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スモ-ク
2009-03-31 Tue 18:44


スモ-ク

【スト-リ-】
オーギー・レン(ハーヴェイ・カイテル)はブルックリンの街角で煙草屋を営み、毎日欠かさず店の前の街を写真に撮ることを趣味にしていた。その店の常連で作家のポール・ベンジャミン(ウィリアム・ハート)は数年前に妻を強盗の流れ弾で失って以来、仕事が手につかない。ぼんやりとして車にはねられそうになったポールはラシードと名乗る少年に助けられ、彼は感謝の印に家に泊めてやる。少年は数日後に出ていくが、数日後にその叔母が来た。彼の本名はトーマスで、行方不明で心配しているという・・・。映画が進むにつれ、3人それぞれの家族関係が浮き彫りにされていく。

ニューヨーク、ブルックリンの街角の煙草屋に集う3人を軸に集まる男達女達の日常を、過去と現在を、嘘と本当を巧みに交差させながらユーモアと人情味あふれる人間ドラマ。



【レビュ-】
この作品も色々と評価が高く、好きな映画は?と聞かれてこの「スモ-ク」を挙げる方も多いと言われる作品でしたので鑑賞致しました。

タイトルにある「スモ-ク」とは、そのまんま煙草や葉巻の煙。この作品、煙草をふかすシ-ンが本当に多く、またそれが格好良く、絶妙の「間」となってゆったりと流れていく。
煙草って年を重ねた人が吸うのを見ると、時の年輪を重ねたその仕草に何とも言えない渋い味が出てくるというもの。自分も昔、大人が煙草を吸うのを見て憧れたものでした。

この映画はそんな雰囲気を持っていると思います。

また、登場人物の会話や台詞がとても良いんです。ブルックリンの下町で暮らしている「粋」な人達の会話。時には哀愁を漂わせ、時に洒落た台詞で。 とにかく大人しか吐けない様な、粋なやりとりと台詞の数々。見ていて味わい深かったです。


ニュ-ヨ-クといえば大都市でそこには多くの人が生活し、仕事等で行き交う人と時間が目まぐるしく動いている、そんな印象のある街。
その中のブルックリンにある小さな煙草屋でのお話。大都市の中の、ほんの小さな世界の出来事を淡々と、本当に物語としては事件もラブスト-リ-も何もない、ただの日常を描いているだけなのですが、心に染みてくる良いお話なんです。


自分たちを見返しても小さな領域での小さな世界。そんな場所で毎日を生きていますが、そんな日常にある話を5つのエピソ-ドで描いた作品なのですが、何だろう?とても不思議ですがジワジワくるんです。感動が!

それは煙草をふかしながら語る様な、他愛もない些細な話なんですけど、まったりしていて温かく心地良いんです。

劇中に色んな話やエピソ-ドが出てくるのですが、どれもが味があって、また登場人物達の絡みが皆さりげなく優しくてとても良いです。
5つのエピソ-ドがそれぞれ良い話で、それぞれの話で色々と考えさせられます。
その中に沢山の「嘘」が出てくるのですが、この嘘と実が言葉と同様に巧みに相まっていました。でもそれが嫌味もなく、粋であり真実が解らなくてもそれで良いと思うから深く考えさせられるのかも知れません。

この作品の基となったのは脚本を手掛けているアメリカの作家ポ-ル・オ-スタ-が書き下ろした「オ-ギ-・レンのクリスマス・スト-リ-」というもので1990年にニュ-ヨ-ク・タイムズに掲載されたというものでした。
このポ-ル・オ-スタ-の言葉で
「たった一人でも信じる者がいれば  その物語は真実になる」
という言葉がありました。この言葉を胸に、この作品を観るとまた一味違うと思います。


主役の煙草屋の親父オ-ギ-を演じたハ-ヴェイ・カイテルと、そこに来る常連客の作家ポ-ルを演じたウィリアム・ハ-トの会話、演技がすごく良かった。それ以外の俳優さん達も皆良かったですが、共通して言えるのは表情とその仕草で魅せる演技です。
皆それぞれに味があって雰囲気があって、ドラマティックな盛り上がりが無くても表情で心に染みてくる。そんな映画でした。
それは、この作品に登場する人物は皆、何処か影を持っていて、人には言わない悲しみや悩みを抱えて生きている人達でした。それが人との交流を持ち、交わっていく中で自分を取り戻していったのです。
そこには人と触れ合い、人のさりげない優しさに触れて交わっていく人間ドラマがあったからでした。

そして、ラストのお話でエンド・クレジットで流れる盲目のお婆さんの話のシ-ンでは、それまで心に染み渡っていたものが一気に溢れて、お婆さんの表情を見て涙してしまいました。良い表情をしていましたよ。(^^)



日々、忙しく辛い事や凹む事がある毎日でも、誰かと交差している事。自分の言葉や、時には嘘が誰かをちょっと幸せにしている事だってあるんだなと教えてもらえる作品です。

人間はやっぱり色々な人と交わって生活しているんですね。そして煙草の煙のように、自分が言った言葉は吐き出したらすぐに消えてしまいますが、漂う煙の移り香の様に、その言葉が時に人に教え、人の背中を押し、人に優しさを与えているのかも。逆に人から優しさをもらっているんだなぁと、そんな事も考えさせられました。


心の奥に後から後から、ジワ-ッと染みてきます。
禁煙中の人にはちょっと辛いかも知れませんが、不思議なまったりとした雰囲気の、本当に良い映画です。(^^)
一服しながらまったりと観て頂きたい、そんな素敵な作品でした。



ユウ太的評価 9点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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1408号室
2009-03-29 Sun 15:05


1408号室



【スト-リ-】
呪われた場所を取材し、執筆して生計を立てていたが娘を亡くし、頑なに現実しか信じられなくなったオカルト作家 マイク・エンズリン(ジョン・キューザック)は、ある朝、ドルフィンホテルのカードを発見する。そこには、「絶対に1408号室に入ってはいけない」と書かれてあった。
その後、彼は”1408号室に宿泊した56人の客が全員一時間以内に死亡した”という驚愕の事実を知る。オリン支配人(サミュエル・L・ジャクソン)の執拗なまでの忠告を無視し、遂にマイクは1408号室の扉を開けた。そして・・・。

原作は、S・キングの短編集「幸運の25セント硬貨」の中の1篇「1408号室」。「キング映画の中でも最もリアルに原作を再現している」と大絶賛を浴びたノンストップパニックスリラー!


【レビュ-】
スティ-ブン・キング原作と言う事で、やはり鑑賞してしまいました。
キングの原作作品は、あまり期待せずに観るのが丁度良い と思いまして、気を張らずに鑑賞した作品でしたが自分は結構、楽しめました。

多分、誰もが旅行先や出張先のホテル、旅館などで変な噂がある部屋には興味はあるが泊まりたくない。という感じでしょう。
この主人公はそんないわく付きホテルや心霊スポットを取材し本にしているライタ-です。掴みの冒頭から何故かワクワクしてしまいました。

そこにある一枚のカ-ドが届き、因縁めいた恐ろしい部屋へ取材に行くところから俄然、身を乗り出すように観てしまいました。
いわゆる霊現象みたいなオカルト系ですね。でもここの部屋は単なる霊現象だけじゃないなと感じました。

ここのホテルの支配人、サミュエル・L・ジャクソンが演じていましたが、ただ者じゃない曲者の様に思えます。
主人公が受け取ったカ-ド「1408号室には近づくな」のメッセ-ジは支配人が出したものなのかな?と思ってしまいます。
作家が面白い部屋があると思い、取材するのは目に見えています。これは支配人からの挑戦状か?と思ってしまいました。

1408号室 イメ-ジ2


さて、部屋に入りちょっと落ち着いたなと思ったら、ここから次々と怪現象が起こります。本当に次から次へと、色々と起こります。
ここからは一気に面白くなって行くのですが、心理的に怖かったですね。特に音が良かったです。

この作品、主人公のライタ-をジョン・キュ-ザックが演じていました。彼の演技がとても良かったので一緒になってビックリしてしまいました。
彼の驚く様子や、いや現実に起こっている事ではない と自らに言い聞かせ認めようとしない仕草、段々と追いつめられ精神が錯乱していく状態など、本当に上手い演技だったと思います。本当、物語の大半は彼の一人芝居のような、勿論、部屋に一人で泊まっているのですから彼のその演技が大きく物を言う訳ですね。

その演技のクオリティが良かったので、このお化けビックリル-ムを楽しむ事が出来たと思います。
だから、実際に自分がこんな部屋に泊まってこんな体験をしたら・・・と想像して恐怖感を味わう事が出来たのではないかなと思いました。


ホラ-要素的には、古典的なビビらせ方だったのでそれも自分には合っていましたね。

ただ、途中はやっぱりキングの世界、段々と心理的恐怖は無くなっていきました。ダレるというかちょっと眠たくなってしまったシ-ンもありました。
そして、終焉へと行くのですが、果たしてこれは何だったのか?この部屋に存在する邪悪なものは何だったのか?支配人は何だったのか?様々な疑問と謎が残りました。
それと・・・ 最後のシ-ンは・・・?

1408号室 イメ-ジ1


う-ん、尻切れの様に思えますが、あれはあれで良かったのかなとも思います。
多くの謎を残す1408号室、あれは一体何なのだろう?でもこの主人公はあの部屋に勝ったのでしょう。色々と含みを持たせたラストはこちらの受け取り方で色々と違ってくるようです。


キング作品として、自分はまぁまぁ満足した作品でした。怖いというか、「面白かった」と思わせてくれた映画です。




ユウ太的評価 6.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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サルバド-ルの朝
2009-03-29 Sun 15:04


サルバド-ルの朝


【ストーリー】
1970年代初頭、フランコ独裁政権末期のスペイン。MILという「世界を変えよう」と活動していた若者のグル-プがあった。
彼らは反体制活動で労働者闘争活動の資金を提供する為、銀行強盗を繰り返していた。そんなある日、悲劇は起こる。
彼らが捕らえられる混乱の中、不慮の発砲から一人の警官が死亡。その引き金を引いたサルバド-ルは警官殺しの罪で逮捕されてしまう。その後、正統な裁判をされぬままな死刑を宣告される・・・。

理不尽な運命の瞬間を待つ主人公と、彼のために戦い続ける人々の姿が感動を呼ぶ。
不当な裁判で死刑を宣告された青年の実話に基づくドラマ。


【レビュ-】
「ラスト30分、涙が止まらない」 というキャッチ・コピ-に誘われこの作品を鑑賞しました。

ヨ-ロッパに於けるヒトラ-やムッソリ-ニと並ぶ、スペインの独裁者フランコの独裁政権時の物語という事で大変、興味を持って鑑賞したのですが、この実話は1970年代のスペインで実際にあったという話だから驚きました。

70年代と言えば、自分が生まれた年代という、まだ30数年しか経っていないつい最近の話、ましてやスペインでの出来事だなんて自分は詳しく知らなかったのでとてもビックリしました。

その当時のスペインでは、こんなにも酷い階級社会で人々の自由は奪われ、底辺に位置する労働者達は苦しい生活を送っていたなんて。そんな歴史の勉強にもなりました。
そんな時代に日本と同じように、憤りを感じ志を持った学生達の反対運動が行われていた中での悲劇です。

しかし、この作品で描かれていたサルバド-ルらが行っていた反体制活動は、学生時代にノリで悪い事をやって騒いで楽しんでいるという感じで映ってしまい、どうも感情移入がしずらかったという難点がありました。
当のスペインでは、この作品に感動し、上記で述べた悲劇を繰り返してはならないと言う意味でも、この作品が社会に与えた影響は大きい様ですが、この歴史や悲劇をよく知らない自分にとっては、ちょっとイマイチの感じがしてしまいました。


作品の後半、なんとかサルバド-ルを救おうとする周りの人々の行動は確かに良く描かれていました。
特にサルバド-ルの家族の闘い。そして看守の一人との交流はジ-ンとくるものがありました。
この看守の心が次第に変化し、サルバド-ルの人間性に心を開いていく過程は観ていてグッとくるものがありました。

また、死刑が確定した後の家族の愛情がとても良かったです。
死刑のその瞬間がやってくる直前の家族はとても愛情深く、そして強く立派に見えました。多分、ここら辺が泣きのポイントだと思います。が、やはり感情移入出来なかったので、理不尽だとは思いましたが自業自得の面が大きく残ってしまうので自分は涙する事が出来ませんでした。

最後、処刑のシ-ンがありますが、これは非人道的に描かれていました。これは酷いです。鉄環絞首刑と呼ばれる、拷問にも使われていたという酷いものでした。
この時代、本当つい最近までこんな処刑の執行を行っていたのはゾッとします。

その後、このサルバド-ルの死刑を巡って労働者達が立ち上がり、独裁政権が終焉に向かっていったという、彼の死は世論を動かし、大きな意味となった事は救いですが、そこまでドラマティックに描かれていなかったのは少し残念でした。

スペインの闇の歴史と、こうした人々が葬られてきた圧政を知る事が出来たのは良かったです。
それを観る価値はあるかな という作品でした。



ユウ太的評価 6点
自己評価ですのでご了承下さい。
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おくりびと
2009-03-21 Sat 13:57



おくりびと


【スト-リ-】
リストラされたチェロ奏者・大悟(本木雅弘)は、故郷に戻り、求人広告を手にNKエージェントを訪れる。しかし、そこの社長・佐々木(山崎努)から思いもよらない業務内容を告げられる。それは、遺体を棺に納める“納棺師(のうかんし)”の仕事。妻の美香(広末涼子)には冠婚葬祭関係=結婚式場の仕事と偽り、見習いとして働き出す大悟。だがそこには、様々な境遇のお別れが待っていた…。新人納棺師の日々と、葬儀に集まる多彩な人々を描く、ユーモアあふれる感動作。

★アカデミー賞 外国語映画賞受賞
★モントリオール世界映画祭・グランプリ受賞
★日本アカデミー賞最優秀賞10冠


【レビュ-】
先日のアカデミ-賞でも日本初の快挙を成し遂げた作品で以前より数々の賞を受賞、また、多くのレビュ-でも良い映画だと評価の高かった作品でしたので鑑賞したくて、したくて・・・
やっと鑑賞出来ました。

確かに、良い映画だなぁと思いました。
何というか、ドバ-ッと感動するようなものではなく、全編に渡って程よくユ-モアとジ-ンとくる感動が混ぜられた作品だったという印象です。

この作品に描かれているのは「死」と、それに直面した人々を納棺師という仕事から観た様々なドラマが描かれていました。
一見、とても重く暗くなってしまうテ-マを身近なものとして捉えた、難しいけれど全然そんな感じには仕上げず人がいつかは迎える「死」を人生ドラマとして上手く取り入れた素晴らしいものだったと思います。
その「死」は悲しいものもあれば、やりきれないものや惨いものもあるでしょう。この作品はほとんど嫌な感じをする死がありませんでした。
全ての人が必ず直面するものとして実に自然に、また厳かに表現していたのは良かったと思います。

おくりびと イメ-ジ1


この納棺という儀式、自分は2度立ち会った事がありました。
初めて観たのは自分の叔母が突然倒れ、そのまま亡くなってしまった時、それと自分の祖父が亡くなった時です。
叔母が亡くなった時は親戚、従姉妹達、身内一同が悲しみに暮れ、その突然の死を受け入れられないまま静かに儀式を見届けました。
また、祖父の時は、ある程度年がいっていたので受け入れられましたが、やはり大好きだった自分のお爺ちゃんが逝ってしまった事は悲しく、寂しかったです。

そんな時、この作品のように最後の儀式で綺麗にお召し物を纏い、履き物もきちんと、そしてお化粧をして旅立ちの支度を整えるこの厳かな儀式は、送る者としてはとても有り難いものでした。
亡くなった故人を尊く敬い、また遺族に対しても非常に細やかに説明をしながら旅支度を施してくれる納棺師という人にやはり感謝の意を抱いたものでした。
この作品に描かれていたのも非常に丁寧に、細やかに、故人や遺族に対して気を配った態度と一つ一つの動作、作法が美しい儀式として、観ていて胸にこみ上げるものがありました。

最後の棺に入れられる納棺では皆がそれまで押さえていた感情を顕わにし、涙する場面が見られましたが、実際に親しい人や身内が棺に入る瞬間はなんとも言えない瞬間ですね。
自分も溢れる涙を止める事が出来ませんでした。

こうした場面が美しくというか、日本らしく厳かに、尊く描かれているのが世界の人にも評価されたのかなと思います。
どこの国でも亡くなった方を敬い、その方のご冥福を祈る気持ちは同じだと思いますね。


自分は身内や親しい人を一時期、立て続けに亡くしたという経験があります。
親族では上記の2人、その他自分の所属していた草サッカ-チ-ムのキャプテンは交通事故で意識不明のまま亡くなってしまいました。
仕事関係でも自分より若い仲間が仕事帰りに交通事故で突然、もう一人はお世話になった先輩が癌で闘病の末、亡くなりました。

親族は納棺から葬儀、最後まで、そして知人の方々は葬儀から最後までと、色々と見送らせて頂きました。この一連の最後までの流れを本当に立て続けに経験し、その都度深い悲しみに襲われ、また遺族を思うとやりきれない気持ちで一杯でした。

この作品でも同様な事が描かれています。そうした経験をしていると尚のこと、涙してしまうでしょうね。


この作品は納棺師を通して、死を迎えると言う事を改めて教わり、また生と死について色々な描写で描いていた事も良かったと思います。
この主人公の様に、最初受け入れられなかった事が自然と受け入れられる様になるエピソ-ドや生き物が生き物を食べるという山崎努の話、また、火葬の際の笹野さんの台詞なんかもそうですが、訴えようとしている事が静かに伝わってきました。
それと、納棺の儀を見守る遺族達の姿も色々と訴えてきました。大切な何かを静かに訴えていたと思います。

そうした感じで生と死について考えさせられ、それを山形の美しい自然と素晴らしい音楽とで見せてくれる静かで良い映画でした。

おくりびと イメ-ジ2


死を迎えるという事の、ただ悲しいというだけじゃなく、生きる事や、人生そのもの、命の尊さなど色んなものを描いた素晴らしい作品だと思います。

何て言いますか、アカデミ-賞受賞とかは別にして、またいつか来るだろう、おくる時、そしておくられる時。自分はきちんとできるだろうか?
そんな事もフッと考えさせられる静かな良い映画でした。是非見て頂きたい、本当に素晴らしい映画だったと思います。



ユウ太的評価 9点
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邦楽 ブリッジから見た夜明け / 森川美穂
2009-03-21 Sat 12:00



【解説】
大阪出身の歌手。
1983年、ヤマハヴォ-カル・オ-ディションにて1万人の中からグランプリを受賞。これをきっかけに1985年7月にデビュ-。
この当時はアイドル歌手としてデビュ-をするが、本人は違う路線での音楽活動を希望していた。

1987年にチャゲ&ASKAの飛鳥涼による作詞・作曲の「おんなになあれ」がヒット。この頃より学園祭に出演する機会が増え、「学園祭の女王」と呼ばれる様になり、各地のイベントに引っ張りだことなった。

彼女の歌唱力は定評があり、この当時3オクタ-ブ半の音域があると言われており、パンチのある声量とパワフルなヴォ-カルが売りで実力派のポップシンガ-として、人気も広がっていった。
その後、定期的にアルバムをリリ-ス。また、歌唱力を買われミュ-ジカルにも出演。
現在も音楽活動を続ける中、現在は大阪芸術大学音楽学科のヴォ-カル実技専任講師としても迎えられ活躍している。


80年代後半、あの当時の歌手の中で、自分はこの森川美穂という人が一番歌が上手いと思っていて、その頃より大好きなシンガ-でした。
高校生時代、彼女のアルバムは全部聴いていて、全ての楽曲が良くて上手くて、本当に好きなシンガ-でしたね。

彼女の曲は明るく前向きなポップスがとても多く、彼女自身の性格も明るくサバサバしたもので、楽曲もその性格を反映したような元気の出るものが多かったですね。
この当時のポップス界では実力ナンバ-1だったと今でも思います。
声量もあり音域も幅広く、本当に歌が上手い、また彼女の楽曲で素晴らしいのはバラ-ドでした。

伸びやかでブレない歌声は聴いていて、なんとも気持ちの良いものでした。
自分は高校の頃に渋谷公会堂で行われた森川美穂さんのライブに行った事があります。その時もCDで聴いていた声と音質は全然、変わらない素晴らしい歌声でした。

バラ-ドの中でも自分はいつも飛行機に乗ると思い浮かべる「BIRD EYES」や「風の囁き」など凄く素敵で彼女の歌声が胸に響いてきます。
今回、これらの動画がなかったのですが、同じくらい好きな「ブリッジから見た夜明け」を貼ってみました。
この曲は辛い事があった時にまた、前に歩いていこうと思え、また朝日が昇る夜明けの情景が目に浮かんでくる彼女の名曲のひとつとなっています。

正直、マイナ-な方となっていますが、実力は素晴らしいものを持っている歌手だと自分は思います。時代がちょっと早すぎたのかな。でも彼女の声と歌唱力は本当に素晴らしいですし、楽曲も素敵です。
一緒に彼女の代表曲「おんなになあれ」も貼ってみます。この時期に合う、春っぽい曲ですので良かったら聴いてみてくださいね!(^^)





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パコと魔法の絵本
2009-03-19 Thu 16:21



パコと魔法の絵本

【ストーリー】
舞台はちょっと変わった人たちが集まっている、とある病院。中でもわがまま放題のクソジジイ・大貫は病院中の嫌われ者。そんな大貫がある日パコという名の女の子と出会います。パコは同じ絵本を毎日楽しそうに読んでる女の子。ところが、大貫はそんな天使のような女の子まで自分の勘違いでぶってしまいます。でも、翌日になるとパコはケロっとした顔でまた大貫に近づいてきます。実はパコは記憶が1日しかもたない女の子だったのです。だから、大貫にぶたれたことも忘れてたのです。それを知った大貫はさすがに反省し、パコに誤ろうとそのほっぺに触れた時、驚くべきことが起こります。
「おじさん、昨日もパコのほっぺに触ったよね?」
昨日のことを覚えていないはずのパコが大貫のことを覚えていたのです。しかも、触ったんじゃなくて、ぶったというのに。そこから大貫は自分の人生を反省し、パコのために何かしてあげられないかと思い始め、あることを思いつきます。それは、病院のみんなでパコが読んでる絵本のお芝居をしてあげること。そして、いよいよワクワクドキドキのお芝居が始まりますが、実はそこにはある運命が回り始めてるのでした・・・。

奇才・中島哲也監督が実写とCGアニメの融合で描いたハートウォーミングファンタジー。
(参考 Amazon より)


【レビュ-】
なかなか評判の良い作品なんだ~という感じで、果然興味が沸き、DVDにて鑑賞しました。

率直に日本の映画作品もこうした作品が作られるようになったのか と、まるでティム・バ-トンが描く世界のような感覚にとらわれました。

最初から色彩が豊かでファンタジ-色全開!ノリも軽くテンポもリズミカル。それは本当に絵本の中の世界を見ているようでした。

パコと魔法の絵本 イメ-ジ3

登場するキャラクタ-達も色濃く、強烈に描かれており一見、誰が誰だか判別が出来ない位、物語のキャラクタ-に見事染まっていましたね。
自分的には上川隆也のハジケっぷりが良かったのと、小池栄子が出ているのは全然気がつかなかったです。爆っ

その中でやはり役所広司の大貫が見事だなぁと思いましたね。最初は本当に腹立たしいジジイなのですが、途中から変わっていくスト-リ-の盛り上がりは、観ているこちらもどんどん引き込まれ、最初自分が抱いていた幼稚というイメ-ジも全部を払拭させるほど物語に魅せられました。

ビビットな色彩の背景をバックに、大げさと思わせる演技、そして所々に入ってくるしょ-もないギャグ。(途中で一瞬、登場する彦麻呂さんには大爆笑してしまった。爆爆爆っ)
でも、これら全てが変に構えず、力まず観られる面白さで物語りに引き込んでくれました。

そして何といってもパコを演じたアヤカ・ウィルソンがとても可愛らしく、パコという少女の魅力をめいっぱい放っていましたね。(^^)
彼女はまるでダコタ・ファニングのようにキュ-トで、同じく将来が楽しみな女優さんでした。

パコと魔法の絵本 イメ-ジ1

このパコと頑固ジジイ大貫の心の交流は観ていてほんのり感動です。
小さな会社をたった一人で大きく成長させ、誰も何も信じないという偏屈ジジイの心の隙間にフッと入り込んだ純真無垢なパコ。それでいて彼女は記憶を一日だけしか留める事が出来ないという、心も記憶も汚れない少女でした。
この2人のやりとりが段々としんみりモ-ドになって来たところに、皆でパコの為に披露したお芝居。
このシ-ンはCGを織り交ぜて、現実とパコが空想で思い描いてる世界とを交互に飛び交うというもの。
イメ-ジと違って上手く出来ていて、こういうのもアリだなぁと思わせてくれました。

それと自分が一番、良かったと思うのは登場人物の個々の設定が物語が進んでいく内に徐々に明らかになっていき、しっかりと描かれ、この絵本とリンクしていたのがとても良かったと感じました。


そしてこの物語の最大の山場である最後は正直、思っていなかった展開にビックリ。まさか、ねぇ。
でもここで涙した人は多かったのかなと思います。自分はラストでは涙はしませんでした。他の箇所でホロっとなりましたが・・・

笑いと涙のバランスが良い具合に配合されてなかなかの作品だったと思います。
たまにはこうした夢のある、まさに絵本みたいな作品も良いですね~(^^)

しかし、阿部サダヲさん。最初は自分もゲラゲラ笑っていましたが段々とクドくなっていったと思います。嫌いじゃないんですが、泣きのシ-ンですぐに笑いに切り替えされると、しつこい味付けになってしまい胸焼けしてしまいますね。そこら辺がちょっと惜しかったかなと思います。

パコと魔法の絵本 イメ-ジ2


全体的に気張らず、余計な事は考えないで楽しむ作品ですね。自分たちも絵本に入り込んで、純粋に自ら魔法に掛かろうとして観れば、素敵な世界を楽しむ事が出来ると思います。
評価が高いのもうなずけました。(^^)


ユウ太的評価 7.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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カッコ-の巣の上で
2009-03-19 Thu 16:17



カッコ-の巣の上で


【スト-リ-】
1963年9月のある日。オレゴン州立精神病院にひとりの男が連れられてきた。ランドル・P・マクマーフィ。彼は刑務所の強制労働を逃れるために狂人を装っていた。しかし、精神病院はもっと悲惨な状況にあった。絶対権限を持って君臨する婦長によって運営され、患者たちは無気力な人間にされていたのだ。さまざまな手段で病院側に反抗しようとするマクマーフィに、患者たちも心を少しずつ取り戻し始めた。そんな彼の行動に脅威を感じた病院は、電気ショック療法を開始するが、マクマーフィも脱走を計画し始める……。

1975年のアカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞と、主要5部門を独占した名作。


【レビュ-】
75年のアカデミ-主要部門を総ナメにしたという、名作と謳われる作品。多分、初見だと思うという感じで鑑賞しました。

精神病院を舞台にした作品ということで、自分的にはこういう背景の作品は凄く興味があり、真剣に食い入る様に鑑賞させて頂きました。

精神病棟内で起こる人間ドラマとして描かれていますが、これは現代の社会や自分たちの周りを見回しても身近にある環境を痛烈に風刺しているとレビュ-で読んだ事がありました。

なるほど、精神病患者とそれを管理する病院側。身の回りで置き換えるととても恐ろしい、そして全く理不尽なものも見え隠れするようですね。

この作品ではジャック・ニコルソン演ずるマクマ-フィ-が精神病患者達に自由と人間らしい生き方を教えて、その喜びを体験させていました。
雁字搦めに時間と規律に縛られ、気がついたマクマ-フィ-は取り上げられた自由を皆に開放してやろうと一人奮闘する姿は一見、どうしようもないロクデナシが我が儘のし放題で秩序を乱し、はちゃめちゃな行為に走る様描かれていますが、考え方や見方を変えると彼は患者達に生きる喜びを与えていたとも取れると思いました。

常軌を逸した、確かに管理する側からすれば危険な行動。それを抑え付けようとするのは無理もないでしょう。精神病の治療を邪魔し、規律と秩序を乱す管理の邪魔となるものは排除しなければならないと思います。
しかし、これが社会を風刺したものというならば、管理する側が異常でマクマ-フィ-が人間の尊厳を守る者として見えてくるから面白いですね。

規律に縛られ管理の網の中で「挑戦」する行為は非常に勇気がいる事だと思いますし、一人でム-ブメントを起こす事の難しさと大変さは凄く良く解ります。

人間、気がつかない内に、正しくない物を「正しい」と誤認してしまう事は生活していく上で多々あると思います。
この作品の中で病院側が正しくないと思ったのは、母親に異常に怯えていたビリ-に対してラチェッド看護婦がおこなった行為は、精神的に病んでいる彼を追いつめてしまった行為でした。
言う事を聞かない物には制裁を加える。精神病患者に対してこうした行為は如何なものなのでしょう?
また悪とされ、諸悪の根元と見なされたマクマ-フィ-に対してはロボトミ-手術(脳手術)を行使し、彼を廃人にしてしまいました。これは非人道的行為でとても恐ろしいものでした。
この当時、精神病に対してロボトミ-は容認されていたようですが、意志や思考、学習能力を奪ってしまう酷い治療術でした。
映画「セッション9」でもこの施術は登場して、その時も恐怖感を覚えましたが、この作品で更にリアルに恐ろしいと感じましたね。

しかし、このシリアスな映画をクオリティの高い素晴らしいものに仕上げたのは監督の手腕は勿論、名優ジャック・ニコルソンのあの演技は素晴らしかったです。
この物語で大抵の場面がおちゃらけている様な場面が多かったですが、ふざけて廃人のように見せたクレイジ-な目つき、そしてロボトミ-を受けたあとのあの表情。ジャック・ニコルソンはこの作品の演技でオスカ-を受賞しました。
また、ラチェッド看護婦を演じたルイ-ズ・フレッチャ-の演技も鬼気迫る凄い演技を観れました。彼女もこの作品でオスカ-を受賞しており、主演男優、女優の両部門を見事、獲得しています。


そして原作ではこの物語の主人公として描かれているという、ネイティブ・アメリカンのチ-フがとても良かったです。
彼の全編、とっていた行為は、一番冷静で且つ、人間らしかったと思います。彼ら「インディアン」と呼ばれた民族は自然を敬い、心理を追求してきた独自の思想は、最後ああいった形でマクマ-フィ-と己自身に決着をつけたのかなと考えさせられました。

彼がとった選択は正しかったとかは言いませんが、人間の尊厳や真理を考える良い作品だなと自分は思いました。

人間は心の眼を開き、何が正しい道なのかを見極めなければいけないんだなと強く思います。

そうした思いを呼び起こし、深く考えさせられる良作でした。



ユウ太的評価 8.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。

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殺人の追憶
2009-03-17 Tue 18:29



殺人の追憶


【スト-リ-】
1986年ソウル近郊の農村で起こった女性の猟奇的殺人事件。特別捜査本部のパク・トゥマン刑事はソウル市警から来たソ・テユン刑事と組んで事件に挑むが、捜査方法の異なるふたりは対立し、何度も失敗をする。しかし、ある出来事がきっかけとなり有力な容疑者が浮上するのだが・・・。

実際に起きた未解決事件をもとに『吠える犬は噛まない』のポン・ジュノ監督が脚色&監督した韓国の実話もの傑作、リアルサスペンス。


【レビュ-】
テレビでこの作品を紹介されているのを以前観ていて、とてもリアルで恐ろしい事件を扱った映画として、とても気になっていた作品でした。
やはり、様々な映画レビュ-で評価の高い作品でしたのでやっと探してDVDにて鑑賞致しました。

この作品は韓国で実際に起こった事件をモチ-フにしているという事でした。
1986年から1991年にかけて韓国の京畿道華城郡(ファソン)(現在の華城市)周辺で10名の女性が殺害された未解決事件で、韓国史上最初の連続殺人事件という恐ろしいものです。
これを映画化させたものですが、この作品のキャッチ・コピ-は「おまえは いま どこにいる?」と最初から謳われているのです。そう、最初から犯人は解らないと知ってしまう、しかしこれが全然気にならないほど、中身の濃い作品でした。

事実、未解決事件なので犯人は未だ捕まっておらず、迷宮入りとなっている事件なので作品の方でも犯人は明確に提示されぬまま、エンドロ-ルを迎えるのですが、いやこの作品は非常に面白かったです。


80年代の韓国の田舎町で起こる、異常なまでの連続女性猟奇殺人事件。扱うものがヘビ-なので雰囲気も全体的に何処か暗く、行き詰まるものでした。
映画も実際の事件もその犯行は異常な性格を持ち、恐ろしくまた、女性には不快感を与えるものとなっています。

ここに2人の刑事が登場するのですが、一人はこの田舎町の警察に属するパク刑事。
彼は自分の観察眼と直感を信じ、足で捜査する昔気質のデカです。時に証拠を偽装しでっち上げ、強引な取り調べと拷問での自白を迫るという、なんとも時代遅れの刑事。
一方、ソウルから事件解決の為、応援で自ら志願しやって来た、ソ刑事はじっくりと検証をし、徹底的に調べてから確証に繋げるというタイプ。時に犯人の特徴や行動、事件の共通点を割り出し、プロファイリングのような組立をしてから行動する知性派とも言える刑事でした。

この2人が織りなす捜査は最初、地元のパク刑事が嘘みたいな、はちゃめちゃな捜査で次々と容疑者を尋問していく、観ていて滑稽で笑えるシ-ンが沢山ありました。
昔の、とは言っても20年前くらいの警察の捜査はあまりにも酷く、とんでもないものを見せられました。韓国の警察ってこうだったのか?と嘆いてしまいます。

それから段々と捜査が進展していき、物語は急速に深刻な表情に一変します。落差が激しいですが、ここからは常に緊迫し、犯人が解らないと最初に謳われているにも関わらず、こいつが犯人なのか?いや、こっちが怪しい。という具合に物語に引き込まれていきました。

様々な怪しい容疑者が次から次へと浮上し、その都度、緊迫したものへとスピ-ディ-に展開していくスト-リ-。それと並行して進んでいく濃密なドラマと丁寧な脚色。
このリアルなサスペンス劇は本当に面白かったです。その物語を上質なものにしていたのは各登場人物の俳優陣が見せる演技の良さ、そして丁寧に盛り込まれた多くのエピソ-ド。
韓流というとラブスト-リ-と二枚目スタ-というイメ-ジですが、この作品はそれらを一掃した濃い、重い灰色のドッシリとした空気が漂っています。

また、途中から全く正反対のタイプだった2人の刑事が変貌していく過程もとても見応えがあり、その迫真の演技は必見ものだったと思います。

そして最後のエピロ-グ的な場面では、もの凄く後味の悪い余韻が待っていました。あの時に見せるパク刑事こと、ソン・ガンホの表情は観るこちらのやりきれない想いを見事、体現した迫真の表情。
一体、あの容疑者達の中に犯人は居たのか?ヤツだったのか・・・。


今もこの世に存在していると思われる、この事件の真犯人はどんな思いでこの作品を受け入れたのだろうか?
不気味に笑みを浮かべて世間を嘲笑っているか、それともあの時に起こした連続殺人を後悔しているのか。

殺人の追憶というタイトルも深い意味が込められていると、そう感じて止みません。

音楽も雰囲気を上手く引き出し、素晴らかったと思います。

濃密で暗く濃く、そしてやりきれない余韻を残す、骨太のリアル・サスペンスでした。凄く面白かったです。
韓国の映画はちょっと、という方も是非観て頂きたい作品ですね。



ユウ太的評価 9点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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White Days Sweet Songs
2009-03-14 Sat 16:52








こんにちは!(^^)いつもご訪問を本当にありがとうございます。
こうしてご訪問して下さり、自分の記事を見て癒され、楽しんで下さっている皆様には、本日White Dayという事もありまして、イケメングル-プのスウィ-トなハ-モニ-の美しい曲を集めてみましたので聴いて甘い気分を味わって頂けたらと思い、記事にさせて頂きます。

男性の皆様におかれましては、これらの曲を女性にプレゼントする際の参考になればと思います。
でも自分もこのグル-プ達の曲はとても好きですよ。
世界で女性に騒がれているだけあってイケメンの皆さんですが、歌は上手いですし、曲もとても良い感じでグル-プのハ-モニ-もとても素晴らしいです。

1番上がBACKSTREET BOYSの名バラ-ド「Shpe Of My Heart」。この曲はオムニバス系のアルバムなんかにもよくセレクトされているナンバ-ですよね。とても良い曲だと思います。

2番目がアイルランドの国民的グル-プBoyzoneが歌う、ミュ-ジカル「ウィッスル・ダウン・ザ・ウインド」からのヒット、「No Matter What」。
このナンバ-もとてもまったりしていて、自分は凄く好きな曲です。

そして3番目がイギリスのボ-イバンドTAKE THAT。1996年に一度解散しましたが2006年に再結成された、こうしたボ-イバンドのパイオニア的グル-プ。
上のバックスなどもこのTAKE THATの影響を受けたグル-プの一つとも言えるでしょう。
そんな彼らからはビ-ジ-ズの名曲をカヴァ-した「How Deep Is Your Love 邦題/愛はきらめきの中に」をご紹介します。

どれもボ-イズ・アイドル・グル-プとは思えない素晴らしい曲でバラ-ドとしても名曲にあげられるものばかりです。

いつもご訪問の皆様に感謝の意を込めて、White Dayの今日、皆さんに甘い音楽のプレゼントです。
今日、明日の週末をSweetにお過ごし下さいね!(^^)

いつも本当にありがとうございます。(^^)
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セント・オブ・ウ-マン/夢の香り
2009-03-12 Thu 18:38


セント・オブ・ウ-マン/夢の香り

【スト-リ-】
全寮制名門高校の生徒チャーリーが、休暇中のアルバイトで全盲の元陸軍中佐フランクの世話をすることに。しかし、頑固なフランクとの出会いは最悪なもの。フランクの言動に戸惑いながらも、心やさしいチャーリーは行動を共にすることになるが…。

生きる希望をなくした盲目の現役軍人が、若者とともにNYに旅立った真の目的とは―。アル・パチーノが見事アカデミー賞主演男優賞に輝いた感動のドラマ。


【レビュ-】
この作品、タイトルから自分は勝手にアル・パチ-ノの恋愛映画なのか?と思っていました。が、色々なレビュ-で高評価だったので以前より気になっていた作品でした。
やっとDVDにて鑑賞出来ました。

何と言っても名優アル・パチ-ノ主演。それに彼はこの作品で念願のオスカ-を手にしたという作品でした。期待値は自然と上がっていましたが、自分はこの作品、とても感動しすごく好きな映画となりました。


パチ-ノがオスカ-を受賞した演技。彼の役柄は盲目の元陸軍中佐という退役軍人。
目の見えない障害を持った人物という事で先ず、その演技に注目させて頂きましたが、いやはや全く素晴らしい演技でした。
盲人の役という事で視点が目の見えない人そのもので高い演技だったと思います。その目は殆ど瞬きをしない、すごく大変なものだったでしょう。見事に演じていました。

名優と呼ばれる役者は、障害を持った人物を演じて高い評価を受けるというのが多いですが、このアル・パチ-ノの盲目ぶりも見事でしたね。
それに輪を掛けて複雑な環境に置かれた中年男という難しいもの。
元陸軍中佐という誇り高きプライドを持ち、併せて博識な一面を持つインテリジェンス、それでいて女好きで、さらに自殺願望があるという・・・。
言葉で言い表すと、とても複雑で難しいです。
しかし、彼はそうした頑固な性格と盲目であるが故に、兄妹や身内から敬遠されていて妹の娘である姪っ子にも毛嫌いされていて孤独な生活を送っていたのです。

そこに名門校に通う一人の青年がアルバイトでその頑固オヤジの世話をするところから、この2人の奇妙な関係が始まっていきました。
名門校に通う奨学生のチャ-リ-はとても清らかな青年で、お互いがお互いを尊敬し認め合う過程がとても良かったですね。

途中の2人のやり取りは笑いあり、涙ありで心を揺さぶってきます。その青年を演じたクリス・オドネルもとても爽やかで好印象でした。

そんな青年が学校でトラブルに巻き込まれ、全校生徒が集まる中での査問会がこの物語の山場でしょうか。
その時に、最初は偏屈でいがみ合う中共に成長してきた頑固オヤジ、フランクがチャ-リ-の親代わりに査問会に同席してくれるんです。そこでチャ-リ-を救うある演説を頑固オヤジがするのですが、これがとっても素晴らしい。
一つ一つの言葉が、世の多くの人々に向けられたメッセ-ジの様で、「人生とは」という様な事を教えてくれるのです。この言葉が胸に響いて来ますね。自分は感動し、この高校の生徒達と共にその演説に拍手を送ってしまいました。

この作品、頑固オヤジフランクと青年チャ-リ-の2人の心の触れ合いが見事で、互いに認め合い共に心の成長をしていく過程があって最後の演説が生きてくる作品なのだと思いますね。

そして最後、フランクはそれまで失っていた生きる希望を再び見出し、自らが家族に歩み寄って行くラストシ-ンで締めくくられているのがまた、秀逸なものでした。

あの演説はチャ-リ-や生徒達、教師達には勿論、教訓として訴えたものでしたが、自分自身をも目覚めさせたものだったのだろうと感じました。
それほどこの作品の演説は素晴らしいものでした。感動しました。
その中の一つは人生の岐路に立った時に是非とも聞きたい言葉。それは人生訓でもあり勇気をもらえるものがあります。
まるで居酒屋なんかによく貼られている「ありがたい 親父の小言」みたいな感じでしたよ。
でもあの演説が全てではないですが、兎に角、アル・パチ-ノの演技と粋な台詞、そして演説がこの作品の良いところだったと思います。

そして・・・この作品を観て、無性にジャック・ダニエルが飲みたくなりました。飲んだその後は「フ-ア-ッ!」と叫びたくなりますね。これは作品を観れば解りますよ!(^^)本当、アル・パチ-ノは渋くて良い味です♪

観賞後の後味も抜群に良い、素晴らしい作品の一本となりました。まだまだ、素敵な作品はあるんだなぁと再度、思う事が出来た作品でした。お勧めです。



ユウ太的評価 9点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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タワ-リング・インフェルノ
2009-03-12 Thu 18:37


タワ-リング・インフェルノ


【スト-リ-】
138階建て超高層ビルの落成パーティが大火災に襲われた!地下の発電機から発生した炎は、執拗に攻め上がりながら世界最大のビルを、数百人の生命を飲み込む炎の地獄へと変えていった。逃げ惑う人々を救出すべく、消火隊隊長オハラハンは超人的な離れわざで、ビルの設計者ロバーツは研ぎ澄まされた知性で、生死を賭けた闘いに挑む。

スティーブ・マックィーン、ポール・ニューマンら超豪華スターが共演し、アカデミー賞撮影賞など3部門に輝いた。全世界を震撼させた、パニック映画の最高傑作!
(Amazon より)


【レビュ-】
ポセイドン・アドベンチャ-に続き、昔の大作パニック映画をもう一度。と思い再見しました。

この当時の超高層ビルの大火災を描いた超大作 という作品でしたね。
ポ-ル・ニュ-マン、スティ-ブ・マックィ-ンという2大スタ-はやっぱり格好良く、しなやかな演技で魅せてくれました。
特に、自分はポ-ル・ニュ-マンの設計士という役柄を毅然と、紳士的に演じたのがとても印象に残っています。ニュ-マンはもう他界してしまいましたが、本当にこの方は美しく格好良いなぁと改めて思いましたね。


この大火災事故の物語、実は手抜きの欠陥工事が原因と言う事で、今では考えられない、酷い手抜き工事を見せられました。
この映画を観て、真っ先に思い浮かんだのは日本のホテル・ニュ-ジャパンの火災でした。
実際の火災事故として最悪の被害となったニュ-ジャパンの火事も欠陥だらけの建物で起こった人災とも言える事故。
現在は消防法も大分改正が加えられ、火の延焼を最小限に留める区画処理や燃えにくい建材の使用が義務づけられていますが、この当時はそうした法令がきちんと敷かれていませんでしたね。

タワ-リング・インフェルノの劇中に消防士が言った台詞。「高層ビルが火災になると中は煙突の様だ」という台詞がありましたが、この当時の区画処理は酷いものだったのでしょうね。
火があっという間に広がってフロアを上へ上へと延焼していくその様は、本当に恐ろしいものでした。
また、煙の怖さをよく表現していたなぁと改めて感心してしまいました。

実は自分、3年ほど前に、会社の隣のアパ-トの火災を消火した経験があるのです。
夜7時頃に会社でPCにて書類を作成している時、隣のアパ-トの住人の奥さんが悲鳴と共に助けを呼んでいたのです。
自分はその悲鳴を聞き、「何か危ないヤツが暴れているのかな」と思い、「いっちょ懲らしめてやるか」と勇んで外にでてみたら、真っ黒い煙がモウモウと出ていて「マジですか?火事ですか?」と一気にビビってしまいました。

その住人に話を聞き、最初は無防備で「楽勝!」と思い玄関から突入したら、煙で息は出来ず、燃えている熱さで容易には中に入れないと思い知らされました。
その時、火災の現場で煙によって命を落とすと言う事はこういう事なのか と初めて体験しました。
本当に凄い苦しく、息は1秒程度しか続かなかったです。本当に。

自分は急いでサ-チライトを手に取り、応援を呼んだ後に消火器を持って、口元にはタオルを巻き再突入しました。
近所の人が野次馬と共に消火器を沢山持って駆けつけてくれ結局、消火器7本を使用し火を消す事が出来ました。
幸い部屋の一室が全焼するだけで済みましたがその時解った事は、煙は半端なく恐ろしいもの。そして消火器1本じゃ火は消せないという事でした。

その後、消防隊が到着し聞いた話によると熱で窓ガラスが割れていたら、そこから空気が入り込み一気に火は勢いを増し、延焼しただろうという恐ろしい事を言われました。
だから、初期消火は大切なんですよと・・・。
その時、地域の消防団の団長をしている中学時代の友人も駆けつけてきて、開口一番「よく消す事が出来たな~ 普通、ビビって消火活動出来ないもんだ。消防団で訓練しているなら別だが、よくやったよ。お手柄だったな~」と称えられましたよ。

その後数日経ってから自分はその管轄の消防署から表彰されました。

でもあの時の体験は今となっては本当に貴重な体験だったと思います。火事って凄く恐ろしいものです。
まして、この作品のような高層の建物での火災はどうしようもありません。
この作品の冒頭に出されるテロップには「自らの命を犠牲にし、人々の命を守る全ての消防士にこの作品を捧げる」と謳われます。まさにその通りですね。
自分が体験した火災なんて微々たるもの。それ以上に壮絶な火災現場に命懸けで消火活動に身を捧げる消防士の方に感謝したいと心から思いました。

そんな事も考えさせられ、またパニックだけでなく熱い人間ドラマも描かれたやはり名作中の名作だと思います。

しかし、自分的には弱冠、先の記事の「ポセイドン・アドベンチャ-」の方が人間ドラマに優れている印象がありました。しかし、それと双璧を成す、パニック映画の傑作でしたね。

一つ、ちょっと嫌な印象を受けたのがこの劇中の火災原因であった電気配線。
あの配線はちょっと酷すぎですね~。現代の業界では考えられないものでした。あれじゃぁ火災になるわなぁ ってな感じです。
施工主の建築会社手抜き過ぎっ!


往年のパニック映画の傑作、見返してみるととても良いものですね。とても面白かったです。(^^)


ユウ太的評価 7.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
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クライマ-ズ・ハイ
2009-03-09 Mon 18:38



クライマ-ズ・ハイ


【スト-リ-】
1985年8月12日。群馬県、北関東新聞の遊軍記者・悠木(堤真一)は、同僚の安西との谷川岳衝立岩への登頂のための準備を進めていた。そのとき、通信社の速報が第一報を伝える。「羽田発・大阪行き日航123便が墜落した模様。乗客乗員524名――」。興奮入り交じる編集局の中で、悠木が全権デスクを命じられた。この未曾有の大事故を巡って、熱狂と苦悩に満ちた濃密な一週間が幕を開ける。そして、高揚と疲労が極限に達した悠木は、あるスクープを前に厳しい判断を迫られることとなる…。

1985年に起きた日航機墜落事故を背景に、スクープ合戦を繰り広げる地元新聞社の記者たちの人間ドラマを描いた、横山秀夫の同名小説を映画化。


【レビュ-】
1985年に起こった日航機墜落事故の物語として、以前から気になっていた作品でした。
先日、DVDにてやっと鑑賞出来ました。

あの当時、この墜落事故のニュ-ス映像はとても凄惨で、自分もとても良く覚えています。航空機事故としては史上最悪の大惨事という見出しがニュ-スや新聞等に連日見られ、次々と舞い込んでくる速報ニュ-スに釘付けとなっていた事が思い出されます。

この一連の報道を描いていると言う事で、地方の一新聞社の濃密なドラマとして、大変見応えのあった作品でした。

取り扱う事故が事故だけに中途半端な事は出来なかったと思うし、裏で繰りひろげられていた報道スク-プ合戦、事故原因の追求や遺族の方の状況など、あの当時大勢の人が駆け回り、正確な情報をいち早く知りたい人々へ発信するニュ-スはこうした感じで創られていたのかととても興味をひかれました。

クライマ-ズ・ハイ イメ-ジ1


自分は一時期、新聞等の記者に憧れていた時がありまして、そうした意味でも「報道」という世界の凄まじさは圧巻でした。
一人一人の仕事が非常に重要でフットワ-クは勿論、勘や運も必要ですし、それを表現する感性も必要だという難しい世界なのだな と改めて触れる事が出来たと思いました。
しかし、各人の努力が全て反映されるかというとそんな甘い世界でもなく、全く厳しい世界でもありましたね。
自分に置き換えて考えたら、やっていける自信を打ち砕かれる程、凄まじい世界だと思いました。

その中でも、あの戦場のような墜落現場で全てを見て、それを表現し伝える事の難しさと厳しさ。観ていてグッとくるものがありました。
記者だって冷酷になれない位、凄惨で惨い現場だったのでしょう。決してストレ-トな描写はありませんでしたが、あの時、あの現場で何があったのかというものが良く解りました。


そんな大変な思いをして締切まで必死に走り回っても記事にならないなんて事もあってドラマは進んでいきます。

クライマ-ズ・ハイ イメ-ジ2


内部であの大事故をめぐる報道の在り方、人間としての尊厳など色々と考えさせられるドラマもありました。
あの事故に関わった多くの人々、ご遺族の方、このドラマで描かれた一週間はとても濃密な、あらゆる事柄が絡み合った巨大なものだったと思います。

ただ、小説を基に製作された映画という事ですが、小説の方で描かれているという同僚の安西の事や、悲惨な現場を目の当たりにし、気が触れて交通事故で命を落とした記者のエピソ-ドなど、もっと深く掘り下げた重要な話があったとの事でした。
特に安西の事と、悠木本人の家庭環境の事などはイマイチ解り兼ねる半端なものだったので、逆にそれは要らなかったんじゃないかなと感じてしまいました。
NHKのドラマでもこの「クライマ-ズ・ハイ」は製作されたとの事ですが、そちらの方が感動するという声もあるようですね。

でも自分はこの作品も凄く良かったとは思います。
新聞記者達の濃いドラマはそれだけでも見応えがありましたし、何よりもあの日航機墜落事故を鮮明に思い出させてくれた事はとても良かったと思います。

クライマ-ズ・ハイ イメ-ジ3


あの時、あれだけの大事故で生存者の方が居たという奇跡の一報は忘れられません。また、最後の瞬間に必死に家族の方に書き残した走り書きの遺書を記事にするシ-ンでは、我慢出来ずに涙してしまいました。
家族の方は尚更の事と思いますが、あの事故は決して忘れてはならないと強く感じました。それを報道という形で世間に教えてくれた記者達の熱い心と、まさに命を追ったあの濃密な時は語り継がれられるべき物語ではないでしょうか。

小説とドラマ版も是非、観てみたいと強く感じた作品です。

ただ、その深く掘り下げたエピソ-ドをキチンと入れて欲しかったなぁというのは残念ですね。


ユウ太的評価 7.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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邦楽 ハナミズキ / 一青窈
2009-03-07 Sat 18:18



【解説】
父は台湾人、母は日本人の歌手。
幼稚園卒園後、父を台湾に残し、母と姉の3人で日本に来て生活する。小学校2年生の時、父が癌で他界。そして高校生の時に今度は母親を亡くす事となる。
その後慶應義塾大学に入学、ジャズ研究会やアカペラサ-クル等に所属しストリ-ト・ライブを行うなど活動していった。 そうして活動していく中で自作の詩を歌うようになっていた頃、小学生の頃から書きためていた詩がレコ-ド会社の目に留まり、2002年「もらい泣き」でデビュ-。
彼女の綴る、独特の詩と歌は「生と死」に向き合っているという。
母親が闘病中にミュ-ジカルを見て元気になった時に音楽療法やア-トセラピ-に出逢い、そうしたものも取り入れ、自身の音楽に乗せて届けている。
そう、音楽が持つ力を信じて彼女は歌い続ける。


自分は歌手を好きになる理由の一つとして声質をとても重要視しているのですが、一青窈さんは独特の声と歌い回し、そして心を込めて歌うあの姿が好きで毎回、心を癒されております。(^^)

このハナミズキという曲も自分が以前、神戸に出張した時、飛行機の機内放送の音楽番組で初めて聴いた曲でした。
飛行機の窓から見える海とこの曲が凄く心地良くて、一人静かに感動し涙した曲でした。

実はこの曲、アメリカ同時多発テロ事件を受けて一青窈さんが書き上げたというエピソ-ドがあるんです。
何でもテロ事件発生時に、ニュ-ヨ-クにいた一青窈さんの友人からメ-ルをもらい、それがきっかけで一週間で書き上げたという曲でした。
この詩にはあの悲しい事件への一青窈さんの感じた想いや平和への願いなどが込められた歌なのです。
一見、恋愛を歌った曲のように思いますが、誰も傷つかない平和な日が続きますように。という願いが沢山詰まった曲なのですね。ですから
「君と 好きな人が100年続きますように」と結ばれているのだと思います。

解説で書かせて頂きましたが、一青窈さんは生と死を凄く尊く思う人なのだと思います。良く解らない詩の世界を色々と書いていますが、彼女がいつも胸に抱いている「生と死」。この曲もとても奥深い曲なんだなぁと飛行機で初めて聴いてから調べて解った事でした。

その後、彼女のアルバムを購入し付いていたDVDにこの「ハナミズキ」のPVが収録されておりました。自分はこのPVを観るだけで涙してしまいます。

彼女が思うように世界中が平和で、誰もが安心して暮らしていけるように、そして皆が愛する人と穏やかに過ごせるように。
皆が好きな人と100年続きますように・・・。

素敵な曲ですね。(^^)
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洋楽 フライデ-・ナイト・ファンタジ- / ピエ-ル・ポルト・オ-ケストラ
2009-03-07 Sat 18:18



【解説】
ピエ-ル・ポルトはフランス出身のピアニストであり作曲家、編曲家。また指揮者でもある。
1944年、フランスのマルセイユに生まれ7歳の頃よりマルセイユとツ-ロンの音楽院に通いクラッシック音楽を学んでいた。その時本格的にピアノを習い始める。
しかし、クラッシックを学びながら友人達とバンドを組むなど他の音楽にも興味を抱き、オリジナル曲を演奏していたという。

16歳で通っていた音楽院を修了。その後パリの音楽院に入学作曲科を専行する。
音楽院在学中に作曲部門の賞を全て独占し主席で卒業する。その時同時にレコ-ド会社と契約。自らア-ティストとして、また、作曲、編曲家としても活動を開始する。

様々な音楽活動、音楽番組への参加や監修を経て、1976年に自分の楽団を結成しデビュ-した。

日本では1980年にアルバム・デビュ-。ドラマ「Gメン’75」や「Gメン’82」のテ-マ曲を手掛け、続いて有名な金曜ロ-ドショ-のテ-マ曲「フライデ-・ナイト・ファンタジ-」を発表。これが日本で大人気となり、彼の代表曲の一つとなった。
(参考 Wikipedia)


この曲は昔懐かしい「金曜ロ-ドショ-」のテ-マ曲で、自分はあの頃はもう映画が大好きで欠かさず観ていた番組でした。
金曜ロ-ドショ-と言えばオ-プニングの黄昏時の映像をバックに、切なく流れるトランペットのこの曲がそれはもう大好きで、番組オ-プニングは短くて途中で終わってしまうのですが、この曲の続きを聴きたいっ と毎週、無念の思いをしていたものでした。

その後、こうしてネットなどを活用し、ようやくこの曲のタイトルと制作者の名前を知る事が出来、フルで聴ける事の幸せと言ったら。 



トランペットの音色が切なく心に響いてとても良い曲です。 でもやっぱりこの曲は黄昏時の海辺で聴きたいものですね。そして金曜日に・・・。

あ゛っ 今日は土曜日だ・・・汗汗汗っ

でもと~っても癒されるトランペットの名曲だと思います。(^^) お休みの前などに聴いてみて下さいね。


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ポセイドン・アドベンチャ-
2009-03-06 Fri 16:50


ポセイドン・アドベンチャ-

【スト-リ-】
ニューイヤーズ・イブの夜、米国豪華客船ポセイドン号は、様々な人々の人生を乗せてアテネに向かっていた。しかし、その時海底地震が発生し、数分後船は大津波にのまれて転覆、一瞬のうちに数百名の生命を奪う大惨事となった……!

ハリウッドの大プロデューサー、アーウィン・アレンがジーン・ハックマン、アーネスト・ボーグナインなどオールスター・キャストをそろえてお届けするスペクタクル超大作。その後の1970年代パニック映画ブームを巻き起こすきっかけとなった記念碑的作品。
(Amazon より)


【レビュ-】
ずっと昔に観た事がある作品でしたが内容を忘れてしまい、再鑑賞した映画でした。

色々なレビュ-でも評価が高く、パニック映画の傑作と謳われるこの作品。実は自分が生まれた年に製作されていたとは今まで知りませんでした。
もう30数年経った作品ですが、現代の作品群にひけをとらない素晴らしい映画だと思います。パニックの傑作と言われるのは納得してしまいます。

最近ではこの作品をリメイクされたものに加え、「タイタニック」など船の転覆、沈没によるパニック・ム-ビ-は色々ありましたが、この作品はただのパニック作品ではないですね。

転覆してしまった豪華客船は海底地震による大津波により真っ逆さまにひっくり返るんです。天地が逆転し船底の腹を真上に見せた巨大な客船は、ただでさえ巨大な迷路。そこに輪をかけて天地逆さまの状態で船底側の上を目指すサバイバルは昔、ファミコンのゲ-ムにもなりました。

実際にセットも天地逆さまに作ってあり、その奇妙な映像は想像しただけで恐ろしくなります。
その状況で下から海水がどんどん上がってくるタイムレ-スが加わり、生死を分ける状況判断は困難を極めます。
船の乗員スタッフの言葉を信じ、じっと動かず救助を待つか、少しでも早く上を目指し迷路に挑戦するか。何が正しい選択か実際、その場では判断が難しいと思います。

この作品の素晴らしかったのはCG等を使用せずオ-ルセットによる転覆した船を作りだし、その恐ろしい現場を見せてくれました。これはアカデミ-視覚効果賞も獲得した素晴らしいものでした。
また、何と言っても脱出を試みる者達の人間ドラマが見応えがあり、それがこの映画を傑作と言わしめた一番の理由だったのだと強く感じます。

一人、また一人と命を落としていく人々。皆を助けたいと一人気をはる異端の牧師を演じたジ-ン・ハックマンがすごく若くてビックリしましたが、とても素晴らしかったです。

最後はちょっとあっけない幕切れと感じましたが、パニック映画の最高峰に今でも位置する傑作であり、死を覚悟の状況下における人間の激しいドラマは名作と呼ぶにふさわしい作品でもありました。

昔に観た時は転覆と脱出にだけ注目して観た映画でしたが、やはりある程度年を取り、映画も沢山観てきた今、改めて見直すとまた違う素晴らしい作品だと解るのだなぁと勉強になった作品です。


昔の映画もやはり素晴らしい作品が沢山ありますね。(^^) 
次はポ-ル・ニュ-マンも出演してる「タワ-リング・インフェルノ」を再見しようと思ってしまいました。


ユウ太的評価 8.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。

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ドラゴン・キングダム
2009-03-03 Tue 17:46


ドラゴン・キングダム


【ストーリー】
アメリカ、ボストン。ストリート・ギャングに脅されチャイナタウンのなじみの質屋を襲撃したジェイソンは、凶弾に倒れた老主人から、元の持ち主へ返すようにと金色の棒を託される。ギャングに追われビルの屋上から転落した彼が目を覚ますと、そこは古代の中国だった。突如兵士に襲われた彼は、酔拳の達人ルー・ヤンに助けられる。彼が手に持つ謎の棒は、悪の将軍によって石に封じ込められた賢人・孫悟空の武器“如意棒”だったのだ。それを彼の元に届け、この世に平和を取り戻すため、ジェイソンはルー・ヤンの案内で旅に出る─。

ジャッキー・チェン×ジェット・リー 夢の競演!!! 最強タッグが挑む、最大の冒険!! 完全無欠のアクション・アドベンチャー!!
(Amazonより)


【レビュ-】
カンフ-映画は子供の頃から大好きで、色々な作品を観て育った世代ですから当然、この作品は以前からチェックしたいものでした。
ようやくDVDにて鑑賞しました。

作品紹介などを見てみると、何となくファンタジックで如意棒や孫悟空が登場するなど、ハチャメチャな印象がありまして、正直あまり期待せずに鑑賞してみました。

最初の設定はアメリカのとある町。そこでカンフ-オタクな青年が通うチャイナ・タウンの怪しい店。始まって「なんだこりゃ」と思っていましたが、彼が町のギャング共に襲われてから時代が変わり一気に面白くなってきました。

始めにジャッキ-登場。操るはあの「ドランク・モンキ- 酔拳」を思い出させる酔拳の達人として出てきたから、自分はもうヒ-トアップでした。出来れば赤い鼻の師匠が出てきてくれればもう涙ものでしたが、流石には出てきませんね。汗っ

ドラゴン・キングダム イメ-ジ3


続いて登場するはジェット・リ-。
自分的には昔の中国武術大会優勝時の映像や、映画「少林寺」のころのリ-・リンチェンの方が馴染み深いのですが、ハリウッドで成功し、英語名として付いた名前がジェット・リ-と言う事ですね。

彼の拳法は正確で早いという印象でしたが、やはりキレあって美しい拳法ですね。

このカンフ-映画の2大スタ-の共演は自分にとってもう、ワクワクの作品でした。蛇拳、酔拳のジャッキ-と少林寺のジェット・リ-が拳を交えて戦うシ-ンは本当に楽しかった。まさにドリ-ム・マッチと言ったところでしょうか。
また、この戦いに於いて、色々な拳法を繰り出すので観ている自分の顔はさぞニヤけていた事でしょう。
その時に使ったのは蛇、鶴、虎、蟷螂拳、それに鷹爪か鷲だかも登場しました。
カンフ-映画ファンにとってはたまらない技のオンパレ-ドそれに酔拳も加わり、ジェット・リ-得意の北派少林拳も素晴らしいものでした。
お互い、あれから結構な年月が経っていますが全然衰えも見せず、あの頃夢中になって観ていたカンフ-映画が蘇ったようでした。

ドラゴン・キングダム イメ-ジ2


それに加え、冒頭の劇画や台詞の中のみでしたが登場してきたブル-ス・リ-もちゃんと出てくるので、良い所を押さえていたと感激してしまいました。

物語も最初はチャチな内容なのかなと考えてしまいましたが、いや全然、とても楽しめました。

ジェイソンを演じたマイケル・アンガラノという俳優さんも、きっちり棒術も見事にこなし、スマ-トにきちんとカンフ-してましたね。(^^)
それこそ、その昔にジャッキ-が赤鼻師匠や八本足の先生に指導を受けた修行シ-ンもさりげなく再現されており、自分も大喜びのシ-ンの連続でした。

そして、皆で力を合わせ敵を倒すというお決まりの何とも単純なスト-リ-ですが、カンフ-ものはそれでいいんです♪

でも綺麗な女優さんが出てきたり、最初の人物や仲間として一緒に戦ったあの人が最後、現代に戻ったらちゃんと登場してきて、非常に爽快な楽しめる作品に仕上がっていると思います。

ドラゴン・キングダム イメ-ジ1


自分の印象として、この作品はカンフ-ものに「ベスト・キッド」が入った西遊記。みたいなイメ-ジでしたよ。
こんな風に表現するとメチャクチャですが、観た方は分かりやすい表現じゃないかなと勝手に思っております。

最後もジェイソンは現代に戻り、ちゃんと修行を怠らない強い戦士として歩んでいくのだろうと、締め方もとってもグッドでした。

ジャッキ-・チェンのカンフ-映画を観ていた方や、カンフ-、格闘もの、単純なスト-リ-が好きな人は特にお勧めの作品ですね。

大人も子供も安心して楽しめる作品だと思います。
自分は大満足でした♪(^^)



ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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魍魎の匣
2009-03-01 Sun 16:36



魍魎の匣


【ストーリー】
昭和27年、東京。美少女連続殺人事件が世間を騒がせていた。 引退した元女優・陽子の娘も姿を消し、探偵・榎木津はその行方を追っていた。 一方、作家・関口と記者の敦子は、不幸をハコに封じ込める教団の謎に迫る。 さらに、巨大なハコ型建物の謎を追う刑事・木場も登場。 そして事件に関わる彼らが皆、古書店「京極堂」店主・中禅寺の元へ集まってくる。 3つの事件に関わるハコに隠された恐るべき謎を、果たして京極堂は解き明かせるのか!?

直木賞作家・京極夏彦の原作を、原田眞人監督が映画化した超高速展開サスペンス。
(Amazon より)


【レビュ-】
CM等を見て、あの箱の中身は何なのだろう?と大変、興味を持っていた作品でした。
今回、DVDにてやっと鑑賞出来ました。

自分は原作の小説を読んでいないので、この映画のみの感想になってしまいます。
全体的に雰囲気は良いと思いましたが、やはりこの作品は原作の京極夏彦の小説を読まなければ、この物語の世界には入っていけないなぁという印象でした。

しかし、昔夢中になって読んだ推理小説やミステリ-ものの世界は味わう事が出来ましたね。

物語も少女の連続バラバラ殺人事件を背景に、妖しいハコに纏わる教団が出てきたりミステリ-色はたっぷりと出ていました。
主要人物たちも京極堂を演じる堤真一を始め、皆それぞれに味があったと思いました。が、原作ファンの方はこのキャラクタが小説と違うとの指摘があるようですね。

魍魎の匣イメ-ジ2


自分的には日本古来の神道とか、そうしたものに興味がありましたのでミステリ-と並行して進む京極堂の憑き物落としを期待したのですが、これもどうやら原作とかけ離れているようです。

色々と脚本が映画用に変わってしまっていて、分厚いと評判の小説の濃い中身を映画の短い尺の中に詰め込んだ為に、肝心のエピソ-ドがはしょられてしまっていると知りました。
確かに、途中からあの少女2人の事や、なぜ久保があんな風になったのかという部分が良く分からずに話が進んでいってしまったので、正直、消化不良な印象を持ってしまいました。

猟奇殺人のミステリ-としては、まぁそれなりに楽しめた感はありますが、原作ファンのレビュ-を読むともっともっと深い話みたいですね。
京極夏彦ファンの方にとっては傑作と呼び声が高いこの「魍魎の匣」。雰囲気と世界観は流石に面白いものを感じました。

印象付ける言葉も巧みで「みっしりと・・・」なんて不気味な響きと少女の身体が詰め込まれてるという箱の中身が想像出来ます。

自分はこの映画を観て、一番の収穫は原作の小説に非常に興味を持った事。
きっともっと濃い、みっしりとした内容で迫ってくるのでしょうね。
そうした意味から、この作品は小説を読まなければ、理解出来ない作品なのかも知れません。

魍魎の匣イメ-ジ1


この見事な世界観に触れる事が出来、原作を知りたくなりました。小説を読破してからまた見てみたいという作品になりましたね。

しかし、宮迫さん。原作だと重要な役だというのを知りましたが、ちょっと演技が大げさな感じがしてしまいました。
また、榎本明氏は良いんですが、台詞回しが早く何を言ってるのか分かりづらかったのと、自分は志村けんと毎度繰りひろげられていた芸者のコントを思い出してしまい笑ってしまうんですよ。
まさに「ダメだこりゃ~」になってしまったのは言うまでもありません。汗っ



ユウ太的評価 6点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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