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理由
2010-09-02 Thu 19:41



理由



【スト-リ-】
1986年、フロリダ州オチョピー。わずか11歳の白人少女ジョウニー・シュライヴァーが無残な死体で発見された。逮捕されたのは、黒人青年ボビー。死刑判決を受けた彼は、8年後にある行動を起こす。死刑反対論を唱えるハーバード大学教授ポール・アームストロングの元に無実を訴える手紙を出したのだ。過去に遡って調査を開始するポールの前には、次々と意外な事実が浮かび上がってくる…。

製作総指揮と主演にショーン・コネリー。ローレンス・フィッシュバーン、エド・ハリスら個性派俳優が脇を固める。観る者を次々と裏切り続けるショッキング・サイコ・スリラー。




【レビュ-】
自分が良く行くツタヤさんのお勧めコ-ナ-にあった作品。
ショ-ン・コネリ-主演の作品で見逃していた事もあり、レンタルしました。


ツタヤのお勧め良作!とかなんとか、その棚に他にも観たい作品がチラホラありましたが、サスペンス、そして自分の中でも「サ-」の称号であるショ-ン・コネリ-主演という事で、手始めにツタヤの戦術にはまってみたのですが、率直に言うと大変に惜しい映画だなとの感想です。


ショ-ン・コネリ-の役は死刑反対論者の大学教授という役で、過去に見せてきた役の様に知的な紳士といった人物でした。
そんな教授が凄惨な殺人事件に巻き込まれていく姿を描いた作品でしたが、途中までは本当にハラハラ・ドキドキで真犯人は誰なんだろうか?と希に見る面白いサスペンスだと思ってました。

多分、1時間位の展開までは満足度はかなりの高得点です。 

この事件は11歳の少女が殺害された惨たらしい事件で、起こった町は人種差別がある独特の地域。逮捕された容疑者は優秀な黒人大学生。
彼を捕まえたのが黒人嫌いの白人保安官と、白人の犬と言われている黒人保安官。


舞台であるこの町特有の陰湿な雰囲気や、怪しい人間関係などがよく練られていて本当に良かったです。

またもう一人強烈なインパクトで登場するのが鍵を握る死刑囚を演じたエド・ハリス。これは凄くビックリします。

他にも黒人保安官も「マトリックス」でモ-フィアスを演じたローレンス・フィッシュバーンもかなり良かったです。
コネリ-は別ですが、他の二人がそれまでの自分のイメ-ジを覆す様なキャラを演じていたので、とても印象に残る怪演でした。


と、途中までは複雑に絡み合った怨恨というか、いい雰囲気でドラマは進行していくのですが、途中から一気に失速してしまうのです。
なぜならば犯人が判っちゃうんだな。これが。それに熱が冷めてしまう理由は犯人が判ってからラストまで、時間がかなりあるので冷めちゃうんです。

前半はかなり良い感じのサスペンス劇で、背景にある物もとっても良いので凄く期待したのですが・・・
だから余計に残念だと思います。キャラも本当に良かったのですがね。


もっと色々と引っ張って、最後の最後にどんでん返しを持ってくれば高評価な作品になれただろうと思われる映画。
最後まで分からないで観れた方だけ充分に楽しめると思いますが、大半の人はすぐ分かっちゃうと思われます。
あと30分引っ張って欲しかった、とても残念な作品でした。





ユウ太的評価 5.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。


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消されたヘッドライン
2010-01-09 Sat 18:15



消されたヘッドライン



【スト-リ-】
1人の女性の死亡記事がきっかけで、ワシントン・グローブ紙の記者たちは被害者女性と国会議員のスキャンダルを追ううちに、事件前夜に起こった別の殺人事件との奇妙なつながりを見出す。ベテラン記者のカル・マカフリ-は、旧友であり渦中の議員スティ-ブン・コリンズとの接触を試みる。コリンズとのやりとりの中で、新聞記者独自の調査方法と鋭い嗅覚で、事件の真相に迫っていくカル。だが、そこのは想像を絶するアメリカ最大の闇が待ち受けていた…。

2003年にイギリスBBCテレビで放送された巨大権力と新聞社の闘いを描いた骨太なサスペンスの映画化。国家権力や莫大な利権が絡む謀略の構図を暴こうとする新聞記者の苦闘を描く。一流サスペンス・アクション!





【レビュ-】
昨年より観たかった作品でしたが、やっと今年になって鑑賞しました。

事件を追う新聞記者を描いた社会派サスペンス。というイメ-ジで、期待して鑑賞しましたが自分的にはまぁまぁ楽しめた作品でしたね。

色々と評価を見るとイマイチな評価が目立つ感じですが、自分はそれほど悪くないと思いました。 劇中も結構ハラハラさせられるシ-ンもあったりと全体的にはよくまとまっていると思います。
しかし、最後の最後で「ん?」という印象が残ってしまうのは残念かなと。。。 それが低い評価に繋がっているのだと思います。


新聞記者の主人公カルをラッセル・クロウが演じていましたが、自分はこのカルというキャラに合っていたと思いますね。実は、最初のキャスティングではこの役にブラッド・ピットが起用されるはずだったとの事。 でもラッセル・クロウも良かったと思います。

「絶対に真実を暴いてやる」的なオ-ラを持ち、ネタの為なら多少の強引さやリスクも構わないという、雰囲気としては昔のブンヤ(新聞記者)っぽく走り回る現場主義の熱血漢といったキャラクタ-でした。


一方、そのカルの友人で現在は将来を有望視された議員スティ-ブンをベン・アフレックが演じています。
コチラの役はエドワ-ド・ノ-トンがキャスティングされていたという事ですが、ノ-トンの演じたスティ-ブンも観てみたかったかなと思います。 ブラピとは違ってノ-トンはこの役にハマったかも等と妄想してしまいますが、ベン・アフレックもなかなかピッタリでしたね。
目立ちすぎず、地味すぎず。ちょっと怪しい何かを匂わせ、スキャンダルで叩かれまくる議員。良かったです。


消されたヘッドライン イメ-ジ1



スタ-性充分の実力も兼ねた若手議員に浮上したスキャンダル。別の殺人事件を追っていた記者とは旧知の友人。記者の立場からその友人を取材対象にし、裏を取っていく中で繋がっていく殺人事件。次から次へと疑惑と謎が浮かび、やがてその背後にある大きな闇にたどり着いていく。。。

と流れとしてはこんな感じで凄く面白そう!と感じるでしょう。 実際、途中もハラハラさせられたり、疑惑、謎もドキドキしたりと楽しめました。
真実も掴めそうで見えなくなり、届きそうで逃したり。記者の勘や推理、情報のつかみ方やウラの取り方なんかも面白かった。謎や疑惑がひっくり返り、またひっくり返る展開も見応えがありました。


ただ、最後は「ん?」という感じで収束されてしまったのは残念でした。もう一つの悪が急に視界から消えちゃったのは良いのかなと。
結局、こっちも向こうも色々と工作はしていたんですよね。こっちも悪いんだけどあっちの罪はいずこへ。。。と、自分としてはちょっと納得がいかない感じでフィニッシュしてしまったのが残念でなりません。


全部○○が悪いという訳ではないですよね。これ。 あっちもやっぱり妨害工作をしているんですよね。
そこら辺のまとめが上手くできていないのが不満であり、すごく良かったという印象は残念ながら残りませんでした。

が、全体としては面白かったかなと甘めの評価に自分はしております。 主演2人の演技、キャラとのシンクロが妙にハマっていたからだと思います。

それとヘレン・ミレンも良かったですね。女性編集長ってきっとあんな感じかなぁとリアルで良かったですし、登場が少なくて贅沢な起用でしたね。


消されたヘッドライン イメ-ジ2



今年最初の映画(DVD)鑑賞としては楽しく観る事が出来ました。(^^)






ユウ太的評価 6.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。



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チャイナタウン
2009-12-15 Tue 20:23



チャイナタウン




【スト-リ-】
1937年のロスアンゼルス。私立探偵ジェイク・ギテスはモーレイ夫人からダム建設技師である夫の浮気調査を依頼される。だが、盗み取りした写真がなぜか新聞に掲載され、それを見たもうひとりのモーレイ夫人が現れる。実は彼女こそ本物で、名をイヴリンという。ジェイクはこれがダム建設をめぐる疑惑と関係ありと睨んで調査を開始するが、モーレイは溺死体で発見され、ジェイクもまた謎の男たちに暴行を受ける。
探偵と依頼人という関係を越えはじめたイヴリンとジェイクだったが、なおも謎は深まるばかりだった・・・。


名脚本家ロバート・タウンのオリジナル・シナリオ(アカデミー賞オリジナル脚本賞受賞)を、ロマン・ポランスキーが監督を務めたハードボイルド・ミステリー。
後に、ジェイク役を気に入ったジャック・ニコルソンが自ら監督主演して、事件の10年後の日々を描いた続編『黄昏のチャイナタウン』も製作された。



【レビュ-】
今回も「ブログ DE ロ-ドショ-」に参加させて頂きました。ありがとうございます。(^^)
この素晴らしいイベントで、以前から観たかったけどなかなか手に取る事をしなかった作品、「チャイナタウン」を鑑賞する事が出来ました。

皆さんとこうして同時期に同じ作品を観る。うん、とってもエキサイティングで素晴らしい。



作品のジャンルとしては、自分の記事のカテゴリ-には「サスペンス」と括っていますが、サスペンス、ミステリ-なんだけどちょっと違うような、やっぱり「ハ-ドボイルド」という言葉がとてもよく似合う映画だったと思います。

勿論、主人公が事件に巻き込まれていくというのがあるので犯人捜しや謎解きが軸にあるのですが、この作品はそれよりも各キャラの抱えている影の部分や秘密が明かされていくのが、一番面白かったですね。

私立探偵の主人公。と、もうここがハ-ドボイルドなのでしょうがこの主人公ジェイク・ギテスを演じたのがジャック・ニコルソンでした。
ジャック・ニコルソンといえば「怪演」というイメ-ジが強いのですが、この私立探偵ジェイクは格好良くてハ-ドボイルドしていましたね。いちいち煙草を吸う仕草も格好良かったです。


チャイナタウン イメ-ジ1


それともう一人、途中よりジェイクを雇う依頼人となるイブリン・モ-レイ夫人をフェイ・ダナウェイが演じ、これまたジャック・ニコルソンにヒケを取らない存在感でした。

この二人で印象に残っているのがやっぱり鼻を切り裂かれるシ-ンと、イブリンがジェイクにビンタを喰らうシ-ンです。
どちらも痛いシ-ンなのですが、特に何度も往復ビンタをされるフェイ・ダナウェイに女優根性を見た気がします。
あのビンタは本気の張り手だったと思いますね~。 その時、深い闇の確信を吐き出す。ショッキングな内容でした。



最初は夫の浮気調査という、なんともお粗末な調査の仕事でしたがその背後にある大きな事件に巻き込まれ、誰が殺ったのか、その目的は・・・ といった謎が次々と沸き上がり、犯人像が見えてきそうでまた消えてしまう、どんどん展開が広がっていくといったミステリ-はとても見応えがありましたが、自分はそれよりも事件と並行して行った各人の抱いている影の部分や、心の闇が徐々に明らかになっていくもう一つの核が非常に見応えがあり、面白かったと思いました。

本当、この作品は自分も先が見えず、次々と浮き出てくる疑惑の念にかられ、ようやく見えてきた巨大な悪に嫌悪感と怒り、そしてやるせない気持ちにさせられました。最後もあのような終焉を迎えるとは・・・。

ジェイクも当初は金持ちの夫人から大金を戴こうと目論んでいたと思いますが、次第に違う感情を抱き、見えてきた忌まわしき真実に動かされ彼女を守ろうとしたのでしょうね。その辺りの心情の変化も見応えがありました。


チャイナタウン イメ-ジ4



最後のエンディングもこの作品にはあれが一番合うのでしょうね。タイトルの「チャイナタウン」も、あの最後の台詞の為だけに創られた作品なのかとも思えました。
深い余韻を残す終焉でしたが、自分は見事にこの映画にヤラレたのでしょう。あの人物がこの後どうなったのか・・・。 続編と言われている「黄昏のチャイナタウン」も無性に観てみたくなりました。



それとこの映画を盛り上げ、暗く重い雰囲気をさらに魅力的にしていたのがジェリ-・ゴ-ルドスミスの音楽でした。
この作品の雰囲気にピッタリで何とも言えない見事な演出効果をこなしていましたね。
この音楽でグッと引き込まれ、最後も深い余韻にさせられる素晴らしい音楽だったと思います。個人的にこういうテイストの音楽は大好きです。

それと「ロッキ-」のポ-リ-役でお馴染みのバ-ト・ヤングが出ていて流石、ポイント的な良い役をやっていたのが何気に良かったです。彼の雰囲気も良い感じでした。



チャイナタウン イメ-ジ3



この「チャイナタウン」はポスタ-やパッケ-ジに描かれているイラストの様に、キツイ煙草を吸っているような大人の雰囲気満点の映画でした。
煙草で例えましたが、苦いコ-ヒ-のようでもあります。 煙草の煙や臭いが嫌いな人、苦いコ-ヒ-が嫌いな人が居るように、このような作品も嫌いという方もいらっしゃるかも知れません。 

そんな感じの作品だと思います。 自分はすごく楽しめて思いっきり余韻を残しました。
まさにハ-ドボイルドという言葉そのもの。そのカテゴリ-の傑作と言われる意味を理解しました。良かったです。


そして、今回も皆様と「ブログ DE ロ-ドショ-」を楽しむ事が出来ました。この作品をセレクトして下さいましたロッカリアさんをはじめ、皆様、毎回本当にありがとうございます。(^^)





ユウ太的評価 8.5点
自己評価ですのでご了承下さい。
皆さんもよろしかったらコメントに評価を入れて下さいね。
 
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ニュ-オリンズ・トライアル (再見)
2009-11-15 Sun 18:25



ニューオーリンズ・トライアル




【スト-リ-】
ある朝、ニューオーリンズの証券会社で銃乱射事件が発生。犯人は11人を射殺、最後には自殺した。
この事件で夫を失った女性セレステが地元のベテラン弁護士ローアを雇って、犯人の使用した銃の製造メーカー、ヴィックスバーグ社を相手に民事訴訟を起こす。2年後、いよいよ裁判が始まろうとしていた。被告側は、会社の存亡に関わるこの裁判に伝説の陪審コンサルタント、フィッチを雇い入れる。彼は早速あらゆる手段を駆使し陪審員候補者の選別に取り掛かる。やがて陪審員団が決定するが、その中には謎に包まれた男ニックも含まれていた・・・。
  
『ザ・ファーム / 法律事務所』 『ペリカン文書』 など多くのヒット映画の原作者としても知られるベストセラー作家ジョン・グリシャムの『陪審評決』を基に映画化した緊迫のリーガル・サスペンス。




【レビュ-】
第4回「ブログ DE ロ-ドショ-」の対象作品として鑑賞いたしました。
毎回、お誘いして下さり、そして皆様と共に楽しい時間を過ごさせて頂いております。本当にありがとうございます。(^^)


自分は以前にもこの「ニュ-オリンズ・トライアル」を鑑賞していましたが、今回改めて再見いたしました。(前回の記事はこちらで)

しかし、再見にもかかわらず冒頭から食い入る様に鑑賞し、前回鑑賞時よりも楽しめた作品となりました。(^^)

やはり日本でも裁判員制度が始まり、こうした陪審制の裁判に関心が高まった事などで色々と視点が変わったのが楽しめた要因の一つで、難解そうな裁判の流れなど今一度、勉強にもなった今回の鑑賞でした。

それと一度観て知っているので冒頭から以前とは違い、スト-リ-の解読に心を向けるのではなく役者の演技や編集、伏線、カメラワ-クなどに注目出来たのも、何だかとても面白い見方で鑑賞する事が出来ました。

感想は前回の記事に書いてあるので今回は違う事を書いてみようと思います。



物語の最初から幸せそうなホ-ムビデオを映し、間を入れずに事件勃発のシ-ンへと入る流れ。
この時点で幸せな普通の生活を、いきなり銃で奪われた悲劇を強調するかのように見せられ、観客を一気に引き込んでいます。
この裁判に注目するよう、計算された物語の始まり。 知らずのうちに映画の中の裁判に連れて行かれ法廷にと心を向けられます。

続いてジ-ン・ハックマン演じる陪審コンサルタントの凄さ、腕利きの様子が陪審員選定作業の中でクロ-ズアップされます。
陪審員になりたかった男が暴れるシ-ンで、被告側にとって不利な陪審となるのを見破ったのを見せ、このフィッチという男、只者ではないと見ている者に強烈に解らせる。
導入部から、もうこの映画にグイグイ引っ張られていたんだなぁと分かりました。

ニューオーリンズ・トライアル イメ-ジ2


そうした製作側の意図がすごく良く分かる、今回の視点。 自分自身楽しみながら鑑賞していましたね。

対する原告側のダスティン・ホフマンも落ち着いた雰囲気で流石の演技。穏やかな庶民の味方的な弁護士をそのまま演じるのですが、胸に秘めた熱い心もキチンと滲ませて演技を披露していたと思います。

ニューオーリンズ・トライアル イメ-ジ1


やはり圧巻なのは裁判所のトイレで対峙する二人の対決シ-ン。この映画の見所だと改めて思いました。
揺さぶりを掛け続けるフィッチ。ロ-アの用意した重要な証人を消し、裁判の流れを自分の方に向け完璧な勝利を掴む為の工作。 これに対し、きっと普段は怒りの感情を出す事はほとんど無いだろうと思われるロ-アが感情を爆発させフィッチに詰め寄る。法を侮辱し、審理を妨害するフィッチに正義とモラルをぶつけるのですが。。。

ニュ-オリンズ・トライアル イメ-ジ4


このシ-ンは二人とも見事な演技でした。 ここでロ-ア弁護士の想いは揺れ動くのですね。感情や心理の微妙な変化を見事に出していたと思います。

ハックマンは凄腕の陪審コンサルタント。その素性はモラルもどこ吹く風の、金で裁判を操る非情で冷酷な人物。そんな男を本当に完璧主義者のように冷徹に、時には激しく感情を露わにする起伏の激しい演技で迫力がありました。

ホフマンは自分の経験と腕、勘を頼りに弱きを助ける庶民派ベテラン弁護士。しかし、見えない力に流され法の力だけではどうする事も出来ないという苦悩に揺れ、そして最後には自分の信念を貫き金で勝利を買う事は捨てるという、正義の人を素晴らしく演じていました。

この二人の演技は申し分ないですね。



それとこの二人を掻き回すもう一つの勢力がありました。 そのパワ-バランスがこの物語を大変、面白いものにしているのですが、陪審員9号となったジョン・キュ-ザック演じるニックことニコラス・イ-スタ-。そしてもう一人レイチェル・ワイズ演じるマーリー。
彼らの目的はなんなのか?裁判の行方はどうなるのか?


この二人がフィッチとロ-アを揺さぶる揺さぶる。しかし、敵のフィッチもプロですから逆に危険な目に遭います。
リスクが大きすぎる賭け。何故、二人はここまでやるのか? 


ニュ-オリンズ・トライアル イメ-ジ3


駆け引きや妨害、心理戦があり非常に見応えがあります。

他の裁判ものにはない面白さがこの映画にはありますね。

ニックとマ-リ-の素性が段々と分かってきて、彼らの真の目的が明かされた時、そしてほぼ同時に裁判の評決が決まるのですが一回目鑑賞した時よりも、ブワ~ッと感激が込み上げてきました。

原告、被告両側に迫りつつも結局最後までイニシアティブを握り操作していたのは初見の時は分かりませんでした。彼らの思うシナリオ通りに事が進んでいたとはね。

その事は全部、知っていたのですが再見しても面白い。ていうか、より楽しめました。


再見して特に印象に残っているのがシ-ンの繋ぎの編集の上手さ、評決が出た後のフィッチとロ-アの映像。

ロ-ア弁護士の悠々と誇らしげに歩く姿をゆっくりと追うカメラの映像と、頭を抱えながらよろめき歩くフィッチを追うカメラは乱れ、ブレまくるその映像の対比も、撮り方で表す両者の心理状態をこんな所でも上手く出しているのかとニヤリとしてしまいました。

映画ってスト-リ-や脚本だけじゃないんだなと、今更ながら改めて感じさせられました。
そうやってまた違った視点で観るとスト-リ-、キャスティング、編集、構成など様々な点でもレベルの高い映画だったんだと思います。


再見も良いものですね。(^^) この作品の良さに気付かせて頂き「ブログ DE ロ-ドショ-」の新たな楽しみ方も発見する事が出来ました。今回もとっても楽しかったです。


本当に有意義で素敵な企画だと思います。 改めまして皆様には感謝を申し上げたいと思います。
そして今回、この作品を選んで下さいましたケンさん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

それと皆様、本当にありがとうございます。(^^)




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天使と悪魔
2009-11-11 Wed 19:06



天使と悪魔



【スト-リ-】
あれから3年――。ロバート・ラングドン教授は、歴史上最も謎に包まれた秘密結社“イルミナティ”の復活の証拠を発見し、彼らが最大の敵とみなす“カトリック教会=ヴァチカン”に致命的な脅威が迫っていることを知る。イルミナティの計画が密かに進行していることを突き止めたラングドンはローマに飛び、400年の歴史を持つ古代の“シンボル=暗号”をたどりながらヴァチカンを救う唯一の手がかりを探っていく…。

「ダ・ヴィンチ・コード」の著者、ダン・ブラウンによるベストセラー小説「天使と悪魔」を映画化した『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ第2弾。




【レビュ-】
「ダ・ヴィンチ・コード」から3年の月日を経て、とうとう映画化されたこの作品。 自分はそういえば記事を書いてないですが、「ダ・ヴィンチ・コード」を楽しめた一人で、その当時から映画化が決定していた「天使と悪魔」を楽しみにしておりました。
劇場鑑賞を予定していたのですが、やはり残念ながらその目的は達成されず・・・

DVDにてやっと鑑賞しました。


鑑賞して率直な感想は、自分としては前作を超えられず。DVD鑑賞でもまぁ良かったかな・・・といった感じでした。

それでもスピ-ディ-な展開と、イタリア、ヴァチカンの古き芸術的な建造物や観光地のような土地を、映画を通して全編に渡って観られたのはとても楽しく満足でした。


しかし、肝心の内容は前作「ダ・ヴィンチ・コード」のミステリ-を超える事はなく、サスペンス作品としては物足りない中身だったかなと思います。

というのは自分、もう早い段階から犯人と展開が判ってしまい、その人物を「怪しい」という目でずっと見てしまったから謎解きも何もない状態で鑑賞してしまったからだと思います。

多分、自分の他にも犯人が判ってしまった人多くいたんじゃないかなぁと思います。
この作品の造りとして、あの場面で「え~っ!! この人が犯人なの!?」と思わせたい意図は分かるのですが、残念ながら自分は全然、驚かなかったんです。
これでは楽しさが半減、いや大分無くなってしまいますよね。涙。


天使と悪魔 イメ-ジ4



ミステリ-としては科学の4大要素「土、火、水、空気」という4つを美術彫刻が表すそれと絡めていたのはとても面白いと思いました。
ここにタイトルである「天使と悪魔」を表し「宗教対科学」として描いていたのは流石だと唸りましたが、スピ-ディ-な展開上、パパッと暗号のような謎を解いていく様が少し気にはなりました。


芸術作品的な建造物、彫刻の指し示す犯行現場を解き明かし、犯人を追う という展開が次から次へと目まぐるしく繰りひろげられた「速さ」は面白かったと思います。

あと一歩。というところで追いつかない、犯行を防げない紙一重の展開が良かったですね。次期教皇候補の枢機卿4人が犯行の手にかかってしまうシ-ンは「SAW」のようにも思えました。


天使と悪魔 イメ-ジ3



それと当時、日本でもニュ-スでその名前と、古来より受け継がれてきた儀式を初めて知った「コンクラ-ベ」の様子や美しく幻想的な建造物、美術作品のような彫刻の数々を堪能出来る映像はこの作品一番の見所かも知れません。
本当に数多く、美しい街並みや美術が沢山出てくるのでちょっとした小旅行のような気分になれるのは嬉しかったですね。

それとこの美しい映像に良く合っていたのが音楽でした。
音楽を担当しているのはハンス・ジマ-。「バック・ドラフト」や「ザ・ロック」、最近では「パイレ-ツ・オブ・カリビアン」など勇壮でアドレナリンが出まくるような音楽も勿論、今まで本当に素晴らしいと思っていましたが前作に続き「天使と悪魔」でも幻想的で古き良き街並みや美術にも良く合う音楽だったと思います。
音楽は前作を超えたのではないでしょうか?それほど心と耳に残る音楽だったと思います。


また、ベストセラ-人気小説の主人公ロバート・ラングドン教授を演じたトム・ハンクスもこの役がすっかりお似合いだと思います。
歴史的、宗教学的な専門用語が飛び交いますが、前作よりも判りやすい内容になっており、これまでタブ-とされてきた隠された謎やミステリ-が半減していますが、誰にでも飲み込める内容になっていました。

天使と悪魔 イメ-ジ1


自分としては、「ダ・ヴィンチ・コード」で描かれていた宗教内のタブ-や歴史にずっと隠されてきたロマンティックなミステリ-に心を躍らされたのでそうした部分がほとんど無かったのは期待はずれでしたが、楽しく観る事はできました。


印象に残っている前作のラストシ-ンはとても美しく良かったですが、「天使と悪魔」ではそうした印象に残るシ-ンは無かったように思います。今回は建造物や彫刻といった美術品の美しさが際立っていましたね。


芸術を目で見て楽しみ、判りやすい謎解きを楽しむミステリ-、といったところでしょうか。
やはり小説の方が面白いのでしょうか?きっとそうなんだろうと思います。

期待しすぎたせいで個人的に少々、物足りない作品とはなってしまいました。ですがそれなりに楽しめた作品でした。





ユウ太的評価 6.5点
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