 志村喬の演技は10点満点だと思いますね。


生きるイメ-ジ1



死を感じ、目前にした時人間はどうなるのか。 その心情の変化と行動は。
この映画で見事に表していました。

この映画での主人公渡辺がとった行動は、真面目だけが取り柄で、それまできっと外に飲みに行ったり気晴らしに遊んだりという事はしてこなかったと思われます。 先ず最初に取った行動は仕事を無断欠勤し、昼間から憂さを晴らすように飲んだり、歓楽街に訪れたりと自分がやってこなかった事をしてみました。
しかし、彼はまだそこでは「生きる」という事を見出せなかったのです。


人間にとって「生きる」という事。 自分がこれまで生きてきて学んだ事は、ただひたすらに「目の前の事を一生懸命に行う」事だと知りました。
余計な事は考えず、ただ目の前にある事柄を一生懸命。 例えば仕事ならその時にやらなければならない事を一生懸命に、掃除や洗濯なんかもそうですし、映画を観ている時なども余計な事を考えず映画を思いっきり楽しむ。

きっとそういう事なんじゃないかな と思います。

この渡辺も、自分がやるべき事を見つける事が出来ました。それは以前から住民より要望のあった公園を作る事。
市民課課長ということで工事をする土木課や公園課、予算を組む他の課に一生懸命働きかけ、市議会議員の助役までも説得に何度も何度も足を運びました。
その時はきっと必死なのでしょうね。色んな障害があっても心を折ることなくひたすらに仕事を一つ一つこなしていくのです。
彼は「公園を作る」事だけに心を注ぎ、それこそが「生きる」ということだったのでしょうね。 以前のように面倒くさい、早く定時にならないか等と余計な心を持たずに、ただひたすらに。


勿論、公園を作れば形として残るものだから生きた証が欲しい という事もあったのだろうと思います。 けれど自分は公園を作るという過程こそが、彼の「生きる」事であり、「生きている」と実感していた瞬間だっただろうとこの作品を観て感じました。

だから、あの有名なシ-ンであるブランコの場面で映し出された渡辺の、静かだが充実した顔、やり遂げた達成感に溢れるあの姿があったのだと思います。


生きる イメ-ジ2



この作品は古い映画ですが、昔から人々が模索している「生きること」とは?という問いに、一つの答えを導き出しているのだと思います。 
振り返ると全てが最後のブランコのシ-ンへの布石だったのでしょうね。 そう後から解る素晴らしい映画だと思います。


しかし、役所って本当にやっかいな所であり、人間とは頭で理解しても結局、同じ事を繰り返してしまうものなんですね~。そこら辺もコミカルに描いており面白かったですね。


志村喬の演技は本当に特筆ものです。 素晴らしかったですよ。(^^)





ユウ太的評価 8.5点
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別窓 | 邦画作品 | コメント:12 | トラックバック:1 | top↑
洋楽  Hard To Say I'm Sorry  / Az Yet
2009-12-03 Thu 15:39




【解説】
Az Yet (アズ・イエット)は、アメリカはペンシルバニア州フィラデルフィアで結成されたヴォーカル・グループ。
地元ホテルのラウンジで歌っていたところを見出され、ラフェイスレーベルと契約。オリジナル・メンバーの4人に、ソロ・シンガーのマーク・ネルソンを加えての船出となり、95年にデビューを果たす。

Az Yetのデビューは、映画「ナッティ・プロフェッサー」のサウンドトラックから。シングル・カットされた "Last Night" が1位を獲得。続くファースト・アルバムは、ベイビーフェイスを中心に、ブライアン・マックナイト、ジョン・ジョン、ジョン・Bなどのプロデュース。

96年から97年にかけて米国で3曲(トップ40内2曲),英国で2曲がチャートイン。米国2曲,英国で1曲がトップ10ヒットを記録している。

中でもシカゴの名曲「Hard To Say I'm Sorry」(素直になれなくて)をカヴァーし、この曲の大ヒットで一躍メジャーになった。
その美しいハ-モニ-は多くの人の心に深く刻まれ、今も様々なシ-ンで聴く事が出来る。 この季節にピッタリのナンバ-。




12月に入り忙しい時期を迎えましたが、いかがお過ごしですか?

この時期、やはり忙しくバタバタと駆けずり回っておりますが、同時に街はあちこち彩られ、楽しいイベントなども控え心が躍って来る方もいらっしゃるかと思います。

そんな12月にふさわしい、しっとりとハ-モニ-が美しいナンバ-のご紹介です。

車を走らせているとふと、このナンバ-がかかり、忙しく険しい顔をしていた自分も思わず顔がニッコリとなる。そんな素敵な魔法を持っているような曲です。
本当にこの季節にピッタリで、クリスマス当日にも聴いていたい、シ-ズン的に手元に置いておきたいアイテムの一つとなるのではないでしょうか。

このAz Yetを知らなくても有名な「シカゴ」のこの曲は聴いた事があると思いますので、最初のメロディ-ラインやフレ-ズは一度耳にした事があるんじゃないかと思います。聴けば「あぁ!」とお分かりになる方も多いのではないでしょうか。(^^)

それをAz Yetは美しいハ-モニ-で歌いあげ、しっとりとした曲に仕上げました。 この季節に聴くのも勿論、普段の忙しさを忘れるリラックス・タイムにもよく似合う落ち着いたナンバ-ですね!

ぜひ、ゆったりまったりと聴いてみて下さいね。心が落ち着くと思います。(^^)












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