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明日、君がいない
2008-10-29 Wed 19:43


明日、君がいない

【レビュ-】
舞台はオ-ストラリアの高校。見慣れた朝の光景に、今日もいつもと変わらない平凡な1日を過ごすかに見えた6人の高校生たち。
しかし、時間の経過と共に彼ら一人一人が誰にも言えない悩みや問題に直面し、今にも押し潰されそうになっている現実が、次第に明らかになっていく。
やがて午後2:37分ちょうどに起こる悲劇。はたして自ら命を絶とうとしたのは誰なのか、そしてその理由は何だったのか・・・。

オ-ストラリアの新鋭、ムラ-リ・K・タルリ監督が、弱冠19歳で書き上げた脚本を、2年の歳月をかけて完成させた初監督作品。

【レビュ-】
「自殺」をテ-マに若者が抱える様々な悩みや苦しみを浮き彫りにし、日本ではこの作品の紹介でいじめなどの問題に触れて紹介されていた作品でしたので凄く興味がありDVD化されてからすぐに鑑賞した作品でした。

人は生きている中で悩みや苦しみなど大小様々な事を抱えて生きています。今の社会でも「自殺」は大きな問題になっていますね。
昔からいじめによる学生等の自殺。近年では自殺者の低年齢化も深刻な問題として取り上げられていました。
また、ここ数年では社会人、中年層の自殺者も増加し全体の自殺してしまった方の人数は8年連続で3万人を超え、その割合は交通事故での死亡者数の5倍にも膨れあがっているとの事です。

この作品で描かれている若者たちはそれぞれに深刻な悩みや問題を抱えていました。とても重たいです。誰もが「自殺」という事を一度は頭をかすめた事だろうと思いました。

今の若い方達の苦しみ、この作品で出てくる問題も現実にあるのかなと、とてもリアルです。
現に自分の知っている10代の若者たち。高校を辞め、仕事せず昼は寝て過ごし夜の町を徘徊しています。彼らに聞くと「やる事が無い」との事でした。夢も持たず目の前にある「今」だけが楽しければそれで良いという感じでした。
しかし、彼らの胸中は不安でいっぱいなのだろうと思いました。ひとたび喧嘩を起こせば相手が大けがをしようと平気で殴り続けます。酷いときは分厚いガラスの灰皿で相手の顔面を思いっきり殴った。そんな話しも聞きました。
彼らはそういう事で憂さを晴らし、逆に自分がやられたときも誰に言うでもなくじっと耐えている。それだけでした。

自分の知っている若者の殆どが、本当の胸のうちをさらけ出してはくれません。別に良いとそれだけで終わるのです。
勿論、今の若い人達の大勢がそうだとは思いません。が、似たような感じは多少あるとは思います。

この作品、多くの悩み、苦しみを見せられました。この作品の彼らも自分が知っている若者も、きっと若いから、どうしようもなくもがいて、苦しんで打ち明けられないのだろうと思います。
鑑賞していてそんな事を考え、自分も苦しくなりました。
そして物語は淡々と進んでいきます。そして・・・死は止められませんでした。鑑賞している我々もこの作品の中の、他の人間と同じ傍観者となっていました。
死の瞬間の場面はとても息苦しかった。何故?としか思えない自分が虚しく恐ろしい。

そこがこの作品が暗に訴えている部分だと思います。何故? 起こってからでは遅いのですね。
強烈に殴られるというか、ナイフで刺されたような痛覚を感じます。

この作品の映像手法はあの「エレファント」にとても似ているので斬新さは自分には無かったです。日常のなんでもない学校風景、まるで校内のそこに居るかのような視点は一緒だったので、イマイチ物足りなかったです。
それと誰が自殺してしまったのか?という構成は引き込まれるのですが、犯人捜しのようで自分はちょっと馴染めなかった感がありました。

しかし、最後はやはりショックでした。自殺っていうものをガツンと教えられました。自殺の仕方とか人が死ぬ映像の事ではありません。 「自殺に追い込まれる環境、人物、動機」みたいなものです。
鑑賞すれば分かります。が、中には反則だという見方もあると思いますが、得てして現実とはこういうものなのかも知れません。自分は考えさせられました。

自分としては多少、不満が残る作品となっていますが、19歳という若い感性でのメッセ-ジ性は高く評価したいと感じます。

2:37分に起こる真実は自分の周りを思い起こして、見て頂きたいですね。

ユウ太的評価 6.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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十二人の怒れる男
2008-10-29 Wed 19:43


十二人の怒れる男

【スト-リ-】
17歳の少年が起こした殺人事件に関する陪審員の審議が始まった。誰が見ても少年の有罪は決定的だったが、一人の陪審員が無罪を主張。 そして物語は思わぬ展開に・・・。
社会派シドニ-・ルメットが放つ、法廷サスペンスの傑作。
密室の中、決して名前が明かされることのない12人の男たちがそれぞれの心理状況や家庭環境によって評決が二転三転していく様がスリリングな法廷ものの名作。

【レビュ-】
法廷ものの中で評価の高い作品という事で、鑑賞した作品です。

法廷で繰りひろげられる、弁護士と検察の戦いを描いた作品はとても熱くなり、双方、正義の名の下に展開される論戦は心に響く印象深い作品も多いですが、この作品は無作為に選ばれた12人の陪審員に焦点を当てた、とても見応えのある作品でした。

狭い評議室で展開される、有罪か無罪かの評議。法廷での審理はすでに白黒ハッキリでている裁判の誰もが楽に終われると思った事件。全員有罪かと思われたその時、ただ一人無罪を主張する男がいました。
そこからもう目が離せない論戦。11対1のその構図は目まぐるしく変わっていきます。
見ているこちらも一言一句聞き逃せない。陪審員の評議というのはとても面白く、難しいなと思いました。

我が国日本も2009年より裁判員制度が実施されます。
アメリカの陪審員制度と日本の裁判員制度は少々違うようで、有罪か無罪かの判断は一緒ですが、日本の制度はさらに、その罪に対する刑罰も判断しなければならないようですね。

やはり、一般市民を無作為に人選し、これから我々も司法に深く関わっていくという事で、良く分からないではこの重責を全うできるものでは無いでしょう。
良識のある公正な裁判を行う事に関わっていく。これは自分かも知れないですよね。一生のうちに裁判員になる確立は67人に1人といわれているそうです。
実際、裁判員に選ばれて公正な判断が出来るか?とても不安になってしまいます。

この作品のように他の人物が全員、自分の判断と違った時、果たして自分の主張をきちんと訴える事が出来るか?そんな事を考えさせられた作品でした。
刑事事件における原則「疑わしきは罰せず」というものを心に置いて、評議に参加できるか。自分がもし、その立場になったら・・・と考えると、とてもとても難しいと思ってしまいました。

この作品は「疑わしきは罰せず」をメインテ-マに置いていますね。司法の授業などでもこの作品を観せるといった事も実際にあるようです。

映画作品そのものとしても評議室内で展開されるという限られた場所での物語ですが、凄く引き込まれ、評議の内容全てを見逃せない、ハラハラして見応えのある作品でした。最後も非常に清々しい、深い余韻も残る素晴らしい作品。
脚本が生命線という、まさに名作ですね。とても面白かったです。

これから裁判員制度が実施されていきます。その前に、こうした作品を鑑賞しておく事。とても良い事だと思いますし、考えさせられる事は多く、収穫のある作品だと思います。必見ですね!

ユウ太的評価 9点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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邦楽 踊り子 / 村下孝蔵
2008-10-27 Mon 19:03


【解説】
熊本県出身のシンガ-ソングライタ-。
1979年に当時のソニ-レコ-ドが主催したSDオ-ディションに合格。翌80年にデビュ-。
1983年に大ヒットした名曲「初恋」に続きこの「踊り子」を世に送り出した。
実は、「初恋」のヒット時から重度の肝臓病を患っていたという事でTV出演を控えていた。その後肝炎を発症。そして1999年6月、東京のスタジオでコンサ-トのリハ-サル中に体調不良を訴え病院での診察の結果、高血圧性脳内出血と判明。その4日後に死去した。享年46歳。

曲風とその人柄の為、地味で目立たないア-ティストだったが、作詞作曲の才能と美声による歌唱力そして類い希なギタ-・テクニックはいずれも非凡であった。ギタ-と唄を心底愛する、本当に早く亡くなるにはとても惜しい逸材。(参考 Wikipedia より)


普段、TVやメディアではなかなか見る事が出来なかった村下孝蔵氏。
今では懐かしい日本テレビ系「THE 夜もヒッパレ」ではグッチ裕三氏と顔が似てるという事から「ゾウズ」として観ている人々を楽しませてもくれました。
自分が村下孝蔵氏の音楽に出会ったのはアルバム「初恋~浅き夢みし~」「歌人~シングルコレクション~」という二つのアルバムでした。
そこから流れてくる優しいメロディと美しい歌声。自分はたちまち村下孝蔵というア-ティストの虜になってしまいました。
何と言ってもあの声がすごく素敵で、穏やかで優しくて。今でも時折、村下孝蔵氏の歌声に癒されています。
この「踊り子」という歌は福島県のある場所の船舶に乗ると流れていました。海に向かって走る船の中、水面を見つめながら聞くこの歌に思わず涙した記憶が蘇ります。その翌年に同じ船に乗ったときも変わらずこの曲が流れていました。今でもかかっているのかなぁ。

「初恋」をはじめ、「陽だまり」、「大安吉日」など名曲も沢山あり、どれも優しい曲と歌声で心の奥底に響いてきます。
この動画は自分もこのカテゴリ-で記事にするのに見つけたもので、今までギタ-一本で弾き語りで歌うこの曲は見た事がありませんでした。本日、この動画を見て熱いものが込み上げてきましたね。

本当に色褪せることなく美しい声。そして素晴らしいギタ-・テクニック。生の音で一つのギタ-だけでここまで歌いあげるミュ-ジシャンは今、大変少なくなってきました。
本当に惜しい人物が早くに逝ってしまったとしみじみ思います。

村下孝蔵氏は紛れもなく、生粋の「歌人」そのものだったのですね。

音楽は古いけれど、後世に残していきたいと思える癒しの歌声と名曲だと思います。
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二十日鼠と人間
2008-10-27 Mon 17:26


二十日鼠と人間

【スト-リ-】
1930年、大恐慌時代のカリフォルニア。頭のきれるジョ-ジは、子供並みの知能しか持たないトニ-をかばいながら、将来、自分たちの牧場を持つという夢のために農場から農場へと渡り歩いていた。
次に新しく働き始めた農場で、夢を語らいながら懸命に働く二人。
そんな姿が認められ、その農場で知り合った老人と共に、夢が現実のものとなろうとしていた矢先、トニ-はある事件を起こしてしまう・・・。

アメリカの代表的作家ジョン・スタインベックの同名小説を映画化。1930年代の経済不況の時代に、社会の底辺に生きる2人の男の姿を描くヒュ-マン・ドラマ。

【レビュ-】
色々な映画紹介で感動作とあったので、カテゴリ-としては感動の部類に入っておりますが、自分的には感動して涙するという作品ではなく、悲しくて涙するというものでした。

静かで地味な作品ですが、作品から感じる熱はとても熱く、強く訴えかけてくる作品だと思いました。

訴えてくるというか、問いかけてくるといった感じでしょうか。
昨日、フジテレビ系の「エチカの鏡」という番組を見ました。エチカとは倫理という意味だと説明がありました。その番組は見ている者に倫理を問い、自分の心を見つめるといった番組でしたが、この作品にあるメッセ-ジはそれに似ていると感じました。
この「二十日鼠と人間」という作品は人間の色々な問題や心の根底にあるものを問いつめて来て、自分の心を見つめ直す。静かだがとても深い、考えさせられる作品だと思います。


この大恐慌時代、弱者は厳しい生活を強いられ、差別なども強く受けていた事でしょう。主人公の2人もまた社会から拒絶され、農場から農場を渡り歩いてひっそりと生活をしていました。
この2人の片割れレニ-は知恵送れという、いわゆる知的障害者で社会的地位も低く、問題を頻繁に起こしてしまっていたようです。
もう一方のジョ-ジはとても賢く、将来のビジョンを描いていて、その夢をレニ-に聞かせ二人で慎ましく生きていました。

この二人、ジョ-ジを演じたのはゲイリ-・シニ-ズ。そして知恵送れのレニ-はジョン・マルコビッチが演じていました。二人とも本当に素晴らしい演技でした。
特に、マルコビッチは凄いと思いました。
知的障害者を描いた作品は色々とあり、それぞれ素晴らしい俳優達が素晴らしい演技で難しい役を演じてくれています。
その中で、このマルコビッチ演じるレニ-の姿はとても自然で、まるで本物の障害を持ったレニ-という人物が実在するかの様。自分は色々な知的障害者と接する機会がありますが、そういう方々と変わらない自然な演技は自分の中では大絶賛に値すると思います。それほど素晴らしかったです。

農場での生活は穏やかで、時間が流れるのもゆっくりと、人間はこういう生き方が一番良いなぁとしみじみ感じられるとてもゆったりとした雰囲気。そして将来、二人の農場を持って誰に文句を言われるでもなく好きなように一生懸命生きようと思いを語り合う二人。
そんな小さな幸福がある事件で一変していきます。

これ以上は書く事は出来ませんが、静かで地味ですが深い良い作品だったと思います。

タイトルにある「二十日鼠と人間」とはスコットランドの詩人であるロバ-ト・バ-ンズという人物の詩「ハツカネズミ」の一節からとったものだということです。
原題は「Of Mice and Men」 その詩の内容は

二十日鼠と人間の このうえも無き企ても
やがてのちには狂いゆき
あとに残るはただ単に 悲しみそして苦しみで
約束のよろこび消えはてぬ

この作品はこの詩そのものでした。

そしてもう一つ。自分はこの作品にあの「グリ-ン・マイル」を感じてしまったのですが、あるサイトでスティ-ブン・キングは「グリ-ン・マイル」を書くときにこの「二十日鼠と人間」に大きな影響を受けていたという説があるとの事。そういった部分を観てみるのも面白いかも知れませんね。

とても悲しく、切ない作品です。 しかし、悲しいだけではない何かを考えられる深い良い作品でした。

俳優陣に大きな拍手を送りたい作品でもあります。一見の価値は大いにあると思います。

ユウ太的評価 8.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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アラビアのロレンス
2008-10-24 Fri 16:54


アラビアのロレンス

【スト-リ-】
第一次大戦下、ドイツと手を組んだトルコ帝国の圧制下にあった、アラブの独立に燃えたT・E・ロレンスは、独自のゲリラ隊を指揮し、アラブの救世主と称えられるようになる。
しかし、快進撃を続けるロレンスはやがて英国軍上層部に利用されていた事を知る。そして、見方だと思っていたアラブ人たちもまた、青い目、白い肌のロレンスを裏切っていくのだった・・・。

名匠デビット・リ-ンが息をのむ映像美と雄大な音楽で、実在のイギリス人冒険家ロレンスの波乱に富んだ半生を描き、20世紀映画の金字塔といわれる歴史スペクタクル。
62年のアカデミ-賞では主要7部門を独占した大作となっている。
(参考 Amazon より)

【レビュ-】
先日の「アラバマ物語」の記事でご紹介した「最も偉大なヒ-ロ-ベスト100」の中で第10位にあげられている「アラビアのロレンス」
とても気になって再見いたしました。

この作品は、やはり色々な場所での評価が高く、自分もその噂に違わぬ本当の名作、傑作だと改めて感じました。
それはあのスピルバ-グ監督に「奇跡の映画」と言わしめたというエピソ-ドからもまた、「この映画を観た翌日、僕は映画監督になる事を決心した」と、彼に多大な影響を与えた事からも分かると思います。

この作品は一言で言いますと「とてつもなくデカイ」という感じです。
スケ-ルの大きさ、雄大な雰囲気、とても雄々しくそして偉大な作品だと思います。
当時の作品ですから、CGなど一切無い、全て本物の映像。その壮大な砂漠の美しさは果てしなく広く美しい。本当にそんな感じでした。

延々に続くネフド砂漠を抜け、トルコの要塞アカバを陥落させたシ-ンでは、砂漠の白と海の青のコントラストも美しく、砂漠の国の美しさが強調されていました。

全てオ-ルロケでの映像は砂漠の戦闘シ-ンもすべて本物の迫力で、ロレンスが指揮するアラブの反乱軍がラクダで砂塵を舞上げて疾走する場面も圧倒的なスケ-ルで映し出されていました。

その他、灼熱の砂漠の太陽や、陽炎の中から人が現れるシ-ンなど幻想的な映像も多く盛り込まれており、本当に壮大で美しい映像は鑑賞している者を魅了してきます。

また、このドラマの主人公ト-マス・エドワ-ド・ロレンスという人物。この人物描写がただのヒ-ロ-ではない人間味溢れる男でした。
アラブを覚醒させ、砂漠の民の威厳と誇りを呼び覚まし、トルコ軍を撃破していく様は、本当にヒ-ロ-そのもので「アラブの救世主」として人々から慕われ、信頼を得ていきましたが、やがて挫折と苦悩にさいなまれ、ヒ-ロ-ではなく一人の人間として描かれていました。
あれだけの大事を成し遂げた人物が色々な「死」に直面し、自我が崩壊寸前まで落ちてゆく姿も描かれているのは自分は意外な感じがしましたが、やはり歴史的英雄というのは光の当たる部分と影の部分、両面があるのだろうと思いました。
このロレンスでさえ、一つの組織、軍隊の中では利用され、捨て駒のように使われて行く。国を動かすというのはやはり大きな事で綺麗事だけでは済まされないのだろうと思います。
それが最初と最後のシ-ンの対比でも見事に表現されていましたね。
最後のシ-ンでロレンスの背中がそれを静かに物語っていました。

それはまるで砂漠の蜃気楼のように、ロレンスもつかむ事は出来なかったのだろうと、この物語自体がもうアラ-の神意の様だったです。

大衆が好むヒ-ロ-像とはこんな人間臭い人物に共感するのかなと思ってしまいましたが、紛れもなくロレンスはアラビアだけでなく、皆のヒ-ロ-だと自分は思います。
軍服から、アラブの民族衣装に衣服を替えた時、白い衣装を纏ったロレンスの姿はとても美しく、とても雄々しかったです。

そしてもう一つ、この名作にして傑作をここまで素晴らしい作品にしていたのが音楽だつたと思います。この作品の音楽が非常に素晴らしかった。音楽をにスポットを当てても、とても壮大でした。

このように大変素晴らしい作品で、本当に名作だと自分も思います。しかし、とても長かった。
この作品は体調が優れている時に観た方が絶対に良いと思います。また、出来れば大スクリ-ンで鑑賞したいと思い、そこが自宅で鑑賞して悔しい思いをしてしまいました。
大きな画面で観ればより一層、広い砂漠が美しく引き立つと思います。

劇場でもう一度、鑑賞してみたい、スケ-ルの大きい作品でした。

ユウ太的評価 9点
自己評価ですのでご了承下さい。
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邦楽 RAMP IN / 角松敏生
2008-10-24 Fri 16:53


【解説】
東京都出身のミュ-ジシャン、音楽プロデュ-サ-。
日本大学在学中にギタリストとして作成したテ-プがきっかけで、ボ-カリストとして1981年デビュ-。
非常に都会的で洗練されたサウンドと、深い詩世界を持った大人の曲を作るシンガ-・ソングライタ-。
プロデュ-サ-としても杏里の「悲しみが止まらない」や中山美穂の「You’re My Only SHININ’STAR」などヒット曲を手がけ、長野オリンピックでは「WAになっておどろう~イレアイエ~」が起用され、オリンピックの開会式、閉会式で歌唱する日本人は角松敏生が初である。

この曲は85年に起きた航空機墜落事故の乗客乗員に捧げて作られたアルバム、「Ts BALLAD」に収録されており、この曲の世界観「空港」があの事故にピンポイントで製作されている。
角松自身、後のベストアルバム「1981~1987」の中で、「自分自身、こよなく愛してきた曲。」と綴っている。


今回の一曲は角松敏生「RAMP IN」です。この曲は1985年8月に起こった日本航空123便墜落事故で亡くなった乗客乗員の方々に捧げる曲として作成されている曲だという事です。

この曲の中の世界は空港でのスト-リ-となっていますが、この詩世界は世の男女の出会いと別れ、惜別にも精通しておりファンの間でもとても愛されている曲となっています。
最初にリリ-スされた「T’s BALLAD」はバラ-ドアルバムとなっており、自分も多感な時期を角松敏生の曲とも一緒に過ごしてきました。
なかでもこの「RAMP IN」には癒されたり、励まされたり、時には人との別れの時に聴いて涙したりと、自分にとっても思い入れのある、好きな曲です。

人って「空港」とか「駅」とかを出会いと別れをイメ-ジする場所として、すぐ思い浮かべてしまいますよね。この曲もそんなに男女の世界を歌にしております。
秋も深まりこれから冬へと移り変わっていくこの季節にもピッタリな曲。

そしてこの動画はフジテレビの深夜に流されていた、ファンには貴重な映像です。
この曲の詩世界である空港をバックに流れるこの歌は、静かに胸に染みてくる事と思います。

「気がつけば あなたの胸に・・・ RAMP IN・・・」

季節も、そして景気も寒くなってくる今日この頃。皆さんの心の中にもポッと明かりが灯りますように・・・
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恋しくて
2008-10-22 Wed 18:35


恋しくて

【スト-リ-】
女だてらに男言葉を使って、ドラムを叩くワッツの意中の人は、幼なじみのキ-ス。
彼は物静かな性格の人間だが、ハイスク-ルのマドンナ、アマンダに夢中でワッツに恋の相談を持ちかける。キ-スはワッツの想いにに全く気付いていなかった・・・。
ハワ-ド・ドイッチ監督、ジョン・ヒュ-ズ制作、脚本による青春映画の名作。

【レビュ-】
昔になんとなく観た、青春ラブスト-リ-です。

自分と同じ世代の方は「恋しくて」といったらこの作品か、BIGINの歌を思い出すかもしれませんね。

この当時人気を誇っていたリ-・トンプソン。最初は彼女を目当てで何気なく観た作品でしたが、リ-・トンプソンに対抗して対極の存在の女性がいました。それがメアリ-・スチュア-ト・マスタ-ソンでした。

自分は、このメアリ-が扮するワッツにたちまち心を奪われてしまいました。
ショ-ト・カットでドラムを叩きまくり、男にも負けない勝ち気の性格の女の子が、不器用に好きな男の子に恋する姿は、観ている自分の胸をキュンと締め付けました。

男勝りでボ-イッシュの女の子が、自分の気持ちを気づかれまいと振る舞い、好きな男の子のためにその人の恋を応援する健気な姿は、普段とはめちゃめちゃギャップがあって、いじらしくて可愛くて、逆にワッツを応援したくなってしまう自分に気づきました。

第三者的に見たら非常に馬鹿げてる行動を、彼女は取りました。でもそれは、本当に彼のことが好きだったから選んだ行動だったのでしょう。
そんな不器用で真っ直ぐなワッツがとても好きになり、自分は彼女に恋をしてしまいました。はい。あれは恋だな、きっと。うん。

恋しくて2

リ-・トンプソンもとてもキュ-トで学園のマドンナ的存在という役でしたし、とても良かったのですが、この作品を観た方はきっと、ワッツに心を奪われるのではないかなと思います。
実際、この作品公開当時、リ-・トンプソン派か、メアリ-・スチュア-ト・マスタ-ソン派かで男共は色々と議論をしました。自分も学生の頃、クラスの映画好きの奴等とこの話題はとても熱かったですよ!

男って結構、こうした不器用な恋をする女性にキュンとしてしまうのって多いかなと思います。
この当時はショ-ト・カットの女性がすごく好きでした。

それ以来、メアリ-・スチュア-ト・マスタ-ソンのファンになってしまったのですが、「フライド・グリ-ン・トマト」で演じた彼女の役はこの作品のワッツのように男勝りな役柄でしたが、それ以外、「友よ、風に抱かれて」とか女性らしい役柄にはいまいちピンとこないのでした。

やっぱりこの作品のワッツが好きなのですね~
それほど、このワッツというキャラクタ-は、自分のストライクゾ-ンのど真ん中に直球で来ました。
自分はもう見逃しの三振です。爆!

なんか、個人的好みばかり今回は書いてしまい大変申し訳ないのですが、女性も飾らない性格のワッツみたいな女の子に共感すると思います。が、女性の意見も聞いてみたい、気になる作品となっています。

皆さんは、キュ-トなマドンナのアマンダと、ボ-イッシュで不器用なワッツ。どちらに共感しますか?

この作品を昔から観続けて、こういうブログを書いてる今、そんな事が気になる作品となりました。


点がかなり甘いですが、青春映画の名作だと思います。3人がそれぞれ切なくて、最高の作品です。

ユウ太的評価 9点
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機械仕掛けの小児病棟
2008-10-21 Tue 18:27


機械じかけの小児病棟

【スト-リ-】
イギリスのワイト島にあるマ-シ-・フォ-ルズ小児病院は老朽化のため、閉鎖間近だった。
その病院に派遣されてきた臨時の夜勤看護師エイミ-は、重い病に苦しむ子供たちが夜な夜な、何かに怯えていることに不審を抱く。
病院には古くからシャ-ロットという少女の幽霊が出るという噂があり、その少女が入院していた病室は鍵が掛けられ立ち入り禁止となっていた。
やがて、エイミ-は過去の記録から、かつて病院で起きたあまりにもおぞましき惨劇の全貌を知る。
エイミ-はその惨劇を再び繰り返させないために患者全員の転院を急がせるが、病院に取り憑く怨霊はそれを阻止しようと彼らに襲いかかるのだった・・・。

【レビュ-】
病院内で起こる霊的現象。という、自分はそんなシチュエ-ションが好きなので、鑑賞してみた作品でした。

確かに、自分の好きな感じの映像。イギリスの人里離れた便の悪い病院で老朽化の為、閉鎖されるという古い病院はやはりジメ-ッとした嫌な雰囲気を醸し出しています。
過去に起こった出来事から、病院の二階を封鎖しており、誰も立ち入ったことのない二回の雰囲気は凄く良い感じで怖いです。
実際、仕事などで「行ってみろ」なんて言われても、一人では絶対に行きたくないそのこわ~い雰囲気はめちゃくちゃ良かった。

機械じかけの小児病棟pic1


自分は仕事で本当にそうした嫌~な時があります。例えばお寺の改装に関わる仕事だとか、病院の増築に関わる仕事。また、お墓を壊して建てた物件の仕事だとか・・・。そんな時、一人で薄暗い二階に上がっていくのはとても嫌です。 でも仕事だから、仕方なく音楽かけながら、とかいう感じでやってます。すみません、ヘタレです。汗っ

特に病院はやはり嫌な感じはありますね。
新築の案件は良いんですよ。患者も誰もいないですから・・・
増築は病院の機能がそのまま存在しているので、急患とか、危篤とか、死とか・・・

ある病院の仕事での話です。
朝、病院に到着し準備していると、その病院の屋上にカラスが大量に飛んでたり止まってたりするんです。
もしかして、と思っていると霊安室の前に花が飾ってあったりするんです。人が亡くなった日は必ず、沢山のカラスが何処からかやって来ているんですよね。
死と直結している病院は雰囲気がとても嫌です。

この作品もそんな雰囲気があります。派手な血みどろの惨劇という描写はほとんど無く、ジワジワと迫ってくるような雰囲気がとても良いです。
それと音響が良かったです。音でビックリさせられたり、恐怖を感じる効果を大きくしていました。

ホラ-的にはそんなに怖くはない作品だと思いますが、こうしたホラ-が嫌いな人はスプラッタ-とかグチャグチャ系よりも恐怖を感じる作品かなと自分は思いました。
自分も、スプラッタ-とか視覚的に痛い、グロイというのはあまり怖いとか思わず、そんなに好きではありませんが、この作品は全体的な感じがとても良かったと思います。

そして、物語のもう一つの伏線があり、そちらの愛情劇にすこしジ-ンとさせられました。
最後の部分は、自分も少しホロリとさせられそうになり、胸がグッとなりました。

ちょっとした驚きの秘密と、悲話が上手くミックスされた、ちょっと切ないホラ-でした。
自分はなかなか満足出来ましたよ。雰囲気を楽しむのが好きな方には良いと思います。

ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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邦楽 Day By Day / KAN
2008-10-21 Tue 18:26


【解説】
福岡県出身のシンガ-ソングライタ-。本名は木村和(かん)。

1987年にレコ-ド・デビュ-を果たし、その後8枚目のシングル「愛は勝つ」が大ヒットし、オリコンチャ-トイン52週というロングヒットを記録。翌年の91年レコ-ド大賞(ポップス・ロック部門)受賞。

このご紹介している「Day By Day」は、7枚目のオリジナルアルバム「TOKYOMAN」に収録されています。
自分の中で、男性ア-ティストによるラブソングの、もしかしたら一番好きかも知れない曲になっています。
自分は愛着と尊敬を込めて昔から「KAN」を「KANちゃん」と呼ばせて頂いておりました。因みにもう一人、女優の菅野美穂さんも「かんちゃん」と同じく呼んでいます。勝手に・・・。

自分は「愛は勝つ」も勿論、大好きな曲で、当時は「こんな曲作るなんてすごいなぁ」なんて驚きと尊敬をいっぺんに持ってしまいました。(懐かしいと思う方沢山、いらっしゃると思います。)
彼の顔からするとたいへん、愛嬌のあるお顔をされているのですが、ピアノを弾いて歌うその姿はとても格好良く、その歌声と独特のメロディはとても美しい、とても好きなア-ティストの一人となりました。

そんなKANちゃんが歌う、切なくて美しいラブソング「Day By Day」すごく良い曲です。
自分がお勧めした人はみんな、この曲を好きになってくれました。情けない男心を歌った女性に送るラブソングの中でとても好きな一曲であり、美しいメロディラインとアレンジは涙が溢れそうになる、癒しの一曲でもあります。

この曲が収録されている「TOKYOMAN」も自分の中では彼のベストアルバムだと思っています。この曲と同じくラブ・バラ-ドの「Moon」も泣けるくらい、美しい曲で好きです。

今回はライブバ-ジョンの動画しか見つけられなかったのですが、オリジナルを機会があれば聴いていただければとても嬉しいですね。

「雲の切れ間に 君を見つけた・・・」 情景も目に浮かぶ、素敵な一曲です。

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父の祈りを
2008-10-20 Mon 17:17


父の祈りを

【スト-リ-】
1974年、ロンドンでIRAのテロによる爆破事件が起き、その犯人としてアイルランド人の不良少年ジェリ-や、その父親ジュゼッペらがいわれなき罪に問われ、投獄されてしまった。
獄中から無実を訴える運動を続ける父。しかし、ジェリ-はシニカルに、そんな父を見つめるのみだったが・・・。
実際に起きた冤罪事件をジム・シェリダン監督が映画化。

「ギルフォ-ド・フォ-事件」と呼ばれた実話に基づく親子の愛と苦悩を描いた、社会派人間ドラマ。

【レビュ-】
冤罪により投獄されてしまった人々を描いた作品でしたが、深い人間ドラマがこの作品にはありました。
無実の者が投獄されてしまう というような作品は色々、製作されていますが、また一味違った物語。親子の愛情劇も盛り込まれた、見応えのある作品でした。

イギリスと北アイルランドの民族対立、IRA(アイルランド共和軍の略)の様々な事件を背景に物語は進んでいきます。
何もしていない青年たちとその家族が、いきなり罪人に仕立て上げられ投獄される。
この過程が何とも理不尽で恐ろしいものでした。

尋問や虐待、脅しなどで自供書にサインさせられ罪人にさせられてしまう事。司法とは無実の者を罰してはならないはずなのに、とても許せませんしまた同時にやるせない気持ちになりました。
こうして裁判になり、一審では勿論、全員有罪。そこには憎しみと偏見が大きく影響していました。

イギリスの大きな影の部分、この両国の間には当時、深い溝があり、暴力対暴力という構図は悲劇しか生まないと改めて教えられました。

この作品ではここから親子のドラマが進んでいくのですが、ここでは書きません。
しかし、この父と子の関係がとても良かった。この父子の愛情溢れる人間ドラマでした。
最初は互いにかみ合っていませんでしたが、長い年月の間、次第に変わって行きましたね。
ネタバレになってしまうのでもう、これ以上は書けません。

この素晴らしいドラマを盛り上げていたのが、各人の熱演だったと思います。主演のダニエル・デイ=ルイスと父親のピ-ト・ポスルスウェイトの親子劇が素晴らしい演技。特に父親の愛と苦悩で揺れる姿がとても印象でした。
また、この親子と家族、青年たちを弁護する女性弁護士のエマ・トンプソンもまた迫真の演技でした。

ラストのエンディングは自分も吼えたくなるほど、見応えのある物語でしたね。

色々なものが詰め込まれた社会派ドラマ。当時の不安定な情勢と冤罪で無実の罪を被った人々の事件を知る事も良いですし、俳優たちの熱演も素晴らしい、鑑賞するには十分の作品だと思います。

ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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100の質問に答えます。 Q.81~90
2008-10-20 Mon 17:16
Q.81 ハリウッド俳優がホ-ムステイします。誰を家に招く?

A.  マスタ-・ヨ-ダを呼び、フォ-スを習得する。

Q.82 タクシ-運転手役の俳優さんといえば誰?

A.  ロバ-ト・デ・ニ-ロが真っ先に思いつくのは自分だけではないと思う・・・。

Q.83 お医者さん役の俳優さんといえば誰?

A.  ジョ-ジ・クル-ニ- (ER)

Q.84 先生役がはまる俳優さんといえば誰?

A.  ロビン・ウィリアムス 

Q.85 強盗役がぴったりだと思う俳優さんは誰?

A.  ルトガ-・ハウア-

Q.86 スポ-ツ選手になってもやっていけそうな俳優さんは誰?

A.  ケビン・コスナ- 何でもできそうだが、年とっちゃったなぁ ゴルフ選手ならまだいけるかも。

Q.87 あの映画人(俳優)にコレだけは言いたいっていうコトあります?

A.  オ-リ- いつも格好良すぎっ!

Q.88 現在公開中の映画で、オススメ作品は?

A.  観てないから観たいもので言うと「おくりびと」と「レッド・クリフ」は観たいですね~

Q.89 映画好きで良かったこと、逆に損したことはありますか?

A.  良かった事は、世界が広がった。同じ趣味の友達が増えた事。
    損した事は、損したというか、仕事が手に付かない、寝不足になるという困った事。

Q.90 パンフレットは買う派?買わない派?その理由も。

A.  買う派。 コレクションにもなるし、映画を観た後の余韻に浸るのと、色々な予備知識が分かる。
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MONGOL / モンゴル
2008-10-18 Sat 17:21


モンゴル

【スト-リ-】
陰謀が渦巻く時代、モンゴルの一部族の頭領(ハ-ン)の息子として生まれたテムジン。待ち受けるのは、父の毒殺、裏切り、復讐、異国での投獄という壮絶な運命。
彼はさらわれて他部族の子を宿した妻を救いだし、生まれた子を我が子として慈しむ。そして、優しさを秘めた強靱な魂で運命と戦い、次第に統率者として頭角を現していく。
ついに、盟友にして宿敵の勇士ジャムカが大軍を率いて襲ってきた時、迎え撃つテムジンのもとには最強の軍団が生まれようとしていた。
彼こそ後に「チンギス・ハ-ン」と呼ばれた男。大帝国を築くにいたる最強の野望が今、大草原に放たれる!
(参考 Amazon より)

【レビュ-】
以前、横山光輝氏の長編漫画「三国志」にハマって大好きになり読みあさっていた後、同じ横山光輝作「チンギス・ハ-ン」を見つけ読んだことがありました。とても面白かったです。

そんな折り、アカデミ-外国映画部門にノミネ-トされ、日本の浅野忠信が主演ということで話題になった「モンゴル」を鑑賞しました。

史実とはちょっと違うのかなぁと観ていて感じましたが、物語は横山光輝の「チンギス・ハ-ン」に似ていると思ってしまいました。

この作品は、当時のモンゴルの状勢を知らないと、少し話が分かりにくい内容かなと思いました。
大小、様々な部族が点在していたこの時代のモンゴルでは、力のある者が権力をにぎれる弱肉強食の時代。 そこには裏切りや謀略などがあり殺し合い、奪い合う激動の時代でした。

この主人公テムジンも幼くして、部族の頭領である父を毒殺され、部族の物や家畜を奪われ命まで狙われていきました。
力のない者は、力のある者と同盟を組み、戦いを経て地位と勢力を拡大していく。そんな複雑な時代の話しです。
時には盟友(アンダ)となり、時には裏切る。勝てばそれでオッケ-みたいな感じですから、この作品だけでは理解に苦しむ人もいらっしゃるかも知れませんね。

自分は、幸い漫画を読んでいたので、内容も、色々なしきたりや掟も知っていましたので、この作品は受け入れることが出来ました。

また、こうした歴史ものの醍醐味である合戦のシ-ンですが、自分的には、今までのスペクタクル作品と比べると少々、迫力不足かなと感じてしまいました。
とても頑張っていると思うのですが、戦いのシ-ンはもっと色々と工夫してみても良かったんじゃないかなと思います。
この当時は合戦に於いて、戦略が少なかったのかなと錯覚してしまいますが、如何なのでしょうか?

080208_mongol_main.jpg


また、チンギス・ハ-ンに勿論、スポットは当てているのですが、モンゴルの部族を統合していく所で物語が終わってしまっています。
自分的にはその後、中国、中央アジア、中東の一部まで勢力を拡大し大モンゴル帝国を築いていった部分まで盛り込んで欲しかったなぁと、正直思ってしまいました。

そうした思いから、自分はちょっと消化不良に終わった作品となりました。

こうなってくると、同じ横山光輝大先生が書いた「三国志」の有名な大合戦「赤壁の戦い」を描いた「レッド・クリフ」をどうしても期待せずにはいられません。
果たして、「レッド・クリフ」も消化不良で終わってしまうでしょうか?
やはり、こうした映画は劇場に足を運んで鑑賞したいですね~

ただ、浅野忠信は自分が思った以上に良かったと思います。頑張ってたと思いますね。
同じ日本人が世界で活躍する姿は観ていて、とても良いですね~(^^)

ユウ太的評価 6点

自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。

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運命じゃない人
2008-10-17 Fri 18:30


運命じゃない人

【スト-リ-】
典型的な 「いい人」 宮田をいつも歯がゆく思っていた親友の私立探偵である神田は、いつまでも前の彼女のことを引きずっている宮田のために、レストランで1人で寂しそうに食事をしていた女性、真紀をナンパするのだが・・・。

2005年カンヌ国際映画祭批評家週間で、フランス作家協会賞など4賞を受賞し話題を集めた、新鋭、内田けんじ監督による異色コメディ。
どこにでもいる平凡なサラリ-マンが体験する一夜の物語が、彼を取り巻く、複数の人物の視点からパラレルに描かれ意外な真実を導き出す。

サスペンスなのに、ハ-トフル、 これぞニッポン的エンタ-テイメントム-ビ-!

【レビュ-】
上手い、そして面白いなぁと思った邦画作品の一つでした。

なんだか、見るからに人の良い宮田君という人物はクラスに一人はいたような、地味で目立たない人物。そんな宮田君を観ているこちらも、ついつい応援してしまいたくなる。そんな感じで物語は進んで行きました。
恋愛コメディ-なのかなぁと鑑賞していましたが、ところがドッコイ。この作品は非常に構成と脚本が優れていて、観ていくうちに色々と発見していく凄い、面白い作品でした。

宮田君の他、友人の探偵、神田。そして人の良い宮田君を元気づけようと、これまた一人寂しそうにしていた女性、真紀。主要は3人ですが、まだ登場してきます。
宮田君の元カノのあゆみ。それと、あゆみが現在親密になっているというヤクザの組長。

これらの人物が見事に繋がっていくのです。 ヤクザの組長?と違和感のある人物が何故?と感じるのですが、この組長が絡んでひとクセも、ふたクセもあるスト-リ-になっていくのですね。
まぁその他クセのある人物はここでは内緒ですが、この人物達が複雑に絡み合っていく一晩の物語を個々の人物の視点から、それぞれ時間軸を重ねて見せていくスト-リ-。

あの時はこうだったのか!あれは○○だったのか!と次々に明らかになっていく脚本はとても上手く作られていると思います。

鑑賞してみて分かる事なのでこれ以上、書くことは出来ませんが、とても面白い作品でした。
実際、様々な場所での評価も高いようですね。

最近の邦画は「アヒルと鴨のコインロッカ-」や「サマ-タイムマシン・ブル-ス」と似たような作品を鑑賞してきましたが、どれも優れた作品だと思います。
これらの作品が好きだと思う方は、絶対、楽しめる作品だと思います。

最後の宮田君の先輩のエピソ-ドも一番最初に伏線があって、「ああ、これもこういう事なのか」とオマケが付いてきたようで最後まで楽しめました。

エンディングも程良い余韻を残してくれ、観賞後の後味も良かった、まさに「サスペンスなのに、ハ-トフル」といった作品でした。

注 宮田君ばかり前面に書かれていますが、全然そうではなく、登場人物全員が一本の線で繋がるスッキリしたものです。
しかし、何故か宮田君には今後も頑張って欲しいと期待を寄せてしまう、不思議な魅力のキャラでした。

あの後はどうなったのだろうと、今でも気になってしまいます。爆!

ユウ太的評価 8.5点
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サルバドル/遙かなる日々
2008-10-17 Fri 18:30


サルバドル

【スト-リ-】
かつては世界の前線で活躍していたフォト・ジャ-ナリストのリチャ-ド・ボイルだが、今や酒とドラッグ浸り。軽い金稼ぎのつもりで友人とエル・サルバドルに向かった彼は、現地で凄惨な光景を目の当たりにする。 それは、不賛同者らを容赦なく虐殺する「死の分隊」に統治された恐るべき世界だった。
抑圧的で残酷な政府。そして、それを支援しているアメリカ合衆国--。
リチャ-ドは取材を続けるうちに、次第にジャ-ナリストとして、また人間としての良心に目覚めていく。
怒りと悲しみをシャッタ-にぶつける彼の運命は・・・。

実在のジャ-ナリスト、リチャ-ド・ボイルが綴った小説を「プラト-ン」のオリバ-・スト-ン監督が映画化。

【レビュ-】
オスカ-作品「プラト-ン」を鑑賞して、オリバ-・スト-ン監督の他の作品に興味を持ち、以前に鑑賞した作品。
自分的には、その「プラト-ン」と並んで、スト-ン監督作品ではとても好きな映画です。

内戦の続くエルサルバドルで起こったジャ-ナリトの物語。
この中米エルサルバドルの内戦も、当時大変な出来事で悲しい悲劇でした。
他のジェノサイドと同じく、ちょっとしたことですぐに殺されてしまう状況。対立する国民同士の争いは惨いものでこの作品でも描かれていました。

1979年に軍事ク-デタ-が起こり、革命評議会による暫定政府が発足したのを皮切りに、影響力のある人物、神父等の聖職者までが次々に殺害されエルサルバドル内戦が勃発しました。
この事件に深く関わっていたのが、世界の警察アメリカ。この内戦の事態収拾の為、暫定政府に支援を要請されたアメリカをこの作品では痛烈に批判しています。故に、この作品は問題作として話題を集めました。

1984年に泥沼の内戦を続けてきた暫定政府による政府軍と、革命勢力のゲリラは一旦歩み寄る姿勢を見せ、首脳会談を持ちましたが、この当時政府軍、ゲリラ軍双方が一般市民や援助活動を行う組織の人などに暴行や虐殺をおこなうという、最悪の事態に落ちていったのです。が、この時アメリカはこれを黙認し、政府軍を支援し続けていったのです。
その後、1989年にようやく、国際連合の介入で和平が実現するのですが、この内戦で命を落とした人は7万5千にも及んだということです。

こうした出来事をこの作品ではジャ-ナリストからの視線で描かれており、背後からこの内戦を支援したアメリカの闇を浮き彫りにしています。

また、ジャ-ナリストの心情や、いかに危険な行為なのかがよく描かれており、最近世界の紛争地域で凶弾に倒れたジャ-ナリストの方々の勇気にも敬意を持たずにはいられなくなります。

この作品で当時、好きな女優だったシンシア・ギブも目当てで鑑賞したという、個人的な経緯もありましたが、ファンはとても悲しかった。強烈に印象に残っています。

人は、狂気に走ったとき、何が正義なのか何が正しいのか判断が出来なくなります。常に死と隣り合わせの状況で、戦地から真実を配信してくれる戦場ジャ-ナリストとは、過酷で凄惨な仕事。
しかし、そうした人々が居るから、我々は世界を知ることが出来るのだと関心もさせられた作品でした。

そして、この作品の凄い所は、まだ内戦が終結していない、真っ只中の時期にこのような映画がつくられたという、リアルタイムでの作品だったという事です。
スト-ン監督もまた、この内戦に一石を投じ、世界に衝撃的事実を映画で訴えた、大きな仕事をやってのけた。凄いです。

オリバ-・スト-ン監督の「プラト-ン」に匹敵する、リアルで衝撃的な社会派作品です。

ユウ太的評価 8.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。


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アラバマ物語
2008-10-15 Wed 18:24



アラバマ物語


【スト-リ-】
1930年代、黒人差別がはびこるアメリカ南部で、白人少女を暴行した罪で起訴された黒人を弁護することになったフィンチ弁護士は、町の人々から白い目で見られながらも正義を通そうとする。
その一方でフィンチの二人の子供によって、近所の幽霊屋敷に住むブ-という謎の男にまつわるエピソ-ドも並行して物語はつづられていく。

ハ-パ-・リ-のピュ-リッツァ-賞受賞小説「ものまね鳥を殺すには」を原作に、名匠ロバ-ト・マリガン監督が詩情豊かに描く社会派ヒュ-マン映画の秀作。

【レビュ-】
様々なランキングやレビュ-で評価も高く、主演のグレゴリ-・ペックはこの作品で、2003年6月発表の「最も偉大なヒ-ロ-」で一位に輝いた主人公。と言うことでとても期待して鑑賞した作品でした。

物語は、熱血の敏腕弁護士の正義を貫く感動作。と勝手に解釈していましたら、そうではありませんでした。
子供の目線から見た大人達と、社会の影。そんな感じで物語は進んでいきました。
当時の黒人差別問題や、アメリカの不況の時代を背景にしていましたが、そんなに重くなかったですね。
自分は熱い法廷ドラマを期待して鑑賞してしまったので、期待度からするとこの作品は淡泊な印象を受けましたが、後からジワジワと考えさせられた素晴らしい作品だと思いました。

上記の「最も偉大なヒ-ロ-」のベスト1というこの物語の主人公、アティカス・フィンチは当時としては本当に厳しい役どころである、黒人を弁護する白人弁護士ということで、劣悪な不況時代の社会情勢も手伝って、まだ奴隷のような存在として扱われている黒人に対して厳しい時代の弁護、そんな難しい立場を演じていました。

しかし、彼は弁護士としてアンフェアな圧力にも負けず、不正や偏見にも左右されない、正義の人として黒人の被告人を弁護していきました。
その姿は当時としては、まさに「ヒ-ロ-」なのでしょう。町の白人至上主義の世評や嫌がらせにも、暴力にも負けず、毅然とした真摯な態度で立ち向かっていました。

また、子供たちに対しても優しく、きちんと接していて、隣に住む謎の男ブ-や、文句ばかり言っている隣人のおばさんなどにも紳士的に向き合っていました。そうした姿を、身をもって子供たちに教え伝えていく父親像。これまた多くの、アメリカの人々の心をとらえたのでしょうね。

自分はそうした理由から、この「偉大なヒ-ロ-」という評価をうけたのだろうと思いました。

黒人や知的障害者の方など、世間の冷たい眼にも負けず、そうした人々にも「人間」として向き合って生きていく姿は昔の時代から受け継がれて、今の時代にも通じ、残していかなければいけないモラルだと思います。

そんな、テ-マとしては重いものを父親が子供に諭すような視点で作られたこの作品は、やはり良作だと思います。少し時間がたつと「良かったなぁ」と効いてくる。そんな作品ですね。

因みに「ヒ-ロ-」と言われて思い出すのは、やっぱり悪に果敢に挑んでいく、超人的な強さや知性を持った人物を想像するでしょう。自分も同じように思っていますから、この作品では少々、「ヒ-ロ-」ベスト1の主人公に肩すかしを喰らってしまいましたが、ある意味現実的な人物像であり、誰もがこうありたい、こういう父親にまたは母親になりたいという、理想像として今回の「最も偉大なヒ-ロ-」の一位になったのでしょうね。
その2003年の「最も偉大なヒ-ロ-」は以下の通りです。ご存知の方も多いでしょうね。(^^)

2003年 6月3日
アメリカ映画協会AFI(American Film Institute)の映画関係者ら1500人が選んだ「最も偉大なヒ-ロ-ベスト100」(今回は1から10位まで)

1位 アティカス・フィンチ (グレゴリ-・ペック)
    「アラバマ物語」 1962年

2位 インディ・ジョ-ンズ (ハリソン・フォ-ド)
    「レイダ-ス/失われたア-ク」 1981年

3位 ジェ-ムズ・ボンド (ショ-ン・コネリ-)
    「007/ドクタ-・ノオ」 1962年

4位 リック・ブレイン (ハンフリ-・ボガ-ト)
    「カサブランカ」 1942年

5位 ウィル・ケイン (ゲイリ-・ク-パ-)
    「真昼の決闘」 1952年

6位 クラリス・スタ-リング (ジョディ・フォスタ-)
    「羊たちの沈黙」 1991年

7位 ロッキ-・バルボア (シルベスタ-・スタロ-ン)
    「ロッキ-」 1976年

8位 エレン・リプリ- (シガニ-・ウィ-バ-)
    「エイリアン2」 1986年

9位 ジョ-ジ・ベイリ- (ジェ-ムズ・スチュア-ト)
    「素晴らしき哉、人生!」 1946年

10位 T・E・ロ-レンス (ピ-タ-・オトゥ-ル)
    「アラビアのロレンス」

以上、蒼々たるキャラクタ-の中でヒ-ロ-一位を獲得したこのアティカス・フィンチという人物を一度、観てみるのも良いかもしれませんね。(^^)

更に因みに、同ランキングで悪役ヒ-ロ-も発表されていましたので3位まで記事にのせておきます。

1位 ハンニバル・レクタ- (アンソニ-・ホプキンス)
    「羊たちの沈黙」 1991年

2位 ノ-マン・ベイツ (アンソニ-・パ-キンス)
    「サイコ」 1960年

3位 ダ-ス・ベイダ- (デイビッド・ブラウズ、ジェ-ムズ・ア-ル・ジョ-ンズ)
    「スタ-・ウォ-ズ/帝国の逆襲」 1980年

となっています。それぞれが思う、ヒ-ロ-と悪役は思うようなランクですか?参考にしてみてくださいね(^^)

ユウ太的評価 7点
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洋楽 いつか王子様が / マイルス・デイビス
2008-10-15 Wed 18:23


【解説】
37年のディズニ-のアニメ-ション映画「白雪姫」のために、ラリ-・モ-リ-が作詞して、フランク・チャ-チルが作曲したもの。
『いつか王子様が現れる。彼は私に、愛しているとささやいて、そっと口づけをしてくれる。そして、もう一度・・・。』
この有名な楽曲をジャズ・トランペット奏者のマイルス・デイビスが得意のミュ-ト(消音器)をつけて演奏しています。
1926年5月26日生まれの彼は、ジャズ界をリ-ドしてきたまさに「帝王」です。

3拍子のリズムにのって、軽やかにメロディを演奏し終えると、マイルス・デイビスのソロが入る・・・。
テナ-・サックスのソロは、最初がハンク・モブレイ。ウィントン・ケリ-のピアノをはさんで2回目がジョン・コルトレ-ンと続いていきます。

ジャズをあまり聴かないという人でも、この誰もが耳にしたことのある名曲を聴けば、すんなりと心地よい気分になれるかと思います。
自分もこの曲はとても好きで、自宅で食事をするときにステレオから流してみると、何処かの高級なレストラン、またはシックなジャズ・バ-に居るかのような雰囲気に包まれます。

自分はこんな風にして、日頃くつろぎながら、食事やアルコ-ルを楽しんでいますよ。

ちょっとしたアレンジとBGMで心から安らげるひととき。こんな曲を一曲、手元に置いて楽しんでみるのも良いかなと思います。
とても満足出来ますよ(^^)


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0 : 34  レイジ34フン
2008-10-14 Tue 18:59


レイジ34フン

【スト-リ-】
ロンドンの地下鉄チャリング・クロス駅。深夜0:34の最終電車に乗り遅れた上に、出口からも締め出され途方に暮れていたケイトの前に無人の列車が到着した。
思わず乗り込むケイト。しかし、その時いつもの地下鉄の駅が、無限に広がる地下迷宮へと変わる。
突然、列車が停車し驚いた彼女が目にしたのは運転手の惨殺死体だった!
助けを求めた警備員が、駅で暮らす若いカップルが、次々と断末魔と共に闇へと消えていく。ここには「何か」がいる・・・。始発まで生きていたい・・・。
(参考 Amazon より)

【レビュ-】
久しぶりに怖いものが観たいっ という事でレンタルショップに行って、パッケ-ジを見てインスピレ-ションで借りた作品でした。
このタイトルとパッケ-ジだけで、何の情報も入れずに鑑賞したのですが・・・あまり怖くはありませんでした。涙。

地下鉄という身近な環境設定であったため、リアルに想像が出来、地下鉄の一般人は知らない世界というか、裏の顔は本当に不気味で、地下の迷宮はとても広く、ここに閉じこめられたら怖いだろうな~という思いで始まって行きました。

話が進んで行くと、確かに「何か」がいるんです。この不気味な世界には・・・。
得体の知れない何かによって一人、また一人と消されていく。ジワジワくる恐怖がありました。

しかし、その「何か」が登場するのが早いっ!もう姿を見せるのかと思ったら・・・
その後はダレてしまいました。汗汗汗っ

自分がこの作品で良かったなぁと思った部分は音響でした。
我が家はあんまり高くないですけど、一応、5.1chのシアタ-システムを組んでおりますので、部屋を暗くして、ボリュ-ムを上げて鑑賞したのですが、この作品の音響はなかなか良かったと思います。

地下迷宮のような暗いトンネルや、使われなくなった部屋や線路。その向こうから聞こえてくる音や声は、凄く恐怖を煽ってきて緊張感を持てました。
例えるならばホラ-系のゲ-ムをやっているような感覚。謎の部屋や迷路のような場所など、ゲ-ムで一つずつ扉を開けて進んでいくあの緊張感のようなものは、確かに良くてそうした部分はとても楽しめました。
5.1chを組んでいる人はご覧になってみると面白いかもしれません。この作品はBGMが入っていないので、音が非常に効果的でした。

設定と音響などでは楽しめたので、もう少しきっちりと追求していったら良いのにと思ってしまう惜しい作品だと思いました。

主人公ケイトを演じた、主演のフランカ・ポンテは「ラン・ロ-ラ・ラン」、「ボ-ン・・・」シリ-ズでも有名な女優さんという事でしたが、この主人公にはフラストレ-ションを与えられていまいちスッキリしなかったです。
最後もあれっ?という感じでしたが、本当の最後の最後は洒落が効いていて良かったです。

自分は普段、電車には乗らないですし、地下鉄もあまり利用はしませんが、電車通勤しかも地下鉄をよく利用する人は変わった視点で楽しめる作品となるかもですね。
深夜、地下鉄の構内に閉じこめられたら確かに、怖いと思います。

次はもっともっと怖い作品を鑑賞したいですね。

ユウ太的評価 5.5点
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グロ-リ-
2008-10-13 Mon 16:16


グロ-リ-

【スト-リ-】
1861年南北戦争が勃発し、北軍将校ロバ-ト・グル-ド・ショ-大佐は黒人志願兵によって結成された第54連隊を指揮することになった。
若輩のショ-はトリップ、ジョン・ロ-リングなど南部による奴隷解放を願う黒人たちの士気に支えられ、やがて54連隊は1863年7月18日のワグナ-要塞の戦いに臨んでいく・・・。

アメリカで初めて組織された黒人だけの部隊、第54歩兵連隊と、それを率いる白人将校の絆と壮烈な戦いを描いた戦争ドラマの傑作。
この作品でデンゼル・ワシントンが第62回アカデミ-賞と第47回ゴ-ルデングロ-プ賞で助演男優賞を受賞。また、アカデミ-賞で撮影、録音賞も受賞している。

【レビュ-】
最近になって鑑賞した作品ですが、久しぶりに骨太な深い良作だったと感じました。

南北戦争を扱った作品は多くあると思いますが、戦争ものとしても、ドラマとしても非常に見応えのある作品でした。
何と言っても黒人俳優の名優、デンゼル・ワシントンとモ-ガン・フリ-マンの2大スタ-が共演しているだけあって、この2人の存在感が素晴らしかった。やはりとても大きい部分だったと思います。

同時に黒人の部隊を描いた作品ということで多くの黒人俳優が登場していますが、この2大俳優意外にも印象に残る素晴らしい黒人俳優も観られました。アンドレ・ブラウワ-が凄く良かったと思います。

また、この黒人部隊を率いる将校のマシュ-・ブロデリックが、この作品では自分は絶妙なキャストだと思いました。
親のコネで出世していく、若くて弱い将校の役。しかし、黒人たちと共に未熟だった部隊が成長していく過程がとても合っていて、マシュ-の幼い顔も一緒にピッタリとはまっていたように思います。すごく微妙な立場で葛藤しながら黒人たちの心をつかみ、この南北戦争の意義と正義を守って戦っていく姿は、自分は観ていて好感が持てました。

これらのキャストは、凄くマッチしていたと思います。

さて、このアメリカの歴史における一つの重大な出来事の南北戦争。黒人の差別を背景に南部の勢力による黒人奴隷制。これに断固反対を唱え、奴隷解放を旗に戦っていくのですが、この作品では黒人たちの自由を得る戦いとして描かれています。

黒人の「自分たちが人間として自由と誇りをかけた戦い」というのが大きく表現されています。しかし、最初は色々と政治的理由が影にあった事などがありました。そうした部分も少しですが、ちゃんと表現されています。
自分は鑑賞していてとても熱いものを感じることが出来ました。
戦争映画は戦闘シ-ンなどを格好良く表現してしまう作品は多いですが、この作品はそうでは無かったです。
勿論、この時代の戦闘というのは、戦術や兵法など度外視の人的物量の消耗戦の様な戦いなので戦争の凄まじさや酷さなどは存分に感じる事が出来ます。
この作品の戦いは、自由を取り戻す為の戦いを大きく表現されているので、自由への戦いという部分でどうしても感動的になってしまいました。

戦闘シ-ンもさる事ながら、白人と黒人の絡み、そして黒人同士の人間ドラマが自分はとても良かったと思います。
そんな感じで鑑賞できましたので、最後の戦いのシ-ンでの突撃、「第54連隊前進!」の箇所では胸がジ-ンとなってしまいました。

決して綺麗事では無い「戦争」というテ-マ。それと「人種差別」というテ-マ。この作品は色々な意味を含めてなかなかの力作だったと思います。
それと並行して、物語を盛り上げるジェ-ムズ・ホ-ナ-の音楽もまた、凄く良かったですね。

俳優たちの熱演を観てもとても良い作品ですし、鑑賞出来て良かったと思える良作だと思います。

ユウ太的評価 8点
自己評価ですのでご了承下さい。
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モンスタ-
2008-10-13 Mon 16:11


モンスタ-


【スト-リ-】
肉親の暴力に合い、ティ-ンの頃から体を売って生活するしか道がなかったアイリ-ンは、人生に絶望し自殺を考えていた。そんな時、セルビ-に出会う。
両親から強制的に同性愛の治療を受けていたセルビ-とアイリ-ンは次第に惹かれあい、一緒に暮らし始める。彼女との生活を守るために、再び売春に走るアイリ-ンは、トラブルに見舞われ客のひとりを殺し、被害者の所持金を奪って逃走。そして、彼女はセルビ-の為に殺人を繰り返していく・・・。

「モンスタ-」と呼ばれたアメリカ初の連続殺人鬼アイリ-ン・ウォ-ノスの実話の映画化。
この作品で主演、アイリ-ンを演じたシャ-リ-ズ・セロンは体重を13キロ増量し、メイクで顔も激変させての熱演。見事、本作でアカデミ-主演女優賞を受賞した。
(参考 Amazon より)

【レビュ-】
シリアス作品であり、実話作品という非常に重たい作品でした。
人間の酷い部分が沢山、描かれています。人によっては受け付けない作品になるかも知れませんが、特筆すべきはあの美人女性を演じる事の多かったシャ-リ-ズ・セロンが体当たりの演技と、10キロ以上も体重を増量させて、殺人鬼を演じたという部分です。

この作品は多分、それだけで大きな宣伝効果があったと思います。実際、この作品に登場するシャ-リ-ズ・セロンは本当に醜い、そして本当に「汚れ」の役でした。
しかし、その様は迫真の演技とも呼べるほど、鬼気迫る熱演だったと自分は思います。女優魂なのでしょうかね。

シャ-リズ・セロンの生い立ちもこの主人公の実在した人物アイリ-ン・ウォ-ノスのように、幼い頃家庭は荒んでいて、父親のアルコ-ル依存症に悩まされ続けて成長したという経緯を持っています。
彼女が15歳の頃に事件は起きました。酔って帰ってきた父親を、娘の生命の危険を感じた母親が銃で射殺してしまうという悲しい出来事を経験してきた女優さんでしたね。

それまで、美女を演じてきた彼女がこのアイリ-ンという役を演じたのは、少なからずそうした経緯も影響を与えていたのではないか?と勝手に推測してしまいますが、この汚れ役を本当に熱演して、クオリティの高い作品にしたと思います。
この作品でアカデミ-主演女優賞をはじめ、数々の賞を獲得しトップ女優の地位を築いていったのでしょう。その後は無事、もとの美貌に戻り2007年に米男性誌の「最もセクシ-な女優」に選ばれたという事です。

作品の方は、このアイリ-ンがどんどん人生の坂を転がって落ちていく様が描かれており、汚い言葉を吐き、人を殺めていく過程がよく描かれていると思います。
また、アイリ-ンと一緒に暮らす女性のセルビ-という人物が不思議なキャラクタ-でしたが、これまた我が儘な、小憎たらしい女で、アイリ-ンが殺人を繰り返していく一つの原因は、彼女の醜い部分も大きく影響していたものだというのが、とてもよく分かりました。
このセルビ-を演じていたクリスティ-ナ・リッチの演技も光っていたと思います。

この二人、もっと違う生き方は無かったのかと考えてしまいましたが、転落していくのはこういう事なのだろうと思い知らされました。
現在にも通ずる、人が転落していく様子。今でも多発する、理不尽な事件の背景にもこうした逆境や生い立ちはあるのだと思いました。
しかし、この主演のシャ-リズ・セロンの様に、悲しい苦難を乗り越え這い上がって来た人は少なくないと思います。
逆境や挫折にも歯を食いしばり、苦難を乗り越えなければいけないと強く感じた作品でもありました。

とても重く、地味な作品ではありますが、シャ-リズ・セロンの迫真の演技を鑑賞するのは一見の価値があると思います。
とてもパワ-があった作品でした。観賞後の後味は悪いですけれど・・・。

ユウ太的評価 7点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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IT/イット
2008-10-11 Sat 18:52


IT.jpg

【スト-リ-】
メイン州デリ-の町で起こった不可解な子供の連続殺人事件。それを知ったマイクの脳裏に、かつて6人の仲間と共に見も凍る異常な体験をした記憶が蘇る。
血の滴るアルバム、鮮血を吹き出す蛇口、そして背後から忍び寄る邪悪な影。
この殺人事件とおぞましい体験のつながりを確認したマイクは、恐怖に震えながら6人の幼友達に連絡した「IT=あいつが戻ってきた」と・・・。

メイン州デリ-に棲みつき、27年毎に凶暴を繰り返す邪悪な存在「IT」。1958年、この邪悪な存在に挑み、立ち向かった7人の子供たちが27年後の1985年に再び再会する・・・。
スティ-ブン・キング原作の独特の世界観を持つホラ-作品。
(参考 Anazon より)

【レビュ-】
ホラ-小説の巨匠、スティ-ヴン・キングの原作を映画化した作品で、当時VHSビデオ・パッケ-ジを見て「こりゃ ヤバイっ」と感じ鑑賞しました。
そのパッケ-ジには「ピエロ」のおっかない顔が描かれており、とても興味をそそられたのです。
自分はそうでもないのですが、中にはピエロが怖いと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

自分の知人の話しで、その人の幼い頃に、ピエロが夜中にベッドに現れて怖い体験をした。とか、もう一人ある人物は、やはり幼い頃、家の庭で遊んでいたらピエロがこちらをずっと見ていて「ニタ~っ」と笑ってきた。その目はとても恐ろしかった。という話を聞いたことがありました。
その二人は、幼い頃にそうした怖い体験をしてしまった為、ピエロという存在が恐怖というトラウマをもってしまったのです。
自分はこの作品を観て、その二人に「お前等が小さいときに会ったピエロは、このペニ-・ワイズだったんじゃね?」と脅かしておきました。

なんて、つまらない小咄はここまでで、実はこの作品、映画ファンには評価が低い作品となっています。ホラ-作品としてはイマイチなのでしょうかね?

自分はこの作品がとても好きなのですが、その登場してくる殺人ピエロのペニ-・ワイズがとても恐ろしいのですが、滑稽でなんだか愛おしいキャラに見えてくるというのと、7人の少年少女たちがこの悪魔に立ち向かっていくというスト-リ-が、あの同じくキング原作「スタンド・バイ・ミ-」のような情景が出てくるからなんです。

大人になった7人はそれぞれ他の町で生活をしているのですが、町に一人残ったマイクが不可解な子供の殺人事件に遭遇し、「IT=ヤツ」が戻ってきたと昔の友人たちを呼び寄せる所から始まり、物語の前半部分が7人の人物が少年時代に体験した恐怖の回想シ-ンで構成されていて、その少年時代がとても良いスト-リ-になっているので、すごく好きになったのです。

7人それぞれの恐怖体験は味があり、B級の臭いもプンプンするものとなっていますが、如何にもキングらしい作品。評価が低かろうが自分はとても好きです。

それから、大人になって27年振りに7人が再会し(厳密に言えば6人)、子供の頃から抱える恐怖に打ち勝つ為にも、ペニ-・ワイズに立ち向かっていくというスト-リ-です。

ここからが評価が低くなってる元凶とも言えるものになっていくのですが、まぁ正直、自分も最後の方は「なんじゃ、こりゃぁぁぁ!」となってしまったわけですが、原作に忠実だと言うこと、そして、原作では何故そのような形になったのかという表現がちゃんと盛り込まれているという話を見たことがあります。が、映画ではそこら辺の描写が抜けてしまっているようですね。

前半部分と後半途中までは非常に面白いと思います。最後はご愛敬ということで流して頂ければ楽しめる作品だと思います。自分はホラ-だとも思いますし、少年時代の青春ドラマとも思います。

因みにこのピエロの化け物ペニ-・ワイズは実在の連続殺人犯がモデルになっているということです。
1972年から1978年の間に少年を含む33人を殺害したジョン・ケイシ-という人物がこのペニ-・ワイズのモデルになっていて、「ピエロ」というある種、異様な体系というのは、ジョン・ケイシ-がよくパ-ティ-などでピエロに扮して人々を楽しませていたというエピソ-ドがあったようです。
こうした経緯からジョン・ケイシ-は「キラ-・クラウン」(殺人ピエロ)という異名がついたという、また彼はピエロの絵を沢山書いていたらしく、この絵画はマニアの間で大変人気が高く、高額で取引されているようで、あのジョニ-・デップも購入して所有しているというオマケつきの人物であります。

ていうか、この作品よりジョン・ケイシ-の事件の方がやっぱり怖いですね。汗っ

しかし、この作品が公開されてからピエロを怖がる人が現れるようになったという逸話がついております。
この作品を観た後 夜、床についていたら目の前にいきなりロ-プが張ってあって、その上をピエロが綱渡りしていて、そいつが急にふりかえり、こちらをギラっと睨みつけた。なんていう体験に遭遇するかもしれませんよ!(上記の恐怖体験談 A.N さんの体験より)

子供に観せてしまうと、トラウマになってしまうかも知れませんので、ご注意を。

ユウ太的評価 7点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。


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洋楽 あなたにいて欲しい / スウィング・アウト・シスタ-
2008-10-11 Sat 18:51


【解説】
現在はデュオ・ユニットだが、1984年に結成された時はトリオだったイギリスのポップ系バンド。
バンド名の由来は、1945年のア-サ-・トリ-チャ-主演映画「Swing Out,Sister」から用いられた。「SOS」としても親しまれている。

96年の日本のTBS系のドラマ「真昼の月」のために書き下ろしたテ-マ曲。
普段からあまりバラ-ドを作らないスウィング・アウト・シスタ-の2人にとっては、新鮮な試みだったというこの曲はドラマのタイアップも受けて、大ヒットを記録した。

この「真昼の月」の主題歌になるには幾つかの制約があったそうで最初に作っていた曲は3拍子の軽快なテンポの作品だったという、そしてその曲は採用されなかった。
最終的に、ドラマの雰囲気にあったロマンティックな音を基本にした楽曲に仕上がったのがこの曲、「あなたにいてほしい」原題(Now You’re Not Here)である。

とても洗練された、都会的なサウンドにヴォ-カルのコリ-ンの声が優しく響く、名曲の一つです。

ドラマの方も、TBSの木曜22時枠の人気ドラマで、懐かしいと思う方も多くいらっしゃると思います。当時この曲で、日本で大ブレイクしたスウィング・アウト・シスタ-。

すごくスタイリッシュな曲で切なく心に響いてきて、普段のライフスタイルの、どのようなシ-ンにも合う優しい曲だと思います。これまた癒される曲ですよね。(^^)
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100の質問に答えます。 Q.71~80
2008-10-11 Sat 18:49
Q.71 徹夜で並んだ、など苦労して映画を観に行ったことはありますか?

A.  そういうのは特にありません。

Q.72 試写会にはよく行きますか?どんなところがいいですか?(よく行かない方は)行かない理由も教えて。

A.  行きたいが仕事が忙しかったりで行けません。最近は劇場にもなかなか行けず。DVD鑑賞がメインになっています。

Q.73 劇場をハシゴして映画を観ますか?どんなところがいいですか?(しない方は)しない理由はなんですか?

A.  時間があって映画鑑賞に費やせるなら、ハシゴはします。映画を沢山、堪能できるから。昔はよくハシゴしました。 2本立てとかすごく有り難かった!

Q.74 あなたはプロデュ-サ-。一番チェックしたいのはどんなところ?(キャスティング/脚本/演出/広報など)理由も教えて。

A.  やはり脚本。低予算でも脚本の出来で良い作品が作れるのだと思う。

Q.75 このハリウッドスタ-なら勝てると思う人は誰ですか?何だったら勝てるかも教えてください。

A.  ミッキ-・ロ-クにはボクシングは勝てるかも!と、どうしても思ってしまう。あのネコパンチには負けないと思われ・・・。

Q.76 「この人に会った」とか「こんなグッズ持ってます」など、映画関係でなにか自慢になることはありますか?

A. 昔、フジテレビがまだ新宿にあった頃、フジテレビに行った時に小森のおばちゃまに会った。
え?だって映画評論家だったから、「映画関係」にヒットしてますよね?ダメですか、そうですか・・・。
ちゃんとしたとこでは自慢になるものは残念ながらありません。すみません。

Q.77 アナタは外人さんです。映画関係のお仕事につくチャンスが巡ってきたら、どの職業につきますか?

A.  別に外人でなくても、今の仕事の技術を生かせるポジションで是非、映画の現場でやってみたいです。(映像、音響、電気、照明、美術、大道具とか 何でも良い)

Q.78 「食わず嫌い選手権 ~映画バ-ジョン~」が開催されます。さて、大好きな作品4本の中に、実は苦手な作品を入れてあげてください。

A. 「チャ-リ-とチョコレ-ト工場」
   「オペラ座の怪人」
   「魔法にかけられて」
   「サウンド・オブ・ミュ-ジック」
   ジャンルはミュ-ジカル系でまとめてみました。とても難しい質問でした。

Q.79 日常でも使えそうなセリフってある?逆に、絶対そんなセリフ使えない!っていうのは?(作品名/役者名/シチュエ-ションも込み)

A.  普段使えるセリフ 「考えろ!考えろ!」(「ダイ・ハ-ド」のジョン・マクレ-ン)は仕事でよく使っている。 有名な「I’ll  be back」はその昔友達の間で使ってた。

    普段使えないセリフ 「フリ-ダム!!」(ブレイブハ-ト)は使いたいが使うシチュエ-ションが無い。涙  恋愛映画のセリフは使いたいと思うがお笑いになってしまいそう。爆!

Q.80 3年後には姿を消しているだろうと思う映画俳優(女優)といえば?

A. 今、あえてクリスチャン・ベ-ル。 頑張って欲しいという願いをこめて。子役から頑張ってるし。


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ニュ-オリンズ・トライアル
2008-10-10 Fri 18:26



ニュ-オリンズ・トライアル

【スト-リ-】
ニュ-オリンズで銃の乱射事件が発生。犯人は11人を射殺して自殺。犠牲者の家族は犯人が使用していた銃の大手銃器メ-カ-を相手に訴訟を起こす。
被告側は伝説の陪審コンサルタントの大物フィッチを雇い、評決の鍵を握る陪審員に裏工作を開始する。しかし、そこにはもう一つの裏の工作が動いていた・・・。

「ザ・ファ-ム/法律事務所」、「ペリカン白書」のジョン・グリシャムの小説の映画化。陪審コンサルタントのフィッチを演じるジ-ン・ハックマンと原告側の弁護士のダスティン・ホフマンによる名優同士の対決も見もの。

【レビュ-】
法廷サスペンスが観たい!と思い鑑賞した一本ですが、あまり期待はしないで観たら、なかなかの作品でした。

アメリカの銃社会における、闇の部分と銃を売る大手メ-カ-の強大な力。被害者はいきなり銃弾によって幸せな生活を奪われた弱き一般市民。 あまりにも理不尽な出来事によって絶望の底に突き落とされた被害者の奥さんが、その凶器を製造した銃器会社を相手に裁判で戦うという背景はとても興味をそそられました。

しかし、それだけではなかったです。
アメリカの裁判制度に非常に大きな作用がある陪審員。これに関わる「陪審コンサルタント」というビジネス。 こんな組織が本当にあるのかは定かではありませんが、すごい国だなと思ってしまいました。
この意見力の強い陪審員を操作して、裁判をクライアントの有利な方向へ導く裏の組織はすごい世界でした。 本当にこんな事があったら、法や情は全く通用せず、理性までも失われ、ただただ弱者が涙をのむという何とも悲しく、それこそ理不尽なものになってしまいます。

それを阻止する動きがこの作品では描かれ、その駆け引きや戦いがこの作品の見所になっていました。
とてもスリリングで尚かつ、微妙なパワ-バランスが絶妙でとても面白いと思いました。

また2大名優の対決がすごく見応えがありました。
裏で陪審員を捜査する、陪審コンサルタントのボスにジ-ン・ハックマン。そして原告側の弁護士にダスティン・ホフマンが見事に演じ、この2人の激突がまた良い味があって惹きつけられました。両者とも名演だったと思います。
表はこの2人の対決ですが、もう一つの勢力があり裏の戦いがまたお見事でした。
この名優2人を相手に駆け引きをしながら、戦っていくのですが裏のやりとりがこの作品ではメインになっていますね。

このもう一つの勢力の主軸をジョン・キュ-ザックが演じております。しかし、やはり2大名優には敵わなかったかなと、この部分は否めません。まぁ仕方ないですけどね。

最後も大ドンデン返しではないオチでしたが、きちんとしたタネがありました。
テンポもよく、法廷のやり取りもスリリングなまずまずの作品だと思います。

しかし、陪審コンサルタントってあるのでしょうか? これから日本も裁判員制度の導入で裁判に関心も高まってくるでしょうが、こうした金や権力による裁判員の操作が全く無いと言い切れるでしょうか。実際に平成21年度5月には実施されるという事ですね。

裏の権力で裁判が操作される。 そんな事は絶対に起こってはならないと願わずにはいられませんね。信頼出来る司法を作っていってもらいたいと切に願います。

そんな事も考えさせてくれ、色々と勉強にもなった法廷サスペンスとして、とても面白い作品でした。

ユウ太的評価 7点
自己評価ですのでご了承下さい。
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洋楽 Because I Love You / スティ-ビ-・B
2008-10-08 Wed 19:11


【解説】
マイアミ出身のスティ-ブン・バ-ナ-ド・ヒルは、プロ並みのテニスの実力に加えて、Tシャツやカ-ステレオの販売、観光ビジネス、ナイト・クラブの経営などで成功を収めた実業家でした。
80年代に音楽ビジネスに乗り出し、86年にスタジオを開設すると自らを「スティ-ビ-・B」と名乗り、90年にダンス・ヒットを放ちました。
それに続くこの曲、ラブ・バラ-ドの「ビコ-ズ・アイ・ラブ・ユ-」です。

この曲は90年12月に4週全米1位に輝き、日本でも人気の高い有名な曲。12月にヒットを放っていた曲ですから、クリスマス・シ-ズンや冬をイメ-ジしたオムニバス・アルバムにもよく収録されています。
彼の独特な甘い声と、とてもロマンティックなメロディで世界を魅了した名曲です。

自分もFM局でよくリクエストされてかかっているのを聴いて好きになった曲です。
これからの季節にピッタリな癒しの一曲ですね(^^)
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洋楽 JUST THE TWO OF US / グロ-ヴァ-・ワシントン・Jr
2008-10-08 Wed 19:10


【解説】
フュ-ジョン界を代表するサックス奏者の一人 グロ-ヴァ-・ワシントン・Jr。
この曲はそんな彼の代表曲でポップ・チャ-トでも、R&B・チャ-トでも上位の成績を残している人気の高い曲です。
グロ-ヴァ-の広い音域を自在に操るテナ-・サックスにビル・ウィザ-スのヴォ-カルが心地よくマッチした大人のサウンドに仕上がっています。
この曲はかつて「クリスタルの恋人たち」という邦題もつけられていて、この邦題を知っている方は、年季の入った玄人ファンなのだと思われます。

渋く、大人の雰囲気タップリのこの曲は甘く、切なく胸に響いてきます。
そしてやっぱり、偉大なグロ-ヴァ-のサックスが素晴らしく、その音はまるで宇宙に誘うかのようにトリップさせてくれます。

自分も大好きな同じサックス奏者のケニ-・Gの音は甘いスゥイ-ツのようなサウンドならば、このグロ-ヴァ-・ワシントン・Jrのそれは、ほろ苦いビタ-のようなサウンド。

少し、アダルトな雰囲気を味わう時に聴くにはピッタリの、とても癒される曲です。

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マスク
2008-10-07 Tue 18:56


マスク

【スト-リ-】
「頭蓋骨形成異常」という2200万人に一人の奇病、通称「ライオン病」を抱えるロッキ-・デニス。 骨が膨張し、顔がライオンの様に変形してしまう病気のため、常に生命の危険にさらされているロッキ-だったが、母親のラティスや友人達は彼を特別視せず普通の人間として接していた。
そんな環境の中、自分が抱えるハンディに臆する事なく、前向きに青春を謳歌しようとするロッキ-はある日、サマ-・キャンプに参加し目の見えない美しい少女に出会い、恋に落ちるのだが・・・。

1985年、カンヌ国際映画祭女優賞を受賞した感動ヒュ-マン・ドラマ。

【レビュ-】
「マスク」とはジム・キャリ-の大ヒットコメディ作品とは全然違います。
中には、ジム・キャリ-のそれと間違えて鑑賞してしまったという方も意外といらっしゃる という事ですが、タイトルが同じこの作品を鑑賞出来て良かったという声もあるようです。それほど素晴らしい作品。

2200万人に一人という奇病「ライオン病」。この病気の名前は聞いた事がありますが、この作品を鑑賞するまで、どのような病気なのか知りませんでした。
頭蓋骨の形成が奇形によって膨張し、脳を圧迫してしまい、その奇形が顔全体にまで及び、本当にライオンの顔のようになってしまう特殊な病気です。

このように外見、しかも顔に奇形の症状が顕著に表れてしまう病気なので、とても気の毒だと思ってしまいました。
しかし、この作品に登場してくる人物はその様な事柄には目もくれません。
自分はなんて浅はかなのかと逆に教えられました。

主人公ロッキ-・デニスはこの病気にも毅然と立ち向かい、明るく前向きに日々を生きていました。学校に行って顔をからかわれても、それをユ-モアに変え、少しずつ周りを変えて行きました。その心はとても強く、ポジィティブで勉学も怠らない、素晴らしい心の持ち主でした。
また、彼の母親ラティスが素晴らしかった。奇病を抱えた我が子を、普通の子にするように優しく、時には厳しく、それこそ尻を叩いて外に送り出すかのように、隔てなく接して普通の学校にも通わせていました。
こうした環境ですから、ドラッグにも手を染めてしまう事もあったのですが、母親の周りにいる一見、ゴロツキに見える男たち。彼らもロッキ-に対して暖かい手を差し伸べて見守っていました。

暖かい、人間としての優しい心って見た目では分からないですし、人間の接し方や社会などもこうした障害を抱えた人に対しての受け皿は大きくして向かえて欲しいと思います。
この作品のロッキ-に対する人物像は、ただの優しさではない、暖かい人が多かったのが印象的でした。

そして、サマ-・キャンプに参加して出会う少女に恋をするのですが、その少女がロ-ラ・ダ-ンでした。まだ若い彼女は本当に美しく聡明な少女でした。目が見えない役なのですが、心も美しいその役はとてもピッタリですごく良かった。本当に容姿も心も美しい少女でした。

そこから物語は進んで行きますが、その後は鑑賞していただければと思います。
まだまだ障害を持っている方には厳しい世の中。この作品でもそうした事が描かれていますが、主人公ロッキ-の明るく前向きな、障害に負けない心が鑑賞している者を救ってくれます。
そして彼を暖かく見守った周りの人々。とても素晴らしかったです。

障害を持った方への接し方や心のあり方を教えてくれているような、そんな作品でした。
こちらの「マスク」も素敵な気持ちになれる作品ですよ(^^)

ユウ太的評価 8点
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いまを生きる
2008-10-04 Sat 18:26


いまを生きる

【スト-リ-】
1959年、アメリカのバ-モントにある名門全寮制高校。生徒たちは、伝統と規律や親の期待に縛られながら日々をやり過ごしていた。
そこに同校OBの教師キ-ティングが赴任してくる。マジメ腐った詩の教科書を破り捨てさせ、机の上に立ち、生きる視点を変えることを教えるキ-ティング。破天荒な彼の授業を通して、生徒たちは自らを自由に語り合うようになり、自分の道をあゆみだす。
だが、彼らの前に厳しい現実の壁が立ちはだかる・・・。

名門校の新任教師と生徒たちのふれあいと成長を描いた感動作。
(参考 Amazon より)

【レビュ-】
ずいぶん前に鑑賞しましたが、未だに自分の中では色褪せない、好きな作品です。

以前、この作品が公開されて少したった頃、何かの雑誌で拝見しましたが、どこかの町の映画館のポスタ-だったか「ハリウッド版 金八先生!」と書かれているのを見て、思わず笑ってしまいました。
が、あんな先生が居たら・・・という内容は同じだと思いました。

ロビン・ウィリアムス という俳優を「グッドモ-ニング・ベトナム」で知り、彼の次の作品という事で鑑賞しました。
「グッドモ-ニング・ベトナム」では機関銃の様に喋りまくるDJ役だったのに対し、名門学校の教師という役であったため、どんな感じなのだろうと思って観ましたら、教師役がとても素晴らしくて感動しました。
今でこそ、先生役といったらロビン・ウィリアムス とイメ-ジ出来るくらい様々な素晴らしい役をこなし、印象深く残っている人も多いと思いますが、この作品で彼の教師役を観た方も当時は多かったですよね。ロビンにとっても教師役の原点の様な気がしてなりません。
そして、その役を見事に魅力たっぷりに演じて魅せてくれたと思います。

名門学校の校風、授業なんかをそれこそ「ブッ壊す」みたいに型破りな教え方で生徒に接していったキ-ティンク゛先生。 海を愛し、自らを「キャプテン!(船長)」と呼ばせ、それまで雁字搦めに学校に縛られていた生徒達を、湾から大海原へと駆り立てるかのように導き、勉強の他に人生も教えていきました。
そして、生徒たちに「視点を変えて色々な物事を見る」素晴らしさを教えていて、自分も色々と教わった気がしました。

こんな先生に出会えたら、本当に人生が変わるのでしょうね。自分は残念ながら「恩師」と呼べる方には出会えなかったと思います。
中学の頃、隣のクラスに何かの小説だかのモデルになったという先生は居ました。その先生には、あの頃悪さばかりしていた自分らに体当たりで指導してくれたというちょっと良いエピソ-ドはありますが、担任ではなかったから、好きな先生だったけどめいっぱいお世話になったとは言いづらいので・・・。
けれどそうした人物は学校の先生だけではないですね。色々な方から良い事や、仕事や社会の事、悪い事や要領も教わりました。人は確かに勉強だけじゃないと思います。
世の中渡っていく術、こうした事も大事だなと思います。


この作品の生徒たちは、こうした環境ですから、学校の先生から非常に大きな影響を受けるのだと思います。 彼らは少しずつ変わっていきましたね。

このキ-ティング先生は彼らに人生と生きる事を教えました。タイトルの通り「いまを生きる」ということを・・・。 自分もこんな人に出会っていたなら、もうちょっとマシな人間になったかも知れませんね。

その後、様々な出来事があり、物語は進んで行きます。
そして、感動的なラストは自分、もう何度もこの作品を鑑賞していますが、初見からしばらく何回かは涙でクシャグシャになって鑑賞しました。 それだけ素晴らしい名シ-ンを迎える事になります。

自分はこの作品を観て、ロビン・ウィリアムスを好きになっていきました。その後の彼の作品も素敵な「先生」の役が多いですよね。
あの笑顔はとても好きですし、心が暖かくなる、ジ-ンとくる作品。あの生徒たちがもっと早くこの先生に出会っていたら・・・ と思うのは野暮な考えでしょうか? ここには賛否両論存在すると思いますが、自分もあの場にいたら立ち上がってあの言葉を叫んでいたでしょう。

シネマレビュ-に興味深い事を書いている方が居ましたが、最後、みんながみんな同じ行動を取らなかったところが深い余韻を残す、名作なのだと。 そこは金八先生と違う良いところだと。
鑑賞した方は如何でしょうか?

若い頃に鑑賞して良かったなぁ と 年を少しとった今、しみじみ思います。(^^)

ユウ太的評価 8.5点
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海を飛ぶ夢
2008-10-03 Fri 18:32


海を飛ぶ夢

【スト-リ-】
25歳のときに海で起きた事故で、首から下の全身の自由が奪われ寝たきりの生活を送り続けてきたラモン・サンペドロ。
26年もの長い間、彼は家族の絆や介護に支えられ穏やかに暮らして来たが、自分らしく生きる為に「尊厳死」という選択をするが、彼を心から愛する人々は彼の選択に動揺し、葛藤する・・・。

第77回アカデミ-賞 外国語映画賞受賞作品。ラモンのモデルは実在の人物である実話作品。

【レビュ-】
テ-マが「尊厳死」という、とても重いものでしたが、あちこちで評価が高くずいぶん前に鑑賞した作品です。
首から下の全身麻痺で何をするにも人の手を借りなければ生きていけない主人公ラモン。しかし、彼は多くの人に愛されて生きていました。彼を暖かく見守り献身的に介護する家族。暖かい環境にいる事が出来て生きる尊さを感じているはずなのに・・・。

しかし、重い障害を持っているラモンにはそれも辛い事だったのでしょうか?
「生きる事は『義務』ではなく『権利』だ」 非常に深い、重い言葉だと思いました。彼は「尊厳」のある死を望み、26年間夢見て生きてきた。とても辛い人生だったと思います。
けれどその彼を支え、愛情深く見守ってきた家族は、死を夢見てるラモンにとってなんだったのでしょう。 それぞれに主張があり、それと同じくエゴがあると思います。
この事に対する答えは、自分は見出す事は出来ません。

ラモンが死を望むにしても結局、その行為も他人の手を借りなければ遂行する事が出来ない というのも悲しい事でした。
「尊厳死」とは何なのだろう?
ラモンは人々に愛され、皆が生きて欲しいと願っていた。彼も人の手を借りれば、生きることは可能だった。
だが彼の精神は絶望していたのだろう。体は動かせないが痛みも苦痛もなかった(と思う。)精神の苦痛を除いては・・・。

残される家族はこれからその精神の苦痛を味わうのだろうな。それはラモンの独りよがりで。
けれど、ラモンはずっと苦痛を胸に長い間生かされてきた。 
複雑でやりきれない思いがあふれてきて、自分も苦しかったです。
しかし、色々な事を考えさせられました。生きる事、生かされる事。そこには生かしておく事、生きて欲しいという願望と死なせて欲しいという欲望。
尊厳、自殺、死、愛情、家族、そして人生というものを・・・。

主人公ラモン・サンペドロを「ノ-カントリ-」の殺人鬼アントン・シガ-で強烈な演技を見せてくれたハビエル・バルデムが多彩な表情の演技で見事に演じていました。
この本作の中でも、事故に遭う前の若かりし頃のラモンも登場し、髪の薄くなった後年のラモンと同一人物か?思わせる変わりようで演じていましたね。
「ノ-カントリ-」の時も強烈なシガ-を観て、「あのラモンと一緒なのか?」と驚愕したのは記憶に新しいです。
首から下が動かせないという、難しい役でしたが、とても素晴らしい演技でした。拍手ものです。
この事だけでも一見の価値ありです。

「海を飛ぶ夢」とは、精神の苦痛から解放される「死」を望んだラモンが日夜、まさに夢見たものだったのでしょう。
あの夢に登場したシ-ンの海を飛んでいる映像は、とても綺麗で悲しかったです。

彼は今、あらゆる苦しみから解き放たれ、世界中の海を飛んでいるのでしょうね。

これは海のように深く、重い作品ですが鑑賞して良かったと思います。いつか、その答えは人生をもっと刻んでいって、いつか空に解き放たなければならない、人生の映画だと感じる所で御座います。

ユウ太的評価 9点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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サマ-タイムマシン・ブル-ス
2008-10-03 Fri 18:31


サマ-タイムマシン・ブル-ス

【スト-リ-】
真夏にク-ラ-のリモコンを壊してしまったSF研究会の部員たちは、突然あらわれたタイムマシンを見て、ク-ラ-のリモコンが壊れる前にタイムスリップしようと試みた。
壊した昨日にタイムマシンに乗って戻り、リモコンを手に入れた研究会の面々。しかし、それは過去を変えるという危険な行為だった。
そこで再びタイムマシンに乗り、過去を戻すという大冒険が始まる。

「踊る大捜査線」シリ-ズの本広克之監督が、ヨ-ロッパ企画の人気舞台劇を映画化した青春SFコメディ。

【レビュ-】
気がついたらもう10月に入り、あの暑かった気候も少しずつ穏やかに秋めいてきましたね。
あのくそ暑い夏よカムバック!!ということで邦画作品「サマ-タイムマシン・ブル-ス」を鑑賞しました。
バカバカしいですがとても面白かったSFコメディ作品。
大学のサ-クルのゆる~い雰囲気と、暑い映像に負けないくそ熱いテンションが嫌になりそうでならない、絶妙な可笑しさ。
そこに突然表れた謎のタイムマシン。随所に「バック・トゥ・ザ・フュ-チャ-」を思わせる小ネタもチラホラ見られ、いつの間にか楽しく鑑賞していました。

タイムマシンがあったら・・・色々と壮大な事を思い浮かべますが、壊れたク-ラ-のリモコンを過去に行って壊れる前に取ってこよう!なんていう貧しい発想!非常に好きです!!爆爆爆っ
頼むから電気屋さんに行ってク-ラ-買ってこいよ~と思ってしまいますが、そこは貧乏なSF研究会の学生たち。 悲しいかな、タイムマシンでそんなしょ-もない事を必死にやっていました。
まさに「Mission Complete!♪」 いちいちゲ-ム感覚でケラケラ笑ってしまいました。

しかし、ク-ラ-のリモコンたった一つであそこまでのドタバタ劇を作ってしまったのは、とても関心してしまいました。元々は人気を誇る舞台劇ですから本当に完成されたものなのでしょう。
因みにDVDで紹介のあった、舞台劇のほうで使用されたタイムマシンは「ドラえもん」のあのタイムマシンでした。爆!
その舞台劇のDVDもあるようなので、機会があればそちらも観てみたいと思いました。

物語も大学生たちの夏休み期間でやることもない、ダラダラした日常のサ-クル内での一日 から始まっていますが最初から全て繋がっているという、よく練られた構成。一つ一つのシ-ンに「ん?」ていうのがあちこちありましたが、段々と繋がって「あ~あれかぁ!」と楽しく観ていけました。
二回鑑賞するとネタがちゃんと解るという。バカバカしくて可笑しいです。

またしても、邦画も面白い と感じさせてくれた作品でした。

また余談ですが、自分は特に上野樹里という女優さんは好きでもなんでもありませんが、この作品の彼女はなぜかみょ~に魅力的に見えました。なんでだろ??
最後のエピソ-ドも笑えました。

少し気候が穏やかになって、気候の変化や夏のたまった疲れが出て体調を壊しやすい季節。
そうした時期に夏のモワッとした暑さ、暑苦しいテンションとゆる~い雰囲気のあるコメディを観て、笑って元気をもらえた作品でした。
久しぶりに映画で沢山、笑えたなぁ 楽しい映画です♪

ユウ太的評価 7.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
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洋楽 To Love You More / セリ-ヌ・ディオン
2008-10-02 Thu 19:00





【解説】
1995年に初めて日本でリリ-スされた ご存知、セリ-ヌ・ディオンの曲。
この曲はフジテレビ系のドラマ「恋人よ」の主題歌というタイアップもあり、日本でミリオン・セラ-も達成し、セリ-ヌはゴ-ルド・ディスクも授与された。
オリジナル・ミックスにクライズラ-&カンパニ-も参加し、編曲も手がけている。
後に、クライズラ-&カンパニ-はセリ-ヌのバックとして、この曲で共演したが、翌年1996年に解散。ヴァイオリニストの葉加瀬太郎がその後のセリ-ヌのワ-ルド・ツア-に参加し高い評価を受け、注目されるようになった。

セリ-ヌといえば映画「タイタニック」のテ-マ「My Heart Will Go On 」が有名で人気が高いですが、自分はもっと前から彼女の曲が好きでした。
1993年の「Power Of Love 」、非常にパワフルで歌唱力のある彼女のこの曲が大好きでした。
自分の中で、セリ-ヌと言ったら「The Power Of Love 」だったのですが、ドラマに使用されたこの「To love You More 」の優しいフレ-ズが胸に響いてきて、ますます彼女の曲が好きになっていった、思い入れのある曲です。

この曲を綺麗に盛り上げている葉加瀬太郎氏のヴァイオリンの旋律が、またとても美しく、とても癒されてしまいます。
葉加瀬氏が世界でも注目を浴びるようになった理由の一つは、一流のア-ティストは歌い手の妨げにならないように演奏をし、尚かつ、強烈な印象を与えながら曲を入れるというテクニックがあるからだと自分は思います。

それまでの日本のジャズ、フュ-ジョンのア-ティストたちは歌手とコラボすると、やはり楽器のほうが強く前面に出てしまうような演奏が多かったです。
しかし、葉加瀬氏のそれは非常に心を配り邪魔をしない演奏、そして歌手のパワ-に全くひけをとらない見事な演奏でしたので、一発聴いただけでその存在を植え付けられてしまった、素晴らしいア-ティストだと思いました。 また、自分はヴァイオリンの音も好きなのですぐにお気に入りの一曲となってしまいました。

今回、色々と探してみたのですが良い音のものがあまりありませんでした。しかし、葉加瀬氏のヴァイオリンソロのものも見つけたので一緒に貼ってみます。

心が洗われるような、素敵な調べを聴いてみてください。(^^)
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