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邦楽  ありがとう・・・ / KOKIA
2008-12-30 Tue 16:02



【解説】
東京都出身のシンガ-ソング・ライタ-。
幼少の頃からピアノやヴァイオリンを通じて、音楽に触れていた。高校では声楽科、大学で音楽部に在籍しながら声楽科を専行。その時にオペラ、クラシックを学んでいた。
大学在学中の1988年にデビュ-。本名、吉田亜紀子の「亜紀子」を逆にしてロ-マ字表記にしたものをア-ティスト・ネ-ムとした。

1999年、アルバム「songbird」が香港で発売。その中に収録されているシングル「ありがとう・・・」が香港の音楽大賞で3位を獲得した事から、香港での評価が上がり人気を獲得。その後中国での人気も広まっていった。
また、2006年にはパリでライブを行い、その美しい歌声はパリの人々をも熱狂させる。2008年にはベルギ-でもライブを行い、フランスでも人気を確立した。ヨ-ロッパでの活躍も多い実力派。

日本では知名度こそ低いが、その天使のような美しい歌声は多くの人を魅了している。
また、2007年新潟中越沖地震の被害を受けた、ファンである女性から「いつも励まされている」とKOKIAに送ったところ、その女性を元気づけたいとプレゼントした曲が被災地にリクエストで広まっていった「私にできること」という楽曲がある。のちにシンガ-ソングライタ-としてではなく、一個人として楽曲を提供したいという思いから、被災者の方々を勇気づける楽曲は新潟県柏崎市を中心に発売。これが大反響を呼び、復興支援コンサ-トでは多くの市民と合唱したというエピソ-ドもある。


このKOKIAというア-ティストも大変、歌が上手く、何よりその綺麗な歌声が本当に素敵なシンガ-の一人です。
彼女の特徴の一つに高音域の、特にファルセットがすごく綺麗な歌声となり、そのあまりの美しさに心が震えるという、とにかく一度聴いて頂きたい歌声だと思います。

彼女のその声はアジア圏はもとより、フランスのパリの人々も魅了した日本が誇るシンガ-だと言っても過言ではないでしょう。

この「ありがとう」は世界に発信された素晴らしい楽曲です。「ありがとう」という素晴らしい言葉が世界中に愛され、広がって行く事も願って、そしてみんなが感謝の心を持ち、ありがとうと言える平和で素敵な世界になって行ったら良いですね。

そして、この曲を今年最後の記事に持ってきたのは、自分と楽しく、仲良く接して下さった皆さんにありがとうと感謝の気持ちを込めて選びました。
何となく今年始めたこのブログでしたが、多くの方にご訪問頂き、そして嬉しいコメントをして下さった事。本当に楽しく接して下さった事。とても嬉しく思っています。

皆さんのブログ様と比べましても、本当に拙い自分のブログですが、こうして色々とお世話になり、今年一年、とても楽しく、仕事以外にも充実した毎日となりました。
今日、これを持ちまして今年のブログ更新は少しの間お休みとさせて頂きます。
また来年、仕事が始まる頃にまた皆さんと楽しく過ごさせて頂けたらと思っています。

本当に沢山、ありがとうございました。
皆様にとって素晴らしい新年が迎えられますよう、心よりお祈り致しております。

それでは良いお年を!!(^^) THANKFUL !


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デ-ヴ
2008-12-26 Fri 19:03


デ-ヴ


【スト-リ-】
大統領にそっくりなデ-ヴは、一度だけの代役を引き受ける。しかし、当の大統領が脳卒中で倒れてしまい、ホワイトハウス生活が延長する事に・・・。
意外にも大統領と入れ替わったデ-ヴの優しさが、国民の支持を獲得。冷え切ったファ-スト・レディ、エレンの心をも溶かしていく。しかし、その裏では次期大統領を狙う、首席補佐官ボブの策略が着々と進行していた・・・。

彼は替え玉。でも最高にワンダフルな大統領。アイバン・ライトマン製作・監督の傑作ハ-トフル・コメディ。
(参考 Amazon より)


【レビュ-】
 この映画も色々なところで評価が高く、ハ-トフル・コメディという事で、鑑賞しました。
自分的に、以前から鑑賞したかった作品で、とても期待して観たのですが、いやぁ期待通りのとても良い作品でした。

大統領のそっくりさんが替え玉となり、大統領の執務をこなし、腐敗していた政治を立て直していくという、簡単に説明するとこんな感じなのですが、随所に笑いあり、心が和むシ-ンありで気持ちが元気になれる。そんな作品でしたね。 (^^)

今のアメリカ、日本を見てみますと、大不況の最中失業者があふれ、リストラやクビ切りが後を絶たないお先真っ暗な景気であります。
日本の国会と言えば、100年に一度の大不況を向かえ、100年に一度の政治を行わなければならない!なんて言ってますが、何が変わったのか、何をしたいのか、大げさに考えれば日本の国は何処へ向かおうとしているのか。全く不透明な政治、行政となっています。

この作品を観て感じたのは、やはり国のトップに居る人達は国民を、そして助けが必要としている人には特に国のお金を使い、救いの手を差し伸べて欲しいと強く思ってしまいました。
この大統領の替え玉となったそっくりさんのデ-ヴは顔、姿は本物の大統領とうり二つですが、心は国を、国民を何とかしようという情熱に満ちた素晴らしい人物でした。
やはり、一般の生活をしている人の気持ちというのは一般人、民間人レベルの人にしか分からないのでしょうかね?
首相や大臣たちを吊し上げ、こんな所で批判するつもりはありませんが、心の底から日本の政治家の人達にこの作品を一回観て感想文を提出させてみたいですね。

まぁ感想文は良いですから、この作品をご覧になって頂いて、なにか感じ取って欲しいと切に思います。

それだけ、この作品は素晴らしいと思いました。「政は映画のようにはいかない」なんて批判されそうですが、政治家は国民の為にきっちりと仕事をして頂きたい。国民の苦しみを分かって欲しい。そう思ってしまいます。
自分はまだ全然、恵まれています。この暮れにきてやはり仕事が忙しくあちこち飛び回っています。しかし世の中見渡せば、突然に解雇通知を受け、この年末の時期に住む場所も追われてしまうという方が数多く存在する。また、新年は越せても来年早々に会社が倒れるなんていうのは、これからどんどん出てくるでしょう。来年は今年よりも厳しい年になると言われています。自分の業界もかなり苦しいですよ。

少しでも国民の生活を考えて頂き、何とかこの不況、厳しい状況を打破してもらいたいですね。それにはやっぱり国と国民を思う「心」だと思います。

この作品の最後のシ-ンでの、シ-クレット・サ-ビスの台詞はジ-ンときました。誠実な人物だからこそ皆が投票し、国の舵取りを任せるのですものね。

この作品のデ-ヴのような政治家が多く現れて、国民と一緒の国作りをしていって欲しいと強く思ってしまう作品でした。

固い事ばかり述べていますが、本当に素敵な、そして心が暖まる痛快なコメディ、そしてラブスト-リ-でした。(^^)
良作なので多くの人に観てもらいたい一本だと思います。オススメです。(^^)


ユウ太的評価 8.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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邦楽 HOME  / 木山裕策
2008-12-20 Sat 15:06



【解説】
大阪府出身の歌手兼、会社員。
大学時代にバンドを結成し音楽活動を始める。そのバンドの担当はヴォ-カル。しかし、生活していく上で音楽で食べていく事は大変と思い、プロ志望は断念する事となる。その後、シナリオライタ-を目指しながらアルバイト生活を送るがそれも挫折し出版社に就職。そして結婚。4人の子供に恵まれ幸せな家庭を築いていた。

しかし、2004年頃、左側の甲状腺に腫瘍がある事が判明する。検査の結果それが悪性腫瘍の疑いがある事から左側甲状腺を全摘出。その際、医師からは手術後に声が出なくなる危険があると告げられた。
その時に木山が思った事は、無事に声が出るように回復すれば歌手という夢へ挑戦しようというものだった。
手術は無事に成功。直後は声が出しづらい状態が続いたが、日々のリハビリと努力の結果、半年後には歌を歌えるまでに回復する。
その嬉しさから、自分の声をCDに録って子供たちに聞かせてあげたいと、強く熱望するのだった。

その思いから、2007年、日本テレビ系列で放送されていた「歌スタ!!」に出演。様々な歌手に楽曲を提供しており、番組の「歌い人ハンタ-」の多胡邦夫が名乗りを挙げ、楽曲「HOME」を木山に託した。
木山は忙しい仕事の合間に多胡の書いた楽曲を日々、練習していった。そうして最終プレゼンに臨んだが、一度落選。しかし、その結果に諦めがいかず最終プレゼンリベンジ案が浮上する事となる。
この時、プレゼンテ-ション用に1番しかなかった「HOME」を多胡はリベンジの為にフルコ-ラス書き上げた。

木山は最後まで諦めない姿を子供たちに見せようと、ハンタ-多胡と一緒に最終プレゼンリベンジに挑戦する事を決意。
そんな経緯で迎えた最終プレゼンリベンジ当日。誠心誠意、歌いあげた木山とこの楽曲に込められた多胡の気持ちが通じ、見事、合格・デビュ-が決定する。

2008年2月6日、木山裕策は晴れてシングル「HOME」でデビュ-。現在も会社務めをこなしながら、夜の歌番組には会社から局に直行するなどして少しずつ、その素晴らしい歌と声を披露している。

そんな木山は今年の12月31日、「第59回NHK紅白歌合戦」に初出場も決定している。


この「HOME」という曲と木山裕策さんという歌い手さん。実は自分はつい最近、知った名前でした。
本当に「誰やねん。」という感じだったのですが、TVにて初めて「HOME」を聴いて、自分は涙してしまいました。
「歌」というのは、その曲を歌う人の一生懸命さや心を込めて歌う姿によって、何倍も良いものになるのだろうと思います。この木山さんは本当に一生懸命心を込めて、そして何より大切なご家族の為に歌ってらっしゃるのだな というのがもの凄く伝わってきます。
こうして、木山さんのプロフィ-ルを調べてみると一層、その込められた気持ちというのが良く分かりました。
大変な経験をされて現在に至ってるのですね。でも歌を歌う事の素晴らしさや家族を愛する事の素晴らしさをこの「HOME」に乗せて、多くの人の為に歌っているのだと思います。

また、番組のオ-ディションでのデビュ-という事ですが、子供達を思う木山さんの気持ち、そして、お父さんを思う子供たちの気持ちが見事、合格・デビュ-という形になったのだと思いました。

本当に素敵な曲、声、そして詩です。
「HOME」といえばアンジェラ・アキの同名の曲もNHK紅白にて、その楽曲の素晴らしさとアンジェラの素晴らしいパフォ-マンスが一際目立ち、素晴らしい歌手だと全国に名を知らしめました。

今年は奇しくも同じ「HOME」を引っ提げて、木山裕策が素晴らしい楽曲と素敵な声を披露し、全国に名を広めて行く事と思います。

この暮れにきて、今年最も心を震わされた曲。まだご存知ない方は是非、一度耳にしてください。そして、紅白でその素晴らしい歌と心を込めて歌う木山裕策さんを注目して欲しいなと思います。

家族を思う歌って良いですね~(^^)


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11 : 14 
2008-12-20 Sat 15:05



11:14


【スト-リ-】
午後11:14、携帯で話ながら深夜のハイウェイを車で走るジャックは、突然、上から降ってきた何かで車に衝撃を受けた。車を停め確認すると、そこには顔が潰れた男の死体が転がっていた。何が何だか分からないが慌てて死体を車に積み込もうとしていた時、偶然中年女性のノ-マが通りかかる。この付近ではよく起こる、鹿の事故になんとか話を誤魔化したのだが・・・

その事故の少し前、ティム、マ-ク、エディの3人は悪ふざけしながら車でドライブを楽しんでいた。エディが酔いながら調子に乗って窓から身を乗り出していたその時、車は通行人と衝突。轢いてしまったのだった。唖然とする3人はそこに居た男にいきなり発砲され、命からがらその場から逃走する。しかし、パニックになっているエディがさっきの現場に大切なものを落としてきたと言い始める・・・

そのまた少し前、フランクは犬を連れて散歩している途中、近所の墓地で娘のチェリ-のボイ-フレンド、ア-ロンの死体を発見。死体のそばにはチェリ-の車のカギが落ちていた。
娘がア-ロンを殺したのだと直感したフランクは、それを隠蔽するために死体を運ぼうとする・・・。

ある一夜に起こる5つのショ-トスト-リ-。それらの5つの出来事はやがて11:14に向けて収束してゆく。


【レビュ-】
この作品の事も全く知らず、何も予備知識を入れないで、なんとな~くレンタルして鑑賞しました。

たった一夜の5つの出来事が絡み合った、とても分かりやすく飽きずに楽しめた作品でした。

色々な場所で起こる5つのスト-リ-なのですが、この5つの出来事はそれぞれすぐ近くの場所で起こっていました。どれも関係のない話の様ですが、それぞれが皆繋がっていく、とても練られた脚本だったと思います。
この作品は観た事がある人なら分かりやすいと思いますが、あの「運命じゃない人」にとても良く似た作りだと感じました。
それぞれ違う場所で起きていた事が時系列を何度もさかのぼって行き、各人物と事件、事故の謎が次々と明らかになっていくという、観ていて「なるほど」と解っていくスト-リ-でした。
でもこちらの作品の方が、「運命じゃない人」よりも一年程先に作られていたみたいですね。

このように時間軸が戻って見せていく展開は苦手な人には複雑で難解な作品に感じてしまう事と思いますが、この作品は非常に解りやすく、そしてテンポも良く進んで尺も短い為に、ストレスをさほど感じない観やすい作品だと思います。
あまりサスペンスが好きじゃない人にも、楽しめるんじゃないかなと思う作品ですね。(^^)

それぞれの事件、事故が次々と明らかにされるスピ-ド感のある展開は凄く良かったと思います。また登場人物の絡みも絶妙で色々と「そうなるのか!」という爽快感は観ていて、本当に飽きなかったのですが、扱っている事件、事故がそれぞれの身勝手が引き起こしたものでしたので、そこの部分がイマイチ作品にのめり込めなかった感がありました。
また、解明されていく課程はテンポよく出来ていましたが、その後どうなったのか?という新たな大きな謎を残して終わってしまうために、ブッタギリ感が非常に強く終わった後にモヤモヤしてしまいました。

まぁ、そうしたマイナス面も大きかったのですが、飽きずに見せて進んでいく形式は嫌いじゃなかったですね。
ヒラリ-・スワンクが出演していますが、あまり出てきませんで、非常に贅沢に彼女を使っています。この作品、ヒラリ-・スワンクがプロデュ-スにも携わっているとの事で、役者としてより製作の方に力を入れた作品になっているのでしょうね。
また、いつもキュ-トなレイチェル・リ-・クックがこの作品では不良少女を演じ、汚れ役をしているのも興味深いものとなりました。

全体的に悪い感じのスト-リ-なのですが、脚本が上手くあまり複雑な作りをしていない為に飽きる事無く楽しめるサスペンス劇だと思います。
普段、解らないからサスペンスは観ないという方に是非ともお勧めの作品。逆に難解な作品を好む人は物足りないかもしれませんが、短い尺の中で上手く作られたサスペンスですので、楽しめるかと思います。
「運命じゃない人」が好きだと思う人は、一度見比べてみるのも面白いかも知れませんね。

自分は結構楽しめた作品となりました。でもここに登場する人達は皆、自業自得だと思います。世の中そんなに甘くないですね~


ユウ太的評価 7点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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ヒトラ-/最後の12日間
2008-12-16 Tue 19:10


ヒトラ-/最後の12日間

【スト-リ-】
1945年4月20日、ベルリン。ヒトラ-は56歳の誕生日を総統地下壕で迎えた。
ソ連軍の猛攻により包囲網が狭まっていく中、ヒトラ-はもはや実行不可能な攻撃命令を叫び続け、側近たちを追いつめていく。
極限状態に陥った地下要塞の人々が酒盛りやパ-ティ-に興じる一方で、地上のベルリン市街では兵士や市民が過酷な戦闘に身を捧げ、命を落としていった。
戦況は刻一刻と悪化、いよいよ敗戦を確信したヒトラ-はある重大な決意のもと、長年の愛人エヴァとささやかな結婚式を挙げる。 それは「第三帝国」の遅すぎた終焉の合図だった・・・。

アカデミ-賞外国語映画賞ノミネ-トの他、世界の映画賞を席捲。主演のブル-ノ・ガンツの演じたヒトラ-になりきった演技は必見!
(参考 Amazon より)

【レビュ-】
以前に鑑賞した作品。

様々なレビュ-でも高評価だったのですが、こういう実在した人物を描く作品に於いて、その人物を演じる役者の演技、雰囲気が顕著に表れてしまう映画の一つの今作で、主人公アドルフ・ヒトラ-を演じたブル-ノ・ガンツが本物か?と思うほどの演技が素晴らしくて、凄かったです。
その演技を観るだけでも価値があるのではないか と思うくらいリアルで哀しい作品でした。

世界を理想の国家にしようと立ち上がったナチスの総統ヒトラ-。彼はナチスのヒ-ロ-であり、神だったのだというのが良く解ります。また同時に、彼のカリスマ的独裁者の顔と一人の人間としての顔。
次第に追い込まれていくナチス軍司令部の崩壊と共に苦悩するヒトラ-は、それまで自分が抱いていたイメ-ジとは違っていました。
激しく激高したかと思えば、時折見せる優しい表情ともの哀しい瞳。ヒトラ-もまた、戦争の中で生きた一人の人間だったのかも知れないと思いました。
そう、彼は天才でありカリスマだったかもしれないが、最後のその姿はただの人間だったように思います。
ベルリンが墜ちようとしてたその時のヒトラ-は冷酷で我が儘で、ただの人間だったですね。


しかし、一番悲惨だったのは彼の思想に賛同し、命を投げ打って戦った人々でしょう。敵国に段々と追いつめられ皆、死んでゆく。地上では玉砕覚悟で次々と倒れていく中、地下の司令部では、そんな現状を誤魔化そうと酒と宴で現実逃避している上層部の面々。
この映像は狂っているように見えました。酷すぎますね。

当時、世界を一呑みにせんと、次々と戦果を挙げていった強国の最後というのはあまりにも悲惨で惨めでした。

この為に犠牲になった多くの人々を思うと胸が張り裂けそうになりますね。

ヒトラ-/最後12日間 イメ-ジ


この映画の凄いと思う所は、戦後60年たった現代、ヒトラ-を生んだドイツが、それまでのタブ-を破ってこの映画を作ったという事だと思います。
この作品にはユダヤの人々に対して行った凄惨な史実は描かれていないので、イスラエルやユダヤの人から猛反発があったそうです。
確かに、ヒトラ-、ナチスドイツがやってきた事は非人道的で悪魔のような行為。自分もホロコ-ストやアウシュビッツものの作品やレポ-トを多く見てきましたので、その悲劇は知識として知っていますし、許せるものではありません。

しかし、ナチスドイツの最後とヒトラ-という人物、ナチスの人々の最後の姿を描いた、希少な作品なのではないかなと考えてしまいました。

史実と違う事やフィクション的なものも含まれているとは思いますが、歴史を知る上でナチスとヒトラ-のまた違った視点から見たこの作品は、非常に意義深いと思います。
ナチスドイツ、ヒトラ-の最後はこんなものだったのかと知るのに観ていて損は全く無いと思います。

ヒトラ-/最後12日間 イメ-ジ2


なんと言っても、映画作品としてブル-ノ・ガンツの神掛かった迫真の演技が素晴らしい作品です。
多くの人に、特に同じ戦争に負けたという史実を背負っている日本の人々には色々と考えさせられる作品だと思いますので観て頂きたいなと思いますね。

受け取り方は様々だと思いますが、一見の価値はあると思います。


ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。

別窓 | ドラマ/戦争 | コメント:2 | トラックバック:0 | top↑
キサラギ
2008-12-16 Tue 19:09


キサラギ

【スト-リ-】
2月4日、売れないアイドル・如月ミキの一周忌。
家元の呼びかけで、都内某所の一室にファン・サイトで知り合ったオダ・ユ-ジ、スネ-ク、安男、いちご娘の五人の男が集まった。
愛するミキちゃんの追悼会として思い出話に花を咲かせ盛り上がるはずが、「彼女は自殺じゃない、殺されたんだ!」という一言から事態は急変してしまう。
もしかして、この中に犯人が!? 次々と明かされる意外な事実。果たして如月ミキの死の真相は?
一室の中で明かされていく謎は、誰も知らなかった思わぬ結末へと向かっていく・・・。

アイドルの死をめぐり、二転三転していくドラマが密室で展開されていくワンシチュエ-ションコメディの傑作。
(参考 Amazon より)

【レビュ-】
テレビの特集等で取り上げられていたのを見て、もの凄く観たいと思ってしまった作品でした。
また、色々と評価も高かった作品でしたので以前にDVDにて鑑賞。

いわゆるアイドルの追っかけなどをおこなっている、オタクファンの物語。ですが、この作品は非常に楽しめました。面白かったです。

あるアイドルが死んでしまい、それを偲ぼうと一周忌として、インタ-ネットで知り合ったファンがとある場所の一室で繰りひろげるワンシチュエ-ションもの。
狭い空間だけで展開されるオタクファンならではの熱いト-クは観ていて愉快でありながら、共感出来る部分もあり、観ていて凄く引き込まれました。
特に男って、自分の好きな物に対して熱くなってしまうと思いますが、ここに登場してくる男たちもとても熱く、そしてコミカルでしたね。

物語が進むに連れて色々と真相が明らかになってくる脚本は観ていて飽きませんでした。
キャラの一人一人に好きなアイドルとの接点が、次々と浮上してくる所は誰もが怪しく、亡きアイドルとの絡みのエピソ-ドがとても面白い。話が何度もひっくり返って誰が犯人なのかと、どんどん盛り上がっていきます。

キサラギ イメ-ジ

一つの部屋の中でたった5人でのサスペンス劇、こうしたジャンルでは、この作品が一番解りやすかったかなと思いました。
濃い面々の5人でアイドルの話で一喜一憂するという単純な物語で、尚かつ笑いもあって見事な邦画です。

ただ、いらない場面やエピソ-ドも多々、含まれていたのが残念だったです。
自分的にはとても完成度が高かったのに、最後の方で三流アイドルの如月ミキの顔を出してしまったのは頂けなかったですね。
けれど、そのアイドルを演じた子のチョイスは、この作品のキャラ設定に見事に合っている子でしたけどね。(その如月ミキを演じた人は声優さんだとか。)

随所にアキバ系オタクを意識した描写が絶妙だったと思いますが、それぞれのキャラがここまで如月ミキに心酔したのかは最後のシ-ンで明らかになったのが、自分は好きでした。特に中心人物の小栗旬が演じた家元のエピソ-ドは、少し心が切なくなりましたね。

それだけこのキャラを演じた俳優陣がとても良かったと思います。ちょっと大げさな演技もありましたが、サスペンス・コメディだからこのくらいで丁度良かったのでしょう。
とても楽しめましたし、本当に見入ってしまいました。(^^)

この作品に少し共感してしまった自分は、やっぱりオタクなのかなと思ってしまいましたが、以前に好きなアイドルが居たり、何かの有名人のファンだった人は、このドラマに共感できるのではないかなと思いますね。

自分も好きな女性ア-ティストを応援するサイトで知り合った人達とライブに出かけたりした事がありました。そうした経験があったから余計にこの作品を楽しめたと思います。

でもそのライブに集まった人物の大半は熱狂的なファンでオタクみたいな人が多かったですね。え?自分も一緒だろ!って?
はい。多分、他の人からは同じ様な目で見られていたと思います。だから自分もオタクなのかなぁ
今現在はそのような集まりはありません。汗っ

それとこの作品を観てから、香川照之さんをテレビなどで拝見すると、思わず笑ってしまうようになりました。(^^) あしからず。


ユウ太的評価 8.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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es【エス】
2008-12-14 Sun 14:27


es.jpg

【スト-リ-】
スタンフォ-ド大学心理学部では、ある実験をする為、被験者となってくれる男性を公募した。集まった20名ほどの被験者は無作為に「看守役」と「囚人役」に分けられ、学内に設けられた模擬刑務所に収容された。
初めはそれぞれの役を演じるだけの簡単なアルバイトだと誰もがそう思っていた。しかし、実験が進むうちに「看守役」の攻撃的な振る舞いは、どんどんエスカレ-トしていく。それに対して「囚人役」は卑屈に服従するのみで、まったく抵抗出来なくなっていた。
いつしか、模擬刑務所内は、単なる実験の枠組みを越えて、もはや誰にも制御不能の状態に陥っていく・・・。

被験者求む。
・拘束時間:2週間
・報酬:4000マルク
・応募資格:不問
・実施場所:大学内模擬刑務所

この作品は1971年にアメリカのスタンフォ-ド大学で実際に行われた「スタンフォ-ド監獄実験」を基にしている。
この実験はわずか7日間で中止。この心理実験を行う事は禁止され、未だ、この実験事故の裁判中にあるアメリカでは公開が許されていない問題作。
原題の「es」とは、人間の深層心理に存在する根元的な衝動を意味するドイツ語だという。


【レビュ-】
レンタルショップの棚に並ぶDVDパッケ-ジを見ても、非常にインパクトがあった作品で、以前に鑑賞した作品でした。

心理学実験という事で、何でもない普通の男たちが実験用に施設した、模擬刑務所に看守と囚人とに別れてそこで2週間生活するという、聞いただけでも恐ろしい実験。
そのル-ルだけでも頭がおかしくなってしまいそうなものでした。

ル-ル1.囚人はお互いに番号で呼び合わなくてはならない。
ル-ル2.囚人は看守に対して敬語を使わなくてはならない。
ル-ル3.囚人は消灯後、会話を一切してはならない。
ル-ル4.囚人は食事を残してはならない。
ル-ル5.囚人は看守の全ての指示に従わなければならない。
ル-ル6.ル-ルを犯した場合、囚人には罰が与えられる。

人間の深層心理にある普段は気づかない感情というのはやっかいな物で、この作品はそうした事も教えてくれたように思います。

この実験でたった2日で劇的な変化が起こり、普通の人間が完全に看守と囚人になりきってしまうのがとても怖く、また興味深いものでした。

看守は囚人に対して絶対服従させようと、どんどん自我が崩壊して暴力的になっていきます。これはある程度予想できた行動でしたが、本当に恐ろしいなと感じたのは囚人の方でした。
一定のラインまでは抵抗していたのに、牢獄に閉じこめられ、奇妙な生活が48時間も続くと、全くと言っていいほど抵抗出来なくなり、絶望にも似た感情で服従していってしまうという、とても恐ろしい心理状態になってしまうのでした。
罪も犯していないのに、看守の言いなりになり、自分を下卑し始める行動は決して意志では無いのだろうと思いますが、深層心理の奥深くにある感情が働き、こうした行動をとるのだと、全く心理学の知識を持たない自分にも明らかに解る実験結果となりました。

こうなるともう暴走は止められないのですね。人間が狂気に走るという事は、こうした深層心理が激しく出てしまった時に起こるのでしょう。

最近の不条理で意味不明な事件は、こうした現象が起こっているのではないかなと思ってしまいました。イコ-ル、このような実験ではなく、それぞれの私生活がとても辛く厳しい環境にあると、自我やモラルが崩壊し、衝動的に狂気へと走っていくのかなと、とても恐ろしい気持ちになりました。

この実験は全世界で禁止されました。しかし、実験ではなくとも今現在、簡単に入手する事ができる 様々なメディアからの刺激的な大量の情報群。例えばゲ-ムだとか、残酷な映像。決して良い作用をおこすものばかりでは無いと思います。
実際、昔起こった事件では、残酷ビデオなんかを大量に観ていて人を殺めたくなった、解剖したくなった等という事もありましたね。

個人個人によって色々あると思います。何がこの映画のように人間を攻撃的にさせるものか解りませんが、この心理実験のような作用が人を変えていくのだろうと思います。

誰かそうした実験で、崩壊を止められるような理論を出してくれたら、現代に生きる人々の心の病を治せるのだと思いますが、どうでしょうか?何かヒントが隠されているような気がします。


そういう目線でこの作品を観るとただ単に、怖い実験があったんだ。というだけではなく、とても興味深い作品になるかと思います。

けれど、この作品は本当に恐ろしいですね。これが実際にあった実験で、このような悲劇が起こったとなると一層、恐怖心が増します。
自分もこの作品を鑑賞していた時、とても息苦しくなるという錯覚に陥りました。この実験と同様に、この作品はもの凄いパワ-があり、凄く負荷が掛かる作品でもありました。
観賞後はとても疲れてしまった作品ですが、一見の価値有りな作品かと思います。

何だかんだ言って、人間の狂気が一番怖いですね。勿論、このような実験に幾ら報酬を積まれても参加したくはありませんね。昔懐かしい「ドロケ-」だけで止めておきましょう。(^^)



ユウ太的評価 8.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。

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邦楽 くるみ / Mr.Children
2008-12-14 Sun 14:27



【解説】
日本のロックバンド。もはや解説も不要な程、有名で大変、人気のあるバンドでしょう。
高校の頃、同じ学校に通う、桜井(Vo、G)・田原(G)・中川(B)が中心となり、「THE WALLS」というバンドを結成し、活動を始める。 その後、別のバンドに所属していた鈴木(Dr)とかつて中学が一緒だった田原、中川が逢い、桜井と初対面することになった。

バンド活動を続ける最中、バンドコンク-ルにも出場するようになった頃、運命的な出来事が起こる。コンク-ルのテ-プ審査を通過した「THE WALLS」からドラムスが脱退してしまう。ライブ審査を控えた桜井たちはドラム担当を鈴木に代役を頼む事となった。当初、ライブ審査までの約束だったが、鈴木のテクニックに桜井の心が動き、その後も一緒に音楽をやって欲しいと頼み込み、その話に納得した鈴木が正式に加入する事になる。
こうして、現在の4人の活動が始まった。

バンド名の由来は、当時、ファミレスで4人の意見を出し合って決めたという。「THE WALLS」からありきたりな「THE」という言葉はもう辞めようという事。そして「チルドレン」という言葉の響きが4人ともに気に入っていてたという事。
しかし、このまま活動を続け年を重ねて大人になった時に困るという意見から、「チルドレン」と正反対の「Mr.」をつけた。「Mr.Children」の誕生である。それは1988年12月のことだった。
そのあと、「大人から子供まで幅広くきいてもらいたい」という意味を付け加え、正式に改名した日にちを1989年1月と設定したというエピソ-ドがある。


今や不動の人気を誇り、リリ-スする曲も記録をたたき出すほどの実績のある「ミスチル」。自分も好きなグル-プで、好きな曲も沢山あります。他の方もきっと、彼らの数ある名曲の中で、本当に沢山の好きな曲があろうかと思います。

自分は「抱きしめたい」、「Over」、「Tomorrow never knows」、「終わりなき旅」等々、大好きな曲も沢山で、カラオケでも必ずと言っていい程、ミスチルの曲は歌いますし、手元にも沢山、CDを置いている位です。

その中でこの「くるみ」は、PVも凄く良い作品となっていますので記事として取り上げました。
このPVはシングルCD「掌/くるみ」のものにちゃんと入っていて、もう何回も見たPVです。でも年をかさねる毎にこのPVがどんどん良い味を増していって、何とも言えない気持ちにさせてくれます。

基本的にミスチルのPVは出来の良いものが多いなぁと思いますが、この「くるみ」のものはドラマ仕立てになっていて、架空のバンド「MR..ADULTS」という中年のオジサン達が組んだバンドのドラマで、上記のミスチルの改名したエピソ-ドをちょっと匂わせる、面白くて切ないものになっています。

自分も昔、下手くそなロック・バンドを組んで一心にギタ-を練習した記憶が蘇りました。あの頃は友人達とくだらない話や、バンド活動なんかで面白い位、盛り上がってたなぁ なんてちょっとセンチな気持ちにもなりました。
今はそれぞれ、仕事も責任あるホジションにつき、家庭を持っている人も増え、なかなかあの頃のように皆で集まって、朝までしゃべり通したり、一つの事に皆で夢中になるなんて無くなってしまいました。
このPVを見ると、あの頃に置いてきてしまった物を、再び思い出させてくれるような、そんなちょっと素敵なドラマを見る事が出来ます。

ミスチルが描く詩世界もまた、今の、少々疲れてしまった大人に優しく訴えてくる、良い感じの詩ですよね。

希望の数だけ 失望は増える それでも明日に 胸は震える
「どんなことが起こるんだろう?」
想像してみよう
出会いの数だけ 別れは増える それでも希望に 胸は震える
引き返しちゃいけないよね
進もう 君のいない道の上へ

この歌でしきりに問いかけている「くるみ」とは「これから来る未来」のことで略して「くるみ」と表記し、擬人化したものだそうです。
自分たちの未来はどうなっているのでしょうかね。

ねえ くるみ。 それでも引き返しちゃいけないよね。そして前に進んでいくんだね・・・。

良い歌だなぁと思います。(^^) 

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洋楽 I’M STILL WAITING / コ-トニ-・パイン feat.キャロル・トンプソン
2008-12-14 Sun 14:27



【解説】
イギリスのジャズシ-ンをリ-ドするサックス奏者 コ-トニ-・パインが、自らのジャマイカン・ル-ツ(コ-トニ-の両親はジャマイカからの移民)を表現したレゲェ・アルバム「クロ-サ-・トゥ・ホ-ム」からの名曲で1992年に大ヒット。

この曲を手がけたのがUKラヴァ-ズ・レゲェの女王、ジャネット・ケイそしてプロデュ-スも同じくUKレゲェの大御所アスワドによるもので、歌っているキャロル・トンプソンは上記のジャネットに並ぶUKラヴァ-ズの歌姫であります。

自分の好きなサックスの音色、ケニ-・Gと並んでコ-トニ-・パインの奏でるその音も、甘くて優しく、そして心地良いものとなっています。
この「アイム・スティル・ウェイティング」は92年にスマッシュ・ヒットした知る人ぞ知る名曲でジャンルはレゲェとなっていますが、ポップスのバラ-ドのように断然、スゥィ-トな曲。そして、当時は何処のクラブでもかかっていた大ヒットナンバ-です。
その頃、女性の好きなナンバ-としても、常に上位をキ-プしていた、お洒落で格好いい曲でもあります。

自分はやっぱり、何と言ってもコ-トニ-のサックスの音に惚れ惚れしてしまい、好きになった曲でした。また、キャロル・トンプソンの甘い歌声もとっても良い 一曲です。

しかし、残念ながら動画によるものがありませんでした。聴くのみになってしまいますが、是非聴いてみて下さいね。(^^)
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アザ-ズ
2008-12-10 Wed 18:47



アザ-ズ


【スト-リ-】
第二次世界大戦末期の英国領ジャ-ジ-島。古い屋敷に幼い子供とたった三人、戦争から還らぬ夫を待つグレ-ス。
彼女らの生活は強度の光アレルギ-の子供たちのために、広い屋敷の中で昼間でもカ-テンを閉めきったままだった。
ある日、やってきた三人の男女を使用人として雇うが、その頃から、誰もいないはずの二階から足音が聞こえたり、夜中にピアノがもの哀しい曲を独りでに奏でたりという、奇怪な現象が起き始める。屋敷中を調べたグレ-スが見たものは・・・。

その存在(アザ-ズ)が見えた時、全てが変わる。 その恐怖に世界が戦慄した、ゴシック・ホラ-の傑作。


【レビュ-】
この作品はもう、すでに有名というか、多くの方が鑑賞している作品かと思います。自分も最近、二度目の鑑賞となりました。

このホラ-作品は一言でいうと、直接的な描写で見せる恐怖作品とは異なりますね。スプラッタ-ものやモンスタ-などが顔を出すような作品ではありません。

雰囲気でジワリジワリと迫ってくる恐怖と、鑑賞している者の想像を掻き立て、深層心理に働きかけてくるホラ-となっています。自分はこうした作品はとても好きですね。

まず古めかしい、広い屋敷の中に母子三人で暮らしているというのが怖いです。
古い建物でそれが部屋が幾つもある広い屋敷って怖いですよね。そこで子供たちが強烈な光アレルギ-ということでカ-テンを全て閉めてあり、昼間でも真っ暗。あかりと言えばロウソクの炎だけという、中世の屋敷での暮らしのような陰湿でくら~い雰囲気が○でした。

そこに、いかにも怪しいと思われる、かつてその屋敷で使用人として働いていたという3人の男女がやってくるのです。一人は口がきけない女性。何か裏があるのだろうと誰もがそう考えると思いますね。
そして、色々と怪現象が起こってきます。その描写は巧みで、その何だか解らない存在は直接的には姿を見せません。物音や、鍵を掛けていたピアノが鳴ったりと、確かに何かが居て何か起こしている。という事だけしか分かりません。
古い屋敷の暗い雰囲気、突然、響く物音などで怖がらせてきます。
この作品、ここからはもう詳しく書く事は出来ませんが、ホラ-が苦手な人にもとても楽しめる作品になっていると思います。
また、女性の視点からこの作品を観て頂くとより、楽しめるのではないかなとも思います。特に子供さんがいる方。母親の人はこの作品をご覧になってみて頂きたいなと思います。

きっと女性、母親の視線からご覧になりますと、余計、心に訴えてくる作品だと思いますね。

この作品の結末も自分はとても好きでした。

それと屋敷に住む母親役のニコ-ル・キッドマンがこの作品でも美しかったですね~。一見、キツイ顔立ちをしている彼女ですが、不器用に子供たちに厳しく接する姿。子供たちを愛しているのだけれど、それを上手く伝えられないもどかしさ等、凛としたその表情は暗闇の世界でもひときわ美しく輝きを放っていました。ロウソクの明かりがまた、彼女に映えていましたね。

others 


古めかしい異色な雰囲気を醸しだし、見えない恐怖を演出していたまさにゴシック・ホラ-の傑作。ただその脚本は同様の作品があるだけに少し惜しいかなとも思いました。
しかし、あちらの作品が先か、こちらの作品が先に観たかによって評価が変わるかも知れませんね。

自分はあちらの作品が先でしたが、この「アザ-ズ」もとても楽しめて、この屋敷の雰囲気を堪能しました。突然、二階から聞こえる足音にはまぢでビビリましたよ。汗汗汗っ

両方の作品を鑑賞した方は、果たしてどちらの作品が好きか?そんな事も気になってしまう作品でした。(^^)

で、そんな自分は物語の途中で、この話の結末は解ってしまったのです。が、それでもこの作品が持っていた雰囲気と最後の結末にとても満足出来ましたね。
未見の方、その中でも普段ホラ-を観ない方に観て頂きたいなぁと思う作品でした。

ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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プレッジ
2008-12-09 Tue 18:50


プレッジ

【スト-リ-】
その日定年退職を向かえようとしていた刑事ジェリ-・ブラックは、定年まで残り6時間という時に、8歳の少女が殺害されるという事件に遭う。
少女の無惨な死を、その両親に知らせる役を引き受け、その時に母親と交わした犯人を捜し出すという「プレッジ=固い約束」のために、退職祝いのメキシコ旅行を捨ててまで犯人逮捕を誓うのだった。
すぐに前科があり、障害を持つインディアンの男が逮捕され、強引な取り調べで自白させる事に成功するが、男は警官の銃を奪って自殺してしまう。誰もが事件は終わったと思ったが、ジェリ-はまだ真犯人が潜んでいると確信し、また同じ様な事件が起こると予想していた。
そうして彼はただ一人、犯人捜しを続けていく・・・。

俳優のショ-ン・ペン監督第三作目作品。ジャック・ニコルソンが執拗な元刑事を演じたクライム・サスペンスの秀作。


【レビュ-】
ショ-ン・ペン監督、ジャック・ニコルソン主演という事で、ただならぬ作品だろうと大方の予想はしていて、大いに期待して鑑賞した作品でした。

作品はショ-ン・ペンらしいと言うのか、全体のト-ンが暗く静かに進んでいく雰囲気。かと思えば田舎町の自然の美しい風景。これらが上手く融合して何とも言えない映像に先ず引き込まれていきました。

そして何と言ってもジャック・ニコルソンの重厚な演技。定年退職をした元警官で、幼い娘を殺された母親と交わしたプレッジ(固い約束)と魂をかけた誓いが全てでしたね。そうした想いを背負った、執念に燃える複雑な役を見事に演じきっていました。
このジャック・ニコルソンが演じたジェリ-に深く感情移入出来ました。

ここがこの作品のポイントになるかと思われます。この警官ジェリ-に深く共感し、母親との約束と誓いに応える姿に共感し見入ってしまった方は、この作品の深い所までドップリと浸かり、そして最後には奈落の底へと突き落とされるのでしょう。

この作品のプロットがそんじょそこらにない、とても深くそして哀しいものでした。ほとんど救いがありません。

後半のラスト30分はドキドキと胸が高鳴り、手に汗をかいてしまうとてもスリリングなものでした。それはジェリ-に深く共感したら味わえると思います。しかし、名優ジャック・ニコルソンの演技によって、きっと多くの方が、このサスペンスを堪能し、最後に残った虚無感を迎える事となるでしょう。

実は、自分はこの作品をやっぱり深読みしてしまい、この先どうなるのかと色々と思考していました。しかし、その予想を見事に裏切られ、自分の考えの上へと行かれてしまいました。
全くをもって、恐るべしショ-ン・ペン監督。だったと今、そう思います。

但し、この作品の結末に納得いかない方、理解できない方もいらっしゃるかと思います。後味も悪いですし、万人には受け入れられない作品かも知れません。
自分はあの結末はこれもまた有り。だと思いましたし、人間の生き方や人生もこのようなケ-スはあるのだと深く共鳴出来ました。
このような作品は他に沢山出てきてしまうと、それは難ありですが、このような展開の作品は初めてだったのでとても良かったと思ってしまいましたね。

また、脇を固める俳優陣もとても素晴らしかったです。個々の登場人物が皆、名優揃いでチョッとしか登場しなくても素晴らしい演技で強烈に印象を残していきます。
この俳優たちの名演技と、静かな田舎町の美しさと侘びしさが素晴らしくマッチして物語に厚みを持たせていたと思います。

そうした映像と皆の演技があったから、この作品は成功してるのだと思いますね。

名優と名演ありきの作品。
決して良い話ではないですが、俳優たちの演技を観て作品の世界に入っていく、なかなか無い作品だと思います。

それと俳優ショ-ン・ペンの監督としてのセンス。この作品は彼の深い世界観が出ていた作品だったのではないでしょうか?
どこか「ミスティック・リバ-」の世界に近いものを感じましたね。何でもショ-ンは「ミスティック・リバ-」をとても好んでいたとか。

重厚な演技と悲惨な物語が好きな人は必見ですね。とても面白かったです。


ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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それでも生きる子供たちへ
2008-12-06 Sat 11:42


それでも生きる子供達へ


【スト-リ-】
両親の別離、ストリ-トチルドレン、HIV胎内感染、少年兵士など、それぞれの故郷が抱える問題を、7つの国の巨匠達がドラマチックに描いた感動作。
子供ならではの恐れを知らない逞しさ。劣悪な状況をも新鮮な遊び場にしてしまう想像力。大人だったら挫折してしまう絶望的な時も、ただひたむきに今日を生きる純粋な表情。
数々のエンタ-テイメントを世に送り出してきた巨匠達は、子供達に敬意を表し、大人の視点から哀れむことをしていない。

地球の希望はこの子供達だ。
心の底があたたかくなる、生きる強さを与えてくれる。そんな7つの物語。

(参考 Amazon より)

【解説】
1.「タンザ」 マシンガンを握りしめる少年兵の、それでも無垢な瞳。
  監督 メディ・カレフ   ルワンダより
監督から
この映画のように、毎日戦いつづけている子供がいるという事を、世界の人々に知ってもらいたい。


2.「ブル-・ジプシ-」 盗みでしか生きられない親と子の、どこか滑稽な叙情詩。
  監督 エミ-ル・クストリッツア  セルビア・モンテネグロより
監督から
自由よりも刑務所を好む社会的レベルの人が、あまりにも多い事に驚き、これがきっかけでこの物語を作った。


3.「アメリカのイエスの子ら」 HIVの両親と娘の、愛情と苦悩、そして再出発。
  監督 スパイク・リ-  アメリカより
監督から
この映画はハッピ-なものではないが、このテ-マは話しておくべきものと強く感じた。そして、今回はこの作品に「希望」という大きなメッセ-ジを盛り込んだ。トンネルの向こうには光があるということを伝えたかった。


4.「ビル-とジョアン」 廃品を拾って自活する兄妹。今日も宝探しがはじまる。
  監督 カティア・ルンド  ブラジルより
監督から
貧民街に住む幼い兄妹の生活。働きながら夢を見て、前向きであり続ける彼らの生活を新たな視点で見る事を伝えたい。


5.「ジョナサン」 地球上で消えない紛争、彼らは生きるために助け合う。
  監督 ジョ-ダン・スコット、リドリ-・スコット  イギリスより
監督から
この作品は、これまで大いに貢献してきたのに、世間で大した役割を果たしていないと感じている男の物語。彼が出会った子供たちのおかげで、彼が先に進む事を知ったように、世界の人々がこの映画をきっかけにして、少しでも前に進んでもらいたい。


6.「チロ」 大人達と互角に渡り合う、窃盗も辞さない子供たちの夢と現実。
  監督 ステファノ・ヴィネルッソ  イタリアより
監督から
何か世界を大きく変えようなんてポ-ズをとっているわけではない。人々にこういった問題を思い出してもらい、僕たち一人一人に何ができるか、そして何かすべきだと思ってもらう事を願っている。


7.「桑桑(ソンソン)と小猫(シャオマオ)」 路上で働く孤児と愛に飢えた少女。それぞれの悲しみと希望。
  監督 ジョン・ウ-  中国より
監督から
世界中の子供たちの希望を表現したかった。我々は世界の子供たちを救う話をしているが、本当は子供たちが我々を救っているのだ。彼らの強さと愛が世界を変えていくだろう。


【レビュ-】
短編オムニバス映画として、約20分程度の7つの物語が入った作品でした。

世界には辛い状況下で生きる、沢山の子供たちが居るという事は、色々なメディアで知っていますが、そうした子供たちを大人の「可哀想だ」という観点ではなく、秘められたメッセ-ジ性と共に描いた作品群です。
そのどれもが決して軽いものではありませんが、深刻なものとしては表現されておらず、本当に生きる強さと希望を感じる事が出来た、意義のある映画だと思いました。

自分的にはどの国も、どの物語も子供たちの厳しい生活を描いていましたが、中でもスパイク・リ-の作品と、カティア・ルンドのブラジルからの作品、そしてジョン・ウ-監督の作品がとても印象に残っています。

特にジョン・ウ-の作品は思わず、涙してしまいました。

しかし、どの国の作品も子供たちの逞しく生きる姿を描いており、大人として彼らを見習わなければという思いと、どんなに辛くても希望を持ち、「生きる」という事を決してやめない子供たちの姿に元気をもらえた気がします。

昨今、日本ではこの不景気の中、生きる希望を見いだせずに自ら命を絶つ人が増えているという、悲しい現状があります。大人になればなるほど様々な思惑が出てきて、「生きる」という事から逃げ出したくなる負の感情を持ってきます。
しかし、子供たちにはそうした感情は無いのだな とこの作品を観て改めて考えました。

日本では自ら命を絶つ者の低年齢化も深刻化しています。これは、子供の精神が大人になっていくのが早まっているという事ではないでしょうか?
なぜならば、この作品に登場してくる子供たちは、日本の社会、生活よりも明らかに劣悪で悲惨な状況です。にも関わらず、そんな中でも懸命に働き、あるいは悪い事や武装してまで、必死に生きているのです。彼らは決して「生きる」という事はやめません。
その姿と希望をもった笑顔に心を打たれました。

辛い状況、苦しい生活、何もかも投げ捨てたい心情は多くの人が抱いていると思いますが、懸命に生きる彼らの姿を見て、何かを感じて頂きたいと思える、良い作品だと思いました。

大人目線で、一言申し上げると、彼らのこれから先がたまらなく心配になりますが、あの子供たちはただひたすらに、目の前の事を精一杯やっているのでしようね。

劇中にこんな詩が出てきます。
「大人は誰も、昔は子供だった。でも、そのことを忘れずにいる大人はほとんどいない。」
アントワ-ヌ・ド・サン=テグジュペリ 「星の王子様」


世界中が希望と笑顔に満ちた、大人も子供も心が幸せになる事を強く願ってやみません。
そんな事も願い、そして考えさせられる作品です。


でもってこんな動画を拾ったので貼ってみます。この作品に少しあっているかなと思いましたので見てみて下さいね。



ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。

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アフタ-・スク-ル
2008-12-05 Fri 11:28


アフタ-スク-ル


【スト-リ-】
母校の中学校で働く人の良い教師・神野の元に、かつての同級生だと名乗る怪しい探偵・北沢が訪ねてくる。
北沢は、神野の中学からの親友で、現在は一流企業に務めるサラリ-マン・木村の行方を追っていた。心ならずも神野は木村探しに巻き込まれてしまう。
人を疑う事を知らない男と、人の裏側ばかり見てきた男。ちぐはぐコンビの捜査活動から、神野が知らなかった、親友・木村の一面が次々と明らかになり、物語は思いも寄らぬ方向へと向かっていく・・・。

「運命じゃない人」でカンヌ4冠を獲得した、内田けんじ監督が描く、驚きエンタ-テイメント・ム-ビ-。

甘く見てると、ダマされちゃいますよ。
(参考 Amazon より)


【レビュ-】
前作、「運命じゃない人」がとっても面白かった、内田けんじ監督の最新作ということで、DVDにて早速、鑑賞致しました。

この監督さんは、前作でも脚本に優れ、観賞後にすごく後味の良い、すっかりヤラれたぁ という印象がとても強く残っていたので期待しながら鑑賞しました。

内田けんじという人は、良い人と社会の裏側に生きる人の対比が得意なのでしょうか?それとどうも探偵とヤクザがお好きなのでしょう。「運命じゃない人」と同様に、このような人物が主要に置かれていましたね。
しかし、前作とはまた変わった構成。時間軸を何度も重ねて、各人物の視点から見せることによって展開していった作風とは違い、こちらは正統な流れによる構成でした。

物語が進むにつれ、徐々に真実が見えてくる作りと脚本は、相変わらず上手いなぁと唸らされました。やはり、今回も見事にヤラれた感は充分に堪能できました。

しかし、何か強烈に来るものが足りない気がしました。それは何故なんだろうかと思います。
内田けんじという監督を知ってしまった故、絶対に一筋縄じゃいかないと余計な事を考えてしまったせいか?
否、多分キャスティングが知っている顔ぶれだからか、イマイチ新鮮味に欠けたのかなぁという思いが残ってしまいました。

キャストは、あまり知らない俳優陣を起用するのも、とても新鮮でインパクトが強かった気がします。また、前作の良い人と描かれていた宮田君が、本当にいい人で頑張って欲しいと、思わず応援したくなるキャラクタ-だったものですから、印象に残る、そして感情移入してしまう人物だったからこそ、作品にのめり込み評価もグンと上がったのではないでしょうか?

今作は、神野、北沢が知らない者同士でギクシャクした違和感もあり、共同捜査もあまり一体感がなかったように思います。
そうした部分で、イマイチ神野と北沢の捜査に、引き込まれなかった感じがありますね。

アフタ-スク-ル イメ-ジ

同じ内田けんじ作品なので、どうしても比べてしまう。余計にネタを期待してしまう。そんな感情もあったかも知れません。

しかし、物語中盤から終盤にかけて徐々にネタを明かしてくるスト-リ-は流石です。「あれも、これもか!」と、次々と明らかになってくる真実は見ていてやっぱりとても面白く、優れていたと思います。

タイトルの「アフタ-スク-ル」に込められた、意味も秀逸だと思います。

冒頭にある、昇降口での淡い思い出と最後の同じシ-ンでのネタは、このタイトルがついてるからこそ生きているものであり、また、物語途中にある、北沢が神野に向かって吐き出す台詞。そして最後の場面、教師である神野が、北沢に向かって投げかけた言葉には、大人社会に向かって投げかけた皮肉が全て込められていると思いました。
そう考えると学校を舞台の一つとし、タイトルが「放課後」を意味する「アフタ-スク-ル」とした理由も良く分かると思いますね。

そうした伏線もきちんと練られていて、流石の深い作りだと自分は納得出来ました。

今回の物語も本当に「上手い!」の一言です。だって、もう最初からヤラれていますからね。(^^)
そんな事を書くとネタバレになるかなぁ とビクビクしてしまいますが、最後の締め方も上手かったですね。

この作品もやっぱりダマされ感が心地よい、その為に楽しむ作品なのかも知れませんね。(^^)

今後にも期待してしまう、要注目の内田けんじ監督作品でした。またダマされたいと思います。


ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
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邦楽 笑って 笑って / 奥 華子
2008-12-03 Wed 18:27


【解説】
千葉県船橋市出身のシンガ-・ソングライタ-、作曲家。
5歳よりピアノを始め、自身で曲作りもこなし2000年、インディ-ズ盤のミニアルバムを製作。以後、地元船橋市の近隣である、津田沼市、柏市を拠点にキ-ボ-ドによる弾き語りのスタイルで路上ライブを中心に活動を行ってきた。
津田沼、柏の路上ライブでその歌声と、優しい曲で段々と注目されるようになるが、その後も精力的に路上での活動を続けながらインディ-ズ盤を次々と製作。路上ライブの活動を続けて一年で2万枚の自主製作CDを手売りするという人気を誇った。尚、柏でのライブ活動はTV東京の「出没!アド街ック天国」でも柏の顔として取り上げられ、柏編19位にランクインしてオン・エアされた。

2005年メジャ-・デビュ-、劇場版アニメ-ション映画「時をかける少女」の主題歌として製作された「ガ-ネット」で高い評価を得る。が、メジャ-・デビュ-前に「TEPCOひかり」のCMでの歌声で奥華子の知名度を上げたという事でも知られる。
最近では積和不動産「MAST」のCMでも、彼女の歌声を聞く事ができた。


今回は自分にとても馴染み深い、柏市で有名になった奥華子さんの曲をご紹介します。

自分が歌手を好きになる理由として、「声質」、「歌唱力」、「曲の情景の深さ」、「詩世界」などを良く聴いて判断するのですが、この奥華子という人には先ずその独特の声に惹かれました。
初めて聴いたのは「魔法の人」という曲でしたが、とてもキ-の高い可愛らしい声に耳を傾けてしまいました。また、彼女の一つ一つの曲がその声と共に、とても優しく癒されるものばかりで、書かれた詩も心に優しく入ってくる素敵な詩でした。

取り上げた「笑って 笑って」という曲は、彼女がインディ-ズ時代に製作した曲で、彼女の優しさというものがとても伝わってくる曲だと思います。
路上ライブで人との出会いを大切にしている奥華子さんが、聴いてくれる人達を思って書き下ろしたのだとか。
この曲はテレビ番組の「誰も知らない泣ける歌」でも取り上げられていたみたいですね。動画を検索していたら偶然見つけて、それを見ましたら思わず涙しました。

この曲を聴くときっと元気をもらうことが出来、前向きな心になれる優しい歌だと思います。辛い時も悲しい時も笑って、前を向いてしっかり歩いていこう。という曲ですね。

また下に貼っておきますが、「出没!アド街ック天国」でのワンシ-ンも見つけたので嬉しくって貼らせて頂きます。柏駅前のライブ。この場所は自分、プライベ-トでも仕事でもよく行くところです。柏は好きな街ですよ。
この動画にもありますが、色々なCMの曲なども手がけていて、ラジオの公開番組などでも即興で歌を作り披露するという事もお得意のようです。

また、「時をかける少女」の主題歌「ガ-ネット」も好きな曲で、こちらは学生の頃、特に部活なんかで毎日、グラウンドを走ってボ-ルを追いかけていたあの頃を思い出してしまう、情景も思い浮かべる名曲です。学生の頃の淡い想いなんかも一緒に、胸を過ぎりますね。(^^)

自分としてはこの奥華子さんは、もっと有名になっても良いシンガ-だと思っています。彼女のライブパフォ-マンスも、路上だろうがいつも変わらない歌声は、実力も兼ね備えたシンガ-・ソングライタ-の一人だと高く評価しています。
歌手というのは、やっぱりライブでもCDと変わらない歌声っていうのが絶対だと思います。

一度、透き通るような彼女の歌声と、優しい曲を是非とも聴いてみて下さいね。(^^)
そして、明日も笑って笑って、過ごされますように・・・。






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洋楽 TOP GUN ANTHEME / スティ-ブ・スティ-ブンス
2008-12-02 Tue 19:41



【解説】
アメリカ、ブルックリン出身のギタリスト。7歳でギタ-を始め、その後はロ-カル・バンドの活動をしていく。
1982年、元キッスのピ-タ-・クリスと共演し、それと同じ時期、イギリス人シンガ-のビリ-・アイドルと出会い、飛躍的な成功を収めていく。
ビリ-との活動をしながら、様々なア-ティストとの共演、活動を行っていく中、1986年に大ヒットした映画「トップガン」の音楽に参加。この中で使用された「TOP GUN ANTHEME」が大空を舞う戦闘機のイメ-ジにリンクする劇中の重要な役割を果たし、同作品のサウンド・トラックでもケニ-・ロギンスの「デンジャ-・ゾ-ン」、ベルリンの「愛は吐息のように」と並ぶ、人気の高い曲となった。
この曲でグラミ-賞のベスト・ポップ・インストゥメンタル・パフォ-マンス部門を受賞した。

その後、彼はマイケル・ジャクソンや氷室京介などの曲にも参加し、スタジオミュ-ジシャンとしても活動の場を広げていく。
2008年の今年は、9年振りとなる、彼のソロ・アルバムも発表した。

このインストゥメンタル曲、「TOP GUN ANTHEM」は当時、自分もハマった映画「TOP GUN」のイメ--ジ曲として凄く好きな曲です。
当の映画は自分が中学の時に公開され、有楽町の日本劇場に2回、鑑賞しに行った好きな作品でした。
この曲は美しく、壮大なイメ-ジの曲でF-14戦闘機を、めちゃめちゃ格好良く映えさせる曲でもありました。
自分としてはやっぱり、サントラを持っていまして例えば、サッカ-の試合前に心を高揚させる一曲として聴いていたり、夜寝る時に静かに聴いたりと色々なシ-ンで聴きまくったサウンドです。
また、エレキ・ギタ-を弾き始めた時に、耳コピをして弾いていましたね~(^^)
この動画のスティ-ブのように、格好良くキメることは出来ませんでしたが・・・。

スティ-ブ・スティ-ブンのギタ-と、ハロルド・フォルタ-メイヤ-のピアノが美しく融合した、スケ-ルの大きいサウンドは、気持ちを落ち着かせたり、集中する必要がある時に、またテンションを上げる時になど様々な時に聴く事ができる曲だと思います。
勿論、リラックスシ-ンにもピッタリだと思います。

そして、この映画を観た人はとても懐かしく、この曲で当時の出来事を振り返る事の出来る、耳にしっかりと記憶された曲だと思います。

たまにはインストゥメンタルも聴いてみては如何でしょうか?(^^)
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レッドクリフ PartⅠ
2008-12-01 Mon 16:15



レッドクリフ P

【スト-リ-】
西暦208年、中国三国時代。天下統一という野望に燃える曹操は80万もの兵力を率い、怒濤の如く敵国を攻めていた。
そんな中、劉備軍の若き天才軍師、諸葛孔明と孫権軍の知将、周瑜の2人の男が立ち上がった。そして2人は6万という兵力を振りかざし、曹操軍という巨大な勢力へと立ち向かうため、連合軍を結成する。兵力では劣っているが、2人は奇策と知略をめぐらし、戦いへと挑むのだった。
だが、曹操の野望の裏には、一人の女性に秘められた目的があった・・・。

曹操率いる魏の大軍と、それを迎え撃つ蜀、呉の連合軍が戦った「赤壁の戦い」に突入するまでを描いた全二部作の前編。


【レビュ-】
昔から、横山光輝氏の描いた漫画「三国志」を読みあさり、ゲ-ム化された三国志ものは殆どやり尽くしてきたという、自分にとって とても好きな物語でした。
以前より、ちゃんとした三国志を描いた映画が製作されないかと、願っていた壮大な物語です。
今回、ジョン・ウ-監督により、あの三国志の中でも特に有名な「赤壁の戦い」を描いた作品ということで、本当に久しぶりに劇場にて昨日、やっと鑑賞する事が出来ました。(^^)

劇場鑑賞前から、色々なレビュ-を読んで(物語の内容は知っていますので)相当、期待して鑑賞に至りました。

冒頭より、新野での戦闘からの始まりで、もう最初から心躍る展開となっていました。
新野の民を率いて曹操の手から逃げる劉備軍。 劉備を慕ってついてくる民達を逃がすため、厳しい戦いを強いられている場面に、一気に三国志の世界へとひきこまれて行きました。

有名なエピソ-ドの一つ、趙雲が劉備の奥方と阿斗を救いに行くシ-ンでは、今まで見て、読んできた物語そのままで自分は目をウルウルさせながら見入ってしまいました。趙雲が強く、また忠義に厚い人物というのがよく伝わってきました。

レッドクリフPartⅠ イメ-ジ1

その後、趙雲が戻る所から三国志ファンにとっては忘れられない、長坂橋のエピソ-ドは残念ながらきちんと描かれてなかったです。

この作品、ベ-スは「三国志」ではなく「三国志演義」の方だと思いましたが、三国志ファン以外にも、一つ一つのエピソ-ドをもっと細かく描いてくれれば、三国志を知らない方も、より感情移入が出来たのではないか?という部分が多々あったように思いました。

冒頭の新野での話も、劉備の奥方が井戸に身を投げ、趙雲に阿斗を託すシ-ンも駆け足で描いてしまったように思えます。何故、奥方が井戸に飛び込んだのか、丁寧に描いて欲しかったなぁと思いましたね。

そして、劉備勢が呉に助力を求めにいくわけですが、この作品は周瑜が主人公なのですね。 彼がとても良い人に描かれています。
周瑜を演じたトニ-・レオンもこの「良い周瑜」にはピッタリと合っていました。でも、何故か周瑜と孔明が友人となっていましたが、自分の知っている話ではお互い牽制し合って、特に周瑜は隙あらば孔明を殺すという策略を常に秘めていたのに、この作品では全く違うものとなっています。

映画として、この三国志はジョン・ウ-が描く、また別の「三国志」なのでしょう。それはそれで自分は受け入れる事が出来ました。

しかし、一つどうしても入れて欲しかったのは、やはり孔明が周瑜にけしかけて開戦に至ったエピソ-ドです。
この作品の周瑜は魏と最初から、戦う気マンマンでした。 
しかし、「三国志演義」では最初に孔明が呉を訪れた時、周瑜は孔明の策略と見て、魏に降伏する考えだったのですが、孔明が周瑜に曹操が詠った詩の話をし、「曹操が二蕎(大喬、小喬姉妹)を欲している」と進言した際、これに周瑜が腹を立て孫権に対して、戦うように説いた。という話を盛り込んで欲しかった。
このエピソ-ドが加われば、この作品でも描かれていた周瑜と小喬の愛がもっと大きく伝わってきただろうと、密かに思ってしまいました。
そして、このエピソ-ドはもう一つ、孔明の知略がより一層引き立ち、外交戦略にも長けた人物だったと、その天才ぶりがもっと分かったのではないかと思います。

まぁ、それを抜いても、孫権が机の角を叩き切るシ-ンなどはちゃんと入っていましたね。(^^)

全体的に観ていて、そうした細かいエピソ-ドが無かったのは残念でしたが、各登場人物がイメ-ジにピッタリで、このキャスティングはとても満足しています。
各人物、豪傑と呼ばれた将軍、猛将たちも、主要人物たちが皆、ピッタリとはまっていました。特に魯粛など、脇の官人もイメ-ジ通りでした。これは拍手ものです。(^^)
また、多くの人が評価されている様に、金城武が演じた諸葛亮孔明は素晴らしく良かったと思います。彼がもっと活躍していいと思いますね。
同時に、曹操も今回は思いっきり「悪」なのですが、彼にもまた、もっと見せ場が欲しいと思います。それは後半でしょうかね?

この作品では少し、いらないという描写も多かった気がします。が、それは監督の観客に対する配慮なのだろうと感じました。
三国志を知らない人にも、とても分かりやすく製作されているというのは凄く伝わってきました。勿論、三国志が好きな人にも充分、納得できるように意図されている作品だったと思います。

その一つがこのPartⅠでのクライマックスの合戦シ-ンでした。
奇抜な兵法が登場してきますが、武将達の半端無い強さ。関羽の姿も美しいとさえ感じました。この合戦の場面は、横山光輝氏の描いた漫画の世界そのもので嬉しかったです。

レッドクリフPartⅠ イメ-ジ2


そして、マニアには有名な陣立ての「九官八卦の陣」。これの映像化は本当に快挙だと思います。
実際、「赤壁の戦い」で、この兵法は登場してきませんが(後に魏の天才軍師で孔明の最大のライバル、司馬懿仲達と渭水での戦いで使用したと描かれている。)、八卦の陣が観れたのは感動するほど嬉しかったです。
この陣立ての全景と連動する動きの美しさ、そして知略に富んだ孔明による兵法の凄さを映像で観られるという事は本当にファンとしてはめちゃめちゃ嬉しかったですね。

PartⅠということで、肝心の大合戦「赤壁の戦い」はPartⅡに持ち越される事となりましたが、前編の総評としては、三国志を知っている人にも、知らない人にも良く分かる丁寧な作りと、皆が抱いているイメ-ジは大事に作られているのだなというのが伝わってきましたね。
各登場人物、曹軍の大船団や80万の軍勢、蜀呉の戦いに挑む決意など、後編へと続く布石としてはまずまずのものだったと思います。

レッドクリフPartⅠ イメ-ジ3

後編の公開は来年4月ということで、少し引っ張り気味の感は否めませんが、続編を期待するには充分の作りだったのではないでしょうか?

自分としては勿論、楽しみなのですが、やはりベ-スとなる「三国志」の色々なエピソ-ドや今後の重要な計略は後編に描かれているか?と、期待と不安みたいな想いでいっぱいになりました。

恐らく、タイトルにもある「赤壁の戦い」は後編がメインなので、この「レッドクリフ」という映画は全部観ないと評価出来ないのだろうと思います。

しかし、やっぱり劇場で鑑賞したい作品でしたね。自分は劇場で観れて本当に良かったと思います。
色々と鑑賞する価値はあると思いました。しっかりエンタ-テイメントとしても、間違いなく大作のひとつですね(^^)

三国志を知っている人も、そうでない人にも、楽しめる作品だと思います。自分は、今後もどっぷりと「三国志」の世界に浸りたいと思っております。(^^)


ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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