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最高のともだち
2009-07-30 Thu 18:50
最高のともだち 2005年 アメリカ 96分
監督:デビッド・ドゥカヴニー
キャスト:ロビン・ウィリアムズ、デビッド・ドゥカヴニー、アントン・イェルチン、ティア・レオーニ、エリカ・バドゥ
脚本:デビッド・ドゥカヴニー
制作:リチャード・B・ルイス,ジェイン・ローゼンタール&ボブ・ヤーリ
撮影:マイケル・チャプマン




最高のともだち



【スト-リ-】
1970年代初頭のニューヨーク。少年トムは夫に先立たれ、悲しみから抜け出せずにいる母親と共に静かに暮らしていた。
トムの楽しみは、彼が通う学校の用務員:パパスと共に肉屋で配達のバイトをすること。そして二人の夢は、ショーウィンドウに飾られている緑の自転車に乗ることだ。
病気のために、年上ながら心が子供のままのパパスとナイーヴなトムは、いつしかとても気が合う親友同士になっていた。しかし、初恋を通じてトムが、少しずつ大人の階段を昇りはじめると、大人になれないパパスとの間に少しずつひびが入りはじめる。そんな時、二人が憧れていた緑の自転車が盗まれてしまい・・・・。

ロビン・ウィリアムズと“次世代ハリウッドスター”アントン・イェルチン共演のノスタルジックな感動ドラマ!!



【レビュ-】
久しぶりにレンタルショップに出かけた際、見つけた作品で、ロビン・ウィリアムスが知的障害者の役柄でというのを知って、大変興味をそそられ鑑賞しました。

他に「X-ファイル」のモルダ-捜査官、デビッド・ドゥカブニーが監督、出演となっていてそちらにも興味をそそられました。

デビッド・ドゥカブニ-演じる大人のトムが13歳の頃の出来事を振り返る物語なのですが、その13歳の少年時代の役を今、注目を集めているアントン・イェルチンが演じています。

このアントン・イェルチンがとても素晴らしかったと思います。
実はこの作品、日本では未公開の様で、最近のアントン・イェルチンの活躍が注目され今回DVD化されて日の目を見る事になった作品の様です。彼の活躍がなかったら日本では完全にお蔵入りの作品になっていたという事ですが、アントン・イェルチンは過去にアンソニ-・ホプキンス主演の「アトランティスのこころ」にも出演していたとの事。こちらは以前から鑑賞しようと思っていた作品ですが、すっかり忘れていました。汗っ。
今後また、鑑賞しようと思います。


さて、13歳のトム少年は母親思いの優しい少年でした。彼の親友として登場するのが名優ロビン・ウィリアムス演じるパパス。
このパパスはトムが通う学校の用務員として働いてる大人なのですが、普通の大人とはちょっと違いました。パパスはいわゆる知恵遅れと呼ばれていた知的障害を持つ、心が大人になれない人物でした。
他の映画作品でも知的障害の方を演じた俳優は沢山いますが、今回は名優ロビン・ウィリアムス。彼がどんな演技で魅せてくれるのか期待していました。が。ちょっとインパクトが薄い印象を受けました。

過去、「レインマン」でのダスティン・ホフマンや「アイ・アム・サム」のショ-ン・ペン、「僕はラジオ」のキュ-バ・グッティング・Jr等が見事な演技で障害を持つ方の演技で魅せてくれましたが、
今回のロビンは自分の期待度が高かったせいか、過去の名作に比べてイマイチの評価となってしまいました。
それでも他の俳優たちと同様、その表情などは流石に普段のロビンとは違う雰囲気を出していました。また、彼の笑顔は相変わらず素敵な表情で、大人になれない大人というのをちゃんと出せていたと思います。

アントン・イェルチン、ロビン・ウィリアムスとこの二人が主なキャストとして物語は進んでいきますが、自分がこの作品で印象に残ったのはエリカ・バドゥ でした。

彼女が演じたのは、トムとパパスがアルバイトで溜めたお金を貯金箱ではなく秘密の場所に隠していたのですが、その隠し場所が女子刑務所の中庭。その刑務所に収監されていたレディ-という女性の役です。

このレディ-が13歳という多感で悩み多き時期真っ最中のトムの悩み相談を受け、進むべき道をアドバイスした女性。
トムが初めて異性に夢中になり恋を知って大人への階段を上ろうとし始めた時、そんなトムを見て大人になれないパパスが友達を取られまいと問題を起こしてしまった時、また、トムの母親の事など、トムの悩みを塀の中から聞き届け親身に相談に乗り、トムの背中を押してくれたレディ-がとても良かったです。
彼女の言葉が無かったら、トムはどうなっていたでしょうか。

それにやはりエリカ・バドゥですから勿論、劇中で歌も披露してくれます。流石の歌声はやはり素晴らしかったですね。


そして、トムはパパスが起こしてしまった問題や自分の恋の行方など、色んな壁にぶつかります。そこら辺は青春劇でなかなか見応えがありました。

この作品のタイトル「最高のともだち」とあるように、トムが取った行動は本当に友達を思った勇気ある選択でした。
彼はその事がきっかけでニュ-ヨ-クを飛び出し、フランスに渡りました。

そのフランスで大人になり家庭を持つのですが、その大人になったトムがデビッド・ドゥカブニ-。彼を見て発見した事は笑顔が良い俳優だったんだなぁって事でした。「X-ファイル」ではこんな笑顔見た事無かった様に思います。

そして、13歳の頃止まった時を取り戻すべく、あの頃の自分に会いにニュ-ヨ-クへ行くというラストですが、それがまた良かったです。


この作品を観て、自分をふと振り返ってみました。13歳の頃の自分はどんなだったか。そして親友ってものの定義とは。
自分の13歳の頃はやはり恋をしたり、悪い事を覚え始めたりと多感な頃でしたね。そして勿論、大人に向かって背伸びをし始めた頃だったと思います。
まぁ、もう2○年?前の話なのですが・・・汗汗汗っ
それと友達、親友の定義って難しいですが、友達は沢山いました。けれど親友と呼べる友達って本当に数少ないかもなぁと、この年になると寂しい話になってしまいますね。けれど親友とよべる奴等は何年会ってなくても、いつもと変わらない態度で接してくれる奴等ですね。それで昔話に花が咲いたり・・・。 あの頃は何か困った事があるとすぐに飛んできてくれたなぁ・・・。

そんな事を懐かしく振り返ると本当にオッサンみたいですが、親友は何年経っても変わらない悪ガキ仲間ですね!たまにはまた酒でも皆で酌み交わしたいなぁ。

そんな自分のノスタルジ-にも浸れる、ちょっと良い話の作品でした。
ただ、映画作品として今までの過去にあったものと比べると、ちょっとインパクトに欠ける、自分的にはそんな印象です。



一緒にエリカ・バドゥのまったりとしたR&Bの曲「バッグ・レイディ」を貼っておきますね。彼女はHIP HOPやR&Bにジャズを融合させた「ネオR&B」を浸透させた実力派シンガ-なんです。このPVでも分かる様になかなかの演技なんですよね。レディ-は本当に良かったですよ~(^^)






ユウ太的評価 6点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。






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崖の上のポニョ
2009-07-30 Thu 18:48



崖の上のポニョ


【スト-リ-】
海辺の小さな町。崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介はある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。ポニョは、アタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、宗介に助けてもらったのだ。そんな2人は大の仲良しに。だが、海の住人であるポニョの父・フジモトによって、海へと戻されてしまう…。そしてポニョは、“人間になりたい!”という思いから、妹たちの力を借り、父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指す!

「人間になりたい」と願うさかなの子・ポニョと5才の男の子・宗介の物語。宮崎駿監督が4年ぶりに手がけるスタジオジブリのオリジナル作品。



【レビュ-】
ずっと観たかった作品。やっとこさDVDにて鑑賞いたしました。

自分、ジブリ作品は今まで全部鑑賞してきています。ですのでジブリの最新作であるこの「崖の上のポニョ」はずっと観たかった作品でした。本当は劇場に観に行こうとしていたのですが結局、鑑賞できず藤岡藤巻と大橋のぞみが歌うあの歌だけが先走って、色んな想像をした映画となりました。


作品が始まってからもう、そのシ-ンはずっと観てきた写真やワンシ-ンの絵のオンパレ-ドで、自分的にはひとつひとつの絵だけが頭に入っていたので「ここがあのシ-ンかぁ」と言う具合に見事に当てはまり、ウキウキしながら鑑賞していきました。


崖の上のポニョ イメ-ジ1


この上の絵ももう何度観てきた事か。鑑賞して実際に動いているシ-ンを観て、一人感慨深げに見入っていましたよ。
でもまだ見た事のない絵が出てくるともうなんか嬉しくて・・・
特に自分が良かったと思うのがポニョがソウスケを想って追いかけてくるシ-ン。音響も近所迷惑を顧みず大音量で見ていましたが、なかなかの迫力。うねる波と海面を走るポニョの躍動感は大変、素晴らしいと思いました。
あのダイナミックな動きは宮崎駿監督の腕の見せどころだったでしょうね。劇場で観た人は本当に大迫力の素敵なシ-ンに映ったと思います。羨ましい・・・


この作品で他に思った事は過去の作品で観た、同じ様な場面を思い起こさせるシ-ンが多かったなぁというのがありました。
それは母親リサが車を運転する場面。「カリオストロの城」でクラリスが追われているシ-ンやルパンがフィアットで走るシ-ンを思い浮かべました。リサの車も軽で形も似ていましたし。

また洪水の後、古代魚や古代の水生生物が遊泳している場面なんかは「風の谷のナウシカ」での腐海に漂う虫たちのシ-ンに似ていたと思いました。

そして何と言ってもポニョが「となりのトトロ」のメイちゃんにすごく似ていた事。可愛さも屈託のない笑顔や仕草も本当によく似ていたと思います。

この作品はこれまでの宮崎作品の良いところをギュッと寄せ集め、子供向けに作られたお話だと感じました。
作品の画風も色鉛筆で描いた様なタッチの風景で、とても親しみやすいものだったと思います。


崖の上のポニョ イメ-ジ2


しかし、自分は観た時期が悪かったのかも知れませんが、ポニョがソウスケを想うあまりに魔法の力によって街を大洪水に巻き込んでしまった展開には少々、頂けないなと思ってしまいました。

この作品に登場する施設も老人向けのケア施設。山口県の土砂災害のニュ-スと被ってしまい、非常にリアルタイムに悲しい災害と同じになってしまいまして、ちょっと笑ってられないものとして受け止めてしまいました。

車イスで不自由な生活をしていたお年寄りたちが突然の洪水災害に見舞われ、大変な思いをしただろうに、ポニョはなんの悪びれた様子もなく、そして誰もそれについて言及しない。これは子供向けだからと言って、子供に対して「悪い事」を教えられないと思い、また、実際に現実に起きている災害による被災地の状況を見ますと、ちょっと頂けない部分として印象に残ってしまいました。

でもやはりおとぎ話の様な世界ですので、あんな大変な状況でも、みんな笑顔だったのが救いでしょうか?
そうした部分はちょっと複雑な心境になってしまいました。

崖の上のポニョ イメ-ジ3


それと他のレビュ-でも見かけましたが、このソウスケ君。母親を「リサ」と呼び捨てにしています。これについて相当、嫌悪感を抱いた方が多かった様ですが、自分はそこまでは嫌な感じは受けませんでした。親を呼び捨てにするというのは「クレヨンしんちゃん」で慣れてしまったかなぁ。。。
そういう親子関係もその家庭で良いのなら、別に良いとは思いますけどね。
逆にソウスケが子供なりに色々なものを見据え、自分がしっかりしなきゃ!という意気込みが伝わってきて自分は好感が持てました。
5歳くらいの男の子って頑張っちゃうのではないでしょうか。だって「男」だからとしっかりしようと意識をし始める時期でもあるのかも知れませんね。

他にも細かいところが多々、目につく作品だったようですが、自分はそれよりもこの作品の元気一杯の躍動感に心を奪われました。
暗にメッセ-ジとしても様々な問題が見え隠れしていましたが、やはり可愛らしいポニョの弾ける元気さ。そして生まれてきてよかった!という喜びを体中で表現した部分が大きく映って、こちらも元気をもらえた、そんな作品となりました。

まぁ細かいところはあまり気にせずに、こうした作品は楽しく観るのが一番かなと思った。というところです。面白かったか?と言われれば、面白かったと言えますね。(^^)

それにしてもこの作品の主題歌を歌っていた大橋のぞみちゃん。その後もテレビで活躍されていて本当に良かったですね。昨年の大晦日に藤岡藤巻氏らと解散となったときはどうなるかと思いました。

映画にあまり関係なくて失礼致しました。。。




ユウ太的評価 7点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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パンズ・ラビリンス
2009-07-25 Sat 19:02



パンズ・ラビリンス


【スト-リ-】
1944年のスペイン内戦で父を亡くしたオフェリア。母は冷酷な独裁主義の大尉と再婚する。恐ろしい義父から逃れたいと願う彼女は、屋敷の近くで謎めいた迷宮を見つけ出し、足を踏み入れると、迷宮の守護神“パン”が現れる。パンは「あなたが探し続けていた魔法の王国のプリンセスに違いありません」と明かし、その真偽を確かめるため、オフェリアに3つの危険な試練を与える。オフェリアはなんの準備もないままに、その試練に立ち向かうことに…。

アカデミー賞3部門受賞した鬼才ギレルモ・デル・トロによる、ダークファンタジーの傑作!



【レビュ-】
以前から気になっていたファンタジ-作品だったので鑑賞してみました。

ファンタジ-映画というと、それはまるで夢の様なお話で、ワクワクしながら童心に帰って楽しめる内容。とイメ-ジしてしまいますがこの作品、ファンタジ-とは言いますが、かなり描写のキツイ味付けになっていて、子供が楽しめる映像とはいかない仕上がりになっていました。
ダ-クファンタジ-とはこんな感じなのかと感心してしまいましたね。


舞台はスペイン内線の暗い影を落とす、前線の村での物語となっています。そこは反抗勢力を抑える
ヴィダル大尉が率いる部隊の拠点となった村でした。
そこに大尉と再婚した母と娘の二人がやってくる所から始まりました。
その少女がオフェリアで、彼女は読書が好きな女の子。この部分からこのファンタジ-は彼女の妄想が生み出した独創的な世界なのか、どうか。というものでしたね。


パンズ・ラビリンス イメ-ジ3


このオフェリアが戦いの中に居て冷酷な義父を見て、精神が現実逃避して見ている妄想なのかは色々と受け取り方があると思いますが、妖精にであって村の近くにある迷宮の跡に導かれます。そこで出逢った迷宮の守護神、半人半獣のパンが現れて、自分がこの地下にある王国の王女だと告げられ、それを証明するために試練をあたえられます。

この試練がまたキツイものでした。
気持ち悪く、残酷描写もあったりとこの作品、子供のオフェリアが主人公なのに子供向けの映像ではないんですね。そのギャップがまたクセがあって良かったんです
それとこの妄想世界に登場するキャラクタ-たち、特に怪物系が見事に気持ち悪くて不気味で怖いです。
特に掌に目玉があるクリ-チャ-は、恐怖系ゲ-ムに登場しそうな強烈な化け物でした。このクリ-チャ-がいた部屋の天井に描かれていた絵もすごく不気味で、ヤツを起こしたらこうなる!というのを示唆した絵で、動き出した時は本当、「こえぇぇぇ~っ!」となってしまいました。爆っ!


パンズ・ラビリンス イメ-ジ2


幻想世界の試練はキツかったが、現実世界の内線の状況も惨いものでした。
義父のヴィダル大尉はゲリラ戦を仕掛けてくる反抗勢力に対して残忍なやり方で次々と殺戮していきます。
また駐屯地の村人たちにも内通している者がいれば容赦はしません。その標的はオフェリアや母親までにも向けられてきました。

その大尉のやり方も残酷で無慈悲なもの。本当に描写はリアルでキツいです。ですが、この作品の映像は全体的に美しいものがありました。
音楽も、もの哀しい美しい音楽でこの奇妙なダ-クファンタジ-を映像美とともに良い雰囲気を作り出していました。

その最も美しいのがラストのシ-ンだったのでしょう。
最後の試練を迎えたオフェリアが選んだ行動。そして彼女の最後の刹那に見せた笑顔。とても美しく悲しかったです。

この幻想世界の出来事は果たして本物なのか、それともオフェリアの逃避したいという精神が生んだ妄想なのか?
地下の王国のシ-ンがあまりにも短かったから、このような疑問が出てしまった訳ですが、あの後、彼女が王女となり幸せに王国で暮らしている映像がもっとあったら、ここまで高い評価を得られなかっただろうと思います。
観ている者それぞれが感じ、考えていい作品なのでしょうね。
自分は最後、オフェリアは試練を見事に克服し、晴れて王国に帰る事が出来たのを見て笑顔になったオフェリアは寂しさや苦しみから解放されたハッピ-エンドだと受け止めています。
それでもとても悲しかったですがね。。。


パンズ・ラビリンス イメ-ジ1



しかし、このパンズ・ラビリンスとタイトルされた「迷宮」。自分としては本当にデカイ地下迷宮をイメ-ジしていたのでその部分はガッカリしてしまいました。ゲ-ムのような仕掛けや怪物がいる迷宮を期待してたのですがね。

それでも全体的に雰囲気も良かったですし、エンディングがとても良かったです。

美しく悲しいファンタジ-の秀作ですね!



ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
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ダウン・バイ・ロー
2009-07-23 Thu 17:02



ダウン・バイ・ロ-



【スト-リ-】
ルイジアナ州ニューオリンズ。ザックとジャックが、それぞれ警察がらみの罠にひっかかってOPP刑務所の同じ房に入れられる。そこに不思議な仲間、イタリア人旅行者のロベルトが加わって、脱獄を計画をし、あっさりと成功してしまう。3人は地獄とも天国ともつかぬ奇妙な逃亡の旅を重ねてゆく……。

ロックシンガーのトム・ウェイツとイタリアの名優、ロベルト・ベニーニ共演による、ジム・ジャームッシュ監督の集大成的作品。



【レビュ-】
この作品も高い評価を得ていたので、興味を持って鑑賞してみました。

この映画、なんだろう?とても不思議な魅力のある映画だと感じました。コメディと分類していますがコメディではないだろうと思います。ジャンル分けをするのは難しい映画でもあります。


登場する主要人物は3人。かつては大都市でラジオのDJをしていたが干されてうだつの上がらない男ザック。そして街のチンピラのジャック。物語の前半はこの2人が、それぞれワナにはめられて捕まってしまい、刑務所に送られてくるのです。
この2人が同じ房に入れられます。で、この2人、キャラ的に同じ様な感じの男なのですが、お互いに牽制し合い、キャラは被っているのにまるで水と油。まったくソリが合いません。

そこにイタリア人で変な片言の英語しかしゃべれないロベルトが彼らと同室になるのですが、ここから映画が面白くなっていきました。

このロベルトがこの作品の後に各国で賞賛を浴びたあの「ライフ・イズ・ビュ-ティフル」のロベルト・ベニ-ニでした。
彼の持ち味は「しゃべり」の演技ですが、この作品でもふんだんに披露されていました。刑務所の中でも明るく前向きに振る舞う姿は、「ライフ・イズ・ビュ-ティフル」のグイドを彷彿させるお見事なものでした。(作品はこちらの方が先に製作されているのですが・・・)それに彼は喋らなくても見ているだけで面白い。彼の人を和ませるオ-ラは本当に不思議な魅力ですね。


この作品から、ロベルト・ベニ-ニのキャラクタ-は決定されていたかの様に、厳しく辛い状況でも明るく振る舞う彼の姿は、いがみ合っていたザックとジャックの心をも動かしました。

この作品の名シ-ンの一つ。檻の中での「アイスクリ-ム」の叫び。3人の気持ちが一つになった瞬間の思わずニヤリとさせられる名シ-ンです。


その後、刑務所から脱獄を企て、見事に成功するのですが、まぁあっさりと。追われてハラハラするのかと思いきや、まぁ全然何事も無かったかの様に。
ハッキリ言ってスト-リ-はめちゃくちゃです。物語に起伏もありません。
ただ男たちを映し出し、その何気ない姿を追っているだけなのですが、不思議ですね~。妙に絵になっているのです。

この作品、モノクロで味わい深い映像が沢山見られ、冒頭の映像から格好良い雰囲気を出しまくっています。横流しで街の風景を映し出す映像に、ザックを演じたトム・ウェイツのダミ声の歌声が良い味を出していました。
ここから気持ちを持って行かれます。モノト-ン色の風景はモノクロの写真の様に見えました。

そう、この映画は一つ一つのシ-ンがまるで写真の様に、映像がとても絵になっているのです。
そこがこの作品の評価の高い理由なのでしょう。非常にセンスを感じる映像が魅力的で自分も引き込まれていました。

その象徴が最後のラストシ-ン。定点カメラで撮られた映像に、ザックとジャックが分かれ道を東西に向かってそれぞれが歩み出す。
このラストが好きだというファンも大変、多いみたいです。自分もこのシ-ンには心を奪われました。


この映画はスト-リ-を楽しむものではなく、写真の様な映像の雰囲気と、他愛もない男たちの会話や変化していく過程を観る映画だと思います。とても不思議な映画です。

それともう一つ不思議というか、運命を感じたものがありました。
3人が脱獄し、逃亡を続けてる途中で行き着いた喫茶店に暮らしていた女性。その女性がロベルトと惹かれあい、共に暮らす事を選ぶのですがなんとその女性、「ライフ・イズ・ビュ-ティフル」でロベルト・ベニ-ニ演じるグイドが射止めたド-ラだったのです。名前はニコレッタ・ブラスキ。彼女は映画でもロベルト・ベニ-ニと結ばれていますがプライベ-トでも本当の夫婦となっていますね。


この映画を観ていて、時間が経つのがすごく早く感じました。それだけ何故か映像に惹きつけられ、夢中になっていたのだと思います。しかし、本当に物語的にはドラマチックな盛り上がりはほとんど無かったのですがね。しかし、何故か惹きつけられる。感性に訴えてくる作品なのでしょうか?


不思議な魅力と運命的なものが詰まった、本当にミラクルな作品です。




ユウ太的評価 7.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
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邦楽  ミニッツ・メイド  /  RIP SLYME
2009-07-20 Mon 15:23



【解説】
日本のヒップホップ・グル-プ。
メンバ-はRYO-Z(リョージ)、ILMARI(イルマリ)、PES(ペス)、SU(スー)のMC担当と、DJ FUMIYA(フミヤ)の1DJ+4MCで構成されている。

1994年、RIP SLYME結成。インディ-ズ時代はDJが二人いて、2DJ+3MCの構成だったが、1996年にDJが二人とも脱退しDJ不在となってしまった。しかし、翌年の97年にDJ FUMIYAが加入。1DJ+3MCの形になる。
98年にSUが加入し、現在の1DJ+4MCの構成になり、現在に至っている。

グル-プ名のRIP SLYMEは、RYO-Zの「R」、 ILMARIの「I」、 PESの「P」を取り、それに当時流行していた玩具「スライム (SLIME)」の綴りを変えた"SLYME"を組み合わせた物となっている。

1995年にインディ-ズ・デビュ-を果たしてから6年後の2001年にメジャ-・デビュ-。
そして翌年2002年にシングル・リリ-スした「楽園ベイベ-」はオリコンチャ-トでもロングヒットを続け、RIP SLYMEの名を全国区にのし上げた。
以降、立て続けにヒットを飛ばし現在でも高いパフォ-マンスで多くのファンの心を掴んでいるグル-プとなった。




夏と言えばレゲエ。そしてヒップホップなのですが、自分が大好きなRIP SLYMEを取り上げてみました。
彼らの曲を初めて聴いたのが、2001年リリ-スの「雑念エンタテインメント」でした。なんて楽しくてノリノリの曲なんだろうと、それまで聴いていたHIP HOPとはまるで違う、陽気なエンタ-テイメントHIPHOPに心を鷲掴みにされた記憶はまだ新しいですが、その翌年の夏に大ヒットした「楽園ベイベ-」で一気に大ファンになってしまいました。

「楽園ベイベ-」は聴いた瞬間に真夏になれるほど、夏を感じ楽しめるナンバ-ですよね。彼らの陽気でギリギリのlyricも楽しいし、ライブパフォ-マンスも最高にハイテンションで、体中で楽しめるグル-プです。


今回の曲は、そんな彼らの曲でも非常にゆる~い感じのナンバ-。
この曲で使用しているサンプリングのネタはまるで「ゲ-ム音」のような楽しいもので、夏のダラケ具合に一層、拍車をかけそうなダルダルな感じがとても心地良い曲です。

でも、曲の内容は彼らがある夏の日に作詞、曲作りに苦戦する様子がちょい描かれていて、なんともゆるゆるの内容です。
この時、何故かPESさんは不在だった様で・・・。彼らの日常の物語が描かれていてとても変わった曲となっていますね。

真夏日に、「仕事したくな~い」みたいな暑くてダルい時に聴いて元気を出したい。そんな曲ですね。(^^)

自分は今日も仕事ですが、ミニッツ・メイド聴いて少し肩の力が抜けました。リラックスというか、根詰めてやらずに頑張ろうかなと、気分をリフレッシュしてスパ-トをかけたいと思います。

で、仕事が終わったら「楽園ベイベ-」を聴いて楽しい夏を妄想すると。何気にちゃんとフルコ-スになっていますね。
もう少しで夏期休暇を迎えます。お盆前の何かと忙しいこの時期、たまにはゆる~い曲を聴いて一休みしてみませんか?(^^)







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マンマ・ミーア!
2009-07-18 Sat 17:42



マンマ・ミ-ア!


【スト-リ-】
舞台は、愛の女神アフロディテの泉の伝説が残るギリシャの小島。
母親から深い愛情を一身に受けながらも、父親を知らずに育ったソフィの願いは、結婚式で「パパとヴァージンロードを歩くこと」。結婚式を間近に控えたソフィは、ドナの古い日記に書かれていた昔の恋人たち3人の存在を知り、一計をたくらむ。本当の父親を探しだし、一緒にヴァージンロードを歩いてもらう為に、ドナに内緒で結婚式の招待状を送る。前日、そろいも揃って3人が一緒に島に到着するのだった・・・。

ABBAのヒットナンバーをベースに構成され世界中で大ヒットとなったミュージカルを映画化。リゾート・ホテルを経営する母ドナと、20歳の娘ソフィの結婚式前夜から24時間を描いた物語。



【レビュ-】
ここのところ、ずっと忙しく休みも無ければ帰宅するのも遅かったので、DVDもレンタルし放しの作品があってずっと鑑賞出来ずにいました。

その内の一本が以前から見たかった「マンマ・ミ-ア!」でした。

この作品、ミュ-ジカル舞台の作品で世界で10都市の公演がなされ、日本でもあの劇団四季さんが日本語版として制作した同作品のCMを見た時から、このミュ-ジカルを見てみたかったという経緯がありました。

その最大の理由として、世界的ポップス・グル-プであるABBA(アバ)のヒットナンバ-で綴られる物語であると言う事にとても魅力を感じてしまいました。

結局、ミュ-ジカルは未だに観に行く事が実現されてはいませんが、このミュ-ジカルを映画化した今作品を観るのをずっと楽しみにしておりました。
ここに来て、ちょっと仕事も一息つける様になったので昨夜、やっと鑑賞出来ました。


オリジナルのミュ-ジカルもこの映画も同様に、ABBAの数々のナンバ-にのせて、心温まる結婚式前夜の娘と母の物語としてイメ-ジしていましたが、自分のイメ-ジを遙かに超えるとってもハイテンションな物語でしたね。

主演のメリル・ストリ-プを始め、脇を固めるジュリー・ウォルターズとクリスティーン・バランスキーのおばさま3人組がもう元気、元気で歌って踊って弾けまくるの連続で、冒頭からミュ-ジカルの世界に引き込まれていきました。

マンマ・ミ-ア!イメ-ジ1

勿論、流れてくるのはABBAのヒットナンバ-。イントロが流れてくるとワクワクしながらハイテンションな映像に圧倒されるくらい楽しくて、元気をもらえる様な前半部分だったと思います。

また、この物語の舞台になっているギリシアの島。その自然がすごく綺麗でリゾ-ト地での夏を感じる事が出来ました。
海の色がとっても綺麗でこの島を訪れてみたい。そんな気にさせてくれました。

ABBAの曲も物語にピタリとはまっていて、とても楽しい気分にさせてもらえたと思っています。


ところが、このハイテンションなノリがずっと続く中、男性俳優陣の登場でその歌唱力が落ちていったのを皮切りに、スト-リ-もはちゃめちゃになっていくと少々、自分も観るのがダレていってしまったのは正直な感想です。

ソフィのパパ候補の一人である、ピア-ス・ブロスナンは007シリ-ズでジェイムズ・ボンドを演じた俳優さんですが、彼の歌がまたちょっと・・・という感じで痛かったです。皆さん、他のレビュ-でもこの事は指摘されていましたが、噂通りの歌声でした。汗っ
因みに彼は2008年度(第29回)のゴールデン・ラズベリー賞の最低助演男優賞を受賞した。 というオチまでついてしまいましたが、それはまぁご愛敬と言う事で。

マンマ・ミ-ア!イメ-ジ2


だってこの作品はABBAのご機嫌な曲たちに乗せて、本当にお祭りの様なミュ-ジカル劇ですから、物語や構成うんぬん という事を感じる作品ではなく、曲、歌、踊りを身体で楽しむという、そんな作品だと自分は思いました。

自分の好きなシ-ンは、透明でキラキラした綺麗な海に突き出した桟橋の上で、皆が身体を揺らしながらラインダンスみたいに踊るシ-ン。その時に流れる曲は名曲「ダンシング・クイ-ン」なのですが、本当にご機嫌な映像で楽しいのに、何故か胸が熱くなって涙が出そうになりました。

その歌が終わってから海に飛び込み、気心の知れた仲間たちとのハイタッチ。観ていて非常に爽快で自分も友人たちと騒ぎたくなりましたね。(^^)
あのシ-ンにあの曲は本当に素晴らしく、とてもマッチしていたと思います。大好きなシ-ンでした。



そして結婚式当日へと物語は進んで行きましたが、最後はもう何でもアリか!と突っ込みたくなる程のめちゃくちゃなラストでしたが全体的に楽しく観る事が出来ました。


マンマ・ミ-ア!イメ-ジ3


この作品、結婚式の主役である花嫁に一番、スポットが当てられるのかなと思っていました。娘のソフィ役、アマンダ・セイフリードもキュ-トで若々しい弾ける魅力を出していましたが、おばさまパワ-には全然勝てませんでしたね。彼女も光っていましたがその彼女ですら圧倒されているようでした。
それだけおばさま3人がすごい元気でキラキラに輝いていました。もう脱帽です。

しかし、何と言っても音楽の力は凄いと思います。 超有名なABBAの数々の名曲は本当に素晴らしく、改めて良い楽曲だなと思い知らされました。全然、色褪せていません。時にノリノリで笑わせてくれ、時に胸が熱くなる位、ジ-ンとさせられる音楽のパワ-。やはり音楽は素晴らしいです。


この作品、ミュ-ジカル作品が苦手な人も楽しく観る事が出来ると思いますし、何より元気がイマイチ出ない人は沢山、元気をもらえると思います。

全てノリが良かった。楽しい作品でした。(^^)




ユウ太的評価 7点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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洋楽 DENPASAR MOON / JESSICA JAY
2009-07-17 Fri 19:05



【解説】
今回、解説というかジェシカ・ジェイの事を色々と調べまくったのですがどうしても調べ切れませんでした。汗汗汗っ
ですからここで記事としてプロフィ-ル情報等は書けなくなってしまいました。誠に申し訳ありません。

確か、確かという曖昧なものですがジェシカ・ジェイはヨ-ロッパの人。北欧辺りだったかと思います。
記憶違いでしたら申し訳ありません。

ていうのは自分がこのジェシカ・ジェイという人を知ったのは、以前にも記事にしました。インドネシアに旅行に行った際に向こうで購入したレゲエのオムニバス・アルバムに彼女の曲が入っていたのがきっかけでした。日本にはまずありません。


その後、インドネシアのバリ島に「デンパサ-ル」という市があって、そこの情景を盛り込んだ「デンパサ-ル・ム-ン」という曲に出逢ったのです。因みにデンパサ-ルはバリ州の州都で「デン」はインドネシア語で北を意味し、「パサ-ル」は市、市場を意味します。
地図で見るとデンパサ-ルは南の方の都市なのに北の市場だなんて。確かにデンパサ-ルには有名な市場があるんですけどね。


自分が一番最初に彼女の曲を聴いたのがレゲエでカヴァ-された日本でも大変、有名な「花」と言う曲。
沖縄のあの曲でございます。「泣きなさい 笑いなさい いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ」というあの曲の、レゲエ・バ-ジョンをこのジェシカ・ジェイが歌っていたのです。
彼女のハイト-ンな声にすっかり魅了された自分はインドネシアにいつも行っているワ-ルド・ワイドな先輩にリサ-チしたところ、良い曲がある。と言う事で紹介されたのがこの曲でした。

多分、輸入物のアルバムなどで弱冠日本に入ってきてるかも知れませんが日本ではメジャ-じゃないア-ティストです。知らない人も多いと思います。
けれどアジア圏ではこの「DENPASAR MOON 」は有名みたいですね。

実際、バリ島に出かける際はバリ島の玄関口「デンパサ-ル空港」に降り立つので(正式名称はング・ラライ国際空港)観光都市としても、かなり有名な固有名詞です。
歌詞の内容はほぼ分かりませんが(ごめんなさい汗っ)「デンパサ-ルの月よ 私を照らしておくれ」みたいな詩世界だったと思います。


先日より関東でも梅雨明けをし、昨日は猛暑となりました。すぐにまた、暑い日が続く真夏日となるでしょう。
学生さん達も今日で終業式を迎え、いよいよ明日から楽しい夏休みとなるところが多いようですね。
夏と言えば海。そしてレゲエ。

少しでも夏とリゾ-ト気分を満喫して頂けたらと思いご紹介してみました。

あぁ・・・自分もまたバリに行きたいなぁ。

赤道を越えた南半球のバリ島。クタという所にあるプライベ-ト・ビ-チの様な海岸でみたデンパサ-ルの月と南十字星は今でも、自分の瞼に焼き付いております。
陽気なバリニ-ズ達とのビリヤ-ド。美味しいビンタン・ビ-ルを飲みながらバビ・グリンと呼ばれるブタの丸焼きを頬ばる。歌と踊りの楽しい時間は朝まで続く・・・

あ-っ!行きたいわ~

デンパサ-ルの風景も一緒に貼っておきますので見てみて下さい。自分はこの映像のほとんどの場所に行った事があります。それとパラセ-ルもやりましたよ~。めちゃめちゃ気持ちよかったです。


でもまだまだ、これから忙しい時期を迎えますよね。皆様におかれましてもこれからお盆前の忙しい時期。お身体には充分、注意されて過ごされます様に・・・。

自分も少し復活出来ましたので今夜からまた映画を観まくりま~す。(^^)





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邦楽  二人の夏  /  浜田省吾
2009-07-17 Fri 19:04



【解説】
広島県出身のシンガ-・ソンク゛ライタ-、ロック・ミュ-ジシャン。
トレ-ドマ-クはサングラスで愛称は「浜省(ハマショ-)」。

1952年、広島に生まれ、警察官だった父の転勤で広島県内の転居を繰り返す少年時代にビ-トルズやボブ・ディランなどの洋楽に触れて行く。
高校入学時に野球部に所属するが3年の時に退部。その後フォ-クソング・クラブに所属しながら当時、デモ活動など激しかった学生運動に参加していく。この頃の経験が彼の曲作りの基盤となっているという。

大学時代にもまだ学生運動は盛んであったが音楽活動に熱心になっていき広島フォ-ク村の仲間と共にバンド「愛奴」を結成、音楽活動にのめり込む形で大学を中退。
1974年に上京し同郷の先輩、吉田拓郎のバックバンドとして全国ツア-に参加する事になる。
しかし、バンドのメンバ-達との音楽性の違いや自身のシンガ-ソングライタ-への憧れなどにより、1975年9月に愛奴を脱退する。

そして1976年4月、アルバム「生まれたところを遠く離れて」とシングル「路地裏の少年」でソロデビュ-。
その後はメディアにこそ登場する機会は非常に少なかったが、ライブ活動を精力的にこなし、数多くのアルバムをリリ-ス。
尾崎豊や桜井和寿、中村あゆみなど多くのア-ティストに大きな影響を与え、その他現在でも多数の著名人にも愛されている。



自分の学生時代に良く聴いていたア-ティストの一人。浜省。
自分の中で尾崎豊、長渕剛そして浜田省吾は、青春時代と呼ばれる時期に彼らの曲と共にあったと行っても過言では無い程、敬愛していたア-ティスト達です。

浜省。彼の生んだ曲はそれこそ自分の青春時代の、多くのシ-ンにいつも流れていた曲ばかりで10代、20代に沢山聴いていたものでした。

そんな彼の曲の中で夏にとびっきりの曲を今回、取り上げてみました。
この「二人の夏」は自分が浜省のアルバムの中でもお気に入りのもの、「CLUB SURF&SNOWBOUND」にも収録されているご機嫌で、それでいてとっても懐かしくて思わずホロリとなってしまう曲です。

この曲、浜省が所属していたバンド、愛奴の時からの仲間の一人である町支 寛二とのツイン・ヴォ-カルのようなハ-モニ-で構成されていて、町支のファルセットで歌うコ-ラスと浜省のヴォ-カルのクロスするところがめちゃめちゃ良いんですよね。その町支 寛二と言う人はのちに浜省のバック・バンドTHE FUSEのギタリストでもあり村下孝蔵などの楽曲も手掛けた人物です。

それと、このPVがまたすっごくお洒落で格好良い、ちょっと昔の風景のような、80年代のアメリカ西海岸のような、そんな雰囲気のPVで浜省御本人の登場もほんっと!格好良い映像です。

彼のこうした拘りがあってセンス溢れる映像や、アルバムの写真の撮り方なんかは、あの尾崎豊も大きな影響を受けたというのは有名なエピソ-ドです。機会がありましたら浜省の80年代のアルバムと尾崎の同時期のアルバムを手にとって見比べてみれば分かると思いますよ。


そしてもう一曲。自分が学生の頃、色々とうまく行かない時期に励まされ元気をもらえた曲「遠くへ」をご紹介します。
この「遠くへ」は浜省のアルバムの中でも3本の指に入るクオリティの高いアルバム「J・BOY」の中に収録されています。
その他、自分の中での浜省ベストアルバムは「Sand Castle」というアルバムでバラ-ド・セレクションアルバムなんですが、これがまた全ての曲が良くて涙ものです。。。

自分は彼のアルバムは90年前半のものまでは大体、揃っています。とっても好きなア-ティストでありますので良かったら是非、聴いてみて下さい。

また、浜省を語れる人は多分、同世代でしょうね~。彼の曲は色褪せなくて素晴らしいものばかりですね。懐かしくてポロポロ涙して下さいね!
自分も今、本当に忙しいんですが、彼の曲を聴いてまた頑張りたいと思いました。優しく背中をそっと押してくれている様な彼の「遠くへ」。大好きな曲です。(^^)





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クライム&ダイヤモンド
2009-07-08 Wed 19:55



クライムダイヤモンド


【スト-リ-】
場末のホテルの一室、椅子に縛り付けられたトレバー・フィンチは、古い名作映画フリークの殺し屋‘毒舌ジム’に捕まってしまい、こめかみに銃口を突きつけられていた。ジムはいい話を聞かせてくれたら、命を助けてやると約束する。絶体絶命の危機の中、フィンチは話し始める…。

本作で脚本も手掛けているクリス・ヴァー・ヴェル監督の劇場デビュー作。サスペンスやロマンスの要素を織り交ぜつつ、セリフや映像として過去の名画の引用を随所にちりばめるなど映画ファン心理をくすぐる遊び心満載の異色犯罪コメディ。



【レビュ-】
いつも自分が映画作品を観る時に参考にしているみんなのシネマレビュ-さんで評価が高く、レビュ-内容を読んで面白そうだと思いレンタルした作品でした。


レビュ-の内容で凄く興味を惹かれたのが、この物語の殺し屋として登場する「毒舌ジム」と呼ばれる男が、大の映画好きという変わったキャラクタ-を観たくて選んだのですが、いやぁとても面白かったです。(^^)

この毒舌ジム、殺しという仕事と映画をこよなく愛する男で、何を語るにも全部映画に絡めてしまう程。その映画はクラシックの名作と呼ばれるものばかりで、名台詞もポンポン飛び出し相手に有無を言わせません。
そんな映画好きの殺し屋に命を狙われたクリスチャン・スレ-タ-演じる詐欺師との言葉での攻防はとても面白かったですね。

詐欺師は捕まってしまったが、映画好きの殺し屋に映画の様な話を聞かせて逃げるチャンスを伺うのですが、この毒舌ジムがまんまとその話に食いついてくるのです。
「その映画の様な話が面白かったらお前を殺すのを延ばしてやる」。詐欺師フィンチは必死に話を進めていく。
その話が回想シ-ンとなって映画は進行していくのですが、この展開が素晴らしかったです。映画の様な面白い昔話が回想で表され、その話が進んで現在、ジムに捕まっている所までリンクする。
脚本と展開の妙を観れた作品となり、とても楽しませてくれました。

この毒舌ジムも昔話の回想から始まる話に「回想シ-ンは客は混乱してしまうが好きだ。」なんてすっかり心を奪われ、2転3転する話に夢中となり、ラブスト-リ-の様なラストのハッピ-エンドまで期待してついには、自分がそれを演出してしまう。はちゃめちゃなのですがこれがまた楽しくて気持ちの良い爽快感がありました。

そしてジムのラストの演出はとっても小粋でお洒落で、自分はこのシ-ンが始まる瞬間「もしかしてあの名シ-ン?」とすぐに読んでしまいましたが、すっごく良かったです。(^^)


多分、昔の名作を沢山観ている方や映画が好きな方には大変、楽しめる作品となるでしょう。普段映画を観ない方でも名作を知っているなら思わず嬉しくなってしまうような、そんな楽しい作品です。
そんな名画や名シ-ン、俳優の小ネタが満載の粋な作品だと自分は思います。

しかし、クリスチャン・スレ-タ-は主演なのにすっかり毒舌ジムを演じたティム・アレンに全部持ってかれてます。 そうですね~この作品は毒舌ジムを観る映画ですね。


こんな作品、みんなのシネマレビュ-さんで見つけなければ、とてもめぐり会えなかった作品でしょう。多くの人の評価が高い作品はこれからもチェックしてご紹介したいと思います。

本当に面白く、とてもハッピ-な作品でした。映画好きは必見です。お勧めですよ!(^^)




ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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ブタがいた教室
2009-07-03 Fri 19:28



ブタがいた教室


【スト-リ-】
「ブタを飼おう! 大きくなったらみんなで食べよう!」
新米教師の星先生は、ある大胆な授業を計画していた。それは、ブタを飼って大きくなったら、みんなで食べよう。生徒たちに生きているものを食べるという意味を考えさせるという目的で、1年間「食べる約束」で子ブタを飼い始めた。そして迎える卒業式。クラスを二つに分けた涙の激論の中、26人の生徒たちと星先生が最後に出した「答え」とは・・・

1990年に大阪の小学校で実際に行われ賛否両論を巻き起こした授業を映画化。子供たちによる果てしない議論が始まる!


【レビュ-】
最近の邦画の中で、劇場公開の時よりすごく気になっていた作品でした。DVDにてやっと鑑賞出来ました。


実際に行われた授業を映画化したものということで、いやはや凄い授業をやったんだなぁという関心が自分の中で大きく、非常に興味を持って鑑賞しました。
小学6年生のクラスで卒業するまでの1年間、ブタを育ててみんなで食べよう!と先生が持ってきたそれは、なんと生きたブタ。しかもまだ小さくてとっても愛嬌のある可愛い子ブタちゃんでした。

時は4月。まだ可愛い!と言うだけで後にやってくる辛い出来事も理解出来ずに、クラスのみんなはそのブタを飼うんですね。ここではやはり、まだまだ子供。最初から「食べる」為に飼うんだという事は頭のどっかから消えてしまって、可愛さばかりが先行してしまい皆はその子ブタに「Pちゃん」と名前を付けてしまうんですね。

この時点でもう、情が移ってしまうでしょう。子供は純真で可愛いと思いました。大人の自分から言わせてもらえばこの時点でOUTですね。

ブタがいた教室 イメ-ジ2


それからは皆がPちゃんを可愛がり、一生懸命世話をしていくのですが食べるという事は完全に消えてしまっている。先生の狙いは果たして思惑通りに行っているのか、自分は観ていてハラハラしてきました。
臭いが強烈な糞尿の掃除も、夏の台風による嵐の夜も、懸命に世話をする子供たち。観ていて健気でこの先の展開に不安を抱きました。

先生の台詞「僕は生徒に残酷な事をさせているのだろうか?」。とても考えさせられますが、人間は残酷な生き物です。
他の生命を食して行かなければ生きていけない。それが鶏、豚、牛などの肉類。そして魚などの魚介類。もちろん菜食主義や最近はマクロビォテイックというのもありますが、大多数の人が命あるものを食していると思います。

また、古来よりそれぞれの国で培ってきた食文化は時に他の民族からは非難を受ける事もありますよね。例えば日本ですと鯨など。
牛、豚は食べても鯨は賢く雄大な動物だから可哀想だ。というものです。

でもこれは同じ生命を食している事には変わりません。何が良くて何が悪いのか。そのような事も考えさせられる内容が出て参ります。


ブタがいた教室 イメ-ジ1



そして時は流れて2月。もう少しで卒業という時期に、最初「食べる」と言う条件で飼ってきたPちゃんをどうするか?という議論がこの映画の見所でしょう。
実際、この子役達にはこの議題について白紙の脚本が渡され、そこには結末も書かれていなかったという事です。
自分たちの考え、言葉で台詞を言わせたという迫真のディスカッションが見られました。

「食べると言う事はPちゃんを殺す事なんだよ。」、「一緒に卒業出来ないんだから食べる事が責任。」
このディスカッションに突入する前に先生が述べた言葉は、この論議に正解も不正解もない。皆が心ゆくまで話し合いをするんだ。という非常に濃い議論でした。

この授業は食べる事とはどういう事?生命を食するとは? と真剣に考えさせられる素晴らしい授業だったと自分も思います。今の世の中、この日本では食べるものに溢れ豊かな食生活を送っている人が沢山、いる事でしょう。贅沢に食物を口にしている人、食べられないからと沢山の食料を残して捨ててしまう人。このような人が多いと思います。
また、日本の生ゴミ、食材の残飯ゴミの量も半端じゃない数字ですね。

最近の人の中には食せる喜び、感謝を忘れてしまっている人も多いと思います。肉や魚は加工済みのものしか見なくて、子供の中には魚は切り身だと真剣に思っている子も居るという驚きの答えもあったとか。
元は生きている生命。その尊い生命を戴いているという事。この作品で改めて教えてもらったと感じました。ある生徒さんの意見で「Pちゃんを食べたら、Pちゃんが私の体の一部になる。」鋭く良い意見が聞けたなぁと思いました。


で、その議論の終着はここでは書きませんが、最後は自分的にちょっと納得はいかなかったです。
決着がついていない気がするんです。自分は。
生徒も先生も皆が皆、真剣に考え生命に向き合ったと思います。ディスカッションもとても良かった。自分は議論の場面はウルウルしてしまいました。涙。

しかし、最後の答えを出したならば・・・・・。 この映画ではこの授業は完成していないと自分は思います。

食育とは残酷で厳しいものなのでしょうか?実際の基になった原作の授業もどうやら酷い結末のようですね。

食べ物を考える作品だけに、自分の感想は「消化不良」で終わってしまいました。

ブタがいた教室 イメ-ジ3

でも、このPちゃんは可愛かったし真剣な子供たちの意見交換はとても良かったです。
良い作品だと思いますよ!(^^)




ユウ太的評価 7点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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